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過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

我が家の今年初の筍で、もちろん筍ご飯も!

2025-04-30 15:15:00 | 日いづる国の伝統食



若竹煮だけではありません(ニッコリ)。
昭和の家庭料理な筍ご飯も、炊きました。
昭和の?
一家の人数が沢山だったころ、筍がみんなに分けられるように、との工夫です(微笑)。
柔らかい穂先を若竹煮にして、硬めの根元に近い部分も刻んで、油抜きした油揚げと一度、煮てから、といだお米に炊き込むのです。
ご飯に炊き込む時には、筍より、一回り大きく、油揚げを切り分けて、薄切りした椎茸もたして、煮汁も加えて、炊き込みます。

筍の清しさに、油揚げの甘み、椎茸の旨みが加わる、いかにも家庭料理な炊き込みご飯が出来上がります。母の味は、いまに健在です(ニッコリ)。


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我が家の今年初の筍で、若竹煮!

2025-04-30 05:13:00 | 日いづる国の伝統食



いただいた筍を糠で下茹でして!一晩おいて、若竹煮にしました。
我が家で調理する、今年初の筍です! 新鮮だったから、難しいことは、何もありませんでした。(ニッコリ)

鰹節出汁、日本酒、味醂、淡口醤油で、煮ていきます。筍のシャクっとした食感を大事に。わかめは、つるんと馴染むように。

最後に、我が家の山椒の木から、若葉を香りに添えます。連日の夏日で、育ってしまった『木の芽』です(笑)。香り清しく、召し上がれ。


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応援に感謝! 季節のあさりゴハンを炊く

2025-04-18 07:07:00 | 日いづる国の伝統食
zoucoronさん、皆様へ。応援してくださって、ありがとうございました。時間をかけて、道を探して、書き続けます。


潮干狩りにいき、たくさん採れたのだから(笑)、あさりご飯を炊かなくちゃ。
[作る]
私の母流に、酒蒸しした汁を延ばして、塩加減して、炊飯します。あさりの剥き身は、炊き上がりに加えて、蒸らします。
こうすると、旨味や香りはたっぷりで、あさりは縮まないで楽しめます。

春の贅沢!(ニッコリ)
季節の旬の物をいただいて、東を向いて感謝する。そうして75日、寿命をいただく。祖母の口癖は、今も私を護ってくれています。楽しんで生きること!


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あさりの砂抜きが済んだら、ご馳走!

2025-04-15 06:06:00 | 日いづる国の伝統食


潮干狩りの後片付けが済み、私の気が済むように(笑)あさりの砂抜きが出来たら!
ご馳走タイム!素朴なごはん、調えました。
○あさりの酒蒸し
○木更津揚げと、春キャベツの炊き合わせ
○めかぶ酢
○あさりの味噌汁、絹ごし豆腐添え
○Bで始まる大人飲み物(笑)


▪️あさりの酒蒸し
[作る]
海水で砂吐き。ざるにいれて、海水濃度の塩水で砂吐き。ざるにいれて、水吐き。
流水でこすり洗ってから、フライパンに一列で広げ並べて。水と日本酒を2:1で、かぶるくらいに。蓋をして、強火で加熱。パンパン開く音を確認してok。


▪️あさりの味噌汁
最初のあくだけ、ひいて仕上げると、澄んだ味に仕上がります!
温めた豆腐をいれたお椀に、味噌汁を注げば、あさりの香りが薄まりません!(ニッコリ)


アクアラインの海ほたる。イートイン食品に美味しい品があります。我が家の気に入りは、木更津揚げ! たこ、いか、あさり、紅生姜、青海苔などを含む、揚げたてさつま揚げです。
私は毎回、選んで買ってきて…。


春キャベツ、きのこ類と、鰹節出汁に日本酒、味醂、淡口醤油で、炊き合わせます。
春の美味です!(ニッコリ)


あさりに寄ります(笑)。綺麗に砂がぬけて。加熱の不発も、ほぼ無く。実入もよき。旨し!
実に満足する、今年初の木更津での潮干狩りでした。るん♪


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春の先駆け!うすいえんどう豆ご飯

2025-03-05 10:43:00 | 日いづる国の伝統食


昼の気温が20度を超えた日!
うすいえんどうが手に入ったので、豆ご飯を炊きました。


今年は野菜の成長がバラバラのようで…。それなりのお値段(笑)でしたが、未成長の鞘が、いくつもありました。残念!


これだけの鞘から、得られた豆の実は、予定より少なかったですが、いきましょう!

