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tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

リュウキンカ繚乱、最盛期

2024年03月10日 10時40分34秒 | 環境

1月30日に咲き始めたリュウキンカの写真を載せましたが、今日はもう3月10日、好天の日曜日です。

我家の狭い庭の西の隅、アケボノツツジの下にある一番大きなリュウキンカの株が最もいい時期になったようです。

この2~3年、何故か至る所にリュウキンカが生えて来て困っている面もありますが、このリュウキンカは最も「古株」で毎年元気に咲いてくれます。

最初の満開の花が散り始めると、花の散った後の幾らか膨らんだ雌蕊が結構目立ってしまいますが、今は満開の花ばかりが、繁茂した新緑な葉の瑞々しい光沢に映えて、リュウキンカが最も誇らしげな時期です。

特に昨日、今日は好天に恵まれて、やっぱり確り記録しておかなければと感じさせます。

花の広がりは上の写真、葉と花のコントラストは下の拡大写真で見ていただけるのではないかと思っています。

トリミングしながら気が付いたのは右下に、伸びてきた「ヒマラヤユキノシタ」の花芽が映り込んでいる事でした。折角ですから入れておきました。

今日は歌の文句ではありありませんが  “Beautiful Sunday”  の気分でいたいと思ています。


遅咲き豊後梅も開花

2024年02月29日 13時49分06秒 | 環境

我家の狭い庭の南側の隣家とのフェンスの際に豊後梅の木があります。

嘗ては高く伸ばして、シジュウカラ用の巣箱をつけ、シジュウカラの産卵、巣立ちを見守ったりしてきました。

しかし住人(家内と私)の高齢化とともに徒長枝の剪定に脚立を使う事の危険性も高まり並んでいる山茶花とともに地上での作業で済む程度に枝おろしをすることになりました。

一昨年から昨年にかけて、折に触れて作業を進め、些かさびしいな、などと思いながら、それでも花は咲くでしょうということで満足する事にしました。

豊後梅の花は、梅ですが桃に似てピンク色がかった確りした花です。近所にも豊後梅を植えている家はあって、何時も我が家より早く花が開きます。

我が屋の方が遅いのは種類ではなく、日当たりがあまり良くないからでしょう。

そんな豊後梅ですが、今年も一昨日あたりから綺麗に咲き始め、この2~3日で満開かという所です。昨日は雲一つない青空で写真には丁度良いタイミングかなと思って、今年も咲き始めの写真を撮りました。

部屋の中から隣家のサイディングの壁を背景にして見ても元気に咲いていますが、やっぱり青空をバックにと思って、突っ掛けを履いてで外に出て、何枚かスマホで取り、今日、トリミングしました。

ついでに昨年伐った枝のところの小枝に楚々と咲いている花も撮って来て、これも枝なりにトリミングしました。

折角綺麗に咲いてくれますから、咲いたら、確り記録しておかなければといったとくに理由もない責任感か、庭に咲いた花はなるべく写真に撮る習慣という気分でしょうか。

家内に見せて、「今年も綺麗ですね」と言うのを聞きたいという事もあるのかもしれません。

そんな日常の切れ端を、ブログを見て頂いた皆さんとシェアしたいというのも、ささやかな願いなのかな、などとも思いながら書いた今日のページです。


地球柑(しまだいだい)その後

2024年02月17日 17時19分33秒 | 環境

鉢植えの地球柑を地植えにしたところ、実が成らなくなり、雌伏6年昨年になって漸く花が咲き、結実が始まったことは、昨年来写真と共に載せてきました。

地球儀の様な実が枝枝になって、通りがかりや来訪する人が、「これは何ですか」とか、宜しかったら1個欲しい」などと言われた昨年でしたが、今年に入って黄色の地に緑の縞模様が全体的に橙色に変わり、緑の縞は濃い橙色になって浮き出すように変わってきました。

鉢植えの時はこんなに遅くまで実を成ったままにしておきませんでしたから解りませんでしたが、20個ほどなった実を少しずつ取りながらまだ数個成っています。

そうか、名前が橙だからやっぱり熟すと橙色になるのだと解り、残りは当分このまま放置しようかと思っています。

というのは、「だいだい」という名前は、本来「代々」から来ているので、実が翌年まで、次の代の実が出来るまで成っているか縁起がいいという事で正月の鏡餅の上にも載せるのだという解説をネットで見たからです。

