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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その176 『金沢城』 その2

2017年01月25日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
石川門の二の門です。
二の門の石垣は「切り込み接ぎ」と呼ばれる石垣です。
金沢城はいろんな時代の石垣が見れることでも知られていますが、この石川門では枡形虎口を形成する壁面の石垣が左右で異なっています。



二の門から一の門を振り返ります。
一の門をはいった左側の石垣は、「打ち込み接ぎ」と呼ばれる石垣の積みかたです。
一の門をくぐると、右と左で積み方が違います。
修復時にこのようなことになったそうですから、もともとはすべて打込み接ぎだったんでしょう。



二の門の下から石川櫓を見上げます。



歴史を感じさせる太い柱を組み込んだ、堅牢な門です。



二の門を城内から見るとこんな感じの櫓門です。



三ノ丸広場です。
正面右から新しく復元された二の丸の菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が並んでいます。
三ノ丸は石川門、河北門の内部の郭を指し、利家が入城した後、 重臣の居邸が建てられました。
その後、これらを城外へ移し、高知番所、 物頭番所が置かれましたが、直ぐに廃れてしまったそうです。



菱櫓は二の丸の北東隅に配置された3重3階の物見櫓です。



菱櫓と橋爪門続櫓を2層2階の五十間長屋でつないでいます。




戦後から1995年(平成7年)まで城域は金沢大学となり、大学移転後は城址公園となります。
現存する石川門・三十間長屋などの修復に加え、菱櫓〜五十間長屋〜橋爪門、河北門など城内の主要施設が次々と復元されています。



橋爪門の一の門と橋爪門続櫓です。 



続く...............................................................。