雨が続く秋。時間とおいかけっこしているときには、短時間で没頭できるリフレッシュが、ありがたく感じます。
そんな時、美術館の企画展示だけ、器屋さんの一作家だけ、外ごはん(笑)、等に助けられています。
さて、ジブリ美術館(三鷹)は、今年五月から来春まで「食べるを描く。」の企画展示を続けています。アニメージュにナウシカが公開されていた時代からの、ジブリのファンである私にとって、堪らないオイシイ企画です(ニッコリ)。
この企画展示では、美味しそうっと感じさせるアニメーションの描かれ方を、解析していて。胸踊ります♪
企画展示を見直す度に、ああ、このアニメーションのごはんを、食べたいなぁって思うのです。(笑)
「食べるを描く。」に連動して、美術館内のレストラン・麦わらぼうしでは、この期待に応えた食を提供していると、聞いていました。
予想通り、毎回、長蛇の列!(笑)
いっそのこと! アニメーションごはんを食べる!を目的に、出かけてみることにしました。
■ポルコ・ロッソ(紅の豚、マルコ)に迎えられる。
激しい雨音が続く日でした。頼もしいアドリア海のエースが居てくれるのだから、今日は待って、アニメーションごはんに行き着く覚悟です。
ジブリ美術館の四つに分かれた入場時間の第二点、12時に入場して、レストランに直行して、既に満席です。これは予想通りです(笑)。
驚いたのは、この時点で二時間待ち、との告知でした!(笑)
このために来たのだから、私は並びます(笑)。雨音の強弱を聞きながら、ぼうっと立っていると、雨音が印象的だったアニメや映画のシーンが、様々に浮かび上がってきました。
そんな時に渡される、レストランのメニューは、ジブリ・アニメを様々に思い出させる、お楽しみでした。
あ、これ、企画展示のごはんだっ!と、気持ちがアガリます(笑)。
待っている間、私はわりに楽しんでいました。(微笑)
入場待ちの先頭の椅子席にいる子供たちの多くは、座って絵本を開いていたり、親御さんが読み聞かせる話を、聞いていました。親御さんが子供に向き合っているオウチでは、ちゃんと座って待てるんだって、楽しくみやりました。
走り回る子供たちの親と祖父母らしき人は、スマホから顔があがらない……人は育てたように育つって、一理ある、と、寂しく思ったり。
異国の言葉で、ジブリを語るグループの話を聞いていたり。トトロの着ぐるみの大人が話す、アニメのごはんへの期待の話を聞いていたり。
待ち列に気遣いする、外回りのスタッフの丁寧さに、毎日が大変なんだろうと、案じたり。
だれも揉め事にならない。ジブリを愛しむ人の列は、淡々としていました(微笑)。
80席程と言われたレストランの室内に入れたのは、2時間15分後てした。
晴れていたら、木漏れ日が差し込む美しい場所でしょう。雨にうたれて、隠れ家に飛び込んだ、妖精になったように、私は嬉しく感じました。(微笑)
雨空のテントにいて、冷えた身体を暖めようと……大好きなポルコ・ロッソに敬意を現して、ぶとうのお酒を。
乾杯! 私は少しだけ、ジーナ気分に♪
ごく普通のターフェル・ヴィンがくれる、アニメごはんの楽しさです(笑)。
わぁ、揃いました。メニューから選び抜いた、憧れのアニメごはん達です。(ニッコリ)
記事が長くなりました。接写は後編に分けます。
■麦わらぼうし、三鷹の森ジブリ美術館内レストラン
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