Altered Notes

Something New.

毎日新聞の悪意ある印象操作

2020-04-11 10:45:00 | 社会・政治
毎日新聞といえば左翼メディアとしてつとに有名な新聞である。なにしろ英国のガーディアン紙から「中国国営メディアは、海外30以上の大手メディアと提携し、”CHINA WATCH”というプロパガンダまがいの記事を報じさせている。日本では毎日新聞社が担っている」と指摘されているほどである。毎日新聞はこの報道に対して反論も抗議もしていないそうだ。事実上、ガーディアン紙の報道内容を認めているのである。

この毎日新聞が現在の武漢ウィルス(毎日新聞は決して「武漢ウィルス」とは言わない)蔓延下で出された緊急事態宣言を受けて街の様子を報道した4月8日付の記事と写真がある。


出勤風景、緊急事態宣言で激変なし 感染拡大で既に人通り減る(毎日新聞)

上記記事の写真拡大(毎日新聞)


1.場所の詐称

毎日新聞は当初はこの写真を「丸の内オフィス街の出勤風景」という体で掲載していた。しかしここに写っている場所は中央区月島である。嘘だったのだ。
SNSでジャーナリストや一般市民がこの写真の場所が「丸の内ではない」旨を次々に指摘するに至って、毎日新聞は後からこっそり「丸の内」表記を「中央区」表記にすり替えた。

この「場所の表記間違い」は恐らく偶然ではないだろう。むしろ意図的な「場所の詐称」を意図していたのではないか。天下のオフィス街である東京都千代田区丸の内が緊急事態宣言下でもこれほど人が密集して歩行せざるを得ない状態で危険である…かのような印象操作を狙っていたと言われても仕方ないだろう。そしてそれは毎日新聞なら”さもありなん”と多くの人が考えそうなことだ。


2.写真/画像に語らせる「嘘」

写真を見ると歩道を人々が相互にかなり接近し密集した状態で歩いている…ように見える。
「本当に、そうでしょうか?」
答えは「NO」だ。

この写真は望遠レンズで撮影されている。写真やビデオ映像を撮影される人ならよく判ると思うが、焦点距離の長い望遠レンズ(又はズームレンズの望遠側)を使うと、その映像は「奥行き方向(前後方向)に圧縮がかかる」のだ。だから歩道を歩く人々が相互に十分な距離(ソーシャル・ディスタンス)を取って歩いていたとしても倍率の高い望遠レンズで撮影すると、このように前後に圧縮されて、あたかも人が密集しているように写ってしまうのである。写真マジック、或いはカメラのレンズマジックである。

私はこれは毎日新聞の悪意によって作られた写真であるような気がする。故意に「人々が密集した状態で歩かされている状態」を演出したかったのだろうな、と考えられる。だから標準レンズではなく望遠レンズで前後の圧縮をかけたかったのだろう、と。

記事中では「普段より人通りは少ない」と記されているが、しかし画像が語るインパクトは大きい。「緊急事態宣言が出されたにも関わらず人々は”3密”の状態に置かれて仕事に通う」のであり、「そうした状況を強いる日本政府」といった皮肉的なニュアンスが込められた写真であり記事であろうことは容易に読み取れる。それは普段の毎日新聞が反日姿勢を顕にする左翼系丸出しの新聞社であり、傘下のTBSテレビもまた同様のスタンスで報道を行っている事からも言えるのである。


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<2020年6月4日:追記>
毎日新聞は6月3日のBSフジ番組に於いて茂木外相が「習近平国賓来日は11月のG20首脳会議の後になるとの見通しを語った」と報道した。しかしそんな事実は一切無かったのである。
毎日新聞は中国共産党の意向通りに習近平国賓来日予定の既成事実化に向けて走り始めた、と言える。茂木外相の発言においてはむしろ「台湾の重要性」を語ったところに意味があったのにも関わらず、毎日新聞は真逆の「嘘」報道をしたのである。毎日新聞は中国の意見を代弁し日本国内で中国の宣伝をする中共御用達の宣伝機関であり、今後も要注意である。