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tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

狭い庭でも花いっぱいの春です

2023年04月15日 16時07分01秒 | 環境
今日は土曜日、天気が良ければ撮り立ての花々写真をと思っていましたが、天気予報では1日雨だという事でした。
そして天気予報は、全く正確で、朝起きて窓を開けると「あ~やっぱり雨」でした。

写真は、天気予報を見て、今盛りの花は昨日のうちに撮っておきました。唯一撮り忘れたのは玄関脇の「木香薔薇」でした。これは今日の雨の中で。

昭和38年(1965年)都下国分寺のこの場所に居を定め、狭いながらも庭があるので、当時はやっていた「花いっぱい運動」の見本のような家にしようという家内といろいろ植えてきました。
今は手入れも行き届かないままに、花々の栄枯盛衰の果てに残っている春の花を楽しんでいるといったところでしょうか。

春はリュウキンカの開花と共に始まります。

そしてヒマラヤユキノシタもう何10年も西側の隅で咲いてくれています・

茶花の貝母は随分増えました。

ホタルが上陸羽化する藪では貝母の隣に、ハナニラが白く尖った清楚な花の群生を見せています。

今年はドウダンツツジの花が良く咲きました。

この藪には、この何年かムラサキスイセンが侵入して来ています。

全盛を誇っていた白雪芥子は南の塀際に押しやられ、それでも元気で真白な花を点々と散らしています。

西側の隅では久留米ツツジが咲き分けの赤白の花を塀沿いに伸ばし、その上は伸びたアケボノが今満開の花をびっしり咲かせています。

そしてその下、伸び始めたススキの後ろには絶滅危惧種でしょうかウラシマソウが長い釣り竿(釣り糸?)を伸ばしています。

アケボノの満開に時期が過ぎる頃には、反対側、東側のオオムラサキが咲き始めるでしょう。

小さな花壇、チューリップ満開

2023年04月04日 14時20分34秒 | 環境
東京都下国分寺では、桜は先週後半が満開でした。
国分寺から流れて、崖線沿いに狛江で多摩川にそそぐ野川には桜の花びらが流れ、我家の玄関先にも、何処からか桜の花びらがちらほら風に舞う春爛漫のきのう、きょうです。

朝から日光燦々の今日は、リュウキンカに占領されていた小さな花壇に、いよいよチューリップが満開を迎えています。

この花壇の様子については、今年はちょっとした異常事態で、その状況は第一報第二報と二度にわたり心配しながら報告して来ました。

そして今日は最終報告です。
結果は上々で心配は全くの杞憂という事になりました。下の写真でご覧頂くとおりです。



全盛だったリュウキンカンの黄色い花と、咲き始めたチュウリップの共存は一時で、春たけなわになるとリュウキンカの季節は終わり、先週末からは次々と開くチューリップの花の下で、別れを惜しむリュウキンカという事になりました。

開いた花を見て、昨年寒い中で、赤白の列、黄色の列、紫とピンクの列と一応3列に植えて、手前は赤と黄色のツートーンを横に二の字に植えていた事を思い出しました。

丈の高さは不揃いですが赤が圧倒的にせい高です。低かった紫も今日は随分伸びて来ています。
几帳面に、夕方になると花弁をすぼめ、翌日陽に当たると大きく開く動きを繰り返して今週中ぐらいは、毎日妍を競う姿を見せてくれるでしょう。まことに結構な季節です。

玄関の脇に毎年出て来る原種のチューリップが、何故か一輪右上の角に咲きました。トリミングの圏外になってしまったので、花のアップを付け加えておきます。


チューリップも負けじと頑張っています

2023年03月19日 15時44分38秒 | 環境
今日は日曜日、朝起きると、昨日の雨とは打って変わって上天気です。

狭い庭も、良いおしめりで雑草も急に伸び、早速草むしりが必要になりそうです。

ミニ花壇の様子を見ますと、こちらは勝手に生えてきた一面のリュウキンカが、これも急に育って葉も大きくなり、一面に黄色い花をつけ始めています。

チューリップ用の花壇のつもりが、今年は、差し当たって、リュウキンカを育てるための花壇になってしまったようです。

一方チューリップの方は、先日はまだ、ところどころで伸びて来たな、という感じでしたが、今日写真を撮ってみますと、一応、3列に植えた形に葉が伸びて来ています。



チューリップも負けじと頑張って、ひと花もふた花も咲かせようとしているようです。
一面のリュウキンカの中から大きく伸びて一段高い所に、色とりどりの花を咲かせようとチューリップらしい気位の高さを示そうというのでしょうか。

