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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

美しい夕焼けを見ながら

2021-06-21 23:54:11 | くらし
 何人もの人がUPされていましたが、昨日はとても空のきれいな日だったようです。
 わたしもきれいな夕焼けを見ながら家に帰りました。
 
 
 横に広がる雲が何層にも重なって、その上には放射状に広がる雲 あ、すみません、端っこの黒い影は車の屋根です。

 
 川の水も赤く染まっていました。
 
 
 
 この日私はどこに行っていたかというと・・・・
 
 西条市の総合文化会館
 
 駐車場にどでかいトラックが止まっていました。
 
 
 
 


 


 すごいです。20トン超ですと。あとこれより小さめのトラックが一台と
 照明設備会社のトラックが一台と
 スタッフをお迎えに来たマイクロバス。
 トラックを見ただけでこんなにわくわくするなんて。こんなに大がかりなコンサートは久しぶりです。 谷村新司のコンサートに行ってきました。彼の歌を生で聴くのは、アリスが再結成されて全国ツアーをしたときですから何年ぶり?
 
 今時のコンサート事情
 
 広々としたロビーにぽつぽつとテーブルが置かれ、チケットの裏に名前と電話番号を書くようになっています。アンケート用の鉛筆は入場者の人数分用意されていたようで、一度使ったものは使用済みの箱に入れるようになっていました。
 
 係の人が一人一人、手首で検温して、手指を消毒し、チケットは自分でちぎって名前を書いた方を箱に入れます。つまりスタッフの人もできるだけ触らないようにしているわけですね。
 
 客席への入り口は全開。
 指定席は一つおきに空席になっていました。つまり定員の半分の観客です。私は運良く抽選に当たってチケットを手に入れました。
 
 途中休憩をとってドアを開け空気の入れ換え
 
 歌ったり大声を出したりすることは禁止
 
 ひたすら拍手をし、ペンライトを振るだけです。(私は持ってなかったけど)
 
 私はかなり前の席だったので、谷村さんの顔のしわや目の下のクマまで見えてー彼の方からも一人一人に観客の表情までも分かったと思います。小さなホールのよさかもしれません。
 
 観客はシニアが目立ちました。彼と同じ頃に青春時代を過ごし、同じように年をとった人。わたしもその一人です。けれど彼の歌声は若々しく、わたしたちもまだまだ老け込んではいられないと思いました。
 「谷村文学選~グレイス~」コンサート全体に流れる人間賛歌。
 なじみ深い曲の中に、彼の思い入れの深い曲もちりばめながらの2時間。昔作った曲も年をとって経験豊かになったからこそより説得力のある歌声になり、聞くわれわれもまたその思いを自分の人生に照らし合わせて受け止めることのできる歳になりました。
 
 心豊かな気持ちで、美しい夕焼けとともに帰って来たというわけです。
 
 市街地から離れると、田園地帯では田植えの終わった田んぼに写る空がきれいでした
 
 
きれいな夕焼けは今日も見られました。
 
 
 
 
 昨日と同じような場所に同じような夕焼けが現れました。
 
 
 
 水に映った雲
 
 
 
 明日もいい日でありますように。
 
 
おまけ
 以前撮ったものですが、紹介するチャンスがなかったのでこの機会に載せます。
 
 フラミンゴのような、オレンジがかったピンク。

 
 
 
 
 別の日に
 
 遠くの石鎚連峰にだけ日が当たって、手前の低い山は陰になっています。なかなか珍しい夕焼け。
 ん? 今気がつきました。夕焼けではないですね。方角が東の方だもの。時刻は夕方なので、夕焼けが反射しているのかな?とても珍しい現象です。
 
 電線が邪魔
 




 
 










 
 
 
 
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胃カメラをのんできた(2)

2021-03-10 01:13:13 | くらし

 次の検査まで1週間、おとなしくしていましたよ。

 わたしの頸椎は1箇所ゆがんでいるそうで、少し根を詰めると痛み出します。10年前、個展を開くため3ヶ月ばかりうつむいて作業をしていたら首が回らなくなりました。(くわしくはこちら)以来、首の痛みは疲れのバロメーターみたいになっています。けど、こんなに肩から首から、のどの奥から奥歯から耳まで痛くなったのは初めて。去年の秋からこっち、疲れをためている上に最近の細かい作業と畑仕事を続けた結果であろうと自己判断しました。

 そして,病院へ行って考えたのですが、新型コロナ感染リスクの高い行動は控えること。知らず知らずのうちにウィルスを持ち込まないためにです。

 何度もカメラをのんだことのある友人がいて、今は麻酔をしている間に検査ができる病院に行っているそうです。

「寝ている間に検査が済んでいるから楽ちんよ。」

 そんなにつらいのか・・・・そういえば夫も胃カメラで検査中、あまりにもつらくてリタイアしたそうだし・・・

 次の週、エントランスのお花はかごいっぱいのアネモネに変わっていました。

 時間通り検査室に行ったら、先客がいました。受付に張り紙があって,一人検査が終わったらすべての消毒をするために予約時刻よりお待たせしています、とのこと。40分以上待ってやっと検査室の中の待機室に入りました。そして問診票に書いたことをもう一度確認してー

「8年前にも検査を受けていますね。そのときに気分が悪くなったりしたことないですか?」

 ええ!?

