局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

老舗の楽しみ

2020-01-17 21:43:00 | 食べる
改装していたのでしばらくご無沙汰だったが、
新装開店というので、久しぶりにこよ店へ





同行はいつもの小中同級生@東京在住

何かと言って集まって飲んでしゃべって情報交換、ストレス解消するもう

店内はだいぶディスプレイが変わった感じ





カウンターの部屋13席、個室っぽくなった。






箸置きのお多福が可愛くて



おでんの前の白子やあん肝、イカの塩辛なぞも美味しい

生ビールをついでくれたのは、まだ若い今時の顔の小さい背の高い青年くん
ふんわりとちょうどいい具合にたった泡にこだわりを感じた。
聞けば、ここの大将のお孫さんという





大将がよそってくれたおでん

私は大根、こんにゃく、がんも、はんぺんと王道をいった。

江戸前らしく、色が濃いめの出しがきいて、かつしょっぱすぎないいいお味。

お多福の絵のかかれたマス酒とともに。
マスは、お皿に載せられ、塩が添えてある。
塩と日本酒気分は星一徹(笑)

〆は白飯にだし汁をかけて茶漬け風に食べる
これがまた美味しい❗️

話が弾んだためか、写真が少ないな…
話の弾みついでに、次の集まり(今度は花見か?)ゴルフもしようぜ
なんて話になり、こうして今年もこのメンバーでしょっちゅう集まることになるのか…

途中、大将の息子さん(がっちり体型のピエール瀧風)の姿も見えた。

大正時代から続いているらしい、まさに老舗が、こうやって次代へと磐石に繋いでいけるってことは幸せなことですね。
この味を引き続き味わえる私たちにとっても幸せなことである。

この界隈じゃ、昔からの喫茶店が閉店になったり、名物だった佃煮屋もなくなったりで、後継者不足って結構深刻そうという話も聞いてたから。

とはいえ、庶民的な食べ物のイメージだけど、ここはそれほど値段は庶民的じゃないのよね。
諭吉さまが一人出立された。

まあきちんとした物を気分よくいただき、真面目に供されるお酒飲むにはやむなしか。


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