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水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

【再掲】一昨年のタイ国の集中豪雨、大洪水に係る再掲 わが国のゲリラ豪雷雨との比較

2013-08-06 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-08-06

 既報北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。にて、

 地球温暖化の元凶と言える温室効果ガスCO2の陰に隠れて余り着目されていなかった?メタンが北極の温暖化によって増加しているという。 そのメタンが温暖化を加速して、全世界に60兆ドル(約5900兆円)の損害をもたらすとオランダと英国のチームが英科学誌ネイチャーに発表した記事を紹介しました。

 

 地球温暖化によって、わが国においてはゲリラ豪雷雨による狭い範囲での大洪水が最近、特に頻繁に発生していますが、一昨年、タイで発生した局所集中豪雨による広い範囲の大洪水は時、所、範囲、規模は異なりますが、停滞した雨雲によって発生しています。

 それらの原理、要因および発生メカニズムは全く同じとは想えませんが、何らかの原因で停滞した雨雲を誘発しているのでは?と推察しています。

 話が少しそれますが、

 中国では日常茶飯事化している人工気象操作ですが、

 特に、タイは既報によれば、以前は、むしろ旱魃に悩まされ、タイ国王自ら人工降雨の技術を開発して特許出願しています。

 我が国を含めた世界各国における人工降雨などの「人工気象操作」の行き過ぎ(副作用)も影響している?のではとも妄想しています。

 とにかく、ゲリラ雷雨など水の偏りを是正して、地球温暖化によって大気圏に蒸発した水を自在に制御して、ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展を望んでいます。

関連投稿:
ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展が望まれる

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

  以下、既報今年のゲリラ豪雷雨の発生地域の地殻の特徴および周辺環境について調べました。との比較のため、一昨年発生したタイの集中豪雨と大洪水に係る記載(2報)を再掲しました。
 目的は、要因・メカニズムとして、以前、どのような参考情報を引用して、どのように妄想していたか参考にするためです。

 (再掲開始)

 異常気象に係る記載を調べました。(その20:10-26追加更新 タイ国の大洪水の原因は?)

次に、

 異常気象など天変地異の要因に係る記載を調べました。(タイ国の大洪水時の雲の有無やエアロゾルの観察)

 (再掲終了)

 ⇒既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?と思ってますが、雨雲を引きつける要因として電気のみならず磁気効果も考えなければならのだろうか?再掲を読み返してふと思う次第です。


ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展が望まれる。

2013-08-06 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-08-04投稿、08-06追加

 既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?(2013-07-29)でゲリラ豪雷雨についてとりとめもない妄想をしていますが、
 一方では、
首都圏 5月6月の少雨と早い梅雨明けのため 利根川水系は渇水 こまめに蛇口閉め節水をという。(2013-08-03)というように、一過性の現象であるとは思われますが、
狭いわが国でありながら、局所?的とはいいながら、首都圏では水不足となっています。

 既報地球温暖化の要因に係る記載(その4 水はどのように変化しているのか?)(2011-11-09)記載しましたが、概念的ですが、さまざまな専門家の情報に基づいて、既報にて記載しましたが、過度の地球温暖化によって、世界各地で局所的な豪雨による洪水が発生しています。この原因は環境中に存在する水の質および量の状態変化によるものと考えていますが、この真因については調査中ですが、真因は個人的には不詳であります。

 再生可能なエネルギーの世界的な進展を迅速に計って、化石燃料の有効利用するために安易な燃焼消費によるCO2の増加を避けたいものですが、単なる温室効果ガス(CO2)増加による弊害ではなく、メタンガス、オゾンなども関係する複雑な反応が絡み合っていると個人的には思っています。

 北極圏のオゾンホールの拡大現象の原因にしても、国環研は温室効果ガスの影響も考えられると推察されています。
 改めて感じることは、津波、豪雨、洪水、水没の加害者は「水」であり、大気圏に共存しているガスおよび物質と何らかのメカニズムによって、「水」の状態が変化して循環バランスが崩れていると個人的に推察しています。
 参考投稿:異常気象など天変地異の要因に係る記載詳しく見る>>


 最近の英国、オランダの学者の推計では北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。

 しかしながら、異常気象(豪雨⇔旱魃)に係る真因については、素人的にはよくわかっていませんが、何かひとつ腑に落ちない現象が続いています。

 

 とにかく、ゲリラ雷雨など水の偏りを是正して、水(降雨)を自在に制御して、ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展を望んでいます。

 中国では、日常茶飯事に実施されているという人工降雨について、以下記載しました。

  人工降雨は 核になる粒子と低温の雲が必要であるが、
Hatena Questionによれば、
http://q.hatena.ne.jp/1179318388
(一部割愛しました。)
「雨ができるには以上のように、ある程度発達した積雲や層積雲の上部では温度は0℃以下になっているものの、氷点下15℃くらいになるまでは、過冷却と言ってまだ水滴のままであり、雪片の形成に至らず、雨は降らない。そこへ、強制的に雪片を作るような物質を散布してやれば雨を降らせる可能性ができるわけで、・・・人工降雨はある程度発達した雨雲がある場合に有効であり、かつ成功するもので、雲の無い所に雨雲を作って雨を降らせるのは不可能である。またその雨量も、本来の雨量を1割程度増加させるくらいで、自由に降水量を制御できるまでには至っていない。・・・」 という。

 

<我が国における取り組み >
•1947年人工降雨実験(航空機からドライアイスを撒布)九州大学、九州電力、在日米軍
•1951~1965年頃人工降雨実験(ヨウ化銀やドライアイス)電力会社がスポンサー、大学や気象研究所参加
•1965年~渇水時の人工降雨実験(地上設置型のヨウ化銀発煙装置や航空機からのドライアイス散布装置、散水装置)東京都、福岡県、沖縄県、香川県
•1988~1992年科学技術庁振興調整費「降雪機構の解明と降雪雲の人工調節の可能性に関する基礎的研究」気象研究所、大学、国立研究機関
•1994~2002年共同研究「山岳性降雪雲の人工調節に関する研究」気象研究所・利根川ダム統合管理事務所
•2006年~科学技術庁振興調整費」

