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tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

今年は美味しい秋ナスが頂けそうです

2021年09月27日 17時34分22秒 | 環境
さて我家の狭い庭さきの小さな花壇ですが、暮れにはチューリップの球根を植え、春には色とりどりのチューリップの開花を「良く咲くね」「きれいだね」と楽しみます。

5月の連休頃には、チューリップは整理して畑にします。連休にホームセンターで、キュウリ4本と茄子3本とミニトマト1本の苗を調達して、夏には、新鮮な朝取れ野菜を収穫します。

今年は暑かったせいかキュウリは早めに終わりましたが、茄子とミニトマトは豊作で結構楽しめました。
8月中にキュウリは終わり、9月中旬には茄子も終わって、畑大きく枝を伸ばした茄子3本だけになりました。

あまり大きくなって太くなり抜くのも大変だなと思っているうちに、この所花が沢山つき始めたのです。



「親の意見となすびの花は、千に1つの無駄もない」と言われますから、秋ナスが期待できるかななどと思って様子を見ていましたが、今日も沢山の花が開いていました。

キュウリの下に生えていた雑草が、急に伸びて、沢山の穂が出てきたので、種が落ちない内にと思って、きょう午後根っこからかじってコンポストに入れましたが、その時、「あれ、また茄子が生っているぞ」と気が付きました。まだ親指ほどもない小さいのですが、これは、吉兆、「今年は秋茄子が頂けそうだぞ」という気がしてきました。



台風が来るようで、先行きは解りませんが、まずは期待してみたいと思っています。

我が家の庭、秋はやはり秋海棠

2021年09月14日 20時55分15秒 | 環境
先の見えない事が多い中で、季節の花だけは、異常気象の中でも何とか適応して確りと季節感を演出してくれるのは有難い事です。

この時期は何と言っても秋海棠です.。





コロナ禍も、総理大臣が専任担当のようになったので、ここらで何か決め手が出てくるのかと思いましたが、何も出てこないようです。
やっぱり総理大臣は、一国の代表ですから、コロナだけという訳にはいかないのでしょう。

ところで、株式市況の方は、勝手にコロナ終息を見越しているのだそうで、異常な高値追いです。
バブル時代の最高値38,900円はともかく、経済成長も停滞、物価も上らない中で、31,000円に届きそうな所まで来ているというのが今日の状態です。

株高が、本当に日本経済の先行きを見通しているのかどうかは、誰にも解らないのでしょうが、自民党総裁選、総選挙を控えて、日本経済も日本社会も、まだまだ一波乱、二波乱もあるのは十分予想されるところです。

狭い我が家の庭の秋海棠も、今年は異常気象でかなり戸惑った様子が見られました。夏空と集中豪雨が交互に来て、さては秋かと蕾を開けばまた夏空。
これでは花は開けないと蕾のまま夏の太陽を浴びてドライ蕾になってしまいそうな場面がありましたが、確り持ちこたえて、ここにきて急速に花茎を伸ばし、しっとりとしたピンクの花弁を、ひとつひとつ開きながら、最後にカワイイ小さな黄色の飾りをつけるのです。

毎年咲いてくれるのですが、この時期は、いつ見ても、何となく気持が落ち着いて、しっとりと落ち着いた、些か感傷的な感じになるのが秋海棠です。

書いていて思い出しましたが、2008年の秋、あのリーマンショックの10日後、9月25日に、アメリカのこの状態は容易でない、日本への影響もこれから大変になりそうだと「季節も景気も秋?」を書きました。

あの時も庭では秋海棠が一面に花をつけていました(リンクしましたので写真も是非ご覧ください)。
思い出せば、あれから、日本は一層深刻な不況になり、その後遺症はアベノミクスでも治癒せずコロナ不況と重なり、今に至っているのです。

