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海外の都市の紹介、 その108-1 『台湾ブラブラ観光旅行-野柳地質公園-1』

2014年02月21日 | 海外の都市の紹介
台湾の首都台北から40km離れた台湾島の端にある野柳(ヤーリュー)を訪問しました。
ここはトッポパパが40年前初めて台湾を訪問した時に案内された場所です。
当時は閑散とした漁村で、観光客を受け入れる設備などほとんどなかった記憶ですが、現在は海岸沿いには大きなレストランやお土産店が立ち並んでいます。



当時、台湾の中央電影公司との合作映画の大作、『金門島にかける橋』が石原裕次郎主演でここ野柳でも撮影されたそうです。
映画は中台間の戦乱を背景にした反共メロドラマで、裕次郎は世界一周船の医師で、東京で出会った台湾女性と再会し、裕次郎と台湾女性の悲恋が描かれた映画野ようです。(映画を観た記憶があるような、ないような?)
裕次郎の相手役の台湾女優は王莫愁です。

この日の天候は最悪で、暴風雨に近い荒天のため見学は無理かと思われましたが、写真のように即席の雨合羽と足元を膝までカバーをして海岸に向かいます。



1000万年におよぶ地殻運動、海蝕、風蝕の影響を受けて、奇怪な岩石が並んでいる野柳ですが、その中で一番人気の『クレオパトラの頭(クイーンズヘッド)』と呼ばれる岩です。
ただし、こちらは記念撮影用のモニュメントです。



波しぶきを浴びながらの記念撮影は難しそうなので、まずはここでトッポママの記念撮影です。
確かに見れば見るほど、女王様の頭に見えてきます。
ただ本物のクイーンズヘッドは厳しい潮風の浸食により年々首の部分が細くなり、その形状を保てるのもあと20年ぐらいだろうと言われています。



びしょ濡れになるのを覚悟して、巨大なマッシュルームが地上から生えている海岸に向かいます。



東シナ海の荒波と潮風を受け、長い年月を経て岩盤が侵食され、このような奇景が創り出されたそうです。
近くに来るとその奇岩の大きさにも驚かされます。
本物のクイーンズヘッドは画像の中央部に少し曲がった岩が細く観えるのがそうですが、カメラがびしょ濡れで危うくなってきたので、近くでの撮影はギブアップでした。



風化や海の浸食によってできた奇岩の並ぶ風景は異次元の世界のようです。



ここ野柳地質公園の奇岩は世界奇観の一つとされていますが、この荒天はこの景観を創り上げる雰囲気が味わえるので、波しぶきを浴びながらの見学もある意味で正解のような気がします。



クイーンズヘッドは風化が進み、消滅してしまうと言われていますが、こちらはトッポパパが見つけた第二のクレオパトラとでもしておきましょう。



これもさらに風化が進むと、正式名称がつけられるかもしれません。



写真だとわかりませんが、実際ものすごい風雨でした。
頑張ってもう少し写真を撮ってみます。

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