風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

心を添わす

2009年06月08日 | スピリチュアル
晴れるとさすがに暑いです。
役所関係をあれやこれや自転車で回りましたところ、汗まみれになりました。
さっそく帰って店の冷蔵庫にあったビールを飲み干したのは言うまでもありません。

唐突ですが、これからの時代は特に誰からも弱みを握られないように生きる必要があるかもしれません。
変に欲を出したり、色気を出したり、人を利用したり、傲慢になったりしないということです。
男は出世と色欲に弱いでしょうし、女は自分の子供とやはり色欲に弱いでしょう。
この世は誘惑だらけです。
誘惑に負ける道を歩いていて誘惑に勝てる勝算はありません。
誘惑に負けない道を歩くしかありません。

誘惑に負けない道とは何か。
仏教でいう八正道などは王道でしょう。
そこまではとてもと思うなら、自分を中心にする発想を捨て、目の前の他者のことを中心にして言動を組み立てる訓練が必要なのでしょう。
相手に合わせるという意味ではありません。
相手がなにを望んでいるかをくみとることです。
往々にして、人というのは自分がなにを望んでいるかさえ分からないものです。
目の前の相手が口先で言うことではなく本当はなにを望んでいるのかをくんであげること。
要は、相手に心を添わすことです。

そうしたところで、時にはせっかく心を添わせ、相手の望みに添おうと思っても、
相手からはそんなことは望んではいないだとか、勘違いするなだとか、いろいろ罵られるかもしれません。
感謝されようが、罵られようが、呆れられようが、結果はどうであれ心を相手に添い続けること。
それが難なくできるようになれば、誘惑が付け入る隙はなくなるでしょう。

心を添わせつつも、冷たく突き放すという局面もあるかもしれません。
なにをしてあげるかが大切なのではありません。
心を添わせ続けることが尊いことだとこのごろ思います。


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