部長職のお仕事
管理職としての日々と趣味についてです
 



ランバラル専用ザクⅠが完成しました。

2011年12月から作製をスタートしています。途中ドライセンとの並行作業でしばらく寝かせていたこともあり、完成まで5ヶ月となりました。実質は3ヶ月の標準(?)作製期間でした。

この機体は、電撃ホビーの電撃登竜門に掲載された平助さんのラルザクⅠに感銘を受け、なんとかSDにイメージだけでも写し取りたいと作製を始めたものです。
(結果は似ても似つかないものになりましたが...)

静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同作品展に持って行きますので、よろしければお立ち寄りください。


■静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同作品展
今年もaspさんにお声掛けいただき、”倶楽部ディフォルメ屋”で展示させていただきます。
今年は昨年以上にSDモデラーさんが大集合!となる予定ですので、静岡HSにお越しの際は是非お立ち寄りください。

  第23回モデラーズクラブ合同作品展
    日時:2012年5月19日・20日 9時~17時(15日は16時まで)
    会場:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10 TEL:054-285-3111(代)
    展示:倶楽部ディフォルメ屋
    静岡ホビーショーHPはこちらから
 


■ランバラル専用ザクⅠ MS-05B



















静岡HSの一週間前には完成品UPしたいと、無理やり撮影しました。
ちょっとピントも甘く、色再現も出来ていません...(汗)
静岡HSにお越しの際は現物を見てやってください。




■作製記

まずは初期検討してるところの画像ですが、ベースはF2ザク、これに旧ザクか、ザクⅠスナイパーを掛け合わせて、と考えながら、構想を練っていました。
向かって右のメモが検討時の内容です。



使用キットは、以下の通り。
・BB戦士ザクⅡ(S)×2
・HGUCザクⅡF2
・HGUCザクⅠスナイパー
・FGザクⅡ

BB戦士ザクⅡからは、頭部とショルダーアーマー左右分を流用。
HGUCスナイパーザクⅠからは胸部のパーツを拝借。
FGザクからは前腕、膝アーマーを流用。
HGUCザクⅡF2を全身のベースに使用しました。

作製は砂ザクザクキャノンの工作に準拠する形で進めていますので、そちらの作製記も参考にご覧いただければ幸いです。




1.頭部

 頭部は、基本的には砂ザクで行った定番の作り方で作業を進めています。

 1)内部のモノアイ機構の後ハメが出来るように、底部を切り取り。
 2)BB戦士の頭頂部分のハッチ機構を接着・オミット、パテで頭部裏側を裏打ち。
 3)モノアイレールのひさし部分を約1.5mm分プラ板で厚み増し。レールの高さ方向の幅を狭く。
 4)モノアイの支柱の内側を薄く削り、細く見えるように加工。
 5)鼻を途中で切断し、約1mm延長すると同時に、下方向に鼻の角度を変更。
 6)動力パイプ基部を切り取り、そのあとをプラ材で埋めて平らになるように整形。 
 7)頭頂部をモノアイレール部分で分割し、頭頂パーツが0.5mmほど前に出るように細工。
 8)頭頂部から前方にかけてひたすら削り、頭頂部のR形状を調整。  
 9)適当なところで、モノアイガードをプラ板で新設。頭頂部のRと馴染むようにさらにペーパ掛け。
 10)後頭部の動力パイプ受けも削除し、穴をパテで塞いだ後、プラ板で作ったアンテナを取り付け。





2.胸部

 胸部はベースをF2ザクからのプラ板改修とし、中央のコクピットハッチをザクⅠスナイパーから流用改修して使用します。



 
 まずは前後の幅ましから。
 フロントとリアを切り離して、前に約2mm、後ろに約3mm分、プラ板で幅増しします。




 左右の肩ブロックも前後に切り離し。




 左右の肩ブロックは、内側に約1mm、外側にも1mm分、プラ板で幅増し作業します。
 



 プラ板による肩ブロックの前面スロープが適当な傾きになるように、F2ザクの肩ブロックパーツのエッジを加工し、それをガイドにプラ板を貼っていきます。
 胸部中央パーツの左右の出っ張りが上手く収まるように、前面スロープに凹みを作ってあります。 