そういえば、柏餅も柏の葉で包んでありますが、柏の葉は年を越しても確りついていて、翌年若葉が出てもまだ残っているという事で縁起がいいので柏の葉でを包むんですよという話を子供のころ聞いたことがありました。

そうか、そうか、こうした親子の代が確り重なることを昔から人は願って、それを祝おいう気持ちを持っていたのかという事が解って来て、それならなるべく放っておいてみようということになった次第です。

とはいえ、縁起を担ぐよりも、辞書で見ると食用と書いてあるので、カボスやスダチ、レモンの代わりにもなるかなと思って、これまで数個は、収穫して半分に切り「ギュっ」と絞って味見をしました。その酸っぱさは相当なものです。砂糖を入れて焼酎でサワーにして水割りお湯割りも出来ますし(お好みによります)、焼き魚にかけたり、ピクルス用にしてもOKです。

ところで濃い橙色に完熟したらどんな味かはまだ試していませんが、これも試してみたいと思っています。


リュウキンカ(立金花)今年は早かった

2024年01月30日 14時21分20秒 | 環境

先日、今年は特に元気な日本水仙の写真をご紹介しましたが、春の花で、我が家の狭い庭で春真っ先に咲くのはリュウキンカです。もう10年以上も前になりましょうか、家内が友達から分けてもらって植えたのですが、この花の特徴は春の開花が早いのと、良く増えることです。特にこの数年は、リュウキンカが「狭いながらも楽しい我が家」と思ったのでしょうか、あちこちに広がって特にチューリップの花壇は昨年一面のリュウキンカで、チューリップと妍を競う状態でした。

今年の最初の1輪は1月19日でした。今まで最も早かった一昨年が1月31日、昨年が2月1日だったので、温暖化のせいでしょうか新記録の速さです。その日も写真は撮ったのですが、上手く撮れなかったので、載せませんでした。今日になって、記録しておこうと思い直したところです。

東側、玄関の脇の窓の下に飛び飛びに4輪咲いてしていました。まだ華やかさはありません。

うちの2輪をアップにしてみました。

大方の花は花弁は8弁ですが、9弁の花が最もスッキリ咲いていました。腕のせいか、光線のせいか、カメラのせいか、明るく濃い黄色がどうしても少し褪せた色になってしまうのが残念です。


にほんすいせん(日本水仙)も元気です

2024年01月20日 10時42分46秒 | 環境

「にほんすいせんが良く咲いてますね」と家内が言うので、

「なに、もう咲いてるの」というと、

「気が付かなかったんですか。新年早々から咲き始めてますよ、先週あたりから花の数が増えて、今年は元気ですよ、」と家内。

今日は曇りで、明日にかけて雪が降るかもしれないとの気象情報。戸を開けると暖房が逃げるな、などと思いながら、狭く開けて少し乗り出して覗いてみました。

狭い庭の西側の塀の際のアケボノの下です。アケボノの落ち葉の中から、例年より一回り大きくなった日本水仙の株が艶のある緑に育ち花茎は折れずに、いつもより賑やかに花を咲かせていました。

温暖化のせいか、この年末、年始は氷点下の朝も少なく、水仙にとても育ちやすかったのかななどと考えながら「折角良く咲いてくれたのだから写真に撮っておこう」とスマホを持って何枚かの写真を撮り、パソコンに送ってトリミングし、こんなところかなとブログに載せることにした次第です。

花のところをクローズアップするとこんな具合で、例年は3~4輪ちらほらですが、今年は大分多いですね。嬉しい事にまだ蕾も沢山あってさらに賑やかになりそうです。

温暖化を喜んではいけないと思いながらですが、花が綺麗に咲いてくれるのはいいですね。

 

 

 

 

 

 


地球柑が色づいてそろそろ見頃です

2023年10月11日 14時49分31秒 | 環境
9月13日に、我が家の狭い庭に鉢植えから地植えに移した地球柑(しまだいだい)が6年ぶりにやっと実を付けたところを写真に撮りました。