 なんか、初めてではないような気がしてたけど、2回目だったとは。そのときの記憶がすっかり飛んでいます。

 覚えてないと言うことはあまりつらくはなかったということね。と都合よく解釈して、

 胃を洗浄する薬を飲んで

 鼻に麻酔スプレー

 のどにもスプレー(だったかな?) 記憶が怪しい。

 カメラと同じ太さの柔らかい棒を鼻に突っ込んで、「ああ、通りますね。」

 驚いたことに右の鼻の穴からは通らなくて、左の穴は通りました。友人は鼻の穴が小さくて、のどから飲まなければいけないんですって。それがつらいんだと。

 のどの麻酔が効くまで少し待ってからいよいよ検査です。

 ここでやっと予定時間が遅れるわけを納得しました。普通なら前の人が検査中に、次の人がこちらで上記の準備をして待機し、検査が終わったらすぐ次の人を検査できるようになっているのですが、今は感染予防のために一人の人が終わったら、待機室を含めてすべて消毒をしてから次の人を入れるのでその分時間がかかるのです。

 感染者0が続く我が市でさえ、医療関係者は今まで以上に忙しくなっていたんですね。

 ベッドに横たわると、モニターの真横に顔が来るところまでベッドが上がりました。

 あとは少々の違和感や気持ち悪さを感じながらもスムーズにカメラが映し出す自分の胃の中を見つめていました。

 わたしは内視鏡や腹部超音波など、検査中の自分の体を見るのが大好き。骨のレントゲン写真ですら、まじまじと見ます。寝ているうちに検査を済ますなんてとんでもない。

 きれい~

 胃にも年齢が現れるかどうかはわかりませんが、胃の中は、外見よりもずっと若々しく見えました。

 というわけでさほどつらい思いもせず、検査を終えました。最後に先生からもう一度画像をみながらの説明がありました。

「どこも悪いところは見られないようです。よかったですね。安心してください。」

 そして、今飲んでいる骨粗鬆症予防のための薬が胃に影響しているかもしれない、と言われました。「調子が悪いようだったらそちら(整形外科)で胃薬もだしてもらってください。」 最後に、ちょっと遠慮がちに

「できたらもうちょっとダイエットした方が・・・・ お腹の肉が胃を圧迫して気分が悪くなることもあるので。」

 あちゃ、ぽっこりお腹をしっかり見破られていました。

 

 整形外科でこのことを伝えると

「なかに胃の調子が悪くなる人がいるねえ。」

 ああ、それを早く言ってよ。いや言われてたけど忘れただけなのか? わたしはここ2,3年ずっと胃の不調を感じていたから胃のレントゲン検診も必ず受けていたのに、いつも異常なしだったのです。

 薬剤師さんからは、少し続けて飲むほうが効き目があると思いますから、がんばって飲んでくださいね、とのお言葉。

 そしてポチの散歩コースを少し長くして、一日トータルで5000歩は歩こうと決心しました。

 目標は低い。

 以上、わたしの不調の顛末でした。ここまで長々とお読みくださってありがとうございました。

 さいごに、散歩の時刻に見た西の空の写真を

 2月18日

 

 3月3日

 3月9日

 ほぼ同じ方角に筋のような雲が見られましたが、これってどうなんでしょうねえ。去年の今頃までは飛行機雲がいくつも出ていた方角のようにも思いますが。今は飛行機雲もあまり見かけなくなりました。

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胃カメラをのんできた(1)

2021-03-07 11:48:31 | くらし
 外で作業するにはちょうどよい気候でしたし,落ち葉をかき分けてみれば小さなアシタバの芽が出ているし、
 


 いつの間にかクロッカスが咲いているし
 


 だけどご覧の通りの落ち葉だらけ、草だらけで、ついつい夕方まで外仕事をしてしまったのです。
 
   翌日の夜、何気なく首筋を触ったらぐりぐりができている?
あれ、どうしたんだろう?と思っていたら30分ほどの間に首全体がふくれあがってしまいました。
 
 しまった、3日後には胃カメラを飲むことになっているのに、畑仕事をやりすぎたか・・・・
 
 実は、もう何ヶ月も胃の不調を感じていました。2月になってから、週末になると胃がもたれて食べられなくなることが多く、よし、今度こそ病院に行こうと決心するものの、週明けにはマシな状態になるのでやっぱりやめとこうかと、それの繰り返しだったのですが、
 