中央パーツも左右0.5mmほど幅増しします。




 凸凹のかみ合わせを調整して、両方を組み付けるとこんな感じです。
 中央パーツの凸部分の丸モールドは、モールドが楕円になっていたりしてシャキッとしてないことから、この後で一旦ピンバスで穴をあけて削除し、市販のモールドパーツに置き換えています。





3.腕部

 腕はHGUCを使用すると、どう見ても太すぎて簡単には改修できないので、砂ザクと同じようにFGザクⅡの前腕を使用しました。

 FGザクの内部のダボ等を削除し、そこに、HGUCザクF2の関節パーツを関節がへたらない様に気を付けながら薄々加工したものを取り付けました。



 
 幅を約1mm増やしています(前述の関節が幅増ししないとハマらないという裏事情もあります)。
 また手首周りを1mmのプラ板でぐるっと巻いて、ラル専用機らしく形状変更。




 肘のプリンの形状がラル専用機と異なるので、FGザクのプリン肘を切り取り、市販のモールドパーツを薄々加工したものに置き換えます。







4.肩部

 肩は、BB戦士ザクⅡ(S)のパーツから、スパイクを切り離して、パテで埋めたものを使用します。
 腕の肩ブロックとの接続は、市販の接続パーツを組み合わせて使用しています。




 ショルダーアーマーのマイナスモールドは、ピンバスで穴をあけて、市販のマイナスモールドパーツを差し込んで再現しています。




 右肩も同じく市販パーツでモールド追加と、スジ彫り追加。





5.脚部

 脚部の基本的な作り方は砂ザクと同じです。

 F2ザクの脚パーツの上部をぶった切ったところから、作業スタート。
 ラルザクは脚部の幅詰めはしていません。

 F2ザクの脚部前面のパーツを途中で切断し、流用します。
 HGUCザクF2を使用したザク系SD化の場合、この前面パーツをぶった切って、脛のような雰囲気の部位を作るのが一つポイントになると考えています。
 元キットの脛パーツしか使わない(使えない)SDで、太ももの雰囲気と脛の雰囲気を、脛の単一パーツで醸し出すという苦肉の策がこれです。






 そのままではまだ大きいので、これをガイドとして、正面をプラ板で作り直します。




 脛アーマーはFGザクのパーツから流用。厚みと大きさを適当に調整して使用します。



 足の甲は、キットのパーツそのままだと甲高印象になるため、前述の脛の大きさ調整に合わせて、甲のパーツも上部をぶった切って、高さ調整しています。
 脛のパーツを切ったまま+甲の元パーツのままでも、一応それなりの形状になるのですが、どうしても足が大きく見えがちなので、このような処理をした方がバランスが良いと思っています。




 旧ザク特有の、脚の裾の凹みを作りました。





6.スカート部

 スカートはF2ザクのパーツを基本的にそのまま使用しています。
 ホントはF2ザクと旧ザク系ではスカートの形が違うのですが、まぁ雰囲気だけ合わせてあれば...という適当な作り方です(汗)

 まずはF2ザクのスカートを、脚に合わせて長さカットします。




 動力パイプ基部を削除して、パテで埋めました。
 



 腰部分を左右1mmづつ幅増ししているので(このあたり砂ザクの作製記を参照ください)、フロントスカートとサイドスカートの間が空くため、プラ板でサイドスカートを幅ましします。
 プラス、さらに長さ調整しています。



 
 リアスカートも隙間を埋めるためにプラ板で加工します。
 




7.フンドシ
 
 旧ザクというかザクⅠの専用機に特有のフンドシの上部の板(目的不明です)を、プラ板で適当に形状を起こして作製しています。
 これを腰の回転を邪魔しない位置に取りつけられ、かつ胸部の増量に負けないような位置になるような按排になるように、フンドシの前後・上下位置を決めています。