いずれにしても、こちらは、両方とも元気に伸びて、それぞれの綺麗な花を咲かせてくれれば大喜びです。

これからひと月ぐらい、リュウキンカとチューリップの花の競い合いを見られるのであれば大いに結構と楽しみにすることにしました。

折に触れて、どんなことになるか、また、ご報告したいと思っています。

狭い庭はリュウキンカ全盛の気配

2023年03月14日 13時40分22秒 | 環境
昨日は寒冷前線が西から東に抜けていき、大分雨が降って、風向きは南風から北風に変わり、今朝の外気は、昨日の14℃から7℃に下がりました。

朝方は曇りでしたが10時過ぎて綺麗な青空になり、暖かい日差しでよい春の日にありました。

桜が一層早くなるかな、などと思っていましたら、ニュースで日経平均が700円近く下げていると言っていました。
シリコンバレー銀行に続いてシグネチャー銀行も破綻という事で新興中小銀行でもそれなりの資金量を持てば、マネーゲームの成功を夢見て「巨大な想定元本」の取引をするのでしょうか。

アメリカ政府は大変心配なようで、何はともあれ預金は100%保証と言って金融危機につながることを徹底して避ける気配です。
この辺りは、バーナンキさんの、金融危機は徹底した金融緩和で救えるというリーマンショックの経験を早速に活かす動きのようです。

これで今日の天気のように青空になればいいのですが、問題は破綻した銀行の中身でしょう。当局の監督が甘かったという指摘もあるようです。

青空になった我家の狭い庭では、昨日の雨で雑草も含めて緑が増え、陽光に光っていますが、小さな花壇では困った事が起きて来ています。



春はチューリップ、夏から秋はきゅうり、トマト、茄子のミニ菜園のつもりですから、昨年も11月に、チューリップの球根80球を買って、3列にびっしり植えました。

掘り返して綺麗に整地し、肥料も撒いて球根を植えこれで来年も綺麗なチューリップ観賞と思っていました。
ところが、暮のうちから花壇一面に一面にリュウキンカの芽が出てきたのです。

我家では、何故か至る所にリュウキンカが出て来るのですが、整地した花壇に、寒さの中でも光沢のある小さな濃緑の葉が春先になるとびっしりです。抜くのは大変ですし、チューリップの芽にも傷つけたくないという気もあって放置しました。

どうせ1年目では花も咲かないリュウキンカの葉の中から、背の高いチューリップが伸びて来て、緑の絨毯の上にチューリップの花が咲くのもいいかもしれないなどと考えていました。

確かにチューリップの芽は並んで出て来ました。しかしリュウキンカの成長は予想外に早く、よく日の当たる所は花が咲きだしています。

一方、チューリップの方は、何か育ちが遅く、なかなかリュウキンカの上に伸びてこないのです。上の写真は、今日現在のもので、負けそうなチューリップが一生懸命リュウキンカの葉の間から背丈を伸ばそうと苦闘しているところです。

これでは今年は「咲いた、咲いた、チューリップの花が、並んだ、並んだ・・・」とはいかないかもしれません。

これでは、結果はどうなるのか解りません。
しかし、どうなるにしてもリュウキンカは元気に咲き、多分チューリップも、後から頑張ってそれなりに綺麗な花を見せてくれるのではないでしょうか。

自然にお任せすれば、「結果自然也」で、「それも良かったな」と思えることになるのだろうと素直に自然の働きを見守っていようと思っています。

春たけなわの日曜日です

2023年02月19日 16時18分43秒 | 環境
桜には早いですが、今日は、春本番の暖かさの日曜日です。

世界中多事多端で、心の休まる暇もなく、人間というのは、仲良くすればいいのに、何でこんなに争いをするのだろう思うばかりです。

お蔭でこのブログも、世の中に注文を付けるような事ばかりなってしまっています。困った世のなかになってしまったものです。

「世界が全体幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得えない」と言ったのは宮沢賢治(農民芸術概論)ですが、そこまでの境地にはとても届かない凡人は、やはりささやかな安息の時を持ちたいという気にもなろうというところです。

