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海外の都市の紹介、 その84の3 『イスタンブール』

2010年10月29日 | 海外の都市の紹介
アヤソフィア博物館の中庭から、入口をバックに記念撮影です。
逆光で顔がよくわかりません。



堂内への入り口は皇帝の専用通路もあるそうです。



1階の内陣を取り巻く回廊です。



内陣はイスラムとビザンチンが融合した不思議な空間です。
内陣の柱にはジャミィになって掲げられた6枚の巨大な円盤が飾られています。



上の天井の円蓋の半円ドームに、聖母マリアが生まれたばかりのイエスを膝に抱いているモザイク画を見ることができます。
イスラムで埋め尽くされたモスクの天井に残されたマリアとキリストは、キリスト教とイスラム教が混在した歴史をつたえるものなのでしょう。



上を見上げると、まず天井の高さに驚かされます。



高さは56mあるそうで、15建てのビルくらいの高さになるのでしょう。



窓のステンドグラスが美しいです。



アヤソフィアは325年に建築が開始され、360年に完成し、1453年に教会からジャーミィに変えられ、その後漆喰でモザイク画が塗りつぶされました。
アメリカの調査隊によって発見されたのは1931年、長い眠りから覚めアヤソフィアは博物館となりました。



壁も柱も窓も天井も、さまざまに意匠が凝らされた装飾で埋め尽くされています。



続く.........................................................................。