tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

ハイブリッド車は市街地走行に強い?

2015年10月03日 10時24分16秒 | 環境
ハイブリッド車は市街地走行に強い?
 年甲斐もなく車を買い替えました。 
 これまで乗っていたのはカローラの1800㏄で、小さくて軽いわりに力があり、力不足を感じたことは殆どありませんでしたが、歳とともに、だんだんスピードより燃費のほうに関心が高くなり、最も燃費がいいのは高速道で80km/hなどということで、やっぱり一度HV車に乗ってみたいと思っていました。

 このカローラを買った時もプリウスを考えましたが、歳のせいでセダン好きなのとトランクが広いほうがいいので、HVは断念していました。
 これが最後の愛車かなと思っていましたが、今度車検をとると10年を超えてしまうので、不具合は全くないのですが、やはり一度はHVにという思いもあり、買い替えることにしました。

 この2,3年、旅行でレンタカーをするときはずっとアクアにしていました。400kmぐらい走って、返すとき満タンにすると「17リットルです」なんて言われ、燃費のよさに驚いていました。

 カローラのHVが出たということで調べてみたら、スタイルは変わりましたが、ボディーサイズは全く同じで、トランクの広さも同じなので、これなら安心と買い替えることにし、「これが最後の贅沢だよ」と自分に言い聞かせて(家内にもそう言って説得)先日から乗り始めました。

 当初、近所を走っていましたが、低速ではEVという表示が出て、電気で走るのでガソリンはあまり使わないのでしょうか。ブレーキをかけても、回生ブレーキで充電されるので、今までのよう「ブレーキをけるのは無駄」と気にしなくてもいいのでしょう。

 用事を済ませて帰って来ると20㎞/l前後の平均燃費が出ます。これには驚いて、これで遠乗りをしたらどうなるのだろうかと思いました。

 偶々、先週、家族の用事で、国分寺からか圏央道、関越、上信越道で軽井沢、それから小海線沿いに中央道に出て山梨で一泊、翌日帰宅ということで、丁度400kmほど走りました。

 気が付いたのは矢張り碓氷峠の上り坂などでは何となく力不足を感じます。ただし踏み込んでいると次第にスピードは上がってきます。
もう一つ、高速でも「びっくりする」ほどは燃費な伸びないということです。平均燃費30km/l超というときもありましたが、軽井沢への登り、甲府盆地への下り、笹子峠の登り下り、小仏峠からの下りを平均して、全行程の平均燃費は25km/lでした。

 もう少しHVの活かし方に慣れてくれば燃費は上がるかもしれませんが、これまでで驚いたのは市街地走行の際の燃費の良さです。
 満タン(36リッター)にしたとき航続距離900kmとメーターに出ていましたが、これは本当でした。
 ハイブリッド車は「特に」市街地走行にお勧めというのが実感です。