今年は本当に暑い夏ですたが、やっと秋らしく朝晩はひんやりするようになりました。

涼しくなるにつれて、地球柑も少しずつ色を変え、緑の縞と柑橘本来の黄色い肌のコントラストが目立つようになってきました。

          <いくつ見えますか> 

                      (答:5個)
やっぱりこう色分けがはっきりしてくると、その縞模様が地球儀のように見え、地球柑らしくなります。

考えてみれば、鉢植えで2~3個の実が生っていたころ、これが1人前の木になって、枝々にこの縦縞のある実が生ったら、さぞ面白いだろうと思っていた光景が、まさに実現したのです。

「面白い実ですね」と見てくれる人がいるといいのですが、若い人は皆スマホを見ていますし、年配の人は足元に注意しているようで、なかなか他人の狭い庭まで覗いてくれません。



念の為に数えてみましたら全部で18個なっていました。

柑橘はこの時期に新芽が伸びるのでしょうか。緑に白のツートーンの大きな葉をつけた枝が伸びていましたので、来年も沢山実が生ってくれるように願いながら、秋空の下、素人流の剪定も少ししてみました。

地球柑にも秋の気配

2023年09月13日 12時46分39秒 | 環境
岸田総理は党人事を了えて、今日は内閣改造ですね。もうほぼ決まっているようですが、新しい布陣で、平和を愛好し、豊かで潤いのある日本を作って頂きたいと思います。

今朝起きて窓を開けると真っ青な空がありました。「秋晴れ」とか「日本晴れ」という言葉がありますが、やっぱり秋だなという気がしました。

外気温も24℃で、空気も綺麗、狭い庭は雑草が伸びて先日から気になっていましたが、それはそれとして喜んでいるのは、地球柑(しまだいだい)が、色づき始めた事です。

今年は2度ほど中間報告をしましたが、鉢植えで毎年2~3個実がなる盆栽を、お隣の爺様から頂き、地球儀のような地球柑の実を見ているうちに、これを地植えにして大きくなって、枝々に、この小さな地球儀の様な実が生ったらさぞ面白いだろうと思ったのが事の始まりでした。



南側の窓のすく下に植えたのですが、丈は伸びましたが、翌年から全く花が咲かなくなりました。花が咲かなければ当然実は生りません。

木が大きくなれば実を付けるのではないかと思いながら、今年もダメかという年を重ね、こちらの寿命の方が先かなとも思い始めていました。

そして6年目、卆寿になる年を迎えた春、蕾が出、花が咲き、想像した通りに枝々に実が付いたのです。

秋になれば黄色くなり、緑の縦縞がその名の通りおもちゃの地球儀の様になるのではと思っていた日が、未だ些か暑い秋と共に来たようです。

朝食の後、数枚の写真を撮り、選んで載せたのが下の写真です。



秋晴れの朝の日光が強すぎましたが、小さな地球儀の様な実がご覧いただけると思います。

平和な日本の将来が危ぶまれるような時期ですが、こんな自然の営みを、長い時間を掛けても楽しめるのは、やっぱり人間は自然の子、自然の一部だからでしょうか。

最後にもう1枚。

 



そろそろ秋の気配、夏の終わり

2023年08月29日 11時59分55秒 | 環境
そろそろ秋の気配、夏の終わり
年々暑さの厳しくなる夏ですが、殊更暑かった今年の夏も、「もうそろそろ終わりですよ」というように狭い庭のススキが穂を出してきました。



そういえば、「暑い、暑い」と言いながら、この所少しは違うのかなと、ススキの出穂に少し敬意を表しても良いかなとも感じられるようにも思います。

8月も明後日まで、もう今年も3分の2は過ぎるのです。何か1年が益々早く過ぎていくようです。子供のころは1年は随分長かったと思うのですが。

やっぱり、割り算して「自分の年齢分の1年」の値が小さくなるのだから、歳を取るほど1年が短く感じられるのは仕方ないのかな、といわれて納得するしかないようです。

我家では、家内も私もススキの穂の風に揺れるのを見るのが好きで、狭い庭に家内がススキを植えました。
ススキの穂は毎年8月下旬から11月初旬ぐらいまで、穂を風に揺らせ、季節の変化を映してくれます。勿論中秋の名月には欠かせません。