さて、今は株価だけは明るいようですが、季節は秋、これからの景気はどうなるのでしょうか。

ギボウシが良く咲いてくれました

2021年08月19日 16時14分09秒 | 環境
我家の裏の狭い所にずっと以前家内がギボウシを植えました。

後からそこに小さな木ですが、真っ赤な花のツバキを植えて、寒い時期にも花が咲いて良いねなどと言っていました。

ところで、子供たちは皆いなくなり。今や老夫婦2人だけになって、狭い裏に行く事もあまりなくなり雑草だらけになってしまっています。

偶々今日は晴天なので、風呂場の窓をあけてみますと、真白の咲き乱れる花が目に入りました。白いギボウシでした。





こんなに良く咲くのかなと思って見ましたが、そうです、昨年、伸びてきたツバキの若葉にチャドクガが大発生、ご近所に迷惑がかからないようにと思い切って伐ってしまっていたのです。

今年はギボウシの天下ですから、思う存分咲いたのでしょう。

あのあたりの雑草も何とかしなければと思っているのですが、家内に、
「熱中症になりますよ」
「病院は満員ですよ」
と脅かされて、もう少し涼しくなってからという事にしています。

酷暑ですが、暦は立秋を過ぎました

2021年08月10日 19時54分58秒 | 環境
酷暑ですが、暦は立秋を過ぎました
我家の狭い庭の西側のアケボノツツジの隣にタカノハススキ/鷹の羽芒(別名ヤハズススキ/矢筈芒)の株があります。
毎年広がるので、刈り込んで広がらないようにするのですが、今年も広がって来ていました。


    倒れたのを起こしたススキ

そこに、一昨日台風10号です。夜に大分西風が吹いたようで、広がったまま東側に倒れこんでしまったので、これは起こすのが大変だなと思って庭にでようとすると
 家内「ススキを起こすんですか?」
 私「起こそうかと思うんだけど…」
 家内「台風9号が来ますから、その後にしたら」

確かにそれもそうだと思って一昨日はやめました。昨日も結構風がありました。今朝になって、風も弱くなり真っ青な空が広がったので、何とかつっかい棒をして起こしました。
と、驚いたことにもう穂が出ているのです。

えぇ、この暑さ、天気予報が熊谷は40℃と警告して「熱中症予防のためにコマメに水分補給を!」と言っている中で、台風一過とはいえ、もう出穂です。

家内に「もう穂が出てますよ、この暑いのに。ススキも何か急いでるのかな」と下らない冗談を言ったら、家内は「もう立秋を過ぎてますよ。ススキは暦を知ってるんですよ」と返されました。

そういえば、8月も、もう10日です。
立秋は? とネットで見たら、8月7日でした。人間より、植物の方がよほど正確だという事でしょうか。

人間は、オリンピックだ、コロナだという事になれば、季節の移り変わりなどの感覚はどこかに置き忘れて、熱狂したっり、心配したり、更には、政治がどうの、経済がどうのという事になるのですが、人間も自然の一部ですから、人間のすることも、本当は自然をもっと尊重して、自然に上手く合わせないといけないのではないでしょうか。

まだ自然が暦(従来の自然の動きに従って作られた)に合わせて呉れている内はいいのですが、余り地球環境が汚染されると自然も自分の役割を果たせなくなりそうです。そうなったら人間にはもう手の打ちようがないのでしょう。

差し当たってススキに感謝しながら、写真を載せました。

梅雨明け、猛暑、わが家のミニ菜園の近況

2021年07月25日 22時22分39秒 | 環境
今年のように「梅雨明け宣言」があった途端に毎日猛暑、こんなにくっきり「梅雨と夏空」が交代するのも珍しいような気がします。

お陰でオリンピック出場のアスリートたちは、大変でしょうけれど、流石は鍛えぬいた体の持ち主という事でしょうか皆さん実力を発揮しておられるようです。

この集中豪雨から酷暑への急転換で、熱中症で搬送される方も増えているようですが、わが家の狭い庭のチューリップ花壇から変わったミニ菜園にも被害が出ています。

5月下旬に、花壇から菜園へのご報告は致しましたが、梅雨の雨ならぬ集中豪雨の中でも順調に育っていた4本の胡瓜のうち1本が熱中症で枯れました。

炎天下で胡瓜の葉は昼近くには萎れて来ます、水をやったのですが元気になって呉れません。気が付いたら、苗を植えるときに強いたポリシートがそのまま。
これは熱中症ではなく私の不注意。それまで雨が多かったので済んでいたのでした。

