アッシジはイタリア半島のほぼ真ん中の小高い丘の上にある町です。
12世紀に聖フランチェスコが生まれでたキリスト教徒にとっての聖地です。
ローマ時代の遺跡の上に中世の町並みがそのまま築かれ残っています。
アッシジに行くと決まった時、ネネさんはアッシ寺という寺に行くのだと思っていたそうです(笑)
小さな街なのですが、街中いたるところに教会があります。
大聖堂からこじんまりした地元の人が通う教会まで、ヴァラエティーに富んでいます。
一種独特の清清しい空気に満ちています。
街の背後には山並みがせまっており、はるか遠くまでオリーブ畑やらこじんまりした町やらを見渡すことができます。
空が広いです。
みなでいろいろな教会を参拝しました。
案内役はアイカさんで、こまめに調べ、こまめに人に尋ね、熱心にわれわれを案内してくれます。
前日までピッティ宮殿でのパフォーマンスでとてつもない責任感と緊張の中で大役を果たした人とは思えません。
呑気なわれわれは、アイカさんのあとをぞろぞろ付いて行きます。
中世の町奈の中をそのまま歩くのですから何処をとっても絵になります。
天気も快晴です。
到着の翌日には現地在住の二人の日本人の女性とその夫たち4人も合流し、更に教会巡りを続けます。
フランチェスコが瞑想した僧院がある山では、木立の中に街では見慣れぬ白い鳩ばかりが群れていました。
みなで少しの時間でしたが瞑想もしました。
最後の夜、ルルドのマリア像を模造したというマリア像がある教会で、アイカさんが「アベ・マリア」を歌いました。
そういう予定があったわけでは当然なく、ネネさんなどがこの教会で歌って欲しいなと朝方思っていた願いが、
いろいろな流れの中で実現しました。
ミサのために集まった地元の信者さんがいる中で歌うことになったのですが、ちょっとありえない展開ではありました。
教会というのは、おそらく最高に歌声を効果的に響かせる場所です。
神父さんも信者さんもわれわれもジーンとしながらアイカさんの歌声に魅入ってました。
翌朝、日本に立つだけとなりました。
ロビーでの皆との待ち合わせの時間まで少し時間があったので、ホテルのバルコニーにある二人乗りのブランコに乗って、町並みを眺めていました。
日は昇っているのですが、山影になっているので町並みは青白い静寂に包まれています。
山影から外れた遠くの町の教会の尖塔が朝日を浴びて金色に輝いています。
ホテルの隣の民家の屋根の上は野良猫たちの溜まり場になっているらしく、そこの住人をにゃーにゃー鳴いて起こし始めます。
ふと見上げると、紺碧の空にピンクゴールドに輝くの雲の塊ぽっかり浮かんでいました。
見ているとその雲の塊はすごい勢いで動いています。
流されて動いているというのではなく、場所は同じところにあるのですが、渦を巻くようにダイナミックに形を変えながら、金色に輝いています。
なにしろ見たこともない勢いで雲の内部で雲が動き回っています。
ちょっと言葉を失います。
そんなこんなでわれわれはフィレンツェへの列車に乗り込みました。
列車に乗り込むにもアイカさんが時間やホームを確認するのに5人の人に確認する必要がありました。
バスの発車時間でも、4人に聞いたら4人が違う時刻を平然と答えました。
ホテルのフロントでさえもにこやかに間違った時刻を言っていました。
イタリアはそういうところですが、なんにしろ奥行きのある土地でした。
12世紀に聖フランチェスコが生まれでたキリスト教徒にとっての聖地です。
ローマ時代の遺跡の上に中世の町並みがそのまま築かれ残っています。
アッシジに行くと決まった時、ネネさんはアッシ寺という寺に行くのだと思っていたそうです(笑)
小さな街なのですが、街中いたるところに教会があります。
大聖堂からこじんまりした地元の人が通う教会まで、ヴァラエティーに富んでいます。
一種独特の清清しい空気に満ちています。
街の背後には山並みがせまっており、はるか遠くまでオリーブ畑やらこじんまりした町やらを見渡すことができます。
空が広いです。
みなでいろいろな教会を参拝しました。
案内役はアイカさんで、こまめに調べ、こまめに人に尋ね、熱心にわれわれを案内してくれます。
前日までピッティ宮殿でのパフォーマンスでとてつもない責任感と緊張の中で大役を果たした人とは思えません。
呑気なわれわれは、アイカさんのあとをぞろぞろ付いて行きます。
中世の町奈の中をそのまま歩くのですから何処をとっても絵になります。
天気も快晴です。
到着の翌日には現地在住の二人の日本人の女性とその夫たち4人も合流し、更に教会巡りを続けます。
フランチェスコが瞑想した僧院がある山では、木立の中に街では見慣れぬ白い鳩ばかりが群れていました。
みなで少しの時間でしたが瞑想もしました。
最後の夜、ルルドのマリア像を模造したというマリア像がある教会で、アイカさんが「アベ・マリア」を歌いました。
そういう予定があったわけでは当然なく、ネネさんなどがこの教会で歌って欲しいなと朝方思っていた願いが、
いろいろな流れの中で実現しました。
ミサのために集まった地元の信者さんがいる中で歌うことになったのですが、ちょっとありえない展開ではありました。
教会というのは、おそらく最高に歌声を効果的に響かせる場所です。
神父さんも信者さんもわれわれもジーンとしながらアイカさんの歌声に魅入ってました。
翌朝、日本に立つだけとなりました。
ロビーでの皆との待ち合わせの時間まで少し時間があったので、ホテルのバルコニーにある二人乗りのブランコに乗って、町並みを眺めていました。
日は昇っているのですが、山影になっているので町並みは青白い静寂に包まれています。
山影から外れた遠くの町の教会の尖塔が朝日を浴びて金色に輝いています。
ホテルの隣の民家の屋根の上は野良猫たちの溜まり場になっているらしく、そこの住人をにゃーにゃー鳴いて起こし始めます。
ふと見上げると、紺碧の空にピンクゴールドに輝くの雲の塊ぽっかり浮かんでいました。
見ているとその雲の塊はすごい勢いで動いています。
流されて動いているというのではなく、場所は同じところにあるのですが、渦を巻くようにダイナミックに形を変えながら、金色に輝いています。
なにしろ見たこともない勢いで雲の内部で雲が動き回っています。
ちょっと言葉を失います。
そんなこんなでわれわれはフィレンツェへの列車に乗り込みました。
列車に乗り込むにもアイカさんが時間やホームを確認するのに5人の人に確認する必要がありました。
バスの発車時間でも、4人に聞いたら4人が違う時刻を平然と答えました。
ホテルのフロントでさえもにこやかに間違った時刻を言っていました。
イタリアはそういうところですが、なんにしろ奥行きのある土地でした。
素敵なところなんですね。
読んでいるだけで自分もそこにいるような気になりました。
旅行者の視点ですから、奇麗事にしか過ぎないかもしれませんが、
日本を旅行している人には日本に対して一杯素敵な印象を持ってもらいたいと思いますしね。
旅行者というのはそういうものでしょう(笑)