円高、株安は、止まらない。日経平均株価20日(金)終値、9497円68銭。対ドル円相場(23日13:31)1ドル=88円90銭。http://www.nikkei.co.jp/news/market/
テレビと、朝日、毎日、地方紙は報道してないだろうが、世界のなかで日本がひとり負け状態なのだ。報道ステーションなどテレビのニュース・ショーは、ひた隠しにして報道しないが、サブプライムローン問題を引き金にした世界同時不況から、日本以外の世界じゅうの国は回復してきているのだ。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20091120-OYT8T00444.htm
アメリカはもちろん、イギリスも、香港も、台湾も、上海も、世界の株式市場は、11月になって今年の高値を更新している。すべての国で右肩上がりに株価は回復している。ただ日本だけが、底値にむかってひたすら下落している。20日には、9500円台を割った。
ことし6月、8ヶ月ぶりに東京株式市場では1万円台に回復して、8月には(麻生政権のとき)1万639円71銭の今年の最高値になった。それがピークだった。政権交代だ。
民主党政権になると、すぐに1万円を割り、それからはひたすら下がるばかりだ。そのあいだに、先進国の株価は持ち直し、世界不況まえの水準にむかっている。メディアは伝えない。ヨーロッパも、アジアのほかの国も、景気は回復しつつある。日本だけが底の知れない奈落にむかって落ちつづけて止まらない。鳩山政権の経済政策への不信は大きい。日本だけが世界の景気回復から取り残されてしまったのだ。これをテレビはまったく伝えない。朝日新聞や毎日新聞はもちろん書かない。北海道新聞や中日新聞など左派の地方紙はどうなんだろうか?
左翼政権で景気が良くなることはあり得ない、という定説どおり、民主党政権も例外ではなかったわけだ。まだ二ヶ月だが、予想どおりバカまるだしの、鳩山由紀夫の中学生のような言動には辟易とする。テレビで顔がでるとチャンネルをかえる。あんな厚顔で不快な面はない。きのうも野球の始球式かなんかやって、はしゃいでいた。国の首相はタレントじゃない。国会開会中、大不況下の日本国、年末間近、一国の首相が、野球の始球式……そんなのんきなことをやってるときか? 東大卒でもオウム真理教に入信する幼稚なやつがいるように、鳩山は、東大出でもバカはいる、という典型だろう。
鳩山首相の5億円をこえる脱税、小沢一郎民主党幹事長の水谷建設からの1億円裏献金。今月になって発覚したのだが、テレビ・メディアは、まったく報道しない。自民党出身のふたりは、自民党の一番汚いところを継承している。この民主党のボス二人、まさに悪のツインタワーだ。
メディアは、民主党政府に都合の悪いことを、ひた隠しにして報道しない。まるでソ連時代の、ロシア共産党に支配された東欧の社会主義国家のようではないか。ひどい国になってしまったものだ。民主党に投票した人たちは、こういう国をのぞんだのか?
21日、帯広の土曜日の夜は楽しかったようだ。「チャボ」でのブルース・セッションの観客には、札幌から元フォノグラム・レコードの鈴木雄三さん、「十勝の木のうつわ」工房の佐々木要さん、写真家の戸張良彦さん、そして元サウンドコーナー店長のまっちゃん。
Azuさんのメールにあった。そこに参加できなかったことが残念でならない。