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風は冷たいですが、日々陽射しは強くなっていく今日この頃です。
映画「チェ(・ゲバラ)」の第一部を見ました。
繊細で、大胆で、正義感とユーモアに溢れ、一級の男でした。
「1956年11月25日、フィデル・カストロをリーダーとした反乱軍総勢82名は8人乗りのレジャーボート「グランマ号(Granma)」
に乗り込んだ。しかし収容過多によって衛生環境などが劣悪となったことに加え、目立たぬよう、嵐の中出航したことなどもあり、
7日後にキューバに上陸した時にはすでに体力を消耗し、それに伴い士気も下がっていた。さらに反乱軍の上陸をカストロが事前に発表し、
計画の内容もキューバ政府に漏洩していたため、反乱軍は上陸直後に政府軍の襲撃を受けて壊滅状態となった。
結局生きて上陸できたのは82人中、ゲバラ、フィデル・カストロ、ラウル・カストロ、カミーロ・シエンフエゴスなどを含む12人のみだった。」
以上引用『ウィキペディア』
わずかに生き残った12人で始まったキューバ革命ですが、カストロは革命の成功に自信満々だったそうです。
やがてバティスタ政権の圧政に苦しむ農民やらが革命軍に参加して革命軍は勢力を増していきます。
武器も満足にない状態でしたが、ゲバラの人懐こさと人心掌握の上手さで革命軍は強くなっていきます。
革命を成し遂げ、ゲバラが仲間とともにキューバの首都ハバナを目指すところで、第一部は終わります。
ゲバラの革命への意志は、革命家にありがちな権力の横暴に対する怒りや憎悪というものではありませんでした。
農民に対する理解と同情がすべての基本だったように思います。
革命政府の中枢に入ってからのゲバラは第二部を待つとして、伝記を読みますと政権の内部に入ってもその基本は
死ぬまで変わらなかったようです。
カストロも同士ゲバラを深く愛しながらも、その理想主義的な頑固さをもてあましたことでしょう。
ぼくも知りませんでしたが、ゲバラは日本にも来ています。
大手メディアはほとんど報道しなかったらしいです。
どこかに視察に行ったついでに、スケジュールになかった広島の原爆ドームに行って、花を手向けたらしいです。
アメリカという横暴極まりない大国に怯むことなく戦い続けたゲバラは、アメリカにすっかり飼いならされたような日本の姿を見て、
なにを思ったのでしょうか。
去年くらいからゲバラの本が書店で山積みにされているのを何でだろうと思ってみていましたが、
世界的には加速する誰にも止めることの出来ない大国の横暴に対する異議申し立てが盛んになっているのかもしれません。
その理想像としてのゲバラを求める声が自然発生的に大きくなっているのかもしれません。
映画「チェ(・ゲバラ)」の第一部を見ました。
繊細で、大胆で、正義感とユーモアに溢れ、一級の男でした。
「1956年11月25日、フィデル・カストロをリーダーとした反乱軍総勢82名は8人乗りのレジャーボート「グランマ号(Granma)」
に乗り込んだ。しかし収容過多によって衛生環境などが劣悪となったことに加え、目立たぬよう、嵐の中出航したことなどもあり、
7日後にキューバに上陸した時にはすでに体力を消耗し、それに伴い士気も下がっていた。さらに反乱軍の上陸をカストロが事前に発表し、
計画の内容もキューバ政府に漏洩していたため、反乱軍は上陸直後に政府軍の襲撃を受けて壊滅状態となった。
結局生きて上陸できたのは82人中、ゲバラ、フィデル・カストロ、ラウル・カストロ、カミーロ・シエンフエゴスなどを含む12人のみだった。」
以上引用『ウィキペディア』
わずかに生き残った12人で始まったキューバ革命ですが、カストロは革命の成功に自信満々だったそうです。
やがてバティスタ政権の圧政に苦しむ農民やらが革命軍に参加して革命軍は勢力を増していきます。
武器も満足にない状態でしたが、ゲバラの人懐こさと人心掌握の上手さで革命軍は強くなっていきます。
革命を成し遂げ、ゲバラが仲間とともにキューバの首都ハバナを目指すところで、第一部は終わります。
ゲバラの革命への意志は、革命家にありがちな権力の横暴に対する怒りや憎悪というものではありませんでした。
農民に対する理解と同情がすべての基本だったように思います。
革命政府の中枢に入ってからのゲバラは第二部を待つとして、伝記を読みますと政権の内部に入ってもその基本は
死ぬまで変わらなかったようです。
カストロも同士ゲバラを深く愛しながらも、その理想主義的な頑固さをもてあましたことでしょう。
ぼくも知りませんでしたが、ゲバラは日本にも来ています。
大手メディアはほとんど報道しなかったらしいです。
どこかに視察に行ったついでに、スケジュールになかった広島の原爆ドームに行って、花を手向けたらしいです。
アメリカという横暴極まりない大国に怯むことなく戦い続けたゲバラは、アメリカにすっかり飼いならされたような日本の姿を見て、
なにを思ったのでしょうか。
去年くらいからゲバラの本が書店で山積みにされているのを何でだろうと思ってみていましたが、
世界的には加速する誰にも止めることの出来ない大国の横暴に対する異議申し立てが盛んになっているのかもしれません。
その理想像としてのゲバラを求める声が自然発生的に大きくなっているのかもしれません。
財布を忘れていました。
あんな小国がアメリカに見せた気概というのが、これからの日本には必要かもしれませんね。