Ommo's

古い曲が気になる

どこも秋

2013-10-15 | 日記・エッセイ・コラム

 

 昼間は、認知症の、老父の徘徊が怖いので、長時間、家をあけられない。(昼間、長く外出するときは、他人にお願いしなくちゃならん)。暗くなると父親はけっして外に出ない。だから、買物と散歩は、夕暮れちかくに出かけるか、真っ暗くなった、夜だ。

 

 10月。北国だ。日暮れは早い。午後3時を過ぎたばかりだが、”白鳥の川”は、なんとも夕暮れの‥‥‥ここも秋、そこも秋、どこも、秋だ。

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  ビートルズ  Here, There and Everywhere http://www.youtube.com/watch?v=c-orfyCwhCA

 

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 近所の帯広川に、もうそろそろ白鳥がやって来ているかな、と思って出かけた。台風の余波の低気圧の大雨で川の流れが変わっていた。(台風が、北海道に上陸することは、稀だ。とんでもなく長く、厳しい冬の代償は、それかな。北海道には台風がない。沖縄、奄美、九州、四国、中国、東海地方は、すさまじい台風にさらされる。それはもう、北海道の人では到底考えられない、暴風雨だ。それも、一年に何度もなんども)。

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 去年、この取水口の左は、よどみで、そこが、白鳥たちが子づれで越冬するのにいい流れだったのだろう。今日みると、このように土砂が堆積して、すでに植物が繁茂している川岸だ。去年の川面の様相とは大きく変わっていた。

 もうすでに白鳥は、この川にやってきてるのか、ここではない、どこか他にいるのか、あるいは、例年より気温が高いので、まだシベリアにいるのか? ともかく、去年の冬の、唯一のたのしみは、この川で白鳥をみることだった。(わたしは、白鳥には、エサをやらない。ただ見るだけ)。