35年ぶりに帯広・藤森食堂で天丼を食べた。
夏休みで帯広にやってきた小学生の孫娘と、ディズニーのアニメ『ファインディング・ドリー』を観た。映画が終わり、駅前のシネコンを出て、ランチ。
孫と会うのは1年ぶり。それにわたしは、昼まったく街中に出ない。孫娘との、このランチが楽しみだった。
きのうの場合、帯広駅前・西2条の昼飯は、六花亭、バイプレーン、そして、ふじもりの三択だ。
孫は、一昨日、六花亭に行ったという。ならば、ぜひ、”ふじもり” さんに行きたい。
「お子様ランチ、食べるかい?」と、孫に提案した。一年ぶりに会うじいちゃんに緊張している孫は、「うん‥いいよ」と言う。(年に一回会う祖父は、近所、町内の老人より距離感があるだろうな、きっと‥‥‥)。
4年前、帯広にもどって、閑散とした西2条通りを歩いたとき、駅前のレストラン”ふじもり” を見て、「この西2条で、藤森食堂さんは、がんばってるんだ!」と、感動した。
1968年から帯広駅前で、レコード店”サウンドコーナー”をやっていたわたしは、週に何度も町内の藤森食堂で食事をした。ラーメンから丼物、定食、なんでも美味くて安い、駅前の大衆食堂だった。その藤森食堂の隅にインディアンカレーが開店したのは、わたしのサウンドコーナー駅前店の開店と同じ年。
西2条通りの同じところで、綺麗になった店舗で営業している”藤森食堂” に入ってみたい、と、ずっと思っていた。
ショーウインドの”ちびっ子ランチ” のサンプルを差して、「これでいいかい?」と尋ねると、「うん、これ、食べたい」と孫が言ってくれた。
店に入って驚いた。綺麗になった店内だけでなく、満席、大繁盛していた。
孫に”ちびっ子ランチ”、わたしは、天丼を注文した。40年も前、毎週のように食べていたラーメンや親子丼や卵丼、そして、カレーライスも食べたかったのだが、メニューを見て迷っていると、天丼も安くて美味かったな、と思い出した。
天丼、758円。期待どうりであった。安くて美味い。「天丼 てんや」の”オールスター天丼” と十分競える。帯広・ふじもり、偉い!
帯広 ふじもり http://www.fujimori-kk.co.jp/fujimori/
ちょっと小奇麗になってしまいましたが、注文前に無料で出てくるソーダ水は今も変わりませんね♪
共感できる懐かしいお話に本当に感謝します。