風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

老人と海

2009年05月02日 | 雑感
桜が咲いたのがつい先日のことだったのように思っているうちに、すっかり新緑の頃となっています。
新たな日々に慣れてしまっては時間はあっという間です。
忙しければ忙しいほど、気を丹田に鎮めておかなければ人生を空費してしまいそうです。

仕事もまあまあ忙しかったのですが、地元のFM局に出たり、ネネさんの講演の前座をしたりとちょっと慌しかったです。
ぼくは忙しいという状態が全く好きではありません。
無駄に回転速度を速めているような気がします。
ぼーっと空を見ているほうが好きです。
でも、人生というのは嫌いなものを無くすというのも大きなテーマの一つだと思っていますので、忙しくなれば忙しくするだけです。

滝にも行きたいのですが、体力の衰えが半端ではありません。
朝起きてから一時間もするともう疲れている感じです。
原因ははっきりしています。
酒です。
内臓を侵食し始めている感触があります。
明日から連休ですのでその間にうまく調整できればいいのですが。

新型インフルエンザが世間を騒がせています。
あのウイルスが自然界でできる可能性は0.01パーセントくらいしかないのだそうです。
ま、そのあたりの事情を知っている人にとっては、このニュースを聞いた瞬間にピンと来るような話です。
AIDS、SARS、鳥インフルエンザ、エボラ熱、そして豚インフルエンザときたもんです。
でも自然界というのはどこかのろくでもない研究室の計画を越えて、浄化・淘汰作用がはるかに強力らしく、
いずれのウイルスも弱体化していくらしいです。
自然を悪意を持ってコントロールしようとする輩は最後には必ず敗北するのでしょう。

とはいっても、娘もインフルエンザにかかりました。
風邪かと思っていたのですが、衰弱振りが酷いので病院に連れて行ったらインフルエンザでした。
親としてはなすすべもなく心配するばかりでした。
今ではけろりと元気に走り回っていますが。

得体の知れないウイルスがうようよ大気中を漂っているのでしょう。
負けない体力と気力を培っておきましょう。

「人間は殺されることはあっても、負かされることはない」というような「老人と海」のサンチャゴ老人の言葉がありました。
死ぬことは時の運として誰にでもあることです。
でも、運命を受け入れることはあっても、運命に負ける必要はありません。

その意気でお互いに頑張っていきましょう。


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