茄子とトマトはお蔭様で元気で、強い太陽の光を浴びて、茄子は実を太らせ、ミニトマトは急に赤みを増し、まさに朝取り野菜で食卓を飾ってくれます。

  
形は悪いが味はいい             

                          
真っ赤なのは食卓に提供済み
 
ミニトマトは2つに割って、削り節をかけ、醤油かドレッシングでサラダ、茄子は縦に平たく切って鉄板で焼いてソースを少量トロッとかけると、私には牛肉よりおいしく感じられます。歳のせいかもしれませんが、焼きナスは美味いよという友人も結構います。

 昔は、「鴫焼きナス」などと言って粗食の代表でしたが、グルメの時代に立派な食材に変身です。

因みに
「菜もなき 膳に哀れは知られけり 鴫焼き茄子の 秋の夕暮れ」
(心無き身にも哀れは知られけり鴫たつ沢の秋の夕暮れ 西行法師 の替え歌)

二階のベランダのトマトは水遣りを忘れて、葉が枯れかけてしまい、慌てて水遣りをして何とか復活しそうですが、こんなに実をつけていました。植物の真面目さには、とても敵わないなと思いました。
       

今年のホタル、残念な結果に

2021年06月20日 13時37分33秒 | 環境
今年のホタル、残念な結果に
毎年、我が家のホタルのことを書いていますが、今年は大変残念な結果に終わってしまいました。書くのをやめようかと思いましたが、やっぱり一応記録しておくべきだと考え直して書くことにしました。

4月の末にゲンジの上陸が殆ど終わったようなので、5月末から毎晩羽化を期待して狭い庭の端、U字溝沿いの藪の中を確かめていましたが、結局羽化はオス1匹でした。そしてそのオスも3日ほど(通常は1週間は元気です)で光らなくなりました。

昨日あたりで、もう孵化はないだろうと諦めましたが、その間、ずっと原因は何か考えていました。
自然環境はほとんど変わっていません。今年は乾燥に注意して、適度の散水もしていたのですが・・・。

そして結局気づいたのは、昨年秋の庭の山茶花での茶毒蛾の大発生でした。
茶毒蛾の幼虫のいる枝を全て切り落とし、刻んでポリ袋に入れ「燃やせえるゴミ」に出したのですが、地上に落ちた幼虫は生きていて、また山茶花の木に登るので、市販の殺虫剤を大分部吹き付けたのです。

腕や首筋に茶毒蛾の幼虫(毛虫)の毛が無数に刺さって、点々と赤く腫れ、痒くて大変で、それもあって、殺虫剤を撒きすぎたのでしょう。

思うに、多分その殺虫剤が雨と一緒に土中にしみ込んで、残っていたのではないかという推測です。

 合成洗剤や農薬で、ホタルが全滅した歴史は十分に知っていたのですが、まさに『ぬかった』という大変な不注意だったのではないかと思い返して、唇を噛んでいるというのが現状です。

上陸地の土壌汚染がいつまで続くのかわかりません。除染も、植物のことを考えれば不可能です。

以上が現状で、さて今後どうするかは、これから考えなければと思っています。
ヘイケの方は、行動範囲が狭いので、完全 人工環境でも育てられるので、再挑戦の可能性もなどとも思いつつ、これから考えます。
  

瑠璃二文字とアガパンサス

2021年06月14日 20時08分21秒 | 環境
瑠璃二文字とアガパンサス
 イギリスの南西の突端、コーンウォールでのG7サミットも終わり、コロナワクチンでは国際協力、対中国では厳しい対応と、二様の結論が出て、東京五輪はやることになったという事でしょうか。

 協力と対立を使い分けたりしないで、すべてが協力になるような人類社会はいつ来るのでしょうか。
 コロナと人間が戦うのは仕様がないとしても、人間同士は戦わない地球社会にしたいものです。

