TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

海外の都市の紹介、 その82の12 『ローマ』

2010年10月08日 | 海外の都市の紹介
サン・ピエトロ大聖堂は 330年頃、コンスタンティヌス帝の命によって着工された大聖堂で、世界最大級の大きさです。
初代ローマ教皇と見なされる聖ペテロが殉教し、葬られた地に建てられ、1505年、教皇ユリウス2世により改築の決定が下され、コンテストによりブラマンテが主任建築家に任命されます。
1514年にブラマンテが死去したため、工事はラファエロに引き継がれ、その後何人かの建築家を経て72歳と高齢になっていたミケランジェロが主任建築家となります。
ミケランジェロが設計し創りあげたのがドーム部分です。



アトリウムと呼ばれる玄関廊です。



天井の装飾も見事です。



大聖堂はラテン十字の形で、南北約150メートル、東西約210メートル、床面積は2万3000平方メートルもあります。
大聖堂内部中央にあるのが、ベルニーニ作といわれる『ブロンズの天蓋(バルダッキオ)です。
大天蓋の地下には聖ペテロが眠っています。



クーポラの真下にある教皇の祭壇です。    
ベルニーニは、バルダッキオが聖ペテロの司教座(カテドラ・ペトリ)の額縁の役割を果たすように配置などに工夫したようです。



聖ペテロのブロンズ像です。
信者が右足にキスをしていくため、ペテロのつま先がすり減っているそうです。
カトリックでは聖ペテロが初代教皇とされ、イエス・キリストの最初の弟子で、イエス・キリストから信徒の赦免・破門の権限を与えられたと言われています。



こちらも、有名な彫刻のようですが、調べきれませんでした。



続く........................................................................。

トッポパパの再闘病記?『脳動脈瘤と耳下腺腫瘍発見、どうなるの?』 その3

2010年10月06日 | トッポパパ再闘病記 脳動脈瘤と腫瘍発見
トッポ、『パパは強運だから、きっと大丈夫だと思うよ!』



耳鼻咽喉科の診察を終えると、今度はいかにも重症患者を診察するような脳神経科で順番待ちです。
そこで、またクリニックの所見を読み直してみた。

『脳実質に粗大な梗塞巣を認めません。 
頭蓋内に明らかな血腫や腫瘍性病変は認められません。
頸椎は術後の状態でC3/C4、/C4/C5の椎間板は扁平かし、それぞれ後方に突き出しているようにみえます。
血管の画像によると、左内頸動脈サイフォンの近位側より外側に突出する、直径3mm大の不整形の瘤状の構造が描出されています。
元画像を参照するとアーチファクト(虚像)によって生じた陰影を見ている可能性もありますが、動脈瘤が存在する可能性を否定できず、精査が望まれます。
また、右後大脳動脈P1が低形成で、P2より抹消は後交通動脈を介して血流を得ています。
胎児型と呼ばれる正常差異あり、病的意義はありません。
そのほかには、主幹動脈に有意な狭窄や閉塞を認めません。』と書かれています。

しかし、何回読んでも、難しい言葉が使用されていて、よくわかりません。
頸椎所見は手術の結果だから除外していいでしょう。
脳動脈瘤の疑い?、冗談ではない、『アーチファクト(虚像)によって生じた陰影を見ている可能性』、そう、これに違いないと信じて、診察室へ入る。
ママが心配そうに後からついてきました。

ドクター 『(クリニックの所見と写真画像を見ながら)これでははっきりとはわからないね。 MRIとMRAのCDをもらってきませんでしたか?』
トッポパパ、『いえ、送られてきませんでした。』
ドクター『K大病院では大型の?MRAの撮影ができないので、今からお茶の水の設備のあるクリニックを紹介しますので、そちらに行ってMRA撮影をして、そのCDをもらって、また戻ってきてください。』
トッポパパ、『わかりました。(そんな緊急性があるのかな?.......ちょっと心配になる。』