たまたま先日気付いたのですが、何年振りかでセロジネという蘭の花が窓際で咲きました。
以前、家内が育てていたもので、手入れが大変なので放置状態だったものを、居間の窓際に持ってきて、加湿器の水注入と共に水をやっていたら、今年一本だけですが花芽が出て、花が咲いたのです。植物は正直なものです。



セロジネの花が咲いて喜んだついでに、今年も狭い庭に咲いている花の記録だけはしておこうと思い、昨年末からずっと咲いている日本水仙と、この2、3日咲き出したリュウキンカの花の写真を撮ってきました。





ついでにホタル飼育用のU字溝を除いて見ましたら、オオムラサキの落ち葉がいっぱい浮き沈みしている間を、昨年孵化した白や赤のメダカが元気に泳いでいました。(メダカが小さくて写真が撮れません)

何のわだかまりもなく、こんな自然をのんびりと堪能できる日が早く来てほしいと、つくずく思いながら、それでも、やっぱり今日は良い日です。


季節に背いて1輪だけの返り咲き

2022年10月24日 15時30分19秒 | 環境
この所あまり良いニュースはありません。
中国では習近平が、いよいよ独裁体制を固めてきたようですし、ウクライナはロシアが発電所などのインフラを狙ってミサイルで攻撃、人びとの日常生活の破壊を進める様相です。

国内を見れば、政府と日銀の金融政策の食い違いは放置され、政府は効果不明の円買い介入を繰り返し、野党は物価上昇に補助金要求ばかり。与野党とも、まともな政策はなく後追いパッチワークで混乱は深まるばかりです。

岸田総理もあまりの支持率低下に慌て、拉致問題や旧統一教会問題で世論に応えようとしているかに見えますが、本当にやり切る決意なのでしょうか。容易ではなさそうです。

天気の方も2日ほど秋晴れでしたが、今日はまた雨、百日紅やのウゼンカズラの枝を伐ろうと思っていましたが、木の葉も枝も濡れています。
   
枝伐りを諦めたところで気がついたのはオオムラサキの狂い咲きです。
この時期オオムラサキでは毎年ですが1輪から数輪の狂い咲きが見られます。もう今年もその季節か、それにしても天気が悪いなと思いながら今年は何輪かなと探してみましたが、残念ながら1輪だけでした。



狂い咲きが一般的な用語のようですが、小学唱歌の「冬景色」では『げに小春日ののどけしや、返り咲きの花も見ゆ』と「返り咲き」と言っています。
この方が言葉遣いとしては良いような気がしますが、如何でしょうか。

ネットで「狂い咲き」の原因を見ますと、花芽には開花抑制のホルモンがあって、寒さでそれが壊れて、暖かくなると花が咲く、寒暖の異常な変化で起きる、などという解説がありますが、これは寒暖の差などで一斉に咲くような場合で、何輪かだけ狂い咲きという場合の解説はありませんでした。



それにしても1輪だけ、完全な形で綺麗に咲いてくれるのは、何か面白くて大変有難い感じがするものですから写真を撮ったり、ブログに載せたりしたくなります。

今年の「バケツ田圃』<完結編>

2022年09月11日 11時19分40秒 | 環境
皇居で天皇陛下が稲刈りをされたというニュースがありました。拝見して、鎌の使い方の鮮やかさに感嘆しました。
流石に日本国の天皇陛下です。

古事記によれば、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が天孫(孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと))の地上(日本)への降臨に際し下された「神勅」の冒頭は「豊葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の国は・・・」でして、「日本は豊かな稲穂のみのる国」という事になっています。(我々の世代は神勅は大抵暗記しています)

皇室が皇居内に田圃をつくり稲を育てるという優雅な儀式も、日本が、稲作によって立つ国という、古い歴史の思いを今に伝える奥ゆかしい伝統文化の象徴のように思えます。

それとは全く関係ないのですが、偶々今年、我が家では昨年秋に頂いた稲穂で、バケツ稲作を試みました。
このブログで何回か経過報告をしましたが、今回が最終回です。

前回書きましたように、少量でも籾から精米して食べるか、それとも、以前赤米を育てたとき、スズメ来訪に悩まされたこともあり、スズメを喜ばせた方がいいか家内と話し合っていましたが、結局「スズメを喜ばせましょう」という事になりました。
戦後食糧難の時、当時は農家の敵と目されていたスズメが重要なタンパク源だったこともあります。今になって供養です。