 「意地を張らなきゃ楽なのに」などと思いながら、少し薄日が差してきた庭を見ていますと、アガパンサスが咲き出しています。
 アガパンサスは、このブログでは載せたことがありませんが、庭の隅で暑い盛りに咲くルリフタモジ(瑠璃二文字)は何回か載せています。

 瑠璃二文字は小さな花ですが、よく見ると、アガパンサスに似ています。
何時もは、咲く時期が違うので、較べようと思ったこともありませんでしたが、今年は一緒に咲いています。

 という事で写真を撮って比べて見ることにしました。

   アガパンサス


瑠璃二文字

 アガパンサスは、花冠の直径が10㎝ほど、瑠璃二文字は3cmほど、欧米の大柄で派手な花と小柄で楚々として片隅に咲く花という、似ているけれども全く対照的な感じです。

 大体、璃々二文字などという名前は純日本調で、平安時代のニラ(韮)を万葉仮名で書いた事から来ているようです。(注)

 ところでネットで調べてみた結果はアガパンサスは南アフリカ原産、瑠璃二文字はジンバブエ原産ということになっています。そして、共に○○属、××目といった所に共通点を持っています。

 それぞれの原種は共にアフリカで、どのような変化と進化と人工改良を経て今に至っているのかは皆目わかりませんが、いつか世界に広がり、廻り回って、わが家の狭い庭に、揃って咲いているということになります。

 考えてみれば、ホモサピエンスも、30万年ほど前にアフリカで生まれ、10万年ほど前にその一部がアフリカから出て世界に広がったという事のようですから同じようなものかもしれません。

 ならば、人間も花を見習って、世界のどこへ行っても、平和に姸(賢/健)を競い合うように出来ないものかと思う所です。
 注:https://blog.goo.ne.jp/tnlabo/e/27f1a76c207e727105ddefae49ba6adc


 
 

宿根草三題:毎年必ず咲いてくれます

2021年06月02日 14時50分34秒 | 環境
宿根草三題:毎年必ず咲いてくれます
  狭い庭のあちこちに、いろいろな宿根草が生えてきますが、今、花の盛りの3つの花をご紹介します。

 まずスカシユリですが、これはもう30年ぐらい前になるでしょうか、家内が気の置けない旅行仲間と佐渡に旅行した時、佐渡で買ってきたものです。
 本名は解りませんので、我が家では「佐渡のユリ」と言っています。最初は色変わりの3種類ほどでしたが、白っぽいのや、ぶちの花はいつしかとぼれて、写真の橙色の花だけが、毎年必ず咲いてくれます。

 一緒に買ってきた家内の仲間の家でも、矢張りこの色だけが残っているそうで、これが原種なのでしょうか。シラユキケシやドクダミなどが伸びる中で今年も3株ほど元気で咲いてくれています。



 2つ目はアルストロメリアです。これも20年以上前、家内が5色ほどの株を、何かの会で注文して買ったものです。
 10年ぐらいは色変わりも咲いていましたが、今は白い花だけが残って、結構株数も増やしながらホタルの上陸・羽化する藪状態の中で咲いてくれています。正に咲き乱れるといった感じです。



 3つ目は宿根草としては余りにもありふれたドクダミです。庭の隅、至る所に咲いていますが、よく見ると可愛い花だと思います。上の写真にも小さく顔を出しています。あまり増えるので嫌われますが、昔は大事な薬草でしたよね。



 ついでですが、晩秋・初冬に立派に咲く皇帝ダリアも宿根草です。こちらは毎年開花期の11月にはご紹介していますが。今年も、もう1メートルを超える高さで、アルストロメリアの後ろに育っています。写真は、11月に花が咲きましたらご紹介したいと思っています。

紫陽花(あじさい)が咲き始めました

2021年05月28日 15時40分32秒 | 環境
紫陽花(あじさい)が咲き始めました
 東海まで来ていた梅雨入り宣言が、関東には未だ来ていませんが、昨日の雨の後、紫陽花はどうかのと思って見ましたら綺麗に咲き始めていました。