ということから、わが国においては、水の人工調節についてはお手の物とも思われます。

参考投稿:
「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その12:ヨウ素化合物などの人工降雨剤)(2011-04-19) 

 

熱波襲来の中国 “人工降雨”ロケット7発打ち上げ(08/02 17:37)

「40度近い最高気温が続く中国で「人工降雨」作戦です。

 熱波に襲われ、深刻な水不足に陥っている中国では、人工的に雨を降らせるロケットが発射されています。中国では、上海周辺を中心に40度近い高温が続いています。また、国営メディアは、湖北省の約900カ所の貯水池が干上がり、トウモロコシなどの農作物にも深刻な被害が出ていると報じています。浙江省安吉県では、先月31日に合わせて7発のロケットが打ち上げられ、県内の60%の地域に雨をもたらしたということです。浙江省の中心部では、人工降雨の後、気温が38度から28度に下がったと伝えています。」という。

 まことに、中国は聞きしに勝りるダイナミックな対処をしているようです。
 わが国のように多湿国では猛暑に対してどの程度の効果になるか?わかりませんが、気温が10℃も下がれば、熱中症も減少するのであろうか?

 話が反れますが、

 それにしても、中国も同様に、上記の旱魃のみならず、洪水も問題となっているが、猛暑によって、熱中症患者が増加したというニュースをあまり聞かないのは、既報中国上海で猛暑、40度超 観測開始以来最高というが、熱中症患者数は多いのだろうか?で思うように、なぜか話題になっていません。?七不思議のひとつ。

 香辛料など食生活の違いなのだろうか?
たまたま話題になっていないだけなのか?

 海外の熱中症に係る報道を望んでいます。

 話を戻して、

 記述していくうちに思うのは、ゲリラ豪雷雨は人工降雨的な所作で縮小することもできるのだろうか?

 もちろん、それができれば、降雨量の増大もできるでしょうが?

 いずれにしても、首都圏の水不足は時間が解決するでしょうが、ゲリラ豪雷雨の制御および降雨分散化をわが国でも表立って考える時代になるのでしょうか?

 降雨の偏りのメカニズムが専門家間でもよくわかっていない???ので、現状、世界各地で惨憺たる異常気象が発生し続けて、日常茶飯化しているのでしょうか?

 地球温暖化防止に対する気象学者の警鐘だけではいかんともしがたい世界経済になっているのでしょうか?

 既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 いずれにしても、人工的に雨を降らすには、人工降雨はある程度発達した雨雲がある場合に有効であり、かつ成功するもので、雲の無い所に雨雲を作って雨を降らせるのは不可能という人工降雨技術のみでなく、

 原理的には、水を加熱して水蒸気を発生→核(エアロゾルを空中にばら撒いて水滴化(雲化)→水滴を凝集させて約1mm径以上に増粒(大粒化

加えて、重要なことは
 ある程度発達した積雲や層積雲の上部では温度は0℃以下になっているものの、氷点下15℃くらいになるまでは、過冷却と言ってまだ水滴のままであり、雪片の形成に至らず、雨は降らないということから、「雪片化」させるために、冷蔵庫などで用いられている冷媒を気化させる冷熱サイクル技術を大気上空導入すれば、

ストークスの法則に則って大量の雨が降るのでは?と妄想されますが、

 現代科学の粋を駆使して、そういう手段で降雨をしなければならない時代になったのでしょうか?

 昨今の水の偏りは自然の仕組みに逆らった直接、間接を問わず、人為的、人工的な産物に由来する大気圏に存在する諸悪を究明してひとつひとつ潰していかなければならないのだろうか?

  既報地球温暖化の要因に係る記載(その6:大気圏の水の偏りの影響とその評価方法)(2011-11-12)に記載したように、これらの大気圏における「水の偏り」がどのようなメカニズムで発生しているのか?その影響(真因)を解明することが重要であると想われます。

 地球温暖化によって引き起こされた海水温度の平均的な上昇に伴って、大気圏における平均的な水蒸気量は多くなるのは、季節を問わず原理的に自明であります。

 その場合に、増加した水(蒸気量)の状態変化によって、さまざまな地域において、豪雨洪水豪雪など天変地異・異常気象が引き起こされていると思っています。詳しく見る>>
 その反面、その地域以外では旱魃、渇水現象が発生していることも事実であります。詳しく見る>>
 

 個人的なメモ:
<海水平均温度の推移>                  


<平均気温の推移>


 既報の引用文献から「・・・約3000年ほど前から気温は次第に低下し、2500年ほど前には一つの小氷期(弥生小氷期)を迎える。現在はその延長上にある。・・・」にも係らず、想定外の海水温の上昇によって温暖化(高緯度地域の熱帯化)を進行させて、特定地域で洪水を発生させていることが問題であると想われます。
 特に、海水温、気温の高い赤道付近の常夏の国々で洪水が発生し易いのは当然ですが、今までの治水対策を超えた想定外の降雨によって大洪水が発生している真因もよくわかっていません。詳しく見る>>
 
 今後は、「水の状態変化」「水の局所的な偏り」を調べるために、
MIMIC(気象衛星共同研究所の総合マイクロ波画像)」(大気圏における可降水量の評価方法)*、既報に引用記載した「Cloudsat(クラウドサット)、カリプソなど)」(雲の分布、成分)のデータベースを理解して、

