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海外の都市紹介、その6の5 『マニラ』

2006年03月25日 | 海外の都市の紹介
前回の銅像で紹介した、ホセ・りサールはマニラの大学で医学や詩を学んだ後、21歳でスペインに留学しました。
ここで、民族意識に目覚め、『我に触れるなかれ』を発表し、スペインの圧制を糾弾し帰国後、民族運動に傾倒していったのです。



その後、ミンダナオ島に流刑されても民族運動を続けたが1896年フィリピン革命が勃発すると先導者として逮捕されてしまいました。
逮捕後幽閉された場所が、上の写真です。



残された肖像を見ると、ハンサムな人物であったようです。
医師、詩人、思想家、画家などと様々な顔を持ち、数ヵ国語に堪能だったそうです。
上のの写真は、処刑場に向かう彼の銅像が、実際の場所に建てられてあります。



ホセ・リサールの処刑場に向かう足跡は、今でもホセ・リサールの FOOT STEP
として残されています。



上の写真は、資料館に大きく飾られていた処刑されたときの絵画です。



マニラ市の中心部に広がるリサール広場はホセ・リサールの記念像を中心に、総面積580,000Km2を占め、いまはフィリピン人の憩いの場所になっています。



記念像の下には、ホセ・リサールの遺体が葬られ、2人の兵士が24時間前に立ち、建国の英雄を守っています。



ホセ・リサール自体は35歳という若さで処刑されてしまい、革命の成功を目にすることはなかったそうですが、祖国を独立に導いた英雄として今も国民の敬愛を集めているそうです。



短い滞在でしたので、景勝地を回る余裕はありませんでした。 日本の戦争責任を論じる資格はありませんが、せめて少しでもフィリピンとは何かを理解しようとの気持ちで掲載してみました。

この辺で、マニラの紹介を終わります。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
肖像 (島流し)
2006-03-26 00:07:24
フィリピンも見所たくさんありますね。これ、肖像ですか?本当の人かと思いましたよ。



革命運動おこして、35歳の若さで処刑。

でも、信念曲げなかった彼、偉い!
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島流しさんへ (TOPPO PAPA)
2006-03-26 13:51:26
35歳とは、若すぎますね。 革命運動に目覚めたとはいえ自分に比較すると、やはり英雄といわれるだけの人生を駆け足で駆け抜けたのでしょうね。

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