バケツ田圃の顛末の報告は、以下の写真をご覧ください。

穂が出始めたころ


穂は出ましたが籾はほとんど残っていません。


以下、スズメたちの喜んで活躍の姿です。



バケツ田圃の稲出穂

2022年08月14日 11時11分01秒 | 環境
台風8号は昨夜のうちに関東地方は通り過ぎたようです。
今朝の外気は23℃で、曇りがち、差し当たって涼しくて助かります。

5月の27日に、頂いた稲穂1本から籾を取り、バケツに、生ごみ埋めている所の土を入れて水を張り、水に沈む籾だけ撒いておいた稲が発芽して、バケツの縁までひらひらと細い葉を伸ばしてきたことを報告しました。

7月にも大分元気に伸びてきましたと書きましたが、先週ミニトマトを取りに行ったときちらっと見ますと「あれ、もう穂が出ている」と驚いたところです。

これなら日曜のブログに載せられるから写真を撮ってと思っているうちに今日は日曜日です

丁度台風は通り過ぎてくれましたので、何とか写真を撮りました。



撮りながら見ますと、2~3日前に、台風が来るから赤くなったミニトマトは皆採っておこうと思いたった時は、まだ数本程度の穂だと思っていたのが、今日はもう後から後から穂が出て来るといった感じになっています。



こんなに穂が出て、これがすべてお米の稔りになると考えると、やっぱり肥料がいるのかなと思って、一握りほど肥料を足しておきました。

ところで、大分前に赤米を育ててみてくださいと頼まれて、育てた時は実ってからスズメが来て困ったので「穫らぬお米の革算用」ではありませんが、家内とスズメ対策を相談しました。

「赤米の時は大きなポリ袋をかけたけど上手く行かなかったね」と思い出して言うと、
「どのぐらい穫れるのか解らないけど、籾を玄米にして白米にするのは大変ですよ。」と家内です。
「戦後一升瓶と竹の棒でやったのを、ペットボトルでやるのかな」と私。
「スズメが減ってるっていうから、スズメに来て楽しんでもらったら」これは家内。
「それもいいアイデアだね。うん、それじゃあ一応そういうことにして置きますか。昔スズメに世話になったこともあるし」と私。

そのあたりは、また稔りの秋になったらご報告したいと思います。

珍しく「キスゲ」が元気

2022年08月07日 11時15分56秒 | 環境
6月の猛暑、梅雨明け宣言を無視してやってきた強烈な戻り梅雨、そしてようやく本格的梅雨明けかと思う間もなく、日本列島の北側に停滞する前線、そこに吹き込む温湿空気団の連続が列島沿いのあちこちに線状降水帯を発生させ、1時間50mm以上の雨が当たり前に発生るというっ不安定な気圧配置はまだ続きそうです。

こんな地球にだれがした、と文句を言ってもせんない事で、その上に、ヨーロッパでも、アジアの海でも飛び交うミサイル、そしてヨーロッパでは、それに加えて引き続く空爆、砲撃による都市の破壊と火災、多分自然は人間のやっていることに愛想を尽かしている事でしょう。

人間は一生懸命文明の発展のための活動をしますが、時に、ばかばかしい事で折角作った文明の破壊をします。
しかし自然は、自然のサイクルをきちんと繰り返しながら、長い時間をかけて、進化して、その結果として現生人類、ホモ・サピエンスまで作り上げたのです。

そしてその自然は、わが家の狭い庭の中でも確実に毎年自然のサイクルを繰り返し、誠にありがたい事に、我々を楽しませてくれます。

日曜日にはそんなことを考えながら、庭を眺めていますが、今年は「キスゲ」が大変元気です。
ニッコウキスゲは有名で、場所は日光ではありませんが、信州の白樺湖に続く車山来る亜山の西南斜面はニッコウキスゲで埋め尽くされています。

我家のキスゲはせいぜい数本ですが、例年ホタル上陸用の藪の中で、咲いていたか気がつかない事も多いのですが、今年は、塀際を埋め尽くしていたシラユキゲシの影が薄くなり、数本のキスゲが長い花茎を伸ばしてその頂上に数個の蕾を付け、昨日、その内2本が立派な花を開きました。