とりあえず、タクシーに乗り、指定されたクリニックへ向かいました。

MRIとMRAとはどう違うのかというと、MRA (Magnetic Resonance Angiography:磁気共鳴血管撮影) は MRI (Magnetic Resonance Imaging:磁気共鳴画像) のひとつの方法です。
MRA は「流れている血液」を最も見やすくして画像化する方法で、3Dで血管の画像を見ることができるものです。
要するに『血液の流れに焦点を当てて検査した MRI が MRA』となるようです。
医学の進歩というか、すごい検査装置があるものですね。

トッポ、『で、どうだった!』



大きな音がするトンネルの中で30分ほど頭を動かさずに、撮影は終了。
30分ほど待ち、CDを受け取り、とんぼ帰りでまたK大病院へ直行です。

待合室で待つ時間が長く感じられます。
さて、どうなるのか..................................。
しばらくして、看護師さんに呼ばれ、再度診察室に入る。

ドクター、『(暫く、じっと3D画像を注視して)何にも異常ないですよ。』 
トッポパパ、『??? 何も、問題ないのですか?』
ドクター、『ちゃんと血流しているし、この狭くなっているのは、こちらが太いためだから問題ないですね。』
トッポパパ、『(ちょっと拍子抜けの感じで)で、どうすればいいのですか?(と、間抜けな質問)』
トッポママ、『良かったじゃない(安心した様子)』
ドクター、『別に、今まで通りで大丈夫です。(キッパリ)』
トッポパパ、『アルツハイマーは?(これが気になっている)』
ドクター、『問題ありません。』
トッポパパ、『もう来なくていいですか?(まだ、疑心暗鬼??)』
ドクター、『もう来なくて結構です。』

ということで、最敬礼で診察室を後にした。
結局、トッポパパが信じた、『アーチファクト(虚像)によって生じた陰影』だったようです。
我ながら、トッポパパは強運だと驚いています。

よし! これで、耳下腺の腫瘍が良性で、手術は避けられないにしても、顔面神経を傷つけずに腫瘍を除去できれば、なんとか今回の問題はクリアーできそうです。(少し楽観的すぎるかな?)

トッポパパは動脈瘤の方が気になっていたので、ちょっと気持ちが落ち着きました。
まだ、腫瘍の方は検査が続きますが、なんとかなるでしょう! で、頑張ります。

続きは、後日報告します。

トッポパパの再闘病記?『脳動脈瘤と耳下腺腫瘍発見、どうなるの?』 その2

2010年10月05日 | トッポパパ再闘病記 脳動脈瘤と腫瘍発見
トッポ、『検査のおかげで、早く見つかったんだから、精密検査してもらった方がいいよ!』

脳動脈瘤と腫瘍の疑いがあると言われれば、さすがのトッポパパも無視するわけにもいかず、10月1日にK大学病院へ直行しました。



早朝6時30分に家を出て、7時半ぐらいに到着して初診診察の申し込みをしましたが、それでも15番目でした。
2科(耳鼻咽喉科と脳神経科)の診察が、1日に可能だということを聴いて、最初に耳鼻咽喉科で待つことにしました。

その間、検査レポートを詳しく読み返しました。

『精査が必要な所見として、PET/CTにて右耳下線に腫瘍影をおよび異常集積を認めました。
サイズが小さく、良性病変を見ている可能性が高いですが、悪性病変を見ている可能性も否定できず、また、多形性線腫瘍のような悪性化のリスクを有する病変を見ている可能性もありますので、胃耳鼻咽喉科で精密検査ををお受けください。(画像添付)』というクリニックのドクターの所見です。

そう言われれば、右耳下裏にぽっこり盛り上がりがあり、ウズラの卵ぐらいの塊は自分が触っても感じます。
クリニックのドクターに脂肪の塊では? と聞いたところ、脂肪の塊ではありませんと、つれない返事だったので、腫瘍があるのは認めざるを得ないと覚悟を決めて待つことにしました。
『良性病変を見ている可能性が高い』の言葉を信じることにしました。