[作る]
1)白米は二合でとぎ、浸水しておく。

2)鞘と、取り出した実を、3合用の水を沸かした鍋で、塩ひとつまみを足して煮る。実をステンレス小ざるに分けておくと、便利です。
3)実が八割方、火が通ったら、鍋から取り出す。鞘を軽く抑えながら、茹で水を分ける。実は、茹で水につけておく。

4)炊飯器にといだ米をいれ、鞘を茹でた湯で、二合に水加減する。小さじ半分の塩を加え、炊飯する。
5)炊けたら、水を切った実を加え、さっくり混ぜて、蒸らす。

お好みで、粒塩を足すのもよし。春の先駆けを召し上がれ。


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亀戸天神様のお詣りには、船橋屋も!

2025-02-18 08:51:00 | 日いづる国の伝統食


▪️クリームあんみつとミニ葛餅のセット
亀戸天神様にお詣りしたら、お待ちかね!(笑) ちびの頃から変わらぬ習いの、葛餅とみつ豆がなくっちゃ(ニッコリ)
ちびの頃は、みつ豆一辺倒の私でしたが、昨今は、あんみつしか店頭でみなくなりました。
変わらぬ優しい味!寒天の涼やかな食感、葛餅のムッチリ&ツルンの対比が嬉しいです。


▪️梅葛餅
梅の時期のお楽しみ。大ぶりな葛餅を堪能できます。甘味好きさんにオススメ。


昔の看板を眺めたり。



太宰府の梅を、間近に感じて。
私ならば、どこへ飛んでいこうかと、話が弾みます。想いのこもる帰りたい場所。。。


広く感じる座席は、すぐに埋まっていきます。昔ながらの甘味処です。



藤棚はまだ眠っています。次は、藤の季節に、葛餅に会いに来ます。
▪️船橋屋 東京亀戸天神前本店、江東区亀戸三丁目


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お正月には贅沢ちらしを!

2025-01-06 14:55:00 | 日いづる国の伝統食
★既に走っていますが、記事はのんびり続きます★


暮れに寿司屋さんで分けて貰った食材も活かして、贅沢ちらしを作るのも、お正月ならではのお楽しみ!


まずはベースになるばちこ飯を炊き、鮨飯にします。
1)2合のお米を研ぎ、浸水しておく。
2)ばちこ1/2枚を、5mm角切りにする。
3)水を控えて、ばちこ、爪先の塩を加えて炊飯する。
4)鮨酢をかけて、切り混ぜて、冷ます。
5)下がってきたところで、1cm短に刻んだ三つ葉(1束)を、ふんわり混ぜる。


干瓢煮、ガリ、寿司屋の玉なども1cm角で刻む。焼き穴子、コハダは、食べよく切り分ける。
かに身、いくら、数の子(口当たりよく分ける)を小分け準備。塩水生雲丹は漬け水から上げ、ペーパータオルにとる。


ベースの飯は、二つに分ける。
最初の一段の飯を敷き、干瓢、ガリ、玉などを散らし、さらに、かに身やほぐした数の子をバランスよく配する。


ふんわりと2段目の飯を重ねる。
位置決めになる、穴子やこはだを対角線に配する。



彩りを意識して、いくら醤油漬け、塩水生雲丹、玉、数の子、山葵などを散らし盛りする。

すくい分けて、召し上がれ!
毎年、好評な大胆ちらしです(笑)。
一口ごとに組み合わせが変わる、お口に楽しみいっぱいの、散らしです。


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令和七年元旦を迎えられた感謝

2025-01-03 12:12:00 | 日いづる国の伝統食
令和七年、2025年、初春のお慶びを申し上げます。blog18年目に引き継ぐ今年も、よろしくお願い申し上げます。


主から上手に。



目を下手にやれば、この風情に。
年の初めの華の食卓を、今年も整えることが叶いました。感謝!
では、上手から、ゆるりと、お付き合いください。


▪️吹き寄せ(お煮しめ))
梅人参、筍、手綱こんにゃく、叩きごぼう、酢蓮、海老芋、鮑茸、高野豆腐
出汁は昆布、鰹節、干し椎茸。出汁も調味も合わせ変えて、一品づつ炊く。それを吹き寄せる。母から引き継ぐ、お正月仕事です。(ニッコリ)


▪️鮑の華皿
煮鮑、紅鮭の昆布巻き、子持ち昆布


▪️雑煮膳
雛盆に、大名椀を据えます。
見立て門松には、こぼれ黄金(いくら、胡瓜、おろし)。祝い魚盛りには、数の子漬けと紅白なますを守りました。


▪️八幡巻きに松葉銀杏
雑煮膳から下手に移ります。
松葉銀杏が、きれいに決まりました!
(oisixのレンジで銀杏が良い仕事をしてくれました)