 
 ついに激しく胃液が逆流して、固形物が食べられなくなりました。週明けを待って、胃の内視鏡検査のできる病院へ。胃カメラの予約をしてきました。それなのに、のどが腫れてはカメラが通りません。
 
 父も長いことお世話になった病院。
 エントランスにはグランドピアノが置かれ、時々はコンサートが開かれていたようですが、今はどうかな?
 週替わりできれいなお花が飾られています。
 
 このストレリチア、うちのよりだいぶ小ぶりでした。
 
 ミモザが春らしいですね。
 


 新型コロナ禍の病院事情
 
 待合室の椅子は一つおきに座るように張り紙がありました。いつもなら隣り合わせに座って満員の待合が、一つおきに座ってちょうどいい具合。患者さんが減っているなと思いました。
 
 内科の受付で、いつもの問診に加えて
 2週間以内に感染拡大地域に行ってないか(家族も含めて)
 風邪の症状はないか
 混み合った場所に行ってないか
 などを質問されました。
 
 混み合った場所? どの程度を言うんだろう?
「コメダコーヒー」には行ったけど? 駐車場に車が多くないのを確認して入ったけどなあ。
 それを言うと看護師さんの表情がさっと変わり、そばで小さな声が「会食?」そして「何人で行かれましたか?」と聞かれました。「一人です。」と応えてやっと空気がやわらぎましたが、相当警戒をしながらの診療だと思いました。
 
 もちろん病院の入り口には係の人が体温計を持って待機していましたよ。わたしの通っている松山市のカルチャースクール、地元の整形外科、いずれも機械で写真認証と検温をしていますが,公立病院は予算がないのでしょうかねえ。
 
 で、もちろん胃カメラは延期。抗生物質やら胃薬やら4種類の薬をもらって帰りました。(一度にこんなにたくさん薬飲むの初めて)
 続きは次回に。       
 


 


 


 
 
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寒い日々

2021-01-11 11:01:56 | くらし
 一番寒かったのは8日か、9日か。寝室の温度が2度でした。もう冷蔵庫より寒い。足が冷たくて眠れませんでした。それで湯たんぽを入れました。年に何回かはお世話になります。寝る2,3時間前に布団に入れておくと、入ったときにほんわかと暖かくてうれしいです。
 ポチももう老犬の仲間入りする頃なので、ポチにも湯たんぽを買ってきました。ところが朝見ると犬小屋から放り出しています。湯たんぽも夕方入れたのでは明け方の一番寒いときには冷えてしまっているねえ。多分冷たかったんでしょう。
 
 というわけで、夜遅くに入れることにしました。9時過ぎ犬小屋に持っていったら、水入れが凍っていました! そして朝えさをやりに行ったら、ちゃんと小屋の中に入れたままでした。そして座布団カバーの中に入れておいたカイロを取り替えておきました。カイロも持続時間が限られていますから、二個を時間差で取り替えています。
 
 8日の始業式、トラオたちには前日に「必ず長いズボンで、暖かくして来るように」と連絡があったそうです。体育館を開け放して始業式をするから、と。新型コロナ対策なんですね。
 その始業式の日、ウマオたちは先生も一緒に雪遊びをしたとか。
 
 わたしはケイタがぐずっていると聞いて、雪を見に連れ出しました。西条市は山あり海あり川ありで、地形によって雪の降り方もずいぶん違うのです。この日、市街地では全く雪がありませんでした。
 
 少し高いところにある旧丹原町の運動公園へ
 
 
 駐車場の日陰にだけ雪が残っていました。
 植え込みの葉っぱの上



 何か通ったようですね。
 
 
 この足跡、何かなあ? 



 手袋をしておそるおそる雪を触って見たケイタ、ものの3分ほどで「しゃむい~~」
 せっかくのきれいな雪なんだけど、早々に車に乗り込みました。
 運動公園近くの田んぼは2,3年前に圃場整備されて広々としています。
 
 
 縞模様がおもしろい。



 さて、この日の午後は、できあがったバッグを届けるために松山市へ出かけました。愛媛県でも新型コロナの感染者が増え続けそのほとんどが松山市だったので、行きたくはなかったけど、年末からのお約束でしたし・・・ギャラリーのオーナーさんと2,3分お話してとんぼ返りしました。
 
  帰り道に見える石鎚山
 
 
 子どもの頃から見慣れた風景です。この雪山をなんど絵に描いたことでしょう。冬の図工の時間と言えば石鎚山の写生でした。思えば、寒い寒いと言っても経験のない寒さではないのですからね。毎年うっすらとした雪なら降っているし。
 ただ、新春早々寒いというのが、何となく希望に水を差すような・・・・・ね?
 