「キスゲは1日花ですよ」と育ての親の家内が言います。葉は余り茂っていませんが、花茎は何本も伸びて来るようで、今日はまた違った株で立派な花を咲かせています。

数えてみると、立派な花茎には10個近い蕾がついていますから、下の雑草を少し刈り込んで、のうぜんかずらの下で、キスゲが、良く似た色の花で、妍を競い合うのを較べて眺めるのもいいかなと思っています。







狭い庭のイネ科2種類、酷暑に伸びる

2022年07月03日 20時28分34秒 | 環境
今日は日曜日です。もしかして、半日ぐらい動けなくてもいいかなと思って、昨日、4回目のコロナワクチンを打ちました。
本当は、毎日が日曜日なのですが何となく曜日の感覚を大事にしています。

過去3回は、ずっとファイザーだったのですが、1月に打った3回目は、注射の跡も絆創膏がないと解らないほど軽く済んで、「間違ってプラセポを打ってくれたんじゃないか」などと冗談を言うほど副反応がなかったので、今度はモデルナにしてみたのです。

ところが今回も、絆創膏の場所を抑えると少し痛みがあるかな程度で「これで効くのかな」などと言いながら今日も普通の生活です。

もう期日前投票を済ませましたから日曜党首討論を聞いても仕方なにのですが、「衆議院じゃないんだよね」なんて言いながら聞いて、それからミニ菜園の水遣りです。

風呂の水をポンプで流して、ついでに元気に伸びている2つのイネ科の植物の写真を撮りました。



二種類というのは稲とススキです。稲はこの春バケツの中に直播したもの、ススキは毎年出穂すればこのブログに載せるものです。

バケツの稲は、青々と伸びてきて元気です。バケツの中の水面に姿を映して、そこだけ見れば、広い田んぼに青々と伸びている稲と同じだなどと思いながら、ひとつまみの稲穂の30粒ほどの籾が、バケツの中で、よくこんなに育ったものだなどと勝手に感心していました。あとは、この先も元気に育ってくれるかです。

丁度、稲の向かい側がススキで、これは家内の好きな矢絣の葉が茂りたいだけ茂っている感じです。



ススキは秋の七草の1つで豊穣を願って中秋の名月に飾るのだそうですから目の前のバケツの稲も立派に実ってくれるだろうとこの2種類のイネ科のコンビネーションに期待しているところです。

ワクチン接種も、副反応なしの平穏無事で、初めてのモデルナのワクチンがオミクロンBA5の侵攻も撃退してくれるように願って、今日はのんびりした日曜日でした。

アガパンサスは例年通り元気に咲きました

2022年06月30日 17時24分07秒 | 環境
急に暑くなって体がついていかない感じです。

先ずは、熱中症にならないように、水の補給には十分注意ですね。電力不足に備えようと、軽く冷房それにプラス扇風機、これで大丈夫だろうと思っても、未だ今日は6月、この暑さが何時までと考えると容易ではなさそうです。

庭で写真を撮ったり、パソコンを叩いたりしていますと、結構その気になったりして、気が付かない事がありますが、熱中症の前段階ぐらいにはなるようです。なんか調子が悪いなと感じたら水を飲むのがいいと心掛けてはいます。

時に、折角の家内の注意も聞き流しているうちに、これは熱中症の症状だぞと気がついて、あわてて水を飲んで、これまさに「冷や水」なり、では洒落にもなりません。

庭のミニ菜園も、盛りになって来たのに、キュウリが水不足で午前中から葉が萎れて来て可哀想のようです。夕方になったら水をやります。

ところで、今日のテーマのアガパンサスですが、これは確りと地中に根を張っているせいか、いくら日照りになっても青々と葉を茂らせ、花茎を伸ばしその頂上に綺麗な空色の花を次々に開いて立派な花冠を飾っています。

早すぎる梅雨明けの強烈な太陽光と太陽熱を吸収して、あの涼しげな空色の花の冠を創りだしているのです。



    まだ蕾が沢山開花を待っています


アガパンサスは盛りだなと思って、昨年は一緒に咲いた瑠璃二文字の鉢を見ますと、今年はまだ葉が伸びてきているだけで、花茎は見当たりません。

偶々、昨年は一緒に咲いたので、昨年6月、花の大きさは違うがよく似た花だなと思って、調べてみましたら、共にアフリカ原産で、どこをどう経由したのか、多分ユーラシア大陸経由の瑠璃二文字と、多分アメリカ大陸経由のアガパンサスが共に我家の狭い庭に同居して一緒に咲いていると大分感慨を深くしたものですが、ことしは残念でした。

でもまだ、アガパンサスは蕾が沢山あって、花が持ちそうなので、後から瑠璃二文字が追い付いてくれるかな、などと思って瑠璃二文字の小さな鉢に水遣りをしています。

「半夏生」か「半化粧」か?

