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過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

葉月の木山 9:蓮根の下に秘めたものは…

2017-08-22 07:31:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★



■岩牡蠣の葛粉焼き、冬瓜、蓮根

蓮根のドームに見え隠れしているのは、岩牡蠣♪ 葛粉をまぶして、ふっくら焼いて。別に炊いた、ジュンワリ冬瓜とあわせて盛れば……静かなとろみも生まれようもの。
旨さを全部、閉じ込めているだろう岩牡蠣は、しっとり、ふっくら、ムチュン。うまうま♪ 蓮根はしゃくっ、冬瓜はジュンワリ旨出汁を含んで。きれいな組み立て。

ほおっと溜め息がでる、幸せな逸品でした。


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葉月の木山 8:天婦羅はぐじと…

2017-08-22 04:24:55 | 外食でリフレッシュ!
おはようございます。ちょいギウギウで、一食の記事を完了できず。新幹線移動中に仕上げたい(笑)。ゆるりっと、お付き合いください。

★飛び込み記事です★



■ぐじのてんぷら、胡瓜のすりおろし(おろし和え)、加茂茄子の天婦羅には実山椒醤油

はしりのぐじ(甘鯛)、盛りの加茂茄子。二つの季節を味わう天婦羅に、ニッコリします。ぐじはふんわり、ほろっとほぐれて甘し。茄子をザクッとかめば、じゅわっと甘つゆ。食感の対比も楽しいものです。

天婦羅にすりおろし胡瓜。茶色に緑って、嬉しい組み立てと思います。大地と木々の色は、身体を養う色として私達に根付いているのでしょうか。(ニッコリ)


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葉月の木山 7:おしのぎ

2017-08-21 21:21:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★



■おしのぎ:蕎麦に雲丹と塩いくら



寄ってみました。ほんの二口ほどの、きれいな、おしのぎでした。蕎麦にからめて、風味のくっきりしたモノを舌にのせるような。この後、一献。不思議なリセットが出来上がるのでした。ご飯ではそうは行かない?と面白く受けとりました。

北海道の小樽には、雲丹とじ蕎麦があるのを思い出しました。蒸した雲丹を卵でふんわり寄せて、暖かい蕎麦に仕立てるのです。
が、雲丹を増量させたかのような、染め上げる力があって。お酒でも、お茶でも変えられない舌になり、驚いたことを、思い出しました。


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葉月の木山 6:名張の鮎

2017-08-21 00:22:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★



ほんの一時、鮎を待つ設えです(笑)。木の葉のようにも、岩床のようにも思える器が印象的。



たで酢の緑が気持ち良い! しみじみ、見るのは久しぶり(笑)。



■名張の鮎
皆様盛りの篭から取り分けられた、名張の鮎。
炭がはぜる香ばしさ、鮎の芳香がひろがりました。ざくっと噛む……旨し!




お酒がスケールアップ?(笑)
いいえ、武骨さが生真面目さに通じるように見える酒器です。


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葉月の木山 5:造り三色

2017-08-20 15:00:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★



■お造り:塩釜の本鮪のかま、いか、スプラウト、ばくだいかい(莫大海)、醤油

目の前で、木山さんが烏賊を、細い松笠にしてから、拍子木に切り分けていました。
ほぉ? 紅白の解りやすいお造りは、京都にしては珍しい!(笑)
ですが、板前の席にいた私、色がもう一色、黄色があったのを知っています(ニッコリ)。

さておいて、硝子の菊花鉢、造りの手前にある、見知らぬ茶色。海草にみえないものが、ばくだいかいと聞きました。噛むと不思議な食感、ニュムッとしている、脂負けしない、面白さがありました。
植物の種子で、水につけると莫大に増えることからの命名との逸話を面白く読みました。

お造りです。烏賊に山葵、では鮪のかまという濃い味には何を?
その答は、最初に見た黄色、鮪の奥にあったのです(笑)。



お造りを楽しむための御酒。風流な瓶子にかわりました。



本鮪のかまの濃い味への答は?
この美しい黄色! 芥子とおろしをあえてあって、鮪に爽やかさを与える力がありました。
これ、真似っこします(笑)。


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葉月の木山 4:椀の楽しみに先だって、薫る…組みたてを観る