今年は8月に2日と31日、2回満月の夜があって、二回目の満月は明後日、スーパームーンだそうです。
中秋の名月かと思いましたら、「今年の十五夜は9月29日です」と書いてありました。
その頃にはススキの穂ももう少し賑やかになっている事でしょう。

ところで、なかなか終わらない暑い夏の我が家の代表はノウゼンカズラです。
例年6月から7月で終わるのですが、去年、今年は異常な暑さが続いているせいか、花芽が次々に出て来て、未だに賑やかです。



しかし、写真を撮っておこうとよく見ますと、矢張り「夏の終わり」の気配が見えます。9月に入れば花は終わるのでしょう。

世の中多事多端ですが、酷暑の終わりに、エアコンをつけながらも、狭い庭の自然の様子に夏から秋への気配を感じているところです。

「田んぼダム」と国土強靭化

2023年07月25日 14時12分11秒 | 環境
今日の朝日新聞に福岡県久留米市の「田んぼダム」への取り組みの話が出ていました。九州は線状降水帯が出来ることが最近多く、留米市も水害に悩まされることが多くなっているのはマスコミでも報道されています。

そうした中で、地元では暴れ川と言われる筑後川の上流の水田地帯で、大雨の危険のある時は、田んぼに出来るだけ水を貯めるようにして、下流の水害を出来るだけ小さくすることが出来ないかとし気付いのが始まりとのことです。

初めは「そんな程度で」という意見もあったようですが、市役所もその効果を認め関連組合なども協力し、参加する農家は急拡大しているとのことです。

もともと日本はモンスーン地帯に位置し雨量は多く、一方国土狭隘で脊梁山脈の裾が海岸近くまで達し平地は極めて少ないという地形です。

その脊梁山脈は冬には雪が多く、これは天然の貯水機能を担って、雪解けで、至る所に名水を湧き出させるという水資源の豊かな国なのです。

しかし、河川は、国土の狭さから、山から海までの距離が近いので急流が多く、梅雨や台風、今なら線状降水帯発生といった場合には、降った雨水は激流となって海にそそぐことになります。流量が河川の強度や容量を超えれば、洪水です。

こうした自然条件から、歴史的にも治水事業は極めて重要で、その最重要な方法は河川の縦の流れを網の目のような水路へ分散させえる事だったようです。
狭隘な谷から緩斜面の扇状地に入ると、出来るだけけ広い地域に網の目のように水路を分散させ、縦の水流を横や斜めに流して、潅漑の効果と水害防止を目指したようです。

こうした日本人の知恵と努力の跡は日本各地にみられますが、私が第二次大戦中に疎開した村でも、急流から水を引き、網の目のように小川を流し水田、畑、生活用水に使われていました。また各集落に1つは溜池があり、夏は子供たちの水泳の場でした。

今は上流の山の中にダムが出来、配水管が行き届いて潅漑の水は確保されるようですが、線状降水帯への対策は、各地にダムが増えても未だに不十分なようです。

それというのも、気候変動が日本人の予想を超えたものになって来た事が原因でしょう。
降線状降水帯のような豪雨には、今の状態では河川についても、都市の下水についても、現状では対応不十分という実態が明らかです。
そして気候変動はまだまだ進むよ言いうのが多くの専門家の予想です。

田んぼダムは、ささやかでも直接に効果を持つ日本伝統の手法を今に生かそうという試みです。農家の心意気を感じるところです

東京に地下には遊水地も出来ているようですがこれからは、地上、地下を問わず水害を防ぐ遊水、貯水の空間も、河川改修などとともに必要になるのではないでしょうか。

一部にはミサイルに対する地下施設を早く作れという意見もあるようですが、ミサイルは外交交渉で防ぐことも可能ですが、線状降水帯はもう毎年来ているのです。
今の政府はどんな風に考えているのでしょうか。