2022年06月21日 12時06分05秒 | 環境
毎年この時期になると、我が家の狭い庭の塀際の辺りに半夏生が伸びてきて、一番上のよく見えるところに真白な葉をつけます。

暦の上の半夏生と言うのは、七夕の前の数日ののことを言うのだそうですが、丁度その頃に元気に伸びる半夏生は、その先端に2~3枚の真白な葉をつけて「いよいよ暑い夏が来ますよ」と教えてくれるのが役割のようです。

雨上りのせいかもしれませんが、今年はどういうわけか白い葉の白さが目立つような気がしてそばに行ってつくずく眺めてみました。

半夏生というのが一般的な書き方のようですが、半化粧と書いていある場合もあります。



何と無く気が付いていたのは、1枚の葉が全部真白になっているのではなくて、半分ほどは緑で半分ほどが白くなっているのが普通だから「半化粧」というのだろうなどと思っていましたが、よく見ると何か、今年は1枚が全面的に真白というのが多いようです。

それが、特に今年白い葉が目立つ理由かななどと思いながら一本一本見ていきますと、頂上に小さな房の様な花が咲いていて、その下の2~3枚の葉だけが白くなるようです。下の方の葉は皆みどりです。



面白いのは、真白になっているように見える葉でも、どこかに緑の部分が残っていて、全体真白と言うのはないようです。
真白に見えても、葉の先端の部分にはやっぱり緑色がきちんと残っているようです。



どの部分まで白くなるかというのは、どうも白い部分がだんだん増えていくのではなく最初から決まっているように思われます。
そして白と緑の陣取りは各葉各様で、何か決まった法則や原則はなさそうです。
色々な葉を集めてみれば、その白と緑の織りなす柄は、千差万別、きっと面白いのではないかといった感じです。

ついでにネットで調べていましたら、頂上に花の房が咲かないと頂上の近くに白い葉が出てこないのだそうです。半夏生に白い葉が出ないというのは、地味や日当たりの関係で、花が咲かないからですと書いてありました。

というのは白い葉は、花の房の親衛隊だという事でしょうか。あまり目立たない花を『ここに咲いています』と昆虫などに教える役割でしょうか。

もう1つ、あの白粉を塗りまくったような真白な葉の色は何かと見ましたら、はっきりしないが葉の表面に微細な水滴が出来てそれが光を乱射して白く見えるのだろうという説があると書いてありました。

梅雨の明けきらない蒸し暑い夕べ、時に網戸越しに風が入り、宵闇のなかに点々と半化粧の白い葉が浮かぶ様子は、まさに初夏の風情です。
今日もそろそろ夕方、今日は夏至、宵闇が待ち遠しい、というのは文章上で、本音はビールが・・・。




ゲンジボタルの羽化累計7匹でした

2022年06月14日 22時38分17秒 | 環境
5月の24日にゲンジボタルの羽化を待っていると書きました。

その後の状況は5月27日に2匹羽化、30日に3匹、31日に1匹、それで終わりかと思っていましたら、大幅に遅れて6月12に1匹、多分これで終わりでしょう。

写真もうまく撮れず、庭の草叢で数日、淡い光を明滅させてくれましたが、羽化率は1割、思いなしか元気がなく、寿命も3~4日で、本来の1週間とはいかず、やはりまだ一昨年の殺虫剤による土壌汚染が消えていないようです。

そんなことで残念な報告になってしまいました。今年も幼虫に謝らなければならないようです。

ゲンジは成虫の光は大きいのですが、土中で繭を作るために何メートルも移動するので、土壌汚染の影響が大きいわけです。

ヘイケは発泡スチロールの箱の中でもOKなので、来年はヘイケにしようかなどと考えていますが、鬼に笑われそうなのでこれで終わりにさせていただきます。 


キュウリの収穫と消費者物価

2022年06月12日 11時36分48秒 | 環境
今日は日曜日です。退職高齢者には、曜日などはどうでもいいのですが、やっぱり日曜は楽しい方がいいなどと思っていますたら、都下国分寺も朝から晴れて、雨上りの日ざしと爽やかな風で、良い日になりました。