2017-08-20 05:59:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★



■お椀:毛蟹のしんじょう、おくら、加賀太胡瓜

四品目、この美しい椀の蓋をとるまでに、楽しい学びが、いくつもありました。

時計を巻き戻してみましょう(ニッコリ)。

お道具だてが運ばれてきます。五徳の上には濾紙をはさむ笊、下には硝子鉢。
「三つの節で、これから出汁をひきます。」

丁寧に選び、鰹節をかく木山さん。うん、香りが幸せ。お客様から歓声がこぼれます。でも、これは我が家にもある香り(笑)。
おや? 一律ではなく、あえて長短厚薄を、分けて掻いているように感じました。

「まず、あらぶしを、それから、かれぶしを掻きました。どうぞ。」
ひとひらづつ、順番にお客様に手渡して。時間差で節の違いがわかるよう、二週されて。

しゃりしゃり。鼻に抜ける香り。
うん。あらぶしには、鰹だった強さが未だあるように、私は味わいました。
うん、かれぶしは、いつもの鰹節、掻き立ての鰹節。ただし、我が家のよりは、ぐっと上等で、上手に掻いたなぁ(笑)、と実感する旨さがありました。

荒節(あらぶし)はカビつけ前、本枯れ節(かれぶし)はカビつけ熟成を何度も繰り返し、さらに寝かせて好みに加減していくもの。
鰹節は用途に応じ、様々な特徴をもって育てられ、使われています。料理に応じて、その用途は違う、という事実はわかっていたつもりでした。

が、木山でこの夜、改めて考えました。我が家、鰹節をかきます。出汁をひくためと、最後にかけるための、二種類の鰹節を使っています。昆布も椎茸も理由をもって使い分けてきました。昔からの日本橋の乾物屋さんで、もう、長いこと、そうしてきました。(微笑)

だから、出汁をひく様を目前で体験する、のは、何故か? 正直、最初は不思議に思いました(笑)。

ですが、あらぶし、かれぶしと、その個性ある味を、改めて噛んできて、はっ!としました。
「三つで出汁をひく」といった…。
ここに、もう一つ、何かをあわせて、出汁を組み立てるって、考え方を、いま見せて貰っている、んだ。

何を足す?
あれぶしは生きる鰹の強さ、かれぶしはきちんとした旨さ、あと、いるものは何? 華やかさ? 異質の甘さか? いや待て、椀つゆが、そんなに主張するか?

……… 木山さんが、掻いたのは、まぐろぶし、でした。
ひとひら。また、手渡されて。しっとりした堅さを感じたような、鰹節と違う甘さ、旨味の質をもつような…。

長く綴ってきましたが、実は短時間だと思います(笑)。ここで、写真を思い出しました(笑)。



行平には、熱感のある昆布出汁があり、そこへ掻きたての、あらぶし、かれぶし、まぐろぶしを、手ばかりしながら加えていきます。
火をかけない。呼吸を数えて、味をみて、そして濾紙笊を通す。



金色の出汁が、硝子鉢に満ちています。
そうか、昆布出汁に鰹節系の複雑さを、えぐみ無しに載せる組み立てなのか?
木山さんが、金色の出汁をすこしづつ、ついでくれました。



あらぶし、かれぶし、まぐろふし、昆布の合せ出汁。深い香りと、風味ある液体です。滋味といえる。しみじみします。
ですが、まだ、椀のつゆではない…。

硝子鉢は調理場にいきました。味見したちょくも下がりました。
このはかない味を覚えて、待とうと思いました(ニッコリ)。



かくして、最初の写真に至ります(ニッコリ)。
お椀の蓋をとる。豊かな香りに深呼吸。目に美しい。静かに一吸い…ああ、美味しい……。
……… 塩! 塩をもって、出汁は汁(つゆ)となるっ! ああ、真実だ。いま、出汁は立体になる。組み上げた品が味を形つくる。

椀種の吟味はあれど、それに先立つ汁の形が独立にある。だから、椀種をおき、汁をはる、と考えるのか!
さらに、椀種とのコラボレーションを見込んだ、汁の形も、又、出来ていなければならないのか。
これは怖い……凄みある仕事。ああ、だから、西さんのお椀だけの本には、情念を感じたのだな…。

会席のお椀は花と、ずっと楽しんできました。出汁も、我が家では毎日ひきます。でも、気づかなかった…。
本で読んでいたはずの知識が、一気に繋がった瞬間でした。
吸物であるという意味の深さ♪

