局の道楽日記

食道楽、着道楽、読書道楽  etc
生活色々を楽しんで暮らしている日々の記録です

野外でアイロン

2008-03-13 20:36:15 | 読む
今日の日経の文化欄に見慣れない記事が出ていた。

エクストリームアイロニング・・・極限状態で衣服にアイロンを掛ける競技だそうだ。例えば山頂で、ある時は波乗りしながら、切り立った岩肌でスリルを求めながら アイロンかけするんだうな。。 その心は そこにシワがあるから(笑)

取材されていたのは 松澤等さんという会社員の方だった。彼はオーストラリア留学中にホストファミリーからアイロンかけを習い 彼の地で山登りや岩登りに親しんでいた。日本に帰国後、管理された日本の自然にカルチャーショックを受けたことがきっかけで エクストリームアイロニングというイギリス人が始めた競技を筑波山でやることを思いつき実行する。そしてはまる。

ホント こういう力の抜けたバカバカしさといっては失礼ですが、ユーモアの香り漂うお遊びって好きだわ。
山登りなどのアウトドアの場面に相反するアイロンかけといったドメスティックな作業をドッキングさせる。
これを読んだとき、アイロンかけに限らず、茶道とか香道とかといった日本伝統趣味なものを山登りに組み合わせるのもよろしいんじゃないかと思ったが、茶道は野点ってもんがあるからさほどものめずらしさには繋がらず、香道なんかは 自然の中の森林やオゾンの匂いの中で敢えて香木という自然のもたらした産物とはいえ、そこにないはずの場違いな香りをくゆらすのも粋じゃないかもね と思い直した。

そしてアイロンかけという短時間で達成感のでる家事。これが編み物なんかじゃ時間がかかりすぎてしまうだろう。
山登りの途中 アイロンとアイロン台を担いで行くというなんともとぼけた行程も想像すると一人でにんまりしてしまう。

こういうスポーツ?だったらやりたいわ。

先日 飲み仲間の同窓生からゴルフに誘われた。ここ数年一年に数回集まってプレイしているらしい。女人数が少ないらしい。
ゴルフはねえ・・・父に誘われて大学一年のひと夏だけプロに何度か教えてもらったが おもしろさがわかる前に飽きてしまった。っていうかあれってどうも 商談つきって先入観あるためか 功利的なイメージがつきまとうのよね。
あれだけたくさんの人がやってるんだから楽しいのでしょうけどさ・・・・

だからこの先もいくら誘われてもゴルフは始めないだろうなと思う。

だけど仮に このエクストリームアイロニングを誰か音頭をとってやり始めようって言い出したら参加するであろう。
こういうことを真面目にやるっていう遊び心ってステキだと思うわ~

コメント
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