 猫の額の庭ですので、わが家の紫陽花は「あけぼの」とブロック塀の間に挟まれて、それでも元気に毎年枝を伸ばし、梅雨の季節を彩ってくれます。

 朝、二階のベランダから見ましたら、昨日の雨に洗われて綺麗に咲き出していましたので、後から庭に降りて接写しました。



 

 紫陽花は、大変元気で、良く伸びるので、隣家の方には行かないようにしているのですが、思ったより背丈が伸びるようで、高い所にばかり咲いて思ったような写真が撮れません。

 それでも写真を撮ってみると、矢張り紫陽花の花は立派です。一つ一つの花が重なり合い、太陽の日差しをいっぱい受けたいのでしょうか、花弁は平らに広がって、上から見ると大きなボールです。

 今日は写真のように、9つの花のボールが満開です。
 これから大きく広がろうという小さな蕾のボールがまだ沢山あるので、当分楽しめそうです。

 大きなボールを一つ切ってきて、食卓にでも飾ろうかと思っています。
 

花壇は野菜畑になりました

2021年05月24日 22時46分41秒 | 環境
花壇は野菜畑になりました
 汗だくで庭の草取りをする陽気になりました。梅雨入り宣言はまだですが、紫陽花も少しずつ色がついてきました。

 我が家の狭い庭も様子が一変しました。ついこの間まで、チューリップと釣鐘水仙が姸を競っていましたが、あの花壇は、今は野菜畑です。



 ゴールデンウィークに花の写真を撮りのんびりというのは少し違って、花壇を畑に切り替えるのは年寄りには大分大変でした。
 長男に電話して手伝ってもらいながら何とか半日で全面改装することができました。

 毎年雑草がすごいので、今年はポリシートを張って、先ずは雑草防除の準備をしました。

 連休最後の日にホームセンターに行って、仕入れた苗は胡瓜4本、茄子3本、トマト2本という事でした。
 
 トマトの1本は、このPCを打っている2階の部屋の外のベランダの良く見える所のプランターに植え、あとは写真の通りです。
 北側の列は胡瓜4本、南側の列の西側の角にトマト1本、その向こうは茄子3本という配置です。

 2-3日で苗は元気になり、胡瓜の蔓も伸び始め、一昨日例年通り簡単な棚を作って、あとは元気に伸びて呉れと願うだけです。  
 
 考えてみれば、スーパーで買った方が、簡単で安上がりかも知れませんが、やっぱり人間には「収穫の喜び」というのが、脳細胞のどこかに、本能として埋め込まれているのでしょう。

 今年も、胡瓜、茄子、トマトの「今年の初物」を収穫して夕食の時に「これで75日生き延びるぞ」と言いながら、食べる日を待ち遠しく思う事になるのです。

 コロナもそろそろ先が見えてくるようで、何といっても、こうして過ごせる平和な日々は矢張素晴らしい事なのでしょう。

カルミヤは毎年咲くのか

2021年05月05日 17時54分29秒 | 環境
カルミヤは毎年咲くのか
 ゴールデンウィークも今日で終わりです。この間、なるべく「花」をテーマにしてきましたが、あすからふだんにもどることになります。
 
 共に身障手帳を持った老夫婦の生活、カレンダーとはほとんど関係ないのですが、なるべく世間様についていくために、本音は、介護・医療の日程やゴミ出しを間違わないためにカレンダーは大事です。
 
花の最後はカルミヤにしました。今年は少し用意をしておいたのです。
 というのも、わが家の玄関脇の カルミヤは、1年おきに綺麗に花をつけてくれていました。良く咲いた年の翌年はちらほらです。

 ところが誰かから「花がら(殻)」を取ってやれば毎年咲きますよ」と言われ手を思い出したのです。
 そこで去年は、花の後、実になる花がらを一つ一つむしってみたのです。さて、これで本当に来年も咲くのかな?でした。

 今年の春はかなり気になっていました。3月になると益々気になてき蕾らしきものが出てきたら写真を撮っておこうと思っていましたら、下旬になった明らかに出てきました。写真を撮りました。こんな感じです。



