ぶじおくんが出勤前に何か持ってきました。
これ、 こんにゃくですよ! この不揃いな形はまさしく手作り。
ついに作っちゃったんですね。
数日前、芋を掘っているところでした。
まだ1年目なのに~ こんにゃくは3年くらいたった芋を使うと聞いたことがあります。 でも、1年で芋を掘り出してこれをまた植えるんだそうです。 で、その一部で作ったというわけです。
そういえば家にこんにゃく作りの本が置いてあった・・・・・・
そして炭酸カルシウムとかなんとかはどこに売ってあるかと聞かれたので、昔からある個人の薬局を教えてあげました。
そこは、わたしの母くらいのおばあさんがまだ元気でやっていて、昔へちま水を作ってもらったことがあります。 そこならこういう薬品類も置いてあるかもしれないと思ったのです。
そこへ行ったら、お目当てのものがあった上に、なんとこんにゃく作りのレシピまでくれたそうな。 しかもそのレシピが、本よりもわかりやすかったという
町の人の手作りお助け店だったんですねえ。
夫の母が元気だった頃、義母のお友だちがよくこんにゃくを作って分けてくれていました。 それは市販のに比べて身が柔らかくてぐじゃっとした感じがあり、色も薄黒く濁っていたように思います。 それでなんとなく食欲をそがれていたのですが、ぶじおくんの作ったのも身は柔らかめですがこしがあり、透明感がありました。
さっそく刺身にしてみました。
どうでしょう。漂白剤は使っておりませんが、色白の美人こんにゃくです。
なにより食感がぷりぷりしていて、歯触りがいいです。
そしてこのこんにゃくは煮物にするとさらに身が締まって固くなり、味がよくしみ込んでおいしかったです。
そしてどうやってつくったのか謎だったのが、この糸こんにゃく。 ぶじおくんの自信作です。
太さが市販の糸こんにゃくの倍くらいあるでしょうか。 切って作ったのではなさそうだし・・・・・・
種明かしー
お菓子を作るときのクリーム絞りの要領で、こんにゃくのたねをしぼりだしたんだそうですよ。 これは本に書いてあったんだそうです。
大成功の糸こんにゃく。 実家の母がお正月に必ずつくるお料理にしました。 糸こんにゃくを出汁で甘辛く煮て、ゆで卵の黄身をまぶすだけなのですが、娘たちは、ばあちゃんの糸こんにゃくが大好きなのです。
市販のこんにゃくよりも味のよく浸みた糸こんにゃくは、とってもおいしかったです。