 可降水量および雲の発生状態、有害なエアロゾルの共存の有無、雲が停滞する地域の地質・地形、オゾン濃度、オゾン層破壊物質、人工降雨剤、有害電磁波の影響の有無との対応を調べることが必要であると想われます。
 一概に雲といっても、積乱雲など雨が降りやすいものとか、地震雲とかいろいろありますので、それぞれのもつ作用を理解することが必要とも想われます。
*J-GLOBALによれば、
MIMIC
A New Approach to Visualizing Satellite Microwave Imagery of Tropical Cyclones

熱帯低気圧の衛星マイクロ波画像を可視化する新方法
抄録:MIMIC(気象衛星共同研究所の画像変換した総合マイクロ波画像)と命名した新モーフィング・アルゴリズムを導入して,熱帯低気圧の可視化を改良し,これの解析と予報能力を強化した。このアルゴリズムを使って2つの成果品を作った,MIMIC-TCは熱帯低気圧が中心にあるLEO(低地球軌道衛星)マイクロ波画像アニメーションを与え,MIMIC-IRは静止衛星赤外画像上に層化した熱帯低気圧が抽出した降水場をアニメートした。複数の事例は補完映画を有し,オンラインで見る事が出来る。引用本文詳しく読む>>」
⇒赤外線の吸収の利用

 HAARP( High Frequency Active Auroral Research Program高周波活性オーロラ調査プログラム) 「放射性物質(放射能)からの環境放射線とは違いますが、人工的に、電離層に発振される電磁波(発信波長はVHF:1m~10m ?詳細不詳)は電離層を通過するため、電離層のかく乱現象が生じるため有害電磁波として地球環境、生態系に悪影響を与える」という。

 ちなみに、水温を上昇するためには、水の分子が赤外線を吸収したり、マイクロ波などの電磁波と反応して発熱することも必須の条件となりますが、
                                     (google画像検索から引用)

 電子レンジにも適用されているマイクロ波は環境中の水を加熱する効果があり、雲の生成および消滅に影響するのでしょうか???

弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8 によれば、
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect

また、自然界では電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるともいう。

 局所的な人工降雨に利用できるのだろうか? 

やはり最大の問題は水の偏り(豪雨⇔旱魃)か! >>次報に続く

 


首都圏 5月6月の少雨と早い梅雨明けのため 利根川水系は渇水 こまめに蛇口閉め節水をという。

2013-08-03 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-08-03投稿

 既報東北・北陸の記録的な豪雨。 反面、首都圏1都5県、24日から10%取水制限という。原因は?(2013-07-25 )にて、心配していました利根川水系の水不足は解消されていないようです。
 既報今年のゲリラ豪雷雨はどのような地域で発生しているか調べました。(2013-07-31)で記載しましたように、狭いわが国であるにもかかわらず、たまたま首都圏の東京では隅田川でのゲリラ豪雨に遭遇しましたが、利根川水系の貯水ダムには雨雲がやってきていない??ようです。

 東北・北陸、島根、山口、岐阜、東京などでゲリラ豪雨が観測されているというのに、反面、利根川水源の水不足とは何とも皮肉な気象状況が続いているという。

Livedoor NEWS

列島“二極化” 日本海側で大雨、利根川水系は渇水http://news.livedoor.com/article/detail/7917471/

「前線が活発化した1日、日本海側を中心に激しい雨となり、新潟県では大きな土砂崩れが発生、死者も出た。

 その一方で、首都圏に水を供給している利根川上流ダム周辺では依然として雨が少なく、貯水率は過去最低のペースで減っており、節水の必要性も切実なものになっている。日本列島は、地域によって「豪雨」と「渇水」に明確に分かれる“二極化”の様相を呈している。

 国土交通省関東地方整備局によると、利根川水系8ダムの貯水量は1日午後3時現在で計2億596万立方メートルで、貯水率は60%。平年の89%を大きく下回っており、貯水率が8月中旬で約20%まで低下した平成6、8年の渇水に匹敵するペースだ。

 原因は5月から6月前半にかけての少雨。この時期、上空の偏西風が蛇行したことで中国大陸から乾気が流れ込み、関東甲信地方は5月の雨量が平年比49%で過去最低となった。さらに、7月は平年より15日早く梅雨明けして猛暑となった。

 7月下旬から相次いだ局地的な雨により、貯水率は今夏最低だった同月23日の51%から回復してきた。だが、増えた水量は約3200万立方メートルにとどまっている。東京、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬の流域6都県は同月24日から10%の取水制限を行っているが、この先2週間はまとまった雨が降る見通しはなく、生活への影響も懸念される。

 少雨で川の水位が下がった6月前半は、8ダムの合計で1日800万立方メートルのペースで放流。仮に今後雨が降らず、同じペースで放流した場合、8ダムの水は25日前後で空になる計算という。

 気象庁の予報では、8月前半は高気圧に覆われ、台風の襲来がない限り、まとまった雨は降らない見込みだ。関東地方整備局の担当者は「できることは水の使用量を減らすことだけ」と節水を呼びかけている。」という。

msn産経ニュース
利根川水系は渇水 こまめに蛇口閉め節水を
2013.8.2 11:32
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130802/trd13080211320012-n1.htm
「水不足で節水が求められる中、どんな方法が効果的なのだろうか。専門家が第一に勧めるのが、「こまめに蛇口を閉めて流しっぱなしをやめること」だ。

 東京都水道局によると、蛇口からの水量は1分間に12リットル。例えば、歯を磨く30秒間に蛇口を流しっぱなしにすれば6リットル、皿を洗う5分間では60リットルになる。

 「節水コマ」という器具を蛇口内部に取り付けると、水量を半減できる。簡単な工具で取り付けられ、都水道局は無料で配布している。担当者は「こまめな節水で水道代が年間数千円違う。たくさん使っている人ほど水道代が浮く」と節約効果もアピールする。

 元水道工事業者で節水アドバイザーの児島勇気さん(34)のお勧めは「水道管の水圧調整」。水道管の調整バルブを少し閉めるだけで家中の水量を一斉に減らせる。バルブは家の周囲にあり「止水栓」などと表記されている。

 漏水を防ぐことも重要だ。例えばトイレの貯水槽からわずかに水が漏れているだけで、月150トン(水道代約7万円)が無駄になるとの試算もある。漏水は蛇口をすべて閉めた上で、水道メーターで確認できる。児島さんは「もったいない精神で無駄を省く意識を持てば、節約できることが結構あるはず」と話している。」という。

 金を湯水のように使うといった水が沢山あるといった成句が今までの日本ですが、

 現象的には、まるで中国の水不足・旱魃と局所的な豪雨・洪水と同様、今後、水不足になるのだろうか???