これで一安心。あとはいつ頃になったら蕾の先に赤みが差してくるのかなですが、安心して少し見ないうちに、もう蕾が膨らんでいました。
わが家のカルミヤは白い花ですが、花が開くまではカルミヤは真っ赤なな蕾です。実は赤いカルミヤも一緒に育てたのですが、大きくならずに枯れました。改良種は弱いようです。
真っ赤な蕾をご覧ください。




 そして、この連休、満開直前に達したところです。昨日の写真です。
 



これで、「花がら」さえ取ってやれば、カルミヤは毎年咲いてくれることが解りました。大変喜ばしいことですが。夏が来る頃、私のやる仕事が、一つ増えました。
 通る人も「きれいね」「良く咲いてるね」と喜んでくれる様ですから、それもいいかなということでしょう。

庭の片隅の小さな花の特集

2021年04月15日 21時29分32秒 | 環境
庭の片隅の小さな花の特集
 先週4月10日にチューリップ満開と書きましたが、今日現在、盛りは少し過ぎましたがまだ賑やかに咲いています。今になって正に満開なのは遅咲きだった白の八重です。今日は西の塀際の曙つつじがまさに満開です。

 ところで今日は、菅総理もバイデンさんに会いにアメリカ行きということですし、その「はなむけ」(ちょっと「はな:花/鼻」が違うかな)にと、狭い庭の隅に咲く、小さくて目立たないけれどよくみれば結構素敵で健気に咲いてくれる花たちを取り上げてみました。

 先ずは「しらゆきげし」です。白い花の芥子で、なかなか増えないというのですが、わが家ではどのドン増えて、南側の隣家との境のフェンスの下は点々と白いちいさな花です。つぎからつぎへと咲いています。



 その下の白雪芥子の葉の間からかおをだしているのが「蔓おどりこそう」です。蔓でないのもあるということでしょう。小さい黄色の花の踊り子が輪になって3階建てで咲くのです。1本とって洗面所の小さな花瓶にも挿しています。人が来て「かわいい!これ何でか?」といいます。



 単純な白い花ですが、群生すると清楚な美しさを感じさせるハナニラ。毎年同じ場所に群生します。薄紫のもありますが、なぜかぐんせいしないで1本ずつ生えています。



 今わが屋の庭で、最も権勢をふるっているのが青の「つりがねずいせん」(釣鐘水仙)、わが家には、昨年「釣鐘推薦3姉妹」と書きました様に、青のほかピンクと白とがあるのですが、この2~3ねん、青が猛烈に繁殖してピンクは2か所、白は一か所で、今年は白は青に囲まれて、見る影もなく、何とかしてやらなければと思っているところです。写真は、繁茂する青と残っているピンクの1株





 北側の塀のほとんど日の当たらない所で蔓がのびいていまして、抜いてしまおうと思って気が付くと1輪、2輪可憐な薄紫の花が咲いているのが「つるにちにちそう」です。雑草が生える中で、目立たない様に清楚に咲いている、何か奥ゆかしさを感じさせてくれます。



 ところで花壇のチューリップですが、単純な白の八重だと思っていたのが、いっぱいに開いてみるとピンクの縁取りの素晴らしく綺麗な花でした。これはびっくりでした。

春たけなわ、チューリップ満開

2021年04月10日 15時30分30秒 | 環境
春たけなわ、チューリップ満開
 コロナ、コロナといっているうちに、桜の時期は過ぎました。「はや葉桜の侯とはなりぬ」などと呟いていれば、わが家の狭い庭でも、有り難いことに、春の花たちが競って 咲いてくれます。
 
 緊急事態宣言から蔓延防止になって、武蔵野市と立川市の間にある国分寺市は、なぜか対象から外れていますが、コロナウィルスはそんな区別はしてくれないので、蟄居を旨とする私にとっては、庭の花々は素敵な鑑賞対象です。

