Ommo's

古い曲が気になる

象潟や 雨に西施が ねぶの花 、そのⅡ

2017-05-26 | 日記・エッセイ・コラム

 象潟や 雨に西施が ねぶの花

 (きさかたや あめにせいしが ねぶのはな)

の”象潟"は、わたしが詠んだ「きさかた」ではなく、”きさがた”ではないのか、という指摘がある。

しかし、音韻的に”gata”と濁ると、つぎの語句 ”雨 ame” に語呂が合わない。つまり、この間の、語音が濁り、汚い。リズムが乱れる。そして、「ねぶのはな」と結ぶ語句が、kisagata と濁音混じりの強い語句ではじまると、活きないのではないかな? と、深夜に酔った、わたしであった。

 

それにしても、「難解な句だ」わな、と学生のときから思っていた。

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。