暫く待つと、診察室に案内され、クリニックでの検査報告と精密検査の依頼をしました。
顔周辺の触診をし、口腔内の検査を終えると、ノギスのようなものでサイズを測り出しました。
大学のドクター、『だいた25mmですね、外からなので、実際は25mm以下だと思います、多少硬い腫瘍だけど、口腔内もきれいだし、リンパも腫れている様子はないので、良性だと思えますけどね.....、痛みや顔面の動きに違和感はありますか?』
トッポパパ、『痛みは何も感じませんし、特に違和感は感じませんけど。』

その後、ドクターと一緒に、ひょっとこやおかめの顔(顔面神経のチェック?)のものまねをしながら、神経の動きの検査は終わりました。
悪性かどうかは、精密検査をしてみなければわからないので、7日にMRI(また!MRI?)を撮り、その結果と一緒に12日に専門外来のドクターと面談してくださいと言われる。
(最近はMRI検査に慣れてきたのか、30分近くもじっとしていると居眠りしてしまいそうになります。)

トッポパパ、『良性でも手術でとったほうがいいのでしょうね? また、その手術で顔面麻痺の可能性は高いのですか?』と聞く。
実は、この部位の摘出手術のリスクとして、顔面神経が走っている部位なので、手術などで損傷を与えると顔面麻痺になると書かれていたインターネット情報があったので心配でした。

ドクター、『癌の場合は、顔面神経に絡んでいる場合があるので、顔面麻痺になる可能性は高くなります。(これはちょっとヤバイですね)ただ良性の場合は、熟練のドクターが顔面神経を避けて(触らないように)摘出するので、ほとんど麻痺の可能性は低いでしょう。(ならば、よし!)』

であれば、良性であれば腫瘍摘出の手術は避けけられないにしても、大きな術後障害は残らないようです。(ちょっと安心しました。)

トッポ、『パパは運が強いから、大丈夫だよ!』
良性腫瘍の可能性が高いと言っているので、まず大丈夫でしょう。
(トッポパパは勝負強いほうなので、きっとこの勝負も勝てるでしょう。 なにせ、5年ぶりにゴルフをしても、ちゃんとバーディもとれたことだし.........(これは、あまり関係ないですね。)



ということで、MRIで使用する造影剤使用の承諾書に署名し、後の検査に任せることにしました。

この後、脳神経科へ直行です。

続く..........................................................................。

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現在、ブログ訪問やコメント返しの時間がとれませんので、ご勘弁願います。
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トッポパパの再闘病記?『脳動脈瘤と耳下腺腫瘍発見、どうなるの?』 その1

2010年10月03日 | トッポパパ再闘病記 脳動脈瘤と腫瘍発見
トッポ、『トッポパパが、また大変なことになってる! 大丈夫かな?』



難病と言われる、『後縦靭帯骨化症』にかかり大手術をしてから、もう1年数ヶ月が過ぎました。
8月の1年経過診断で今度の経過診断は1年後でいいでしょうと言われ、順調な回復なのでゴルフも解禁となり、もう一度体力回復のためにもゴルフを再開し頑張ってみようと、時間のある時は練習を始めている日々を送っています。

そんなある日、もうそれなりの年齢なので健康第一と、転ばぬ先の杖と大学の友人に勧められたこともあり、9月11日全身のメディカルチェックを受けてみました。
今回は大変大がかりな検査で、検査の内容は;

PET : まず日本語で「ポジトロン断層撮影法・ポジトロンCT」と呼ばれるPET(ペット)検査と呼ばれる、ほぼ全身の新しい検査法です。
PET検診は、おもに画像診断の検査・検診になり、癌(がん)の早期発見に大きな威力を発揮するそうで、癌検診の分野でたいへん注目されている検診方法です。

超音波診断:上腹部、下腹部、甲状腺の超音波による診断および頸動脈の診断

血液検査:70-80項目に及ぶ、詳細な血液検査

脳ドック : MRIにて脳の画像診断、MRAにて頭部血管の画像診断

その他諸々、とほぼ1日かけての検査診断でした。

検査終了後、詳細の報告書は2週間後ということでしたが、ドクターによる所見説明で面談しました。

ドクターの説明の概略は、頭部に直径3mm大の不整形の瘤状の構造が描写されているので、脳動脈瘤の存在を否定することができず、紹介状を書くので、脳神経外科にて精査してくださいと言われました。
また、さらにPET検診にて、右耳下線に腫瘍影および異常集積があるので、こちらも大学病院などの大きな病院で耳鼻咽喉科にて精密検査を受けてくださいと言われてしまいました。

