Ommo's

古い曲が気になる

山女魚3匹、ブラウントラウトは、1匹……

2015-11-06 | 日記・エッセイ・コラム

 

 日暮れが早い。3時過ぎに帯広川に出かけた。

 河原に着いて、竿を振りだすと、もう薄暗い。山女魚のぴん子を3匹と、ブラウントラウトの10センチくらいの幼魚を釣ったが、もう、針にエサをつけられないほど手元が暗い。冬だわ。

 きょうの場合、キャッチ&リリースだった。(ぴん子だからリースしたんじゃない。冷凍庫の中に、山女魚、ニジマス、ブラウンが、もうたくさん居るんだ)。

 少年のころ同居していた祖母は、わたしが釣ってきたウグイを、焼き干しにして保存し、味噌汁の出汁をとったり、甘辛く煮ておかずにしていた。

 ”焼き干し”とは、ウグイとか、山女魚とか、まあ、なんでもいいが、一度焼く。これをまた、天日でカラカラに乾す。

 祖母は、わたしが釣ってきた川魚を焼いてから、縁側に広げて、陽に干して保存していた。その焼干した魚で味噌汁やうどん・そばの出汁をとったり、醤油と砂糖と日本酒で甘辛く煮て、ご飯のおかずにしていた。

 

 

 

 

 


鈴木さんから、酒の肴、届く

2015-11-04 | 日記・エッセイ・コラム

 

 札幌の鈴木さんに酒の肴をたくさん送っていただいた。「ワインが好きだというので、ワインに合う酒のツマミと思って………送りました」と、鈴木さんが言う。ありがたいことだ。

 

 わたしたちが出会った40年以上まえ、鈴木さんは、フォノグラム・レコードの人だ。(わたしは、北海道・帯広の、小さいレコードショップの店長)。

 日本フォノグラムは、フィリップス、フォンタナ・レーベルを発売する日本ビクターのグループ会社だった。日本では、森山良子、長谷川きよし、キャロル(矢沢永吉、ジョニー大倉)などがフォノグラム・レコードだった。フィンガーファイブ、大ヒットした”黒猫のタンゴ”は、フォノグラム。もんた&ブラザーズの”ダンシング・オールナイト” 、尾崎紀世彦の”また逢う日まで”も、フォノグラム・レコード。矢野顕子のデビューアルバム、大橋純子もまた、日本フォノグラムだった。

 洋楽では、ポール・モーリア、ジェフ・ベック・グループからソロになったロッド・スチュワート、そしてジェネシス、フィル・コリンズ。元々オランダの会社だからフィリップス・レーベルは、クラシックのカタログも豊富だ。ジャズでは、マーキュリー、エマーシー・レコードの、1950年代の名盤の数々があった。歴史的名盤 ”ヘレン・メリル with クリフォード・ブラウン” も、日本では、フォノグラム・レコードで発売していた。

 

ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン
 
 

 この、1955年の名盤のアレンジャー&プロデューサーが、クインシー・ジョーンズ。まだ21歳の若者だった。まさに天才だ。なんど聴いても、このアルバムの "You'd Be So Nice To Come Home To" のアレンジは、凄すぎる。

    ヘレン・メリル・ウイズ・クリフォード・ブラウン  You'd Be So Nice To Come Home To  https://www.youtube.com/watch?v=YM0PhsP7ulk

 

 鈴木さんに送っていただいた、酒の肴。