 5月から6月前半にかけての少雨。この時期、上空の偏西風が蛇行したことで中国大陸から乾気が流れ込み、関東甲信地方は5月の雨量が平年比49%で過去最低となったという首都圏の降雨不足の原因は一体何なのだろうか??

大陸からの上空の偏西風が蛇行がどのようなメカニズムで降雨不足をもたらしたのか?同じ首都圏でも隅田川などには豪雨雲が数多あったことから、興味深い現象です。

既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?逆の現象が起こっているのでは?現状推察されますが、一口に首都圏と言っても、均一な関東ローム地域だけでなく、関八州の大地の表面電荷の分布の違いがあるのだろうか?(別途調査)

 また、今回、ゲリラ豪雨が観測された東北・北陸、島根、山口、岐阜、東京は環境放射能が高い地域であるようです。>>詳しくは(引用図参照)

引用:上・中流域における利根川の流れ--利根川はどこへ流れる?
青井 透(1999・12・1)上・中流域における利根川の流れ-利根川の水はどこへ流れる?、環境施設、№78,pp68-73 http://www.cvl.gunma-ct.ac.jp/~aoi/aoihtml/tone_5.html

 いずれめぐり合わせで、台風など降雨によって首都圏のダムに水が充填されるでしょうが、今後、既報長期化した場合は深刻な事態となることでしょう

 

とにかく、福島原発を襲った未曾有の大津波同様、何が起こるかわかリません。

おりしも、中国では
テレ朝NEWSによれば、熱波対策で人工降雨を実施したという。

中国は春先、雨が降らなくて、PM2.5で悩まされた折に人工降雨を実施したように、わが国でも表立って、人工降雨制御を日常茶飯事に実施しなければならなくなるのだろうか?
>>次報に続く

  

  

 

 

 


今年のゲリラ豪雷雨の発生地域の地殻の特徴および周辺環境について調べました。

2013-08-02 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

 '13-08-01投稿、08-02追加

 既報にて、今年のゲリラ豪雷雨はどのような地域で発生しているか調べました。

基本的には既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?と妄想しています。

その他要因として、

異常気象など天変地異に影響する要因に係る考察によれば、
'11-09-21投稿('12-02-22更新)

引用:
http://blog.goo.ne.jp/tetsu7191/e/3ad35e9d5cf128a0d087ae6fe59d6d41


「・・・メタンは
人口降雨剤的化合物」(例えば、ヨウ化メチル(CH3I))を形成して大粒雨の原因になったり、
 
猛暑の原因である温室効果ガスとしてのみならず、オゾン層破壊的化合物」(例えば、臭化メチル(CH3Br))を形成してオゾンを分解して、地表への紫外線を増加させて海水の温度上昇(雲の形成)に影響することが推察されます。・・・」と妄想しています。

既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 どうせ、雷雨は風任せで、偏西風によって移動して、たまたま、気圧配置、前線によって或る地域で発生するのだろうと想われますが、すなわち半世紀に一度あるかないかというように。
 但し、今後、台風雲の停滞などで、再三発生するようなら真剣にその原因を究明する必要があると想われます。
 

今回の降雨量が多い発生地域を既報から整理しますと、

 山口県萩周辺(6月20日、7月28日)、石川県氷見周辺(6月20日)、首都圏東京墨田川周辺、(7月28日)、宮城県周辺(7月30日)、岐阜県飛騨周辺(7月30日)、新潟県長岡周辺(7月30日)、島根県津和野、大田周辺(7月30日)、・・・。

 地域よっては雷や突風、雹を伴う豪雨であったという。

 

 既報を調べている過程でさまざまな関連する参考情報が浮かんできたので、
その内容をメモしました。

 ゲリラ雷雨のみに限ったことではないが、
周辺の環境放射能の影響があるのでは?と妄想しています。

 環境放射能とは
既報
放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)に記載しましたように、

 地下マグマ、宇宙、原発、核実験などから環境中に放出されている

 巨大なエネルギーを持つ放射性物質(主に、エアロゾル化している大気圏放射能)からのアルファ線、ベータ線、中性子線による放射化もしくは励起によって、

 

 環境中のさまざまな物質を励起してガンマ線、紫外線などの有害な電磁波を発生させて最終的にはになる可能性が推察されます。詳しく見る>>

 

【放射化】とは goo辞書によれば、「放射能をもたない同位体に放射線を照射し、放射性同位体にすること。放射化分析や医療・工業分野で利用される。一方、原子力発電所を稼働し続けると部品や設備が放射化され放射性廃棄物になるため、廃炉・解体・処分が困難であるという問題も抱えている。」

 地下水の放射能汚染は
既報
環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)2012-11-22で引用しました

 2012年 11月 20日 井口和基の公式ブログ by Kikidoblog

 「本邦初公開!?:日本の地下水源から出る放射能分布地図発見!」によれば、http://quasimoto.exblog.jp/19238315
(一部抽出しました。)

  

 ・・・

そう、その地域には原子力発電所があるのである。そこで原子力発電所の位置を確認してみよう。以下のものである。

 

この図と一番最初の図を比較するとどんぴしゃりであることがわかるだろう。原子力発電所のある場所の地下水から放射能が出ているということである

 (え)さて、もう1つ無視できないのは、原子力発電所のないいくつかの地点でも放射能が地下水から検出されていることである。その場所とは、盛岡、東京、大阪、岡山の4地方であった」という。

 

 よく見ると、必ずしも原発周辺のみではないようですが、原発周辺地域は全て地下水の放射能が高いようです。

 また、今回ゲリラ雷雨が発生した地域の周辺には原発もしくは原子力関連施設があるようですが、環境放射能(エアロゾル)による大地に対する表面電荷の影響があるのでしょうか??