その他、詳細血液検査では多少の正常値を超える数値も所見で指摘されましたが、それほど深刻なものではなく、もう少し痩せる努力と体質改善を図ってくださいにとどまりました。
肺、胃、その他の臓器や前立腺にも大きな問題は抱えていないので、首から下はまだまだ大丈夫のようです。
腰椎に、若干ヘルニアの様子がうかがえるが、こちらは年齢からくるもので、異常があったらその時に病院で診断を受ければいいでしょうで終わりました。

トッポ、『今度は動脈瘤と腫瘍か、こりゃ大変だね。 どうする?』



以前、健康保険組合のドクターに、PET検診を受けたほうがいいですかと聞いたことがありますが、その時は非常に小さい腫瘍も発見されるので、深刻になる人もいるので必要ないと思いますよと言われたのを思い出す。
さらに、頭部の腫瘍は場所によっては発見されても、どうしようもない場合もあり、お医者さんでも、あまり検査を受けていませんよと気楽なコメントでした。

さて、どうしようかと考えてもしょうがないので、とりあえず海外出張に行って、詳細の報告書が到着してから考えることにしました。

帰国後、画像付き、紹介状付きで、数10ページも及ぶ検査結果の報告書が到着しました。

脳の動脈瘤は破裂すれば脳梗塞やクモ膜下出血になるのだろうから、これは放置できないし、また耳下線の腫瘍も17mm程度のものだと診断されているので、これも癌でないとは言い切れないようなので、ちょっと頭が痛いです。

てなことで、今度も迷わずK大学病院を訪問して再度の精密検査をお願いすることにします。

長くなるので、続きは次回ということに。

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そう思いながらも、土曜日は結婚式に招待され参加、日曜日は5年ぶりのゴルフへと平気で出かけるトッポパパです。
まあ、自分でもどいう神経構造なのか疑問を持つこともありますが、おとなしくしてたり、よく考えれば治るものならそうしますが、そうでもなさそうなので悩むのはやめにして、これまた『万事塞翁が馬』と考えるようにします。
まあ、なんとかなるでしょう!
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海外の都市の紹介、 その83の5 『カンチャナブリ(戦場に架ける橋)』

2010年10月02日 | 海外の都市の紹介
軽食を済ませて外に出ると気温は35度近くあり、うだるような暑さです。
屋台がたくさん出ていましたが、ちょっと現地のドリンクで喉をうるおします。



観光列車の終着駅(始発駅?)の景観です。
バンコクでは、ほとんどのワンちゃんが放し飼いです。
予防接種はどうなっているのか、ちょっと心配してしまいます。



観光の記念にと、多くの人が観光列車で橋を渡っています。
今もこの鉄道は現地の経済に貢献しており、1日3便観光列車が走っているようです。



C56型蒸気機関車が展示されています。
クウェー河鉄橋の手前に静態保存されているC56型蒸気機関車です。
C56は日本の国鉄が昭和10年からローカル線向けに164両製造した蒸気機関車です。



当時、日本軍は昭和16年、泰麺鉄道用に90両のC56(1~90号機)を国鉄から供出させ、写真の機関車は23号機で、タイ、ビルマ等に配属され泰麺鉄道を中心に活躍しました。



また昭和54年にはタイから2両のC56(31号機・44号機)が日本に返還され、前車は靖国神社に静態保存され、もう後者は千頭駅構内に静態保存されているそうです。
JRでは日本に残ったC56のラストナンバー160号機が京都の梅小路蒸気機関車館で動態保存されています。



こちらの機関車はも、日本製なのでしょうかね。
詳細は分かりませんでした。



こちらは日本からの寄贈とか書かれていたような気がします。



こうした機関車が、戦時中はジャングルの中を走り抜けていたのでしょう。



続き.........................................................................。