局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

たまには母子タイム

2015-08-09 23:34:48 | 家族あれこれ(犬も含めて)
今日はオットが講演仕事で一日不在というヒマな日曜日。
昨日久々にドラ(ムスコ)に連絡したら、里帰りしていたお嫁ちゃんと孫ちんを品川まで迎えに行くという。
「じゃ、ワタシも行くわ。孫ちんの顔も見たいしさ」という予定だったのに朝、
「○○(孫ちん)が熱だしたらしいや。帰ってくるの延期だってさ」とドラline。
熱? 大丈夫か心配だったが、幼児は必ずかかる突発発疹による発熱らしい。
「じゃ、しょうがないねえ。M子ちゃんも親元に居る時で良かったね、初めての発熱の時だから心強いんじゃないの」
ホント、今月みんなで旅行に行く予定だったので、タイミング良かったと思うしかない。

しかし、お互い予定が空いてしまった。

「あんた何してるの?ワタシヒマなんだけどね」と言ったら、練習(某スポーツの)に行くかもしれないけど、メンツが集まってないならやめる。とりあえず家にいる。オカン、ヒマなら洗濯に来てくれ との要請。

ったく~ 洗濯くらい自分でやれよ と思うが そう頼まれるとついのってしまう親バカ、否、バカ親である、ワタシ。昨日作って冷やしてあった冬瓜と蟹の煮物、鶏ハムなど詰めてドラ家へドライブ。

ドラの家についたら、(11時頃)ブランチらしき大きいカップ麺にお湯を注いでいるところであった。

ダイニングテーブルに林立しているペットボトルのフィルムをはずしながら、
「あんた 朝っぱらからそんなもん食べるの? 身体に悪いからやめなよ、この煮物食べなよ」と言ったら
「オレだってカップ麺久しぶりだよ。セブンのクジ引いたら当たったんだよ、こういう時じゃねえと食う気がしない」

そして一口食べて 「まじい!」「ほれみなさい。」ジャンクなもので一口食べてまずいと思ったら捨てなってのはワタシのモットーである。食べものを粗末にするしない以前にジャンクフードでまずいと感じるものは絶対身体に悪いと思う。

しかし、どうしてドラの顔を見ると説教したくなるのであろうか?
まあ、説教にいちいち反発するのがムスメ、何を言っても流すのがムスコ(聞いてないっつーこと)なので説教もしやすいのだけどね。
まあ親子間のレクリエーションみたいなもんである。

洗濯機には口いっぱいの洗濯物が溜まっていた。いっぺんにできないので上のを取り出すとジャリジャリと砂混じりである。

「この砂は何よ?」
「昨日、海にいったんだよ。その後は飲み。いいなあ独身生活って」だそうだ。アホ。

ソファーの上にはくっしゃくしゃのアロハとか下着が載せてある。
「これも洗うの?」
「いや、それは洗った。乾燥機にかけたらくしゃくしゃになった」
「この暑いのに二時間も干せばこんなに皺にならないで乾くのにさ」
「めんどくさいからさ」
皺にアイロンかけるほうがめんどくさいわい。

しっかし、生活力ないヤツである。まあ製造育成責任者はワタシ・・・M子よすまない。

結局洗濯機は三回回し、干し道具だけでは足りないのであいているハンガーも総動員して干し終えたのが一時頃。

お腹すいた。何か作ろうと思っても冷蔵庫は空状態である。

「何か食べに行こうよ、俺がおごるよ」(そりゃーこの労働の対価である)ってことになったが、ドラ家の周りはファミレスとかチェーンの焼肉屋とか回転すし屋くらいしかないのである。どうせならおいしいものが食べたい、そして今日はエスニック気分。しかもパッタイ気分。

ドラのiパッドを駆使して近所のエスニックを検索。そうしたら2km圏内に、ワタシのウマいもんセンサーにピピピと来たタイ料理屋を発見。ラストオーダーが二時、あと45分ってところでドラの車で急いで向かう。
駅からちょっと遠い、住宅地の真ん中にその店はあった。
近くのパーキングに車を置き、覗いてみると、営業中とあるがお客は一人だけ。しかしなんとなく美味しそうセンサーに触れた。

お運びの若いお兄ちゃん、厨房には二人の女性、みんなタイ人らしき人々。

ワタシは念願のパッタイ、ドラはシジミのタイ風チャーハン、あと生春巻きも頼んだ。

ランチサービスはなく、田舎でへんぴな所wの割には一皿1000円ほどという結構強気値段設定であった。

しっかしここが大当たりだったのである。



生春巻きのパクチー比率の高さ(嫌いな人はだめかもしれないが)、タレの甘辛酸味配分の絶妙さ



パッタイはタイで食べたのも含めて今まで食べた中で三本の指に数えられる美味しさ!
ドラはパッタイは好きじゃねえ と言ってたのにワタシのを食べてみて「うっウマい、アメリカのパッタイはケチャップ味で好きじゃなかったんだけど、何だ、この味は・・・」とうなっていた。
ヤンキー舌に合わせたパッタイしか知らなかったなんて気の毒だったのう。

ドラのシジミチャーハンも独特のエスニック香料が効いててものすごく美味であった。

「しかし、オカンの美味しいもんセンサーってハンパねえな」とドラ。ハイ、マズそうな店もなんとなくわかる。
ここはもっと大人数で来て、色々な種類食べてみたい。絶対何を食べてもおいしいそうな予感。
美味しかったもの、特にエスニックで美味な店にあたるとつい興奮して筆がすすむ、ワタシってつくづく食いしん坊・・・

調味料セットを最初から頼んだので、タイ料理慣れしてると思われたらしい。
「これ使ったの?」オーナーの女性が挨拶に来がてら聞かれた。
パッタイには砂糖、唐辛子、ナンプラーを好みでかけるのが好き。

「ホントに美味しかった~」と心から言うと嬉しそう。
「全種類食べに来ますよ」と調子のいいドラ。
「じゃ、また来てね、まってるよ」とオーナー。
ここで店を開いて14年らしい。立地条件が悪いのに続いているってことはファンが多いってことですね。

つくづく満足してドラ家に戻り、短時間で乾いた洗濯物をとりこむ。



これにまだバスタオルが5枚、シーツとタオルケット。
テキトウなくせに、一度身に着けたものは絶対に洗うというめんどくさいヤツである。何度も言うが、製造育成責任者はワタシ。M子よ、すまん。

まあ、あの洗濯機の中身のままM子が帰ってきたら、かなりイラつくと思うので、この甘やかしはドラのためというかM子ちゃんのためと自分に言い訳して、タオルくらいは忘れないで取りこみなさいよ!とドラに言い置き、帰宅。

家について、今度は自分の家の洗濯物をとりこみ、夕飯を作ってオットを迎え、

「今日はさ、二軒分の家事して疲れたよ」と言ったら
「そんなこと言っても、お前、ドラと半日一緒にいられて世話を焼けて楽しかったんだろ」とオットに見透かされてしまった。











コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 予知夢 | トップ | ばばんメール »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