局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

待ち合わせ

2006-07-27 17:34:46 | 食べる
今日は夫の仕事上の知り合いとお昼を食べた。
70代前半のご婦人だが、問い合わせ等で家に電話が何度かかかり、夫の留守に私が間にたっているうちに なんとなく親しくなってしまった方である。私自身とは今まで面識はなかった。

そのうち ぜひお会いしましょうと 何度か言われ リップサービスだと思って愛想よくしていたが、真剣に予定を聞かれ、断りきれないでいるうちに 場所と時間を指定されて お昼をご一緒することになったのだ。
はっきり言って 60代 70代のジジババは私の守備範囲である(笑) 実家に祖父母がいて、その兄弟姉妹などの一族郎党が出入りする家庭に育ったので 自然とジジババと接し慣れているので お互い安心感が生ずるのであろう。
同年代女性と一緒に温泉なんぞに行ってみても ジジババから最初にコンタクトをとられるのは 必ず私である。まあそれはそれでかまわないが、どうせなら 若い男の一人にでもコンタクトをとられてもいいではないか。

で、なかなか素敵なレストランでランチをご馳走になった。イタリアンと和食を融合させたテイストの店で、取り寄せという有機野菜もおいしかったし、もろ味味噌のソースで食べる ヒレステーキもとても柔らかで焼き加減もちょうどよかった。従業員の人たちもとても行き届いたサービスで もう一度行きたいお店だった。
帰りに 専門店のショップを通りかかった時には これがお似合いよ~ と 言われて 夏用のストールまでいただいてしまった。(散々断ったのに)
二人で個室で二時間あまり過ごしたけれど、彼女が話し役、私が聞き役が殆どだった。立派なご主人を持ち 娘二人もそれぞれいい所に嫁がせ、孫たちも優秀と 今のところ絵に描いたような幸せな人生らしい、まあ そういうのって聞かされる側は 自慢される と 言うのかもしれない。 でも、この手の結果的に自慢になっちゃう系のおばさま話は けして嫌いではない。日本の高度成長を担ったご主人を内助の功で支え、善良に過ごした結果であれば、幸せ結構、自慢結構と讃え、幸せオーラの一つももらうのもいいものだ。自虐的な不幸話や愚痴を聞くより後の疲労度は少ない。

一つ暴露話をしちゃおう。今日の方とは 夫は面識があるが、私は顔を見たことがない。ホテルのロビーで待ち合わせをしたのだが、ご本人からは 「私はチビでコロコロしたおばあさんですよ」 との情報は得ていた。夫にも 「ねえ Tさんってどんな感じ?誰か似ている人っている?」と聞いておいたら、まったく真顔で まったく悪意なく夫が言うには 「う~~ん 似ている有名人はいないなあ 強いて似てるって言えば ワニかな」とのこと
小さくて コロコロしたおばあさんのワニ・・・
そして、私は 結構広いロビーに着いた直後 一発でTさんを見つけてしまった。

Tさん! 散々ご馳走になり、頂き物もしながら、ごめんなさい ごめんなさい



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2 コメント

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有意義な時間・・ (ひ姉)
2006-07-27 19:18:16
美味しいランチに、ストールのプレゼント。

良かったね・・と読み進んで

オチが、これかい?!

一人、笑ってしまいました。

Tさんが、ここを目にすることのないよう

願います・・☆
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ひ姉さん (朱鷺局)
2006-07-28 09:10:47
「Tさんでらっしゃいますか?」 と 声をかけた私に 「よくワタクシをおわかりになりましたね」 と 嬉しそうにおっしゃったTさん。 さり気に自分の腕の内側をつねってこみ上げる笑いをこらえた私・・・



お別れした後、夫に 「色々ご馳走になっちゃって申し訳なかった etc  あーたの説明ですぐわかった」とメールしたら 「的確な説明だったろ。お前が食われなくてよかったな」 と 返信。

鬼畜夫婦で すみません



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