日暮れが早い。3時過ぎに帯広川に出かけた。
河原に着いて、竿を振りだすと、もう薄暗い。山女魚のぴん子を3匹と、ブラウントラウトの10センチくらいの幼魚を釣ったが、もう、針にエサをつけられないほど手元が暗い。冬だわ。
きょうの場合、キャッチ&リリースだった。(ぴん子だからリースしたんじゃない。冷凍庫の中に、山女魚、ニジマス、ブラウンが、もうたくさん居るんだ)。
少年のころ同居していた祖母は、わたしが釣ってきたウグイを、焼き干しにして保存し、味噌汁の出汁をとったり、甘辛く煮ておかずにしていた。
”焼き干し”とは、ウグイとか、山女魚とか、まあ、なんでもいいが、一度焼く。これをまた、天日でカラカラに乾す。
祖母は、わたしが釣ってきた川魚を焼いてから、縁側に広げて、陽に干して保存していた。その焼干した魚で味噌汁やうどん・そばの出汁をとったり、醤油と砂糖と日本酒で甘辛く煮て、ご飯のおかずにしていた。