そして、味噌汁の意味も考えてみようと思いました。くつくつと具材を煮て、そこに味噌を溶きいれる意味も。
料理は常に科学です(ニッコリ)。



様々な言葉が頭の中を飛び交いながらも(笑)、しっかり、お椀を楽しみます。
しんじょうのフンワリは幸せ♪ それを含みながら、吸うつゆは、もっと幸せ♪でした。

(長い長いテキストを読んで下さって、ありがとうございました。ニッコリ)


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葉月の木山 3 花を想う・鱧

2017-08-19 13:00:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★



■鱧のおとし、梅肉、山芋、白ずいき、素麺かぼちゃ


手前をうっとり食して。改めて、形が見えるよう、寄りました(笑)。


蓮の花に見たてた鱧のおとし。先ほど、調えられた蕾は、ふっくらと花開いて戻ってきました(ニッコリ)。

梅肉、穂紫蘇の花をからめて、ぱくりっ。ふっくら拡がる穏やかな旨さ。はしりの秋は、うまくいきそうな気持ちになりました。
ふわっとした鱧のお供には、食感の違う野菜たちが嬉しい。シャクッ、ムチュン、つるんっ。楽しんで食しました。
美しい蓮花♪(ニッコリ)


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葉月の木山 2:形に宿る・飯蒸し、玉じめ

2017-08-19 09:48:00 | 外食でリフレッシュ!
★飛び込み記事です★

■朱盃でおしるしの酒を一献、いただく。
お酒を既に頂いているとしても、ここから、お席は始まるのです(ニッコリ)。
……間合いが大事と思う場の写真は撮りません。(ニッコリ)



■黒鮑の飯蒸し、半生のばちこ
美しい!
宝貝を写した形に、静かに在る。
…… ああ、いいな。お箸をとる前に、じっと見惚れて、香りを楽しみました。
ふっくらと甘い飯蒸し、ばちこの緩やかな絡み、くみくみっと噛む鮑のひとひら。
うん! 飯蒸しで在る意味、この盛り込みの意味がある。余分も不足もない、素敵さ♪



深く、私は飯蒸しを味わって(笑)。二人が楽しむうちに、お酒が足りない状況に(笑)。
急かして、さらなる所望を。お行儀わるし(笑)。

第二の酒器は趣を変えて。白に藍、そこに灰釉…私の手元を碧がしめる。

お酒がすすむのは、見える肴があるから…(微笑)。
木山さんが目の前で、鱧の骨切りをする。シヤリシャリっという規則正しい音、花開く前の蕾を揃えるような軽い優しい手元を見ながら、含む酒は甘いのです(微笑)。

貝を集めて焼きこんだ高台に、茶黒の皿、白く並ぶ鱧のつぼみ。美しい形…美味しさを予感させる形。
木山さんの頬にわずかに浮かぶ笑みに、料ることの喜びを垣間見る。
特等席!(笑)

調理場に運ばれるお皿を見送れば、こぶりのお椀が手元に運ばれます。



■すっぽんの玉じめ、胡麻豆腐
すっぽんの旨さを凝縮したような汁に、深くうなづきます。胡麻豆腐を割ると、こくが重なって。
すっぽんの強さが、身体を養う滋養に変わる瞬間に、うっとりします。


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葉月の木山 1:打ち水のすがしさ、翠

2017-08-18 23:23:00 | 外食でリフレッシュ!
ゆるりっと続けた、数日ののんびりごはん記事。締めくくりに西の外ごはんを書き留めておきたいと思います。

★飛び込み記事です★

開店直後の春を楽しんだ「木山」に、三月ぶりに伺いました。店主の木山さんは、京都和久傳で私の楽しい学びの時間を彩ってくれた方です。
八月半ば、名残の夏、はしりの秋をいただくの、楽しみにむかいました。



京都御所南、陽射しの名残ある夕暮れ。風が少しだけ、涼しさをもち、残暑というべき時期だと気づきました。夏の感覚が狂った東京には、まだ吹かない風です。
直前に、若い衆の後ろ姿をみていました(笑)。打ち水後のすがしい空気が、お迎えの気持ちを醸していました。



マンションの一階であることを、忘れさせる。盆栽の楓に山谷を想う…一木一草のもつ拡がり。

店は人を迎えて、店になる。三月、お客様の過ごした時間が、店内の造作に、落ち着いた気配を載せはじめていると、感じました。
お好きなお席を、との言葉に甘えて、木山さんの手元がのぞける、板前に座りました。

■始まりは、お白湯。御所南の井戸水を、ほんのり温めて。
喉を潤すには、沢山の刺激はいらない。ひんやり、ではなく、人肌より温めてこそ、涼を感じる不思議(微笑)。ほっとしました。



