tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

コロナ感染者の急減の理由は不明ですが・・・

2021年11月02日 15時01分23秒 | 文化社会
新形コロナの新規感染者の数が急減しています。

昨日の東京の新規感染者は僅か9人、大阪も7人、関東一円の感染者の数も一様に急減。0人が21県です。

確かにワクチンの接種者の割合は増えています、1回終了という方は77%に近づき2回終了という方も71%を超えて来ています。

しかしこの所の接種率の伸びは何か遅々として、特に2回接種の方の比率はほとんど伸びていないような状況です。

にも拘らず、この新規感染者著減は喜ばしい中にも何か不安を感じさせ、専門家の方がたはどう見ているのか、ネットで検索したりするのですが、残念ながら専門家の方がたのご意見も「やっぱりよく解らない」という事のようです。

専門家の方がたの挙げておられる意見では、ワクチン接種率が上がったのが大きな効果をもたらしたというのは共通ですが、そのほかいろいろな意見がみられます。

ワクチンのお陰で、感染しても軽症が多いので気づかずに過ごしてしまうとか、感染防護策が上手くなって来ているとか、夜間の人出が減っているとか、若者で増えたが若者のワクチン接種が増えたとか・・・。

そのほかにも、季節要因として外気が過ごしやすい水準になって密室の会合が減った、店舗や会場などの対策が徹底してきた、などの意見から、ウィルス側の事情として変異を重ねて感染力が落ちたのではといった本当なら嬉しい意見もあるようです。

しかし、第6派の可能性という事になりますと、ほとんどの専門家が、寒くなると危ない、変異株の出現の可能性は残る、時間がたって抗体の減少の可能性が出てくる、流行には周期性がるので要注意などといった警戒を言われる方も多いようです。

もちろんワクチンの接種はそれなりに進んでいますから、今迄の様な事はないという前提が多いようですが、大なり小なり第6波の可能性の警告はされています。

ただ、どうにも心もとないのは、どの程度安心できるのか、それとも今迄通りの注意が必要なのかと言う判断が出来るような情報がない事です。

相手がウィルスですからそれは生姜ないと言われればそれまでですが、やっぱり最大限の防御策を講じながら、少しずつ行動範囲を広げるという事以外に対策は無いのでしょうか。

国際的にみれば日本の数字は主要国の中では何とか優等生と言えるのではないでしょうか。
ワクチンの積極的接種と、日常の衛生的な生活習慣を通じて、国家間の戦争は放棄しても、コロナウィルスとの戦いには何とか頑張って立派に勝利を収めたいものです。