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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その173 『高岡大仏、雨晴海岸』 

2017年01月14日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
高岡の大仏です。



阿弥陀如来坐像『高岡大仏』は、日本三大佛に数えられ昭和8年(1933年)の造立以降、市民から親しまれる象徴的な存在となっています。



奈良、鎌倉につぐ日本3大仏に数えられるという説には、他所にも大きな大仏がありますので、そこの住民には異論があるようです。
奈良の大仏と鎌倉大仏は決定していて、残り1枠を様々な大仏が争っている状況で、3位争いが正しいのでしょうかね。



仁王像です。



大仏が座っている台座は、回廊になっていて中を見て回ることができます。
こちらは以前の写真ですが、そこには阿弥陀三尊像や仏画などがありました。



総高15.85m、坐像の高さ7.43mの青銅製の大仏は、伝統産業高岡銅器の粋を集め、30年の歳月をかけて完成しました。



町中にあるので、奈良や鎌倉の大仏に比べると、逆に親しみやすいのかもしれません。



1933年、歌人の与謝野晶子が高岡を訪れた際に、高岡大仏を「鎌倉大仏より一段と美男」と評したとも伝わり、端正な顔立ちの大仏と言われているようです。



富山の紹介をしているので、高岡市の北部にある雨晴海岸を昔の写真で再度紹介します。



日本海沿岸屈指の遠浅で、絶好の海水浴場としても知られている能登半島国定公園の雨晴海岸です。
日本の渚百選のひとつにも選ばれています。
写真は女岩と呼ばれる浅瀬の小島です。



横山大観が高岡に滞在した際、1903年に描いた雨晴義経岩が有名です。




源義経が奥州へ落ちのびる途中、にわか雨が降り出し弁慶が岩を持上げ雨宿りをしたという伝説があり、地名の「雨晴」の由来もここからきています。



次回は新湊市場の紹介です。