”Sunday morning wake with  the lark”
と歌ってみたり、
今日は日曜楽しき日」と口ずさんだりして、昨日草取りをした庭に出ました。

ミニ菜園の3本のキュウリの株は、順調に大きくなって、数日前から毎日棘の痛いキュウリが1本とれ始め、昨日は2本、今日は3本取れるのです。
その3本を写真にとって並べてみようという事で、結果がこの写真です。

       キュウリ3本揃い踏み


昨日は、1週間前に生協の配達に家内が注文したキュウリが3本来て、そろそろ食べきれなくなるのですが、午後、丁度旅行の土産を持って来訪した長男夫妻に「朝どりキュウリですよ、棘が痛いですよ」と自家生産の2本はお返しに上げて、在庫を減らしました。

我家でキュウリが良く取れるような時は、プロ農家でも沢山取れて、値下がりするようで、スーパーでも1本28円になったなどと言っています。

お天気が、雨も日差しもいい具合で、生鮮食品の価格がが下がり傾向かも知れないななどと思っていますが、先日まで高かった玉葱も好調な産地が出て来てもうあまり高くないようです。

これでは、生鮮食品の値下がりで、消費者物価のインフレ傾向に影響が出て、またマスコミや国会の物価の議論が混乱すると困るけれど、総務省統計局は「生鮮食品を除く総合」、「生鮮食品とエネルギーを除く総合」をちゃんと発表していますから、きちんと議論をしてくれるでしょうなどと要らぬ心配をしながら、今日はゆっくりしようと思っています。

梅雨のはしり、花3題

2022年06月06日 10時44分04秒 | 環境
岸田政権の掲げた「新しい資本主義」と「成長と分配の好循環」が、何か自民党内の議論の中で色褪せてきそうです。

それでは日本経済も我々国民も困るので、何とか確り持ち応えて初志貫徹に進んでくれますようにと願って、何か梅雨のはしりの様な天気の中でも色鮮やかに咲いている身近な花3つの写真を載せました。

先ず、今年はこんなに元気に咲いているのは初めてではないかと思われるほど元気なスカシユリです。



これはもう20年以上前でしょうか、 家内が親しい仲間と佐渡に行って、球根を買ってきたものです。
色と模様は数種類あったというのですが、いま残っているのはこの橙色一色だけです。

一緒に買ってきた仲間の家でも、いま残っているのはこの一色だけだそうですから、これがもともとの色なのでしょう。
毎年3本ほど伸びてくるのですが、今年は写真の1本が特別に元気で、例年一本に数個の花ですが、写真を撮りながら数えてみたら、咲いている花と蕾を合わせて14個という賑やかな株になっています。

もう一つはアルスとロメリアで、これも何種類かあったのですが、いま残っているのは白のぶちだけです。毎年3~4本が育ってきてくれます。



貝母、白雪芥子、釣鐘水仙などが伸び放題に伸びているのですが、それらの花がみんな咲き終わってから、その藪の中から背丈を高く伸ばして元気に咲きます。ただし支柱を立ててやらないと、倒れて花が見えなくなります。


3つj目は屋内での花です、八重咲きのハイビスカス。暖房をしますから、必ずしも季節は問いませんが、やはりこの時期が多いようです。



蕾から開花までを見ていますと、携帯用の折り畳み傘のように蕾の時より、咲いた花の花弁の方が大きくなり(蕾の時は折り畳んであるのでしょうか)、花は重厚で立派です。ただし、残念ながら1日花で、咲いた翌日には凋んでしまいます。
我家によく来られる人も、1日違いで残念などということが良くあります。蕾が次々出て来るのを楽しみに水やりです。

例年咲くアジサイは、昨年枝を切り込み過ぎたせいか、今年は未だです。
そろそろ梅雨も本番でしょう。
ミニ菜園の、キュウリ、ナス、トマトは大きく育ち、キュウリの収穫は既に始まりました。
いずこも同じでしょうか、お店のキュウリの値段もも安くなってきたようです。