局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

雪ニモマケズ vol.2

2013-01-22 21:23:38 | 見る(映画 劇場 美術館など)
歌舞伎の次の日・・・

この日は夜の予定があったのだ(ホントに良く遊ぶ主婦ですね)これはオットに誘われたから堂々とw

オットの高校の同級生のギタリストが代官山のジャズバーに出演すると
オットはその方のライブをここのところよく聴いており、すごく良かったからお前もおいでよと昨年の暮れのうちから誘ってくれていたのである。
一緒に演奏するピアニストは私の同郷の人、偶然人を会してのお知り合いでもあった。
世の中狭いね~ なんて言っていたのだけど、もっと世の中が狭いことを実感。

私の兄代わりトリオの一人、大学時代からずっとギターを弾いてて今もオヤジバンドで演奏しているN。彼に何気なくそのピアニストの話をしたら 「え~~~~ツ ××! オレ高校の同級生だよ。音楽のことで話があったから仲良かったんだよ。大学までは付き合ってた!」とのこと。

ホントに世の中狭いねってことでそれじゃ一緒に行こうよ。どうせなら親友Aも誘うよ。ってことで四人でジャズ・バーに行くことになったのだ。

外見は古~~いビルの二階。外には地味な店名だけの案内。

この入りにくそうな入口。



ところが中に入るととっても良い雰囲気のお店だった。
演奏前に飲んでいたメンバーたちのテーブルにお邪魔する。ママもステキな人でお客さんたちもとてもフレンドリーで気軽に話もできる。
私はNと待ち合わせて一緒に行ったのだが、25年ぶりくらいに再会を果たしたNと××さんも楽しそうだった。
××さんはこの分野のピアニストではかなりのビッグネームで故郷の音楽祭の監督などもしていたらしい。後で弟に言ったら 「××さん、有名じゃん、ねーちゃん知らないで行ったの?」 とバカにされた。



軽食しか出ないかもとオットが言ってたのに、テーブル中央に盛られた食事はとても気が利いてしかも美味しく、ワインのセレクトもとっても趣味がよく、このイベントにちなんで来てくれたバーテンダーさんも有名な人で飲み放題のカクテルも銀座だったら一杯1000円は超えるよね ってな感じだった。



演奏もステキ。一部は彼らのアルバムからの曲だったけど、二部はスタンダードな曲を女性のボーカルもまじえて。
この女性ボーカルも一人は大阪からいらした素敵な美人ボーカリスト その他にもお客さんとして一緒に飲んでた人たちが歌う。みんなプロだったのね、気軽にお話しちゃったけど。

Nも楽しそうだった。「××とは唯一音楽のことで話の合う友だちでさ~ レコード(CDではない)貸し借りしたり通販でギター取り寄せたりしてさ~」などと珍しく饒舌。
Nの行ってた男子校は割に郊外にあるそこそこ進学校だけど地味な高校、確かにあの頃フュージョン系の音楽が好きで自分も演奏するなんて生徒は珍しかったかもしれない。
そこで出会った当時田舎の高校生の彼らが何十年の時を経て、こんなジャズバーで再会なんてね。
人生って面白いね。



トイレまでなんとなく雰囲気のあるお店。

次の日のAのメール

昨夜は音楽、料理、雰囲気、全て堪能 改めてお誘いいただいたこと感謝感謝! 

だった。
コメント
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