▪️放射波、小皿盛り
個性ある品を賑やかに、散りばめて。
栗きんとん、黒豆、錦玉子、黄金寒天、ゆりね甘炊き。


▪️いにしえからの。
紅白蒲鉾、伊達巻、桜蛸。


▪️海老の鬼殻焼き



▪️華やぎ
蛤殻にゆりねと雲丹、お江戸の玉、千枚漬で紅白仕立て


千枚漬けにサーモンを挟み、キャビアをアクセントに。酒肴です(笑)。


初春を祝すのは、獺祭の元旦届け。



元旦のお雑煮は、お江戸の武家の雑煮です。鰹節出汁。かしわ、小松菜、結び三つ葉、なると、吸い口には柚子皮。

本年も、元気に食して、よく笑って、生きていけますように!感謝と願いの元旦の食卓です。

(gooブログに繋がらない時間が長くありました。何度も訪れてくださった皆さま、ありがとうございました!)


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平安時代食の工夫に胸打たれる(後編)

2024-12-16 12:05:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★


▪️堅果類(くり、松の実、くるみ)
写真手前。まさにドライフルーツ!(笑)
[学び]
古くから貯蔵食とされていた、ナッツ類は、平安時代には、ドライフルーツはデザート扱いとして、供されるようになったとのこと。

▪️唐菓子(からがし)
写真奥。非常に堅い、捻り棒のような素朴な粉風味(笑)の揚げ菓子でした。
[学び]
スナック感覚の王朝ケーキ、遣唐使が持ち帰った調理の一つ。8種類の唐菓子と、14種類の果餅が記録に残る、とのこと。


▪️強飯(こわいい)
写真左下、手前。いただいたのは、お赤飯というか、小豆のおこわでした。豆の甘さがある、素朴なおこわが、高く筒盛りにされていました。
[学び]
強飯はおこわのことで、当時の宮中での正餐に供されているもの。さらに改まった席では、『高盛(たかもり)』が習慣とされていたそう。



▪️汁物(あつもの)
写真右手前。

▪️白酒(食前酒)、かわらけにて
写真右手前。お雛様の日の子供にすすめる白酒に同じ、素朴な品でした。このかわらけ(手捻りの土のさかづき)はお土産にくださいました。
[学び]
平安時代初期には、今に繋がる酒造のレシピが起こされていたことが、延喜式に書かれています。

▪️米酢
写真右奥、一番右の白濁した液体。
弥生〜古墳時代には、すでに中国から、管理発酵・醸造技術が伝わっていたことが、史実に残されています。
平安時代には、上流階級のみに、薬や調味料として、使われていた記録が残ります。

食の素材の味が強く、塩、醤、米酢を後で合わせる食前は、豊かで、滋養に満ちていました。奥州藤原氏の祝膳は見事でした。
▪️平安時代食。えさし藤原の郷にて、2024年10月に体験。


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平安時代食の工夫に胸打たれる(中編)

2024-12-15 06:39:00 | 日いづる国の伝統食
★飛び込み記事です★


▪️鮭の昆布〆
写真上方、鴨のお皿の奥です。
色鮮やか!まるく、脂の乗った鮭。素直な食です。
[学び]
魚を塩でまぶし、一晩重しをのせ、水気を絞る。その魚を冷飯にのせ、再び重石をして、数日おく。酸味が出た頃に、魚を取り出して供する。今の寿司の原型と言われているそう。

滋賀に残る熟鮓の原型は、これだろうと思います。寒い北の地だから、これだけ脂を含む魚でも使えたのか?と想像しました(ニッコリ)。

▪️いえつも(煮物)
写真上方、左奥。根菜類を煮て、柔らかくして食すのは、平安時代の民にも一般的であったとのこと。

▪️須々保里 すすほり(漬物)
写真の手前。なかなかに塩が効いてました!(笑)
[学び]
平安時代の漬物には、塩漬け、醬漬けの他に、ニラギと呼ばれる漬物があったそう。これは、塩と楡(ニレ)の粉を和えてから野菜をつける、とのこと。

後から調べてみました。楡の粉とは、楡の木の外皮を剥いだ後の、内皮を干して、臼で擦って粉にしたもの、とのこと。万葉集に記録が残る、樹皮独特の青苦い香りがする漬物になるそうです。
海外の食材にも、elm powderがあることに気づきました。もしかすると、始まりは、渡来の薬(スパイス)の一種だったかもしれません。面白い!


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