 山の中腹にある集落は真っ白ですね。 



 ところで今日は成人の日。愛媛県ではすべての市町村が昨年秋には中止や延期を決めていました。その代わりに密を避けていろいろなお祝いが工夫されています。記念写真撮影スポットを作ったり、新聞に、読者からのお祝いメッセージを載せたり、着物の着付けも広い場所を借り切ってしたり・・・・式はできなくても思い出に残る日になるようにと。
 驚いたことに、首都圏では緊急事態宣言がでてから中止や延期を決めたそうですね。あんなに感染拡大が進んでいるのに、するつもりだったの? 都会と地方とでは行政ですらこんなに温度差が! 昨年3月のような、過剰なまでの一体感や危機感がないのが心配です。
 



 


 
 
 
 
 
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新年おめでとうございます

2021-01-04 21:59:51 | くらし

明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします

 
まずまずの穏やかなお正月を迎えました。週半ばから冷え込むと言うことなので、昨日、今日と、外回りの掃除を。はい、お正月気分ゼロのスタートです。
今年は早くもロウバイが咲き始めています。



 
 うちのロウバイはよそ様のが満開になった頃咲き始めるので、今咲いているというのは異例のことです。
 
 木のまたにカマキリの卵が4個? こういうのも初めて見ました。なんだか風を避けるようにくっついているのですが、もしかして寒さが厳しいのかも?

 
 異例と言えば・・・

 元日、8時半に年賀状が届きました。早っ、例年うちへ配られてくるのは11時過ぎてからなのに?  
 予想外の人からも届いたので年賀状が足りません。あわてて郵便局に買い足しに。それが一日の始まりで、その後は、リビングと和室を掃除して、おせちの追加をつくって・・・何のことはない、昨日に続く普通の日々の幕開けでした。

 夜には娘たちが集合。今年は帰省をしなかったトラオたちが加わりましたので例年になく賑やかなお正月でした。

 やれやれ、今年もバタバタの日々が続くような予感。(うちの方では「びんぼぜわしい(貧乏忙しい)」といいます。

 それでも、年をとったら「今日することがある、元気で用を済ませられる」ことが一番と思うようになりました。 そしてブログに綴ることいっぱいある、というような日々を送れたらそれが幸せだと思います。

 つたないブログですが、今年もよろしくお願いいたします。

 

 

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年の暮れ

2020-12-31 01:15:32 | くらし

 天気予報の通り,風のビュービュー吹く寒い年末でした。ポチの散歩に行く頃には白いものもちらほらと。

 オーダーいただいていたバッグを何とか仕上げました。新年に使ってもらえるようにがんばったのですが、お届けする手段が・・・年明け早々に松山に出向いてお渡しする約束をしてほっと一安心。

 安心するのはまだ早い、お正月の準備が全くできてないのです。まあ2日間でそれらしいことをして、できなかったらできないでいいことにします。(つまり、手抜き)

 まずは、昨日切ったランタナの枝を強風にあおられながら片付けました。ウマオが手伝ってくれたので助かりましたが、小さなウマオがとばされないかと心配するほどでした。

 お墓掃除もまだです。これはトラオとウマオも付き合ってくれる予定でしたが、あまりの強風なのでわたし一人様子を見に行きました。

 ああ~、こりゃだめだ。 お墓は大きな榎の木の下にあるので葉っぱがどっさり。今掃除してもすぐに葉っぱだらけになってしまう。掃除をあきらめて買い物に行きました。

 買ったものは、鏡餅と少しの野菜と、お花。

 自分へのご褒美にシクラメンを買おうと思っていたのですが、アレンジの方に目が行っちゃった。ふう~ん、お正月の花も結構進化しているねえ。

 わたし、花を活けるのは好きなのですが、去年も結局時間がなくて買った花をバケツに突っ込んだまま年を越してしまいました。それならばいっそ出来合を買った方がいいんじゃない?

 生まれて初めてお正月アレンジの花を買いました。ま、これもいいか。新型コロナの影響で花生産者さんは苦境に立たされていると言うし、お花屋さんの売り上げにも協力できるし・・・ハチドリの一滴にしかなりませんが。

  注 ハチドリの一滴ー南米の民話。ジャングルが火事になったとき、ハチドリだけは逃げずにくちばしに水を含んで火にかけたというお話。ハチドリは世界最小の鳥です。

 



 そして本命のシクラメンは、

 超豪華

 と言えば聞こえはいいけど、つまりは咲きすぎ。




 見切り品で980円でした。本当はフリルのあるちょっと珍しいタイプのがほしかったのですが、これは誰かが買ってあげなければ廃棄される運命。お値段はもとの4分の1ほどだし、わたしが買わなければ誰が買う? いや、だれか買ったかもしれないけど(笑)