 

 上記の地図に原発もしくは原子力関連施設がない今回のゲリラ豪雷雨地域の例外?は、岐阜県、首都圏ですが、現状不詳ですが、・・・。

  数年来から続きざまに、ゲリラ雷雨が発生しているが、原発関連施設がない首都圏、岐阜県ですが、核融合施設、環境放射能実験研究施設などまで加えれば、ニュートリノ、トリチウムの影響もあるののだろうか??? 

関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)

参考投稿:
ニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるという。

放射化現象に係る投稿(その9:環境放射能ニュートリノに係るKamLAND 実験研究の現状と期待)

岐阜県土岐市 トリチウムを使用する核融合発電の安全性は識者の間でも意見が割れているという

トリチウム水の環境への影響に係る記載2013-03-24)の引例によれば、

 気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていたという。

弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect

「ボクがこれを見たときに思ったこと。
気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていた。
今、その現象がドップラーレーダーに映った。
「核の効果による降雪」
ペンシルベニア州のシッピングポートの近くにあるビーバーバレー原発で寒空に排気する熱と蒸気が「核の効果」を起こし風下に雪を降らせた。最大1インチの積雪が観測された。地域的な降雪現象。
以下はピッツバーグの原発の排気が風下に降雪させてるドップラーレーダー画像。・・・
異常気象の原因はCO2だと断言してるけど、そのCは炭素14なんじゃね。さらに原発が放出してる水蒸気のH2OのHはH3(トリチウム)なんだろうな。こんなのがちょっと大気中に存在するだけで気象が大きく変動する。電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるくらいなのだから当たり前か。←クリプトン85が露点を低下させる効果があることが判ってる。気温上昇の原因。・・・(後略)」という。

 環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの影響でもあるのだろうか?

  

岐阜県は、

  今回も含めて、以前から、既報の引用<美濃加茂地域集中豪雨参考文献>によれば、

 豪雨が多い地域ようです。

・美濃加茂市 / 豪雨災害一覧
http://www.komeri-npo.org/record/downpour/minokamo/list/index.html

  ・ 岐阜県保健環境研究所報 第15号(2007)
「黄砂中の陰イオン・陽イオン成分濃度とその粒径分布について」によれば
引用http://www.cc.rd.pref.gifu.jp/health/public/no15/oohira15.pdf
 大陸からの黄砂時において,平均粒径0.6μmでは硫酸アンモニウムの存在が,また平均粒径4.8μmでは硝酸イオン濃度が高く,硝酸カルシウムや硝酸ナトリウムとしての存在が推察された。・・・」の記載から、黄砂と放射性物質との同伴は既報の引用でも記載されていることから大陸からの黄砂の飛来の影響が意外と多いかもしれません。 

 また、地異に係る記載(その13:自然放射線強度の高い地域周辺の特異現象)(2012-03-12)の引例によれば、高いようです。

 「全国の放射能濃度一覧」(http://atmc.jp/)


自然放射線マップ


 
                                 (google画像検索から引用)


日本地質学会 - 日本の自然放射線量
http://www.geosociety.jp/hazard/content0058.html#map


 次に、地質の影響に関しては、

 既報地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)の引例から、 

山口県萩周辺、石川県氷見周辺、首都圏東京周辺、宮城県周辺、岐阜県飛騨周辺、新潟県長岡周辺、島根県津和野、大田周辺の特徴として、砂鉄が多く古代「たたら製鉄」を実施していた地域では地震が発生し易いのかと?推察していますが、ゲリラ豪雷雨にも影響するのだろうか?

  日本の主な砂鉄産地 

引用文献: 井口一幸著〔古代山人の興亡〕よりhttp://www.geocities.jp/tyuou59/satetu.html

 岐阜県は知る人ぞ知る「たたら製鉄」実施地域という。

関連投稿:
地震および津波に係る記載(その6:砂鉄鉱床はどのようにしてできたのか)

砂鉄鉱床のない山口県だけ過去、大地震が発生していない?とも想われます。

 

山口県は

 地質の違いか?プラスの電荷である鉄より、はるかにプラスが大きいカルシウム(石灰岩)が多く含まれている地質の影響でもあるのだろうか?
また、自然放射線強度も高いようです。

 首都圏

 既報放射化現象に係る投稿(その2:環境放射性物質が影響する諸悪について)
'12-05ー16投稿
に記載しましたが、
 わが国における東日本、関東地方の沿岸で数々の報道されて問題となっている諸悪(高放射能マイクロスポット頻発中規模地震鯨・鰯などの打ちあげ、水中セシウム濃度の増加「巨大竜巻」「雹(ひょう)」「落雷」「豪雨」「雷雨など)は原発事故による漏洩放射能の数次拡散の影響が大きい???と個人的には想っていますが、

 今回の首都圏東京墨田川周辺のゲリラ豪雨の原因は必ずしも、原発事故の放射能によるものではなく、関東ローム層特有の地球内部からの放射能の影響でもあるのだろうか???と想っていましたが、
上記2図の自然放射線強度は低いようです。

 比率については個人的には不詳ですが、
 電子化されたニュートリノによる放電への影響でもあるのだろうか?

首都圏はその比率が大きいのだろうか???