 今日は土曜日、明日は日曜、毎日が日曜日の人生でも、やっぱり土曜、日曜は好天で、気持ちよい春の日和を期待するのが人情というものでしょうか。

 昨年12月、我が家の花壇にびっしり植えたに100球2000円という(売れ残り取り混ぜ)チューリップも順調に育って今や満開です。


 左端に点々とある紫色の花はツリガネ水仙で年々増える宿根草です。


 
 今年は先ず黄色が咲き出し、続いて赤橙色系統、そして最後に白の八重咲きがやっと開きました。黄色は、花びらが丸いのと、花びらの先がギザギザのがあるようで、両方とも背が高く伸びます。
 白の八重咲きは、背はあまり高くはならず、重たい八重の花を短めの茎で確り支えています。赤橙系統は、黄色と白の中間の背丈です。
 
 実は、狭い花壇では、いくらびっしり植えても100球は植えきれず、十数球残ったのは、庭のあちこちにも植えてあるので、この時期は随分賑やかです。

 そのほか家内が友人などから頂いてい来たいろいろな山野草等の宿根草もも元気に残っていて、狭いながらも自然の趣を感じさせてくれます。
 その中の一つ、割合珍しいウラシマソウが、二本向き合って咲いたので、これもついでに紹介させていただきます。


 サトイモ科で、マムシグサ、コンニャク芋、水芭蕉やカラーの仲間だそうです。

豊後梅の受粉、中間報告

2021年04月05日 15時13分25秒 | 環境
豊後梅の受粉、中間報告



 2月の26日に、毎年ほとんど実をつけない我が家の豊後梅に人工授粉をしてみたという事を書きました。

 小さなメジロや大きいヒヨドリなども来て、受粉の手伝いをしてくれましたが、人工授粉が役に立ってくれますようにと願っているうちに花は散って赤い小さな「がく」が残り,雨風にさらされていました。

 そのうち、若葉が出てくれば、それに合わせるように青い小さな梅の実がついているかどうか解るのですが、何となくそれが待ち遠しいなと思っているうちに、この数日急に若葉が出てきました。

 昨日、そろそろ実がついたのが見える頃かなと気づいて窓越しに見ますと、葉の間になにか梅の実らしいものも見えるようです。老眼鏡を外しても、夕方でよく見えないし天気も悪いので明日の朝、生ゴミを埋めるときによく見て、実がついていたら写真も撮ってこようと思っていました。。

 という事で今朝スマホを持って生ごみを埋めに出ますと、たしかに小さな実がついています。それぞれの枝を見ていきますと、受粉はまんべんなくしたのに、確り実がついているのは一番高い所の枝2~3本で、あとはところどころにポツリポツリです。

 それでも例年よりはかなり成績がいいようなので大分気をよくして、実のついて枝のところを写真にとりました。それが上の写真です。

 さて、そこでこれからですが、混んでいる所も摘果するのも、なにか勿体ないので、自然淘汰に任せることにして、6月の収穫を待つことにしました。

 以上4月時点での中間報告です。

貝母(ばいも=あみがさゆり)が盛りです

2021年03月22日 15時35分13秒 | 環境
貝母(ばいも=あみがさゆり)が盛りです
 以前にも貝母の花の写真を載せた記憶がありますが、今年も元気に咲いて来ているので、写真で紹介する事にしました。



もともと家内がお茶をやっている知人から頂いて植えたものですが、ネットで見ると栽培が結構難しいように書いてあったりします。  
 幸いなことに我が家では、放っておいても毎年元気に伸びてきて沢山の花をつけてくれます。



 ご覧の通り貝母の花は、うす緑に網状の筋があり、楚々として地味な花です。貝母ユリともいわれるようで、もともと中国原産のユリ科の属する花のようです。
 日本では、茶人が好んで使うようで、わび、さびの世界にぴったりくるのでしょうか。

 半日蔭ぐらいの所が良いのでしょうか、狭い庭の東の端のオオムラサキの下、西に端のアケボノの下が住みやすいようで群生して勢力を広げています。



 西側のアケボノの下は朝日が当たるのでリュウキンカがますます広がっていますが、その背景に貝母が立ち上がっている感じです。

 花壇にびっしりと植えたチューリップは、やっと葉が育ち始めたところです。こちらは花が咲いてから載せたいと思っています。