 見切り品と言えば多分10月頃に買った見切り品の胡蝶蘭がまだきれいに咲いています。あまりにも長く咲いてくれたので元を取ったわ、と大満足しています。

 買ったお正月アレンジに加えてみました。

 枝分かれして2番花まで咲いたんですよ。



 花を二個だけ切り落としました。さすがに少し痛みかけていました。

 いくつかお店を回ったので、買い物だけで5000歩歩いていました。

 帰りにまたお墓に寄って、とりあえず木の葉を掃き下ろし,汚れたところに水を流してざっと拭き取り、しきびを活けて帰りました。こちらの方ではお墓に飾るのはしきびだけです。

 帰ってから大急ぎで玄関と神棚と仏壇を掃除して、注連飾りと鏡餅を飾りました。やれやれ。一夜飾りにはならなくてすんだ。                           

 お正月って、29日には苦をつくから餅つきはしてはいけないとか、31日は前日なので一夜飾りは飾りはいけないとか、いろいろ縁起担ぎがありますよね。そればかりにとらわれていると忙しさに拍車をかけることになるので、あまりこだわりませんが、確かにこれだけを済ませておくとお正月準備OKという気持ちになってきます。料理は直前にする方が傷まなくてすむし、仕事の手順としては合理的なんでしょう。

 この地方伝統の注連飾り


 縄を「のし」の形にないます。そこにうらじろとゆずりはと橙をつけるのが一般的。中予はわっかを大きく左右対称に作ります。それと裏口や納屋には小さなウラジロだけをつけた飾りをかけます。中予ではそこに紀州みかんという小さなみかんをつけるのが普通でした。

 結婚して初めてのお正月、中予と同じに紀州みかんを買って帰ったところ姑がひどく怒りました。正月飾りにみかんをつけるのは寒日(巳午)という新仏様の正月だけなんだそうです。そんなこと言ったって、スーパーに売っているんだもの。普通のみかんよりうんと小さくて寒日のみかんとはちがうもの~~姑は知らなかったにちがいありません。しきたりなんて、地方地方で真逆のことをしていたりするのですから、絶対してはだめなんてことはないと思っています。だからしきたり破りは結構しています(今はだれも怒る人いないし・・・)

 鏡餅もうちでは飾ってなかったのです。神棚に12重ねの祝い餅を飾るのがうちのやりかただったそうです。でも、床の間に何もないのは寂しいので、姑が亡くなってからは鏡餅を飾っています。実家の父は橙以外にも串柿やらするめやらをきちんと乗せていましたが、そんなにもたくさん乗せるにはずいぶん大きなお餅じゃなくてはならないわけで、さらにはお正月後の鏡餅の始末に困るわけで、わたしは小さめのお餅に橙だけ。こうして伝統というのは徐々に変化していくのだなあと思うわけです。

 ところで、買い物をしているとき、若い男性が小さな注連飾りと小さなおつまみセットを買っているのを見かけました。ああ、この人は一人でお正月を迎えるのかなあ、コロナで帰省できないのかなあ、と勝手に想像してしまいました。でも、注連飾りを飾ろうという気持ちがなんだか前向きでいいなあと思いました。

 新型コロナの影響はそこかしこに現れています。道路沿いのたんぼにいつも年内に作られていたとうどうさんが、今年はできていませんでした。

 今年はトラオたちもお父さんの実家への帰省はあきらめて、こちらでお正月を過ごします。

 いつもは長年のおつきあいの店で作ってもらったオードブルと、出来合のおせち料理とをメインに、黒豆とお煮染めとぶりの照り焼きと松前漬けくらいを手作りで用意するのですが、それ以外に子どもが喜びそうなものを少し作ろうかと思っています。

 いただきもののにんじんが出番を待っています。





 
 違った角度から



 花形にんじんなどと言うおしゃれなものは作れません(笑)

  今年も柿畑日記にご訪問いただきありがとうございました。日記とはとても言えないまばらな更新ですが来年もよろしくお願いいたします。来年こそは明るい兆しの見える年でありますように。

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田園の色

2020-10-18 00:44:38 | くらし
 秋の稲作地域。毎年見慣れた風景で特に気に留めることもなかったのですが、
 
 今年はしみじみと田んぼを眺めました。
 
 
 
 こんな状態の田んぼを「土俵ができる」と言っています。害虫にやられるとそこだけが枯れて倒れるんだそうです。今年は土俵のできた田んぼがとても多くて、隣近所どこもかしこも土俵だらけという場所がありました。害虫の被害が大きい年だったようです。 
 
 麦秋の頃は一面が黄金色に染まりますが、秋の稲田はパッチワークのようにいろいろな色に染まります。どうしてかというと、最近は植える稲の種類も多くなって、早いところは4月には田植えをして8月に取り入れます。一方で11月近くまで刈り取らない田んぼもあります。だから、稲の実り具合によって緑から黄茶色まで色に違いがあるのです。高いところから見るとなかなかきれいなんですよ。写真を撮っておけば良かったなあ。
 
 刈り取りの最中はきれいな黄金色
 
 
 刈り取った後のひつじだは爽やかな緑。
 
 
 まるで田植えをしたみたいに青々としています。
 そして麦を植える準備が始まっている田は、黒々と土の色。
 


 耕した土の中のカエルや虫を求めてサギやカラスが群がっています。
 
 
 鳥は白、黒、グレー(アオサギ)のモノトーン。
 
 刈り取った稲はだんだんとくすんでつやのない茶色になっていきます。
 
 
 昔ながらの稲木干し。今年はあちこちで見ました。自然にゆっくり乾かした方がおいしい米になるんだそうです。わたしが大学生の頃まで我が家は稲木干しでした。けっこう重労働でしたね。
 
 この乾かしている稲と同じような色をした田んぼがー
 
 刈る時期が遅すぎるんではなかろうか?
 
