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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その176 『金沢城』 その3

2017年01月26日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
三の丸広場の兼六園側に2008年にはなかった建物が現れました??



帰宅後調べてみると、金沢城の実質的な正門である『河北門』が、2011年(平成23年)に復元されたのです。



金沢城『三の丸』の正門にあたり、『橋爪門』、『石川門』と共に三御門と呼ばれた『河北門』が、約130年ぶりに往時の姿でよみがえりました。



きちんと事前勉強せずに訪問すると..........、もう少し回り込んで写真を撮れたのに!、悔いても後の祭りでした。



この写真までは撮ったのですが.........,これが『河北門』の二の門と桝形土塀でした。



以下は金沢城の広報よりお借りした写真と説明です。
『河北門』は高麗門である『一の門』、櫓門である『ニの門』、続櫓の機能を持つ『ニラミ櫓台』で防御機能を持った構成となっています。
現在の建物は、1772(安永元)年に再建され1882(明治15)年頃まで残っていたものを忠実に再現しています。



『一の門』は、三の丸に入るための最初の門であり、幅4.7m、高さ7.4m総欅造りで、脇土塀を海鼠壁仕上げとし、土塀の内部側には隠し狭間が設けられています。



『ニラミ櫓台』櫓台です。
宝暦の大火で焼失した河北門は石川門と同様に2層の櫓がありましたが、安永元年に再建された河北門では、出し(出窓)付きの土塀によるものとなり、これを復元しています。
戦の時には狭間外側の海鼠壁を破って鉄砲狭間として使えるようになっています。



枡形内部側が『ニの門』の正面となり、石落し付きの出し(出窓)が設けられています。
門扉、柱、梁には厚さ3 ㎜の鉄板(帯鉄)が鋲で止められていて防御性を高めた装飾が施されています。



『河北門』は、金沢城の大手から入り、河北坂を上がったところに位置する三の丸の正面であり、金沢城の実質的な正門です。
『ニの門』の『三の丸』側です。



続く.......................................................。