TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

神奈川の景勝50選、 その40の5 『鎌倉、光明寺裏山の展望』

2007年10月02日 | 神奈川の景勝50選
材木座の海を見てみようと、山門を通ると沢山の車が集まっていました。
トッポ、『車がいっぱい来たよ!』



あの有名な石原軍団が率いる石原プロモーションの車が続々と集まってきました。
ロケの下準備なのか、参拝なのかは分かりませんが、俳優さんもいたのでしょうかね。



総門を出ると30mぐらいで材木座の海岸に出ます。



過ぎ行く夏を惜しむかのようにウインドサーフィンに興じている人がまだ沢山います。
「材木座」の地名の由来は、中世の同業者協同組合の「座」だと思いますが、材木座の海岸には、鎌倉時代に諸国から多くの材木が、かつての築港「和賀江島」に到着したのでしょう。
遠浅の海岸なので、マリン・スポーツに最適な場所のようです。



大きなワンちゃんが、しっかりとボールを咥え海を見つめています。
「和賀江島(わかえじま)」とは、材木座海岸の沖合いに引き潮時に見える石の河原のことですが、現存する日本最古の築港(人工の港)遺跡です。
ここも国の史跡になっています。
その昔、諸国から鎌倉に入る船で賑わった港なのですが、遠浅のため難破する船が多く、その当時、日本初めての人口の防波堤兼船着き場を造ったわけです。



海岸で昼寝状態の、ウインドサーフィンです。
夏の終わりを感じます。



さっきボールを咥えていた大きなワンちゃんがトッポを見つけて寄ってきました。
最近トッポは大きなワンちゃんは吠えないし、優しいと思っているのか、挨拶ができるようになりました。



ところが可愛いワンちゃんは、元気がよすぎて苦手なのか逃げ腰なので困ります。



昔は、この海岸のすぐ前が光明寺の総門だったそうです。
材木座の海も、すでに海の家の解体も終わり、秋の気配です。



では、神奈川の景勝50選の紹介とはちょっと趣旨が変わってしまいましたが、鎌倉、光明寺よりお別れです。