盛夏、待ちに待った地球柑が成長中です

2023年07月23日 10時47分27秒 | 環境
ゴールデンウィークの真っ只中の5月2日。この日はウィークデイでしたね。この日のブログのタイトルは「我が家の地球柑の嬉しい話」です。

そこでも書きましたが、鉢植えの地球柑(しまだいだい)を、何とか大きく育て沢山実が付いているところを見たいものだという事で花壇の脇に地植えにしたのです。

鉢植えの地球柑を地植えにして木の丈が成長を始めた年から、全く花が咲かなくなりました。もちろん実はなりません。

やっぱり自然は正直で、枝々に実を付けるには、幹を太くし、枝々も丈夫にしなければならないのでしょう。その準備が出来るまで待つことになるのかなと考えたりしていました。

こちらも歳ですから、早く花が咲くようにならないかと些か焦りながら6年待ちました。そして今年やっと花が咲いたのです。

花は枝々に無数に咲いたのですが、鉢植えの時から花は沢山咲くけれども実の付きは決して良くない事は解っていますので、今度の心配は、うまく 実に「結実」してくれるかでした。

花が散るとそのあとは無数の小さな緑色の球になるのですが、それがどんどん落ちで枝の下は小豆を撒いたようになりました。

そして、その中からしだいに直径7~8mmから1cmぐらいに大きくなるのが見え始め、これでなら随分残るかのと思いきや、今度は1cm~1.5cmぐらいの多少縞模様が出てきた小さな実がぽろぽろと落ち心配させるのです。

それでも結局20個ほどは立派な地球柑に成長して、地植えにした時にイメージしていたような「枝々に地球柑が実のる立派な木」の姿を6年の長い待ち時間の後に、ニコニコしながら見られることになりました。(写真は木の最上部です)



秋までにはそれぞれの 実が もう少し大きくなり、黄色と緑の縞ももっとはっきりして、見ごたえのある姿になるのではないかと思っています。、

我家のミニ菜園近況

2023年07月14日 14時34分41秒 | 環境
我家のミニ菜園近況
チューリップの花壇をミニ菜園に切り替えたのはゴールデンウィークの最中でしたが、今年は取り上げることが多かったのでしょうか、書いてありませんでした。

ミニ菜園の方は何とか順調で、キュウリ、ナス、ミニトマト、それぞれに育って、キュウリとナスは収穫期に入り、ミニトマトがようやく赤くなり始めました。

今年は寒暖の差が大きすぎるせいか、この辺りは雨が少ないので、ミニ菜園への水遣りが不足していたのか、育ちすぎたり、収穫が早すぎたりであまり見栄えのいい収穫物になっていませんが、自家消費には特に問題はありません。

気付かずに育ち過ぎのキュウリも


形のいいのは娘や息子が来ると土産に持たせています、それぞれに野菜が足りなくなったら来訪するだろうとの目論見ですが、余り上手くはいかない様です。

昨年豊作だったミニトマトは、比較的甘味の強い、少し細長い種類の苗を2本植え、それぞれ二本立てにして育てたところ、背丈より伸びて、現状、上の方は黄色い花の盛り中段は青い未だ小さい実がたくさんついて、下枝の方は昨日あたりから 実が色づき始めて、もう1~2日で真っ赤になるのかなといったところです。





近年の雨は、降る所には無闇に降り続き、降らない所は乾いたままと、昔とは違って大変バランスの悪いものになっています。埼玉までは降っても、都下国分寺はほとんど降らないのです。

こうした気象条件の偏りも、もともとは人間のなせる地球環境の変化のせいで、「人新世」などという地質学上の時代区分が出来てしまうまでになってしまった事によるのだろうかなど考えながら、自然災害の小さいことを願いつつ、我が家の小さな収穫に感謝する日々です。

ホタルは残念! 代わりに旬の花3題

2023年06月21日 11時55分41秒 | 環境
6月3日に、満を持したつもりで「今年のホタルは・・」を書きましたが、残念ながら今年も結果は失敗でした。庭の隅のU字溝に、去年はゲンジだけでしたが、今年はヘイケの幼虫も放流して、上陸、羽化を期待しましたが、去年のゲンジ7匹羽化までも行かず、ゲンジ2匹の羽化で、ヘイケはゼロという結果でした。

