Ommo's

古い曲が気になる

銀座で戸張さんと会う

2017-05-23 | 日記・エッセイ・コラム

 

銀座・山野楽器でフォトグラファーの戸張良彦さんと待ち合わせて、ギンザ・シックスを見物に行った。

ギンザ・シックス、じつは、もし東京にもどったら、まず最初に行ってみたい、と思っていたところなのだ。だが、ジジイひとりで行くには、なんとも気おくれがあった。(わたしは、50代の半ばから、日本橋と銀座界隈でゼネコンの工事現場の常駐警備員をやっていたから、勝手知った街なのだが‥‥‥北海道・帯広で5年‥‥‥‥認知症の父親の介護をやっていて、生きて東京・銀座にもどることはないだろな‥‥と、ある諦めがあった)。

帯広在住の戸張さんが、実家の東京に来ると知って、「ギンザ・シックスに行きませんか?」と声をかけたのだ。

戸張さんは、ライカの店に興味があるようだった。”ライカでグッバイ”のライカね。

やはりギンザ・シックスは、日本中、世界中からやってきた女性たちで凄まじいことになっていた。あらゆる年齢の、女の人には、じつに楽しい空間だろうな。

泰明小学校前のカフェ、オーバカナル銀座でアイスコーヒーを飲みながら話しこみ、東京駅まで散歩することにした。気温も下がってきて、風が乾いて、気持ちいい日暮れだ。

戸張さんに東京駅までつきあっていただいた。

 

5年前、両親の看病・介護のため、北海道にもどるとき、まだ東京駅修復工事は半ばで、この正面は仮囲いで隠されていた。

 

 

この、東京中央郵便局の完成も見たかった。(故・鳩山邦夫大臣が、「全部解体しちゃダメよ、この歴史的建造物を何とか残せないのか」と言って、解体・建設がはじまっているとき、毎日のように仕事帰り、この現場を見に来たものだ。鳩山邦夫さんが解体を止めたことがよく分かる。美しい建物だ。

 

東京駅で戸張さんと別れ、わたしは、日本橋まで歩いた。

この日本橋のたもと、西川寝具店・東京本社ビルの改装工事、その警備のおじさんだった。半年くらいかな、ここで、工事車両を誘導していた。

 

 

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。