 前述の謎の板に、市販のパーツでマイナスモールを入れました。




 フンドシもF2ザクのパーツのままではやはりボリューム不足を感じたので、プラ板で増量することにしました。





8.武装
 まずはバズーカですが、ザクⅠ用の旧バズーカではなくて、ザクⅡ用のバズーカを持たせました。
 そのままの砲身だと長さが合わないので、グリップより前はスコープの固定機構辺りで長さカット、グリップより後ろは2mmほど延長しています。


 
 ヒートホークは加工画像の完全なものはありません。
 BB戦士ザクⅡのヒートホークの肉抜き穴を埋めて、グリップにはジャンクにあったMGザクのバズーカのグリップを流用。
 メインの刃は、最終的にはHGUCの刃の部分を取り付け(画像は異なります)+先端の刃は適当にプラ板で作りました。




9.全身像

 ほぼ工作の終わった全身の画像です。







10.サフ





11.塗装

 塗装は行きつ戻りつ、何度もやり直したので、正確な調色はわかりません(大汗)
 何の参考もならずに申し訳ないです。

 濃い青:ブルー+ホワイト+パープル+シアン+他(比率はまったくもって不明)
 薄い青:上の比率違い...だと思います(すみません)
 濃いグレー:ジャーマングレー
 薄いグレー:ガンダムカラー ジオングレー

 まったく作製記になっていなくて、申し訳ございません(滝汗) 


■あとがき

 ザク系は、テイストの異なる06R-1A、オラザクに出したグフカスを含めて数えると、すでに5体目。作り方はほぼ確立出来たかと感じています。
 平助さんのラルザクⅠをSDに写し取りたくて始めた作製でしたが、結果ほとんど独自解釈作品になってしまいました。個人的には非常に気に入る作品になったので、結果、良しとしています。


 画像は地味ですし、色合いの再現性も悪いので、出来ましたら静岡ホビーショーで現物を見ていただけると嬉しいです(青系MSは撮影が本当に難しい...)

 
 作製中に多数の励ましのコメントをいただきました。本当にありがとうございました。


 ※急ぎ作成した”作製記”ですので、いつも以上に誤字脱字、意味不明な日本語が沢山あると思います(汗) 笑って許してやってください。
  気が付き次第、順次修正いたします。










コメント ( 10 ) | Trackback ( 0 )




さて、本日が静岡HSまでに最後の休日となりました。
なかなか冷や汗モノです。

なんとかオンスケで動いてはいますが...ちょっと風邪ひいたかも...ヤバシ。
気合で完成&治します。

5/4 ドラ:捨てサフ+修正   (済み ○) 
5/5 ドラ:サフ+修正+最終サフ(済み ○) 
5/6 ドラ:ベース塗装      (△)
5/12 ドラ:塗装+予備コート   (済み ○) 
5/13 ドラ:スミ入れ+デカール+TOPコート(完成予定 ←本日)
5/14~5/17 展示物準備、チェック
5/18  最終確認、梱包
5/19 当日!


今現在は、予備コートが終わったところ。



う~ん...工作が...粗い、粗いよ、スレッガーさん!!! (冷汗)
塗装も、ボテ塗りで、あります...(大汗)


昨日は塗装、本体色が気に入らず、都合3回ほど塗り直しました。
本体色以外にも、ちょっとフェイスガードの赤が強すぎたかなぁ???とか、ここの色味が地味すぎたかな???とか、考え始めると切りが無い。


今日はスミ入れ、デカール、そして最終のTOPコートの予定です。

頑張ろう~



■お知らせ 静岡ホビーショーモデラーズクラブ合同作品展
今年もaspさんにお声掛けいただき、”倶楽部ディフォルメ屋”で展示させていただきます。
今年は昨年以上にSDモデラーさんが大集合!となる予定ですので、静岡HSにお越しの際は是非お立ち寄りください。

  第23回モデラーズクラブ合同作品展
    日時:2012年5月19日・20日 9時~17時(15日は16時まで)
    会場:ツインメッセ静岡(静岡市駿河区曲金3丁目1-10 TEL:054-285-3111(代)
    展示:倶楽部ディフォルメ屋
    静岡ホビーショーHPはこちらから
 








コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )