仕事の道楽化

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「フード・ラック!食運」を観た。

2021年05月19日 | 映画
 DVDで「フード・ラック!食運」を観た。

 お笑いトリオ「ダチョウ倶楽部」の寺門ジモン氏が監督。

 監督さんが、肉好きと言うことは知っていた。

 以前、漫画を見たことがあるからである。

 「このマンガがすごい! Comics 肉大好き! 」の中の1作品だった気がする。
 
 この人は本当に肉が大好きなんだろうなあと思いながら漫画を読んだ気がする。



 映画は、グルメ情報サイトを立ち上げることになったフリーライターの男と新人女性編集者が主人公である。

 フリーライターの母親が施した「恩」が、周りの人を幸せにし、回り回って息子である主人公にも届く。

 「情けは人のためならず」を映像化したような作品だった。



 また、この作品の中で、主人公は、「いただきます」とはっきりした声で言う。

 そして、よく噛んで、味わいながら食べている。

 食べることに集中している。食材のおいしさをよく味わいながら食べている。

 決して、携帯やテレビを観ながら食べることはしない。

 食材や「食べる」という行為に対する誠実さが伝わる作品である。





 この映画を観ていたら、なぜか「タンポポ」(伊丹十三監督作品)を観たくなった。

 (「タンポポ」は、食を扱った作品としても映画史に残る素晴らしい作品である。)



 そして、予想はしていたが、この映画を観て肉が食べたくなった。

 週末は、おいしい肉を少しだけ食べることにしよう。 
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