風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

消費

2005年12月01日 | 雑感
今朝は月初め恒例になったお宮参り。
産土の神様と恵比寿様に手を合わせてきました。

神社に行って偶然知ったのですが、明日が恵比寿様の縁日でした。
去年の縁日のくじ引きでは一等賞を当てましたので、明日もチャレンジします。
屋台も出店もたくさん出る昔ながらの縁日らしい縁日だった記憶があります。

去年のくじ引きの時は、くじを両指で掴んだ時にびりっとした感覚があり「当たる」と直感がしました。
で、本当に一等賞だったから、二度びっくりしました。
今年はどうなるか分かりませんが。

そういえば、混み合う屋台でサザエのつぼ焼きとおでんを食べながら、日本酒も飲みました。
そういうのが好きです。

帰ってきて、神棚の榊と供物も替えます。
なかなか働き者です。
仕事や農漁村再生プロジェクトになると、こうは行きません。
ぐうたら小僧になります。

隣に出来たうどん屋は朝から晩まで繁盛しています。
ぼくもよく行きます。
地下にあった蕎麦屋は大打撃を食らっているでしょう。
この辺りでは数年前に比べて、数段お金の回りが少なくなっています。
職種がどうのこうでなく、地域全体からお金が潮を引くようになくなっている感じです。
少し前までは、町の中心で、別段旨くもないチェーン店のうどん屋がこれだけ流行るとは予想しがたかったでしょう。
その代わり、地下にあるこだわりの蕎麦屋は閑古鳥が鳴いています。

ネットで一本2キログラムのハムを3本買いました。
デパートで買うよりもはるかに安かったです。
食品に限らず、なんでも安いものがネットには溢れています。
でも、いくら安かろうが、欲しくないものには目もくれません。

何が売れるのかという調査研究、いわゆるマーケティングは今の時代ほとんど通用しない感じです。
マスとしての大衆という存在が解体されてしまった感じです。
一人一人の欲求があり、一人一人の欲求不満があります。
大雑把に網を掛けても、彼らは捕まりません。
丁寧な仕掛けで、鮮度がよく、好みに合った釣り餌でないと、彼らは食いつきません。

商売には難しい時代になりましたが、工夫を重ねていけば、活路は必ずあります。
逆に言うと、商品を並べてさえすれば売れた時代よりも、価格、品質、接客態度、すべてが競争力を増さなければならない今を、
より充実した消費文化を再生するチャンスと捉えるのが正解かもしれません。