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柔術の稽古でも重要な指導の原則「しっかり教え、じっくり考えさせる」

2020年10月26日 | 勉強法
 以前も書いたが、柔術を学んでいる。

 柔術を学ぶ際に、教え方も学ぶことになる。

 「やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめる」指導について、ブログ「この練習方法ならば、教え子が付いてくる」に以前書いた。

 もう一つ、重要な指導の原則がある。

 それは、「しっかり教え、じっくり考えさせる」である。

 (提唱者は東京大学の市川伸一先生)
 
 学校教育では、1時間の授業の組み立ては、多くが「教えて考えさせる」流れになっている。

 また、数時間ある1単元の流れも、「教えて考えさせる」流れになっている。

 単元前半で教え、単元の後半で考えさせるのである。



 柔術の稽古では、基本の動き方を学ぶ。

 その教え方は、「やって見せて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめる」流れである。

 この流れの中で、基本的な動きやその仕組みを「しっかり教える」。



 その後は、その動きを繰り返すのである。

 繰り返すことで、体に動きを覚えさせる。

 繰り返す中で、「これならば力を入れずに相手から逃げられる」「これならばお互いにケガをしないで相手を押さえ込める」「なぜこの動きが良いのだろう?」等々考えながら動く。

 動きを繰り返しながら考え続ける。

 「じっくり考えさせる」のである。



 学校教育で使っている指導の原則は、柔術の稽古でも全く同じように当てはまる。

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