参考投稿:
ニュートリノの電子化する新現象が物質の起源知る手掛かりになるという。


地球内部からのニュートリノは
「地球科学から見た地球ニュートリノ観測の意義」によれば、 
東北大学 地球内部の放射性元素のベータ崩壊により生成引例文献詳しく読む

いずれにしても、今後のゲリラ豪雷雨発生地域には着目したいと思っています。
少なくとも落雷による被災にも注意したいものです。

 >>次報に続く

 

 

 

  

 


 

 

 

 

 

 


今年のゲリラ豪雷雨はどのような地域で発生しているか調べました。

2013-07-31 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-31投稿

 既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?に記載したように、台風とは違って、地域を限定して、短時間に、けたたましい降雨で不意打するゲリラ豪雷雨については、地面の表面の電荷が近隣地域と比べて、プラスになっていて、マイナス電荷をもつという雷雨雲との電位差が大きくなっている場合に雲を引き付けて、起こり易いのか? と妄想していますが、一方では、環境を取り巻く水(雲)の偏りによって、わが国のみならず、雨が降らないで水不足になっているのも皮肉な現象です。

 既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 この原因については、個人的には、もともとプラスの地面がプラスの組成、もしくは、例えば、大気汚染物質(PM2.5)、放射能など有害微粒子・エアロゾル、黄砂のフォールアウトによって、プラス化した場合も影響するのでは?と思っています。

 プラス電荷を持つ物質として、セシウム、ストロンチウム、カルシウムなどの酸化物、化合物がありますが、>>詳しくは、表面電荷(別報の巻末の引用)で確認できます。

 フォールアウトした放射能など有害微粒子・エアロゾルによって大地の表面電荷は変わるが、風雨によって再拡散して、他地域に移動しているため、常に変わらないわけでないと推察しています。

  最近特に頻発し易くなったメカニズムについて関心がありますが、支離滅裂な妄想の是非を把握して、何が原因であるかを究明して、対策が可能な要因を潰していくことが必要か?と関心があります。

 ここ数年来のゲリラ雷雨被災地域について、別報にて記載していますが、今回の発生地域と照合すれば、少しは原因究明のヒントになるかもしれないと思っていますが、別途。

ということで、以下、今年の豪雨はどのような地域で発生いているのか?

既報西日本で猛暑に引き続いて、北陸氷見、山口・萩で未曾有の豪雨という。 2013-06-20

以降の記載を調べてました。

gooニュース
西日本で大雨、山口・萩で310ミリ 台風4号も接近
朝日新聞2013年6月20日(木)10:39
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/TKY201306200044.html

島根県益田市で227・5ミリ、山口県萩市で310・5ミリと観測史上最大の値を更新

萩市は連続して発生。

<天気>島根の雨、依然警戒が必要 - 毎日新聞(7月30)
[映像]山口・島根豪雨 気象庁、「特別警報」に相当すると公表 - フジテレビ系(FNN)(7月30日)
「特別警報」とは - 特別警報が出た場合、お住まいの地域は数十年に一度しかないような非常に危険な状況にあります。気象庁

 

YAHOOニュース 
山口・島根で100ミリ超の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
ウェザーマップ 7月28日(日)8時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130728-00010001-wmap-soci


28日午前には、

山口県美祢市、山口市、阿武町、萩市、島根県津和野町で1時間に約100ミリから120ミリの降水があったとして、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。萩市須佐では、正午までの1時間に138ミリの雨を観測し、同地点の記録となった。

東北で120ミリの雨のおそれ 北陸と西日本でも不安定に
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/
北陸・中国地方 引き続き土砂災害に警戒
ウェザーマップ 7月30日(火)19時2分配信

・・・また、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測または解析したときに発表される「記録的短時間大雨情報」が頻発し、山口・島根・新潟県で28日からの3日間で12回も発表された。(30日午後7時現在)

 今回の大雨の特徴は、ごく短時間に大量の雨が降る傾向がある。28日の降水量は、島根県津和野町で381ミリ、山口県萩市須佐で351ミリに達するなど、平年だと7月に1か月かけて降る雨を上回る量が、たったの半日で降った計算になる。



<大雨>岐阜・飛騨で非常に激しい雨の恐れ
毎日新聞 7月29日(月)10時55分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130729-00000029-mai-soci&pos=3

 名古屋地方気象台によると、東海地方は30日明け方まで、雷や突風を伴う雨が続く見通し。30日午前6時までの24時間の雨量は、岐阜県150ミリ、愛知県80ミリ、三重県50ミリと予想されている。特に岐阜県・飛騨地方では、1時間あたり50ミリと非常に激しい雨が降る恐れがあり、岐阜地方気象台は29日、飛騨地方に大雨洪水警報を発令した。

新潟県長岡市で1時間に約100ミリの猛烈な雨
 
ウェザーマップ 7月30日(火)3時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130730-00010000-wmap-soci

気象庁は、新潟県長岡市付近30日午前2時30分までの1時間に約100ミリの降水があったとして、記録的短時間大雨情報を発表した。新潟県ではきのう29日夜遅くから、中越地方を中心に非常に激しい雨が続いている。(ウェザーマップ)

 

NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130730/t10013403211000.html
7月30日
18時22分

 30日未明には新潟県で、明け方からは中国地方で雨雲が発達し、レーダーによる解析では、島根県大田市付近で午前7時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったと見られます。

nfoseek 楽天ニュース
首都圏でゲリラ豪雨 花火大会やコンサートが中止に- J-CAST
(2013年7月28日13時47分)
http://news.infoseek.co.jp/article/20130728jcast20132180309

隅田川花火大会は開始から30分後に中止

 
個人的には、最近ここ数年のゲリラ豪雨は以前の「土砂降り」のことか?と思っていますが、最近は、短時間で台風並の未曾有の降雨量で象徴されるように、かなり酷くなってていると思っています。

参考情報:
白谷のノート(3冊目)

ゲリラ豪雨の発生件数は、10年前より35%、20年前より50%増加
2010年7月6日 19:17

 ゲリラ豪雨から身を守ろう!
ゲリラ雷雨の原因 対策 危険 予報など
http://mirueru.org/geriragouu/post_6.html

>>次報に続く

 

 

 


中国上海で猛暑、40度超 観測開始以来最高というが、熱中症患者数は多いのだろうか?

2013-07-27 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-27投稿

 毎日

気温と雨量の統計(http://weather.time-j.net/
気象庁 日最低気温平年差
http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/
mdrr/tem_rct/index_mntemsad.html

をみて日本各地の温度を調べて、温度変化に代謝機能がついていけず、
知らず知らずに熱中症にならないように注意しています。

  既報海外の45度を越す気温と比べ、こんなに暑いわが国では40.9度を越す記録には現状未達に係る雑感 (2013-07-25)で記載したように、わが国では幸いなことに?、こんなに暑くてむさ苦しい夏場でも、いまだかって40.9度を気温が 破られていません。NASAが2013年は過去最高の暑さになると指摘するように、未知なる猛暑への突入は時間の問題かと思っていましたが、インドでは48℃(05-23)に達しています。

 昨日2013.7.26 、40度の壁を中国上海に先を越されたようです。
(以下に紹介)

 緯度の違いで当然なことかもしれませんが、問題は以前話題となった「PM2.5→呼吸器疾患」と同様、「猛暑→熱中症」が問題なっているかどうか???が気になります。
関連投稿:
中国大気汚染で9900人死亡 北京など、環境団体報告という。その汚染の実態は不詳?

 というのは、個人的には、1980以降顕在化して、ここ数年来、増加傾向である熱中症はわが国だけの固有病(固有名称)ではないかと?すなわち、熱中症は気温とは関係なく高温多湿地域の風土病ではないかと?心配しています。
>>詳しくは

 既報の雑感では湿度が高いと「なんらかのメカニズム」で羅患しやすいのだろうか?と妄想しているからです。

 わが国で40度をこえたら、おそらく熱中症で運ばれる方が未曾有に多くなるのか?と推察していますが、はたして海外ではどのような状況であろうか?

 まず、中国上海では実際、どのようになっているか、調べてみました。

msn産経ニュース

上海で猛暑、40度超 観測開始以来最高

「上海テレビなどによると中国上海市の26日の最高気温が40・6度となり、観測が始まった1872年以来の最高を記録した。

 上海では連日猛暑が続いており、市の幹部は空調向けに需要が急増している電力の安定供給などを指示。地下鉄の駅や百貨店のいすに座り込んで涼む人も、目立っている。

 上海でのこれまでの最高は1934年7月に記録した40・2度。今後数日間は暑い日が続くという。(共同)」という。

⇒今年の40度は先に越されましたが、「PM2.5→呼吸器疾患」のように、熱中症が増大したとは報道されていません。低緯度に位置する上海ですが、驚くことに、沖縄と本州との関係と同様に、わが国の過去の最高気温記録(40.9度)と比べては低いようです。

 

一方、インドの場合は既報エアロゾルに係る記載(その34:インドでもPM2.5大気汚染深刻化 年間約67万人が死亡という)のように、大気汚染が酷いようですが、いずれも、わが国で夏場の猛暑時に日常茶飯に報道される「熱中症」ではなく、なぜか?・・・熱中症などとなっているようです。

インド、猛暑で500人以上が死亡 悪化の懸念も

 「記録的な猛暑が続くインドで4~5月の2カ月間で、500人以上が熱中症など死亡した。1日までにインド有力紙「タイムズ・オブ・インディア」などが伝えた。

 この時期にはモンスーンが南西から南部の州に到来し、雨をもたらすが、今年はいつもより遅いとの気象観測もあり、被害がさらに深刻化する恐れが出ている。

 最近はインド南部や北部の内陸地帯で日中の気温が45度を超えることも多く、全土で既に600人以上が死亡したとの情報もある。(共同)」

⇒インドでは「熱中症など」と表現されているように、雨が少ないためハブーフなどによって、大気中に浮遊している得体の知れない大気汚染物質によって、年間約67万人が死亡という。

 一方、春夏秋冬のあるわが国では「熱中症」と一言で整理していますが、

 インドのように常夏の国では「熱」は常にあるので、「放射能など有害微粒子・エアロゾル」による疾病が表面化していて熱中症という言葉は使われていないのでは?と推察されます。

 個人的には、わが国では主に、春から夏への気温変化時に、35度を超えると発生し易くなる熱中症ですが、

 インドのように年中がら年中、暑い国では放射能など有害微粒子・エアロゾルの影響に対して、著しい気温変化に敏感な身体の代謝機能が順応できない場合、熱中症的な症状になっているのかもしれない??と妄想しています。

インドの場合、既報異常気象など天変地異に係る記載(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)(2013-01-12)によれば、
 gooニュース
インド、寒波で107人死亡…バングラは80人読売新聞
2013年1月11日(金)


さしずめ「寒中症?」(暑→寒変化不適応)という現象でも起こっているのでしょうか??

参考関連投稿:
大気汚染が最悪な国はインドとのこと。 大陸からの越境大気浮遊粒子の発生源の証明が必要か?(2013-03-25)から、

一方、わが国での汎用語「熱中症」(寒→暑変化不適応)のように、

環境中にあまた存在する
放射能など有害微粒子・エアロゾルが主体となり、

著しい気温変化に敏感な身体の代謝機能が順応できない人
(主に、老人、もしくは若年者の水分未補給)
   ↓

寒暑不適応症」(熱中症、寒中症?)