冷酒はお薦めをいただきます。
木山さんが選ぶ、一番最初の酒盃に今日も、どきどき。
味のある土塊の片口、シロナガスクジラを最初に思い、蝦蟇のようとも思い直しました。愛嬌のある存在感、です。
私には硝子の花杯を選んでくれました。私は沙羅の花がひらいた様を思い浮かべました(ニッコリ)。
酒器は揃いでなくて良い。懐石を意識すれば正しく調える、形を意識するけれど。もてなす、とは、形の中に選択肢や驚きを組み合わせる、自由さもあるのだ、と思いました。

この段階で、私の気持ちは開かれて、自由になっていくのです。学びの時間、考える時間のはじまりです。

■木山 (京都市御所南)


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セミドライ・トマトその3(笑)が主役の昼食♪

2017-08-17 21:02:00 | 美味しい食
力作!(笑)



波瀾万丈を越えて、三度目になんとか写真に撮れる(笑)と思った、愛しいセミドライ・トマト(ニッコリ)。
それを祝っての献立です。

○セミドライ・トマトのタリアッテレ、パルミジャーノは後から加えて!
○セミドライ・トマトで本物カプレーゼ(笑)
○ほっくりじゃが芋の野菜スープ



登志子さんからヒントを添えて頂いた、瑞瑞しい小松トマト12個を、半割にします。室温に戻しながら風乾し、種回りの水気を少しでも除くよう配慮しました(笑)。

12個づつ二回のトライアルをしました。美味しく出来るけど、皮側と種の収縮率の違いもあって、種まわりの水気がこぼれて、焦げが生じることが気に入りませんでした。
そこで、温度と種まわりの水分に注意して、繰り返して、挑戦しました。(ニッコリ)



オーブン、160度で60分。三回目には焦げを作らず、仕上げられました。(ニッコリ)
ですが、お任せで忘れていられる迄には至りません(笑)。もう少し、ドライにしたい(笑)。

トマトの糖度、種の周囲の水の切り方の工夫(種を除いているレシピも有り)、焼成時間と温度に、未だ工夫が出来るはずです(笑)。
教えて頂こうと、楽しみにしています。

保存性よりも、美味しさを高める、このセミドライ・トマト造りは、実に楽しい体験でした!
その真価は調理して、食して、わかりました。




■セミドライ・トマトのタリアッテレ、パルミジャーノは後から加えて!

[作る]
3時間前:セミドライ・トマトを焼きつつ、こねて、寝かせて、シンプルな生タリアッテレを作る。(カップ1の粉、全卵1、塩 ひとつまみ、水 加減して)


30分前:パルミジャーノ・レジャーノは、細かく、すりおろす。

1)ソースパンにExVオリーブオイル、鷹の爪 1本、粗挽きガーリック 少しで、ふつふつと温める。
2)生パスタの茹で上がりにあわせて、
ソースパン(1)から鷹の爪を除く。セミドライ・トマトを加え、オイルに絡んだところで、茹で汁で乳化させる。
3)ソースと湯切りしたパスタをあわせ、盛り付ける。
バジル葉を少しトップ、黒胡椒をがりがり。


最初はセミドライ・トマトの持つ旨味を味わってください。甘さと酸味が凝縮されて、それが絡むパスタが旨し♪
惜しみながら(笑)、パルミジャーノをプラスして混ぜます。アーリオオーリオにトマト、チーズを足した、シンプルなパスタの豊かさ! パスタを食す意味が判った、と思う体験を私はしました(おおげさ、笑)。




■セミドライ・トマトで本物カプレーゼ(笑)

[作る]
本物の水牛のモッツァレラ、セミドライ・トマト、バジル葉を盛り合わせる。シチリアの海塩、ExVオリーブオイルは好み量で。



■ほっくりじゃが芋の野菜スープ
[作る]
野菜ブロスに一塩で、玉葱、じゃが芋、マッシュルームを、お鍋が笑うように、ことこと煮ます。最後にパプリカを加えて、白胡椒。
バジルを一枚、献立全体のバランスをとります。


セミドライ・トマトから始まった献立は、イタリアの美味しさを、またひとつ、教えてくれました。
暮らす知恵……保存だけでなく、楽しみ、美味しさ、気持ちの豊かさを、手から作ること(ニッコリ)。
いい時間と経験を贈っていただきました。登志子さん、ありがとうございました。


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