Ommo's

古い曲が気になる

ギターを弾いて、喝采をあびたいものだが……

2008-10-04 | 日記・エッセイ・コラム

Touch Me in the Morning Touch Me in the Morning
 じつに気持ちがいい天気だ。昼は半袖でいい。快晴、カラッと乾燥して、夕暮れの空に三日月が美しい。旧江戸川から東京湾にたくさんの屋形船がくだっていく。今夜の海の上の宴会は、楽しいだろう。こんなに快適な日は、東京では一年に何日もない。

 Azuさんのコメントにキャデッラクスリムのことがあった。C・スリムに関しては、もう大昔のことだから、さまざまな恩讐を越えるときだろう。たしかに、やり残したことがあって、メンバーもファンも心残りだろう。ならば、再びやることだ。解散のころは、九州、中国地方から西日本全域に火がつきはじめていた、と当時フォーライフ・レコードの社員に聞いた。

 やり残したと思うことがあるなら、またやればいい。再結成してライブをやるのもいいだろう。新曲をつくるのもいい。みんな責任ある仕事をもっている身だから、若いときのようにフルタイムのバンド活動というわけにはいかないだろう。しかし、年一のライブでもいいじゃないか。オヤジ・バンドといわれてもいいじゃないか。全国のかってのファンも優しく迎えてくれるだろう。人生は短い。もう先もみえている。十代のときにやりたかったことに立ち帰ることができるなら、そうするべきだろう。もう成功もメジャーデビューも関係ない、音楽する喜びに立ち帰る。お客が楽しんでくれたときの喜びをまた体験する。心残りのことは、できるうちにすっきりさせるべきだ。やがて、人はだれも、二度とギターも弾けなくなるのだから……。

 人を感動させるギターを弾けるのは、すばらしいことだ。  

 30年くらい前の湧洞湖(ゆうどうこ)のキャンプで、オールナイトのブルース・セッションのときの、ギターを弾く東川くんの姿をいまも鮮烈によみがえる。先日も似内清高くんと話したとき、「あのときの東川は、ほんとうにカッコよかった」、と清高くんがしみじみといっていた。

 ダイアナ・ロスのファースト・ソロは、「エイント・ノー・マウンテン・ハイ・イナフ Ain't No Mountain High Enough 」、1970年(昭和45年)の発売だった。爆発的に売れだしたのは、「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング Touch Me in the Morning 」(1973年、昭和48年) からだ。清高くんと会うとなぜか、ダイアナ・ロスのアルバムを思い出す。サウンドコーナーでは、かれの世代にダイアナ・ロスのファンが多かった。Diana Ross - Ain't No Mountain High Enough http://jp.youtube.com/watch?v=3MALBTAG3-I&feature=related


2 コメント

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今でもC.スリムの懐かしい話をしている仲間は全... (TAKA@はこだて)
2008-10-05 10:33:42
今でもC.スリムの懐かしい話をしている仲間は全国各地にいます。
youtubeにUpした動画には数々の感動のコメントが寄せられてます。
mixiでもC.スリムのコミュに集まって楽しんでます。
北見には素晴らしい内容のC.スリムを紹介するサイトを運営してる方もいらっしゃいます。
江差には全曲のコード譜を作ってStickamのチャットライブで演奏してる方もいらっしゃいます。
C.スリムの「お宝シリーズ?!」(ビデオ・写真・音源等)を所有してる方も沢山いらっしゃいます。(もちろん、筆者様が一緒に出演しているTVのビデオも^^)
是非とも25年ぶりの同窓会を実現してもらいたいものですね♪
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今、コメント欄を拝見しました。 (Azu)
2008-10-05 13:15:48
今、コメント欄を拝見しました。
もしTAKA@はこだて さんの様な思いを持っている方が沢山おられるのなら、その方達が皆で力を合わせない限り「25年ぶりの同窓会」は無理でしょう!
彼らは、解散した後にきっと故郷に戻りたいと思っていたメンバーもいるはずです。
ただ数々の人達の応援とバックアップを多大に受けてあそこまでたどり着きました。
結果あのようなかたちで終わってしまいました。
私が言っている以上に本人達は傷付き悩んだでしょう!
皆の期待を受けて旅立った事の失敗で故郷に華を飾れなかった。
帰りたくても帰れない・・・ 辛かったでしょう・・・
メンバーもあの解散劇から現在に至るまで決して良い仲の状態であるはずも無いですし
もし本当にあなた方の思っている様な事を実現させたいと思っている方が沢山おられるのなら
かなりの協力がいると思います!筆者を先頭にして動かないと無理でしょう!
当時のメンバーでもこのブログを見ている人もいる事と思います。
もうメンバーも(一人以外)全員50才を過ぎたはずです。
もう互いの事は許し合いましょうよ!! 自分も許しましょう!
もし昔の悔しさをずっと引きずって生きているのなら、許し合いましょう!
許した時にきっとこれからの人生が楽なる様な気がします。(自分達が夢を描いていた頃のピュアな心に)
もう歳なんだから・・・
もしそれが実現するのなら、キャデラックの前身であるペニ・レーンのリーダーも呼んでほしいですね!
彼は当時メンバーのクーデターでバンドを追い出されました。辛かったでしょう!
その後一人で東京に出てバンドを作ってデビューしてアルバムを出しました。
最近三十数年ぶりに彼と話をしました。
彼はすばらしい奴で「俺は誰も全然恨んでなんかいません!」と私に言いました。
「せっかく久しぶりに話せたんだから、これからまたいい関係を築きましょう」とも言いました。
ポジティブでもあり、非常にすがすがしい正論でした。
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