Altered Notes

Something New.

TV屋・CM屋の貧弱な感性

2022-08-21 23:46:00 | 放送
最近で言うなら、例えばウーバーイーツのCMで故意に画面いっぱいに醜悪な顔のアップを映し出した上に大声で叫ぶ(騒々しい)無神経な演出が入っているのが目立つところだが、このように故意にブサイクな顔(*1)などをアップで映し出して視聴者にゴリゴリと押し付けてくる手法はCM屋だけでなく、TV屋もその番組制作の中で多用している。美しいものよりも視聴者が嫌悪感を持ちそうな醜悪なものを(しかも)アップで「どうだ!」とばかりに見せつけてくるのである。

こうした傾向は昔からあるが、このような無神経な演出をして何が面白いのか?誰得なのか?さっぱり理解できないし、筆者などはこのような演出を見た瞬間にチャンネルを替えるかTVの電源を切る。そんな映像や音声は不愉快なだけで一瞬たりとも受け取りたくないし、映像送出側の致命的に貧弱な感性に憤りしか感じないからである。制作側にとってこのような手法が本当に面白いと持っているのだろうか。これで視聴者が喜んでくれると思っているのだろうか。そして、CMならば販促効果があると思っているのだろうか?。
送り手と受け手の意識に大きな乖離があるのは間違いないようだ。繰り返すが、制作側の感性は致命的に貧弱であることは疑いようのない事実である。悪趣味であり凶悪という言葉すら浮かぶ程の酷さなのである。ここまで感性のギャップを感じるということは、制作者が日本人ではない可能性も考えざるを得ないものがある。

視聴者が嫌悪感を持ち、筆者のようにその映像から目を背け、視聴する気にならないほど不愉快にさせる効果しかないにも関わらず、彼らはこうした演出を続けている。それはすなわち「(視聴者に)嫌われる努力」と言えよう。こうしてまともな視聴者はテレビから離れていくのである。報道番組では左翼のプロパガンダばかりを流し、それ以外では視聴者の神経を逆なでする映像・音声を流す…。こうしたテレビ屋の弛まぬ「嫌われる努力」は成果を上げていて、TV各局の視聴率は順調に下がり続け、営業成績も比例して下がり続けている。局によっては早期退職を実施して人件費の抑制に動いているようだ。そりゃそうでしょう、な結果である。(蔑笑)

CMも同様だ。上述の例にもあるように、見てもらえないCMに何の存在意義があるのだろうか?見てもらえない上に出稿主たる企業は嫌悪感を持たれて評価を下げるだけなのである。これもまた購買ターゲットから「嫌われる努力」と言えよう。呆れるばかりだ。一生やっていれば?…といったところだ。(蔑笑)




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(*1)
画面に醜悪な顔面がアップで映っても、それをストレートに批判しにくい世の中であることを計算してやっているのだろう。確信犯である。