 
 まん中に雑草がそびえ立っているし、
 取り入れ前だというのに水が満々と、
 
 
 これじゃ機械が入れませんよね。大丈夫か? この田んぼ。
 
 
 
 オモダカの花まで咲いていました。
 
 ネギ畑は一面の浅葱色。
 最近では稲作をやめて野菜を作っている農家も多いのです。
 
 
 きれいな色です。思わず車を停めて写真を撮りました。



 手前にきり取った跡があって、稲の株見たいに見えます。ねぎってこんな高い位置で切り取るんでしたっけ?
 
 大切に手入れされた田んぼもある一方で、こんな所もあります。
 



 穂が出たばかりのススキとセイタカアワダチソウの花と、手前はジュズダマでしょうか。こんなにもススキが広がるのは、放置されて何年もたっているのではないでしょうか。




 だけどきれいな色ですよね。今日は特別寒い日でした。初めてヒーターを入れました。この寒さで一気に秋が深まるかもしれませんん。
 






 
 
 
 
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アマビエ様ぁ~

2020-07-04 12:15:58 | くらし

 あっという間に7月。コロナコロナで月日がたっていたという感じです。愛媛県ではただいま新規感染者も入院患者も〇 

 少しずつ、少しずつわたしも行動範囲を広げて、7月から松山市のえひめ文化健康センターで太極拳をすることにしました。今治市で太極拳を始めてかれこれ20年、一石何鳥の効果を期待して昼間の教室に変わることにしたのです。あ、先生は同じです。そして距離的にもあまり変わらないので。

 コロナ禍のためずっと休館だったひめぶん。事前に細かい安全対策と、協力依頼が送られてきました。建物へ入れるのは玄関のみ。

 

 そこで一人一人熱を測ります。次にオゾン水で手洗い、教室の入り口で手指の消毒。

 椅子は一人おきに着席

 更衣室も使ってないときはドア全開、トイレにも消毒液、館内のいたるところに三密を避けるようにとの啓発ポスター。

と、ここまで徹底していると安心して通えます。

 

 それから、のびのびになっていたアマビエづくりに菊間町に行ってきました。

 菊間町は、地図上で言うと西条市とは真反対の方角、菊間瓦と秋祭りのお供馬で有名な町です。

 菊間瓦粘土で作ったアマビエが大人気で、製造が間に合わないんだとか。前に手に入れたアマビエを知人に譲って、わたしは自分で作ることにしたのです。

  小泉製瓦さんの玄関を入ると、おしゃれなギャラリースペースには瓦粘土で作った小物が並べられていました。

 

 

 

 シーサーと小さな植木鉢。多肉植物がシックに見えます。

 

 干支のねずみ。来年の牛もワークショップで自分で作れるそうですよ。

 

 

 これはこれはランプシェードかな?

 

窯入れするために乾燥させているアマビエ





 

 見本のアマビエ様(大)

 



 手指を消毒して、マスクをつけて、いざ、制作を。

 最近紙粘土しか触ったことがなかったので少々苦戦しました。瓦用であれ、陶芸用であれ、土は土。紙粘土ほどの小細工は難しいです。ほんの少しひびが入っていても、厚みが薄くても割れる恐れ有り。筋を引くと粘土がささくれてガザガザなるし・・・・髪の毛などももっと外に広がる形にしようと思っていたのですが、本体との隙間をなくすために内側に巻き込んだら、ボブスタイルのアマビエに。こんな感じで技術的な問題から変更したこともあって、頭の中で描いていたアマビエとは少々ちがうアマビエが2時間ほどで二体できあがりました。

 



 あら、思った以上にかわいくなっちゃった。これでは疫病に負けてしまいそう。

 わたしはパーツを全部別々に作って貼り付けていきましたが、一緒に行った友人は粘土のかたまりから大胆にひねり出し。先生がひねり出しでここまで作るとは、と驚いていました。迷いのない制作態度、大胆で力強い出来上がりに、彼女の「オトコマエ」な一面を発見。

 



 久々の粘土いじりはとても楽しかったです。できあがった作品はしっかり乾かしてやきあげてもらいます。梅雨時で乾きにくいので出来上がりは月末になりそうだとか。楽しみー

 

 でも、アマビエ様に頼るのではなく、しっかり自分で考えて行動しましょ。

 

 

 



 

 

 

 

 

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布マスク

2020-06-12 18:20:56 | くらし
 使い捨てマスクが手に入りにくくなった頃、みんなが一斉に布マスクを作り出しましたね。手作り作家さんたちの個性的なマスクは引っ張りだこだったとか。ネットだけでなく産直市や道の駅でも手作りマスクはたくさん売られていましたがー
「人間性がわかるねえ。」と娘が言いました。いっぱい作っては,、売りもせずつぎつぎと友人、知人にプレゼントしてくれる優しい人もいたのです。
 
 いただき物
 
 
 優しい花柄が気に入っています。薄い生地で作られているのでわりと涼しいです。
 
 いただき物 その2

 シックな花柄。裏がパイル地になっていて吸湿性がいいです。この間、余りにも暑くて汗が噴き出たとき、おもわずマスクでぬぐってしまいました。

 この頃にはゴムがなくてゴム無しでいただきましたが、我が家には買い置きのゴムがあったので、自分で通して使っています。

いただき物 その3 子供用 ヨウコにあげました。

 マスク用のゴムが手に入らなくてヘアゴムで作ってみたんですって。かわいい飾りがついています。

 手芸用の金具を買いに行ったお店でガーゼ布を見つけまして、ついつい買ってしまいました。作ろうかと思ったんだけど、だめですねえ、本当に作りたい人のために買わないでおいたらよかった。さして必要のないのに買い占めに走る人に気持ち、ちょっとだけ分かります。

 布マスク 買ったもの

 ブルーのは、無地だと男性でも使えるかなと思って買ったけど、ちょっと小さかったのでわたしのものに。

 白いのはー

 前回書いたハイウエイオアシスの話には続きがあって、

 遊びを切り上げてわたしは隣接する道の駅に行きました。ちょっと欲しい鉢物があったのです。もちろんマスクはつけましたよ。

 そこで見た光景。

 支払いをしている奥さんを待っている旦那さんが、陳列棚に向かって咳してる。商品との距離50㎝。マスクはしてません。うちの子なんか外で待ってるというのに。

 ああ、これだからお店でマスクって必要よねえ。優れものの使い捨てマスクは、いざというときのために大事にとっておいて、迷惑をかけないためのマスクは布マスクを洗濯しながら使おう、と思ったのです。そのとき目に入ったのがこのマスク。 

 お値段500円。良心的ではないかしら。

 これ、いいですよ。抗菌の布だそうです。伸縮性のある生地で、裏は通気性の良いメッシュ。縫製のクオリティがすごく高くて、丁寧できれいです。つけるとわたしの顔にぴったり。 鼻と口の間に空間ができて・・・鼻が高く見える ブルーのと比べると分かるけど、カーブの深さがちがいます。

 とても気に入ったので、後日もう一枚買いに行きました。

 ただ、一つだけ気になることがー

 見た目がね、下着っぽいの。材質と縫い方のせいだと思うけど。そこで、100円ショップでレースのモチーフを買ってきて、こんなふうにしてみました。ついでにブルーのも。

 刺繍はどうかな? 優しい色の小花なんかを。だけど、裏に糸を出さずに刺繍するのはなかなか大変だと思ってやめました。

 布用染料かアクリルで絵を描くのはどう? でもずっと鼻から吸う場所なのであまり科学的な絵の具は使いたくない。

 レースのモチーフを布用接着剤でつけたら簡単。 これも石油系の材料使ってるよね。

 結局、レースのモチーフを糸と針で簡単に止めつけました。

 娘に見せたら、紫のビーズがほくろに見えるんですと。絶対パールがいいよと言われたんだけど、手持ちのパールは小さい。ピンクのきらきらビーズをつけることにしました。



 なかなかいいねえ。ちょっとおしゃれをして出かけるときには(そんな日、あるかしら)これをつけよう。

 おしゃれといえば

 男性用に革のマスクはどう? 娘が言いました。一時はその気になって型紙のダウンロードまでしたのだけど
 革だと息苦しくないのかなあ? 穴をデザイン的にあけるのか
 革を直接肌に当てるのはどうよ? 汗もかくし肌荒れしそう。 やっぱり内側に布がいるよね。清潔を保つためにも取り外しできるように。
 じゃあ、どうやって布と革とをくっつける? スナップかマジックテープか。ただ重ねるだけか。
 
 ああ~、越えるべきハードルが多すぎる。考え疲れして作るのをやめました。わたし、実用品の使い勝手にはわりとこだわるんです。 

 

 追記

 今日、またマスクを頂きました。彼女、家族や友人のために130枚も縫ったんですって。

 



 表地はハンカチ
 裏はユニクロのエアリズム。つけるとひんやりとします。しかも中には不織布のフィルターまで入っているそうです。ありがとう、みなさんえらいねえ。わたしはもっぱらいただくだけです。

 

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マスクにまつわるetc.

2020-06-11 09:06:08 | くらし

 西条市の幹線道路沿いに動物のいる会社があるのですが



 

 ははは・・・・もちろん作り物です。いつの間にか動物が増えて動物園みたいになっています。

その中のゴリラとチンパンジーが
 
 
 マスクをしてました。

 マスクを求める人で早朝から行列ができだしたのが2月初めだったかな? わたしはいろいろ持っていたので並びもしませんでしたが。

 99%ウイルス除去というマスクが40枚近くありましたし、

 防災グッズの中にも個別包装の使い捨てマスクがあったし

 いただき物の手作りマスクもあったし

 子どもたちへは、西条市からと、善意ある企業からと、学校を通じて配布されたようです。ありがたいことに、みんな何とかなったのです。

 みんながマスクをつけるようになった頃、トラオとウマオを連れて石鎚ハイウエイオアシスに行きました。ここの遊び場が毎日貸し切り状態だと、近くの友人に聞きましたので。

 石鎚山を模した鎖登りができる遊具広場です。その前は小さな学校の運動場くらいある広場。



 こうしてみると本物みたいでしょ? かなり大きい遊び場です。

 そして聞いたとおりわたしたちだけの貸し切りでした。風はビュンビュン吹くし、誰もいないので、マスクをしないで思いっきり遊んでいました。しかし、

 あとからやってきた二組の親子の、ママの一人が、我が子に向かって叫ぶのです。

 「〇〇 マスクして! マスクせんのなら帰るよ。」

 女の子はマスクをあごにかけたままです。そりゃそうだわね。あんなに駆け回っていたら息苦しいもの。

 わたしは心の中で言いました。「こんなところでマスクなんてしなくていいんじゃない?それよりもあなたの大声の方がよっぽどつばをまき散らしているよ。」

 ママはなおも叫びます。「マスクして!」5回も6回も。

 そのうちわたしは思いました。「マスクして」ってわたしたちに言ってる? うちの子たち10メートルは離れたところで遊んでたんですけど。わたし、マスクは持っていたのですが、あえて必要ないアピールをしてました。

 マスクってねえ、とりあえずしていたら安心というものではないと思うのですよ。そして、いつでもどこでもかならずしなければならないというものでもない・・・

 たった一人でたんぼ道をウォーキングするとき、たった一人で運転するとき、たった一人で農作業するとき(花粉症の人もいるので一概に決めつけはできないけど)田舎では必要ないことの方が多い。

 逆に、マスクしてるけどくっつきあっておしゃべりしているお年寄りのグループ。密を作っては何にもならないし、息苦しいからとマスクの半分から下をまん中から切ってつけているなんて言うのはもう笑い話です。

 最近では、熱中症が心配なので密でないところではマスクを外すようにと言われ出して・・・今度はどこででもマスク外す人が増えるでしょうね。

 大切なのは、人がする通りにする、言われた通りにするというのではなく、「自分で考えて行動する」ということではないでしょうか。

 

 ようやく感染者が少なくなった頃、アベノマスクが届きました。

 5月末までに全戸配布を終えると言っていたから、ぎりぎり

 アウト

 届いたのは6月1日でした。

 亡き母が、いつもこんなマスクをしていました。時には中に濡れたガーゼを入れたりして、保湿目的だったんです。何度も洗って、小さくなって、アイロンでもかけない限りもとの形には戻れないほどまるまっていました。それを見るとわたしはハツカネズミの死骸を見るようでいやでした。だから・・・多分使わない。 手に入れにくかった使い捨てマスクが出回るようにもなりましたしね。なにか有効に使える方法を探しましょう。

 先日生協で追加のマスクを買いました。

    注文したときー抽選で、

  翌週ー全員が購入可能、お値段も500円引き。

 届いた品物は個別包装ではなくて、出そうとしたらゴムの部分が切れちゃった。三重構造だけど99%ウィルスカットではないです。使い心地とか、ちょっとだけ前から持っているマスクの方が性能がいいかな?

 そうそう、その、前から持っているマスクにはこんな表示があるのです。下の方、まん中。

 「全国マスク工業会 会員」これは工業会が自主的に定めた衛生基準にのっとって作られているという証なんだそうです。ニセマークのついた粗悪品もあるらしいのでお気をつけくださいね。                          

 この写真を撮るために箱を棚から下ろしてみたら、ふたに、

 なくなった父の名前が書いてある!

 あらあ、自分で買ったとばかり思ってたのに~ 

 施設から引き取った父の遺品の中にあったのを、わたしがもらって使ってたのでした。

 ありがとう、じいちゃん。

 父からの最後のプレゼントはとっても役に立ちました。

 

 

 

 

 

 

 

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