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海外の都市の紹介、 その84の2 『イスタンブール』

2010年10月22日 | 海外の都市の紹介
前回紹介の『スルタンアフメット・ジャーミィ(ブルーモスク)』の正面には、『アヤソフィア博物館』があります。
ギリシャ正教の大本山として君臨しながらも、後にイスラム寺院に姿を変えた、イスタンブールを代表する建物です。



イスタンブールの歴史を長年に渡り見つめてきたアヤソフィアの大きさは、中央のドームは高さ56m、直径33mでブルーモスクより更に大きいものです。
ローマ帝国皇帝コンスタンチヌス大帝により、タンティヌス2世の360年に完成し、最初は教会でした。
537年、ユスティニアヌス皇帝の命を受け、6年の歳月をかけビザンツ様式の大聖堂が完成しました。
以後、ビザンツ帝国が滅びるまでギリシャ正教の総本山として崇められ、今でもギリシャの人々にとっては心のよりどころとなっているそうです。
ちなみにアヤソフィアは『神の知恵』という意味です。



1453年、コンスタンティノープルが陥落後、メフメット2世によりジャミイ(寺院)に改められ、トルコ共和国となった1934年にアタチュルクによって博物館として開放されます。



紀元前後はビザンティウム、ギリシャ神話の神々が立ち並ぶ広場だった公園から、ライトアップされた夜のアヤソフィア博物館の景観です。
ミレーナ(尖塔)もジャミィになってから追加されました。



時間によって色変わりをする噴水でした。



モスクへと転用された時に、あまり改築はされなかったものの、内部の貴重なモザイク画などは漆喰などで塗りつぶされてしまったそうです。



これから、博物館に向います。
博物館内での主な見どころはモザイク画と大理石で、紫色の大理石は珍しいエジプト産の火山岩で、2階のギャレリーにはテッサリア産の大理石が使用されているとのことです。



1931年、アメリカ人の調査隊により、壁の中のモザイク画が発見され、トルコ共和国の初代大統領、アタテュルクによって博物館として公開されました。



それでは、中に入ってみます。
中の様子は次回に紹介します。



続く......................................................................。

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2 コメント

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こんにちは。 (アレクリパパ)
2010-10-23 10:57:26
イスタンブールも楽しそう。
アヤソフィアって、思っていた以上に大きいのですね。
驚きました。
ライトアップすると一層素晴らしいですね。
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アレクリパパさんへ (TOPPO PAPA)
2010-10-26 21:43:58
もとは教会で、そのごモスクへと変わったので、両方がミックスした建物になったのですね。
内部も、かなり広く、立派な造りでした。
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