tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

珍しく「キスゲ」が元気

2022年08月07日 11時15分56秒 | 環境
6月の猛暑、梅雨明け宣言を無視してやってきた強烈な戻り梅雨、そしてようやく本格的梅雨明けかと思う間もなく、日本列島の北側に停滞する前線、そこに吹き込む温湿空気団の連続が列島沿いのあちこちに線状降水帯を発生させ、1時間50mm以上の雨が当たり前に発生るというっ不安定な気圧配置はまだ続きそうです。

こんな地球にだれがした、と文句を言ってもせんない事で、その上に、ヨーロッパでも、アジアの海でも飛び交うミサイル、そしてヨーロッパでは、それに加えて引き続く空爆、砲撃による都市の破壊と火災、多分自然は人間のやっていることに愛想を尽かしている事でしょう。

人間は一生懸命文明の発展のための活動をしますが、時に、ばかばかしい事で折角作った文明の破壊をします。
しかし自然は、自然のサイクルをきちんと繰り返しながら、長い時間をかけて、進化して、その結果として現生人類、ホモ・サピエンスまで作り上げたのです。

そしてその自然は、わが家の狭い庭の中でも確実に毎年自然のサイクルを繰り返し、誠にありがたい事に、我々を楽しませてくれます。

日曜日にはそんなことを考えながら、庭を眺めていますが、今年は「キスゲ」が大変元気です。
ニッコウキスゲは有名で、場所は日光ではありませんが、信州の白樺湖に続く車山来る亜山の西南斜面はニッコウキスゲで埋め尽くされています。

我家のキスゲはせいぜい数本ですが、例年ホタル上陸用の藪の中で、咲いていたか気がつかない事も多いのですが、今年は、塀際を埋め尽くしていたシラユキゲシの影が薄くなり、数本のキスゲが長い花茎を伸ばしてその頂上に数個の蕾を付け、昨日、その内2本が立派な花を開きました。

「キスゲは1日花ですよ」と育ての親の家内が言います。葉は余り茂っていませんが、花茎は何本も伸びて来るようで、今日はまた違った株で立派な花を咲かせています。

数えてみると、立派な花茎には10個近い蕾がついていますから、下の雑草を少し刈り込んで、のうぜんかずらの下で、キスゲが、良く似た色の花で、妍を競い合うのを較べて眺めるのもいいかなと思っています。







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