原因はU字溝の汚れかと思っていますが、来年は(鬼が笑そう)じっくり考えて改善し、ご近所の方達に「ホタルが出ました」と見に来て頂けるようにしたいと思っています。

そんなことで失意の中で、代わりに旬の花3題にさせて頂きます。

先ずは開き始めたアガパンサスです。家内がママ友のお宅の庭から頂いて来たのは何10年か前になりますが、毎年元気に咲いてくれます。



花冠に何10という花が開くのは、先日の写真の紫陽花と一緒ですが、アフリカ原産、アメリカ経由で洗練されたスマートな空色です。

昨年は同じ時期に咲いていた同じ属のアフリカ原産、ユーラシア大陸経由のルリフタモジ(瑠璃二文字)は今年はまだです。

2つ目はノウゼンカズラで、今年も良く咲いてくれそうです。



3年ほど前に、少し丈を低くしようと主幹を切り詰めたせいか、その後、蕾が開かずに落ちてしまう年がありましたが、昨年からは良く咲いてくれます。

お隣まで枝が伸びるのが欠点ですが、その枝は切ってお行儀よくしています。
長く垂れ下がる枝には何10もの蕾がついて、上から順に開き、最後は先端の1輪が残ります。橙色の花は夏空に良く映えます。

3つ目は極く小さな花です。秋に向って葉の数を増やしてきた秋海棠の間に、所々にピンクの小さな花が咲いたので、何だろうとよく見ましたら、カタバミの花でした。



そういえば、庭の隅で時に見かけるなと思いましたが、緑の葉の大きめなカタバミでした。
写真を撮って、拡大してみますと、素晴らしく綺麗な花でビックリです。こんなのが、品種改良で大きな花になったら人気が出るかと思われるぐらいです。

既に初夏の気配で、そろそろ矮性の百日紅の伸びた枝の先に蕾も見えてきました。これは秋まで咲いてくれて、まさに100日ほどの長い間、ピンクの花冠でミツバチや蝶を呼ぶでしょう。
こちらはまたの機会です。

今年の我が家のホタルはどうでしょうか

2023年06月03日 12時30分17秒 | 環境
今年の我が家のホタルはどうでしょうか
今年もホタルの季節になりました。
もう10年近くになるでしょうか、我が家では庭のU字溝に雨水タンクに溜めた雨水を少しづつ流し、そこでメダカとホタルを飼っています。
雨水タンクにはカーポートの屋根に降った雨が流れ込みます。

先日三鷹の野川公園では地元の人達の努力で、順調にゲンジボタルが羽化し始めたと新聞が報道していました。

野川公園を流れる野川の上流は私の住む国分寺で、そこでもホタル再生のプロジェクトが続いていて、我が家もその人達に学んでホタルの飼育に取り組んでいます。国分寺の羽化もそろそろでしょう

嘗ては、私も、採卵、飼育、U字溝に放流、上陸、羽化、捕獲、採卵のサイクルをやっていましたが、歳のせいで、昨年からは羽化したホタルは放置して、U字溝の再生環境に任せることにしました。
その代わり、毎年、幼虫を適時に買ってU字溝に追加放流することにしたのです。

昨年はゲンジの幼虫だけ購入、羽化はこのブログでも報告しましたが7匹でした。
今年は、少額の予算ですが、ゲンジ、ヘイケ両方の幼虫を買って春の内に放流して、6月初めにはゲンジが羽化、下旬にはヘイケが羽化という予定で、この所毎晩、8時過ぎにはU字溝の周囲の草むらを点検しています。

今日あたりは雨上がりで、蒸し暑くなれば、ゲンジの羽化第一号が出るのではないかと期待しているところですが、どうでしょうか。

したはざっそうにおおわれたU字溝の周りです。


ゲンジは垂直なセメントの壁でもでも登りますが、ヘイケは斜めでないと登らないという事で、U字溝にはヘイケの上陸用にドクダミなどの束を入れてあります。
奥の右側に黒緑色に見るのが250m³の雨水タンクです。

