局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

里帰り~ビーズ展

2006-07-30 20:23:49 | 見る(映画 劇場 美術館など)
昨日の朝から娘と実家に帰った。夫と息子はこちらで用があるというので男組に家をまかせ、犬もつれて高速にのってから約1時間。
今回は 友人のビーズ織の作家の展示会と、再来年に成人式を迎える娘の振袖の相談である。

写真は 友人のデザインしたタペストリーだ。
彼女は図柄からデザインして、トレーシングし、ビーズ用の方眼紙にそれを起こし色を塗って型紙を作り、それを織り上げるという作業を全部一人でオリジナルでやっている。そして生徒が作れそうなものは、キットにして自分の教室で教えている。
これはビーズの織機の横に300個、縦に600個くらいでできる作品だそうだ。 ってことは300×600=180000 くらいのビーズを一つ一つ針でひろって 横糸の間に通しながら、織り上げたということである。毎日数時間やって3ヶ月はかかるという話だ。
すごすぎる・・・ 
タペストリーの他 ビーズ生地をバッグにしたもの 小物ではアクセサリー類なども展示販売していたが、どれもオリジナリティーあふれた素晴らしいものだった。私はビーズや貴石で作ったアクセサリー類が結構好きで 展示会などよく行くが、彼女の色使いが今までで私が見た中で一番センスがよいように思った。バッグ類はお願いすると 10万以上の値段になるとか(それは手間を思えば無理がないと思う)
私は、そんな大物はとても買えないので、友達値段で名刺入れを頼んできた。ブランド物の名詞入れってどこのもつまらないし、なかなか気に入ったのが見つからなかったのでできあがりがとても楽しみだ。

確か彼女は美術系の専門の学校を卒業したわけではなかった。結婚し、子供を三人育てながら 最初は趣味から入って勉強を重ね、色々試行錯誤の末、自分のオリジナルな物を作り出し、お弟子さんも持つようになっていった人だ。元々センスもいいし、根気も続く人だったんだろう。昔なじみの友人が活躍しているのも嬉しいし、その作品を見て感嘆のため息をつけたことがとても嬉しかった。ただ、肩こりがすごくて整体が欠かせないのよ~っていうのはお気の毒。無理ないと思う。今度バンテリンパップでも差し入れしてあげよう。







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