庭の片隅、今年はアジサイ(紫陽花)が元気

2023年05月27日 14時48分33秒 | 環境
庭の片隅、今年はアジサイ(紫陽花)が元気
我家の狭い庭の西側塀際のアケボノの脇にアジサイが植えてあります。

アジサイの枝は結構伸びるもので、塀越しに隣家に延びていくので、昨年は思い切って塀際の枝を切ってアケボノ脇の方に出て来るようにしました。

そのせいで、今年はススキの株の後ろ、アケボノの隣に枝が伸びて来て大きな花が沢山咲き始めました。

このブログでアジサイの写真を載せたことはなかったようで、こんなに花をつけるとは思っていませんでしたので、アジサイの花が一番賑やかに見えるような角度で写真を撮ってみました。



あまり天気が良いので光の反射が強く白っぽくなってしまうのが残念ですが、余り加工しない方がいいと思ってそのまま載せることにしました。

狭い庭ですので、この辺りはもともと白ヤマブキが植えてありました。アジサイの葉と白ヤマブキの葉が入り混じって、それに野生の自然薯の弦が絡みついて藪になってしまっているのですが、アジサイはその上に伸びてて花を咲かせています。

アジサイの花冠は沢山の花が丸く纏まっているので、どのくらいの数かとアップの写真で、ざっと数えてみましたが、花冠の大小はありますが、大きな花冠では300から400ぐらいもありそうです。



カルミヤの花、アジサイの花、サルスベリの花、アガパンサスの花、我が家の花も小さな花の集合体が立派な花冠になっているものが結構あります。

自然は手抜きなどはしないで、キッチリ造化(造花)の作業をしてくれるのですから本当にありがたいものだと思います。

低い枝には未だこんな蕾もありますので、当分楽しめそうです。


緑の日ですが、今日は花二題です

2023年05月04日 21時37分34秒 | 環境
温暖化の影響が徐々に出て来るのでしょうか、今年は早めに暖かくなり、花の時期も一週間前後ぐらい全体的に早いようです。

4月の15日、早春から順に咲いてきた花を並べましたが、最後に久留米ツツジとアケボノが妍を競うところをご紹介した。

アケボノは狭い庭の西の端で、東の端はアケボノの兄弟分のオオムラサキで、毎年アケボノより10日ほど遅れて満開になります。先週がオオムラサキの満開の日々でしたが、現役の頃から、この時期は、朝、玄関を出るとき、元気がもらえる日々でした。

玄関の南側に嵌めこみのガラス窓があって、居間から玄関に出ると満開のオオムラサキの濃い赤紫が目に染みるのです。

ああ、今朝もオオムラサキが綺麗だなと思って駅に向かうのですが、あるとき気が付いたのがオオムラサキの手前に柘植が伸びていてこの時期新芽が伸び、その緑が窓枠芸術のべースになっているという事でした。こんな景色です。(先週撮った写真)



柘植の新緑は、気が付けば素晴らしい緑で、その緑とオオムラサキの濃い赤紫の二段構造が西湖は蘇堤の「千里鶯鳴いて緑紅に映ず」の如くです。(些か大袈裟ですが)

オオムラサキはすでに散りはじめ、下のホタル養殖用のU字溝はメダカの姿も見えない程のびっしりの花筏です。

ところで、玄関を出てすぐ左側では、今日がカルミヤ満開の初日です。
このカルミヤも何回か触れていますが、根元から日本に分かれた南側の幹が昨年枯れ、幸い残った方は元気で、少し背丈を伸ばし、今年も可愛い花を沢山つけてくれました。



カルミヤの花というのは本当に繊細で、直径1.5cmほどの小さな一つ一つの花が、一輪だけ見ても、正に造化の妙と感じるような精密な設計で、拡大してみると、自然の花というよりイヤリングか何かにしようと誰かが工芸用プラスチックで仕上げた製品のような感じです。



そんなことで今年も一輪の拡大写真をお見せしました。
世界が平和で、こんな花々を見ながらのんびりした老後なら本当にいいなと思うのですが、人間にはまだ「競い」より「争い」を好む人が結構いるという事でしょうか。