 既報海外の45度を越す気温と比べ、こんなに暑いわが国では40.9度を越す記録には現状未達に係る雑感 でとりとめもなく妄想しているように、海外では熱中症がさほど問題にならない?現状よくわかりません。

 また、常夏のインド、アフリカ、ブラジルの

一般的に、黒色系人種の方は全波長の太陽光を吸収し易いと想われますが、順応できる代謝機能をもつ体質があるのでしょうか?

米国、豪州など白色人種だから、光を反射し易くなっているため影響を受けないのだろうか?

黄色人種である場合、黄色ぽく見えるということは、補色関係にある短波長の青色系の光を吸収して、黄みを反射しているからなのだろうか?

 中国、インド以外の国についても、
環境中にあまた存在する
放射能など有害微粒子・エアロゾルの熱中症、最高気温に及ぼす影響に加えて、
既報で取り上げた、メタン、オゾン、紫外線などの要因を含めて別途調査したいと思っています。

 

海外の45度を越す気温と比べ、こんなに暑いわが国では40.9度を越す記録には現状未達に係る雑感  

2013-07-25 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-25投稿、追記

 毎日、気温と雨量の統計(http://weather.time-j.net/)をみて、
「今日は暑かった、過ごし易かった」などを回顧しています。

 既報過去の世界の最高気温は56.7度。米南西部で50度超す記録的猛暑で高齢男性が死亡という。(2013-07-01)で記載しましたように、緯度、南北の半球、季節とは関係なく米国、豪州、インド、ブラジルのように45℃を超える猛暑が7月初旬に記録されているというが、わが国では確かに、35℃を越すと、暑くて熱中症気味になりますが、こんなに暑いわが国では、決して過去の記録を調べても、簡単には40℃を超えていません。

 わが国では気象庁 歴代全国ランキングによれば、

最高気温の高い方から
順位都道府県観測所観測値現在観測を実施
起日
1埼玉県熊谷 * 40.9 2007年8月16日
岐阜県多治見 40.9 2007年8月16日
3山形県山形 * 40.8 1933年7月25日
4和歌山県かつらぎ 40.6 1994年8月8日
静岡県天竜 40.6 1994年8月4日

>>詳しく見る

 というように、今年は
 既報寒暖の変化が激し過ぎる昨今 今夏は未曾有の猛暑日もあるのだろうか?2013-05-25)で5月下旬に型破りの猛暑(35℃以上)を西日本各地で記録および7月初旬の猛暑ということで、個人的には、海外並みの気温になるのでは?杞憂していましたが、

 7月下旬までは、相変わらず寒暖差の激しい気候が続いていますが、過去の最高気温には至ってはいませんことが、不幸中の幸いということでしょうか?まだ、この先、未曾有の猛暑が更新されるかもしれませんが・・・。

 なぜだろうか??非常に難しいので個人的には現状不詳。

 わが国では簡単には海外のように41℃を越す気温が達成されていなかったのだろうか?考えてみました。

 よくよく調べてみると、不思議なことに、

 46度となった米国ネバダ州ラスベガスでは、暑さのため持病が悪化したとみられる高齢の男性1人が死亡している程度であり、

 また、48℃となったインドでの記事によれば、猿の赤ちゃんがぐったりとの話題程度で海外の高温地域ではわが国のように熱中症の話題があがっていない?ようです。

 サウナ風呂のように、湿度が低ければさほど体調に異変が起こらず、気にならないのでしょうか?
 100℃前後の高温でも低湿度であれば、多少暑く感じる程度で体感として、さほど苦にはならないのと同様な原理なのだろうか?

 NASAの見解ではCO2など温室効果ガスの増加によって海水温が上昇して、世界の平均気温は0.8度上昇して、海洋が暖まっていて地球がバランスを失っているという。

 既報でも記載しましたが、予め妄想、誤解、杞憂かもしれませんことを
断っておきます。

 海外と比べて、
わが国では気温が比較的低いにもかかわらず、
熱中症状を体感し易い原因として、

 わが国の場合、四方海に囲まれているため蒸発した水分(湿度)の影響を受け易いことがまず考えられますが、

 一方、既報
東北・北陸の記録的な豪雨。 反面、首都圏1都5県、24日から10%取水制限という。原因は?のように、 

地域差が発生する要因として
水の性状(温度、汚染、変質・・・)変化
陸海空に存在する汚染物質および地質の違いによるのでは?すなわち、高さ方向に含まれている黄砂、大気汚染粒子、温室効果ガスなどの質/量および粒子径の違いによって、水蒸気および雲の形・量/質が地域によって異なってくるのでは?と推察しています。

 また、水は他の温室効果ガスと比べて、
濃度、および赤外線吸収効果、潜熱が大きいので、最も環境温度への影響が大きいとも想っています。 

日本財団図書館 水科学総合知見情報プラットフォーム研究開発報告書
「4-3 水分子の吸収スペクトル」によれば、http://150.48.245.51/seikabutsu/2003/00213/contents/0006.htm

  γ線 X線  →紫外線←
    吸収ピーク
   ↓

 透過大↓ 」

         → 光 ←     赤外線  

  話が少し外れますが、

 温室効果ガスの象徴として、CO2の影響が話題に上りますが、
単に、CO2の排出増のみならず、
 個人的には、温室効果ガスの中でもメタンは2003年の全球平均濃度は1,787ppbであり、CO2濃度400ppmでその量は少ないが、とにかく密度の小さいガスなので、上昇し易く、地表のみならず、上空の大気圏、電離圏に及ぼす影響も大きいのでは?と注目しています。

参考投稿:
地球温暖化の要因に係る記載(各種温室効果ガスの影響度)(2011-10-28)

  すなわち、水蒸気、CO2、メタン、オゾンをはじめとするガスは単に赤外線を吸収して宇宙に放出させない効果のみですが、

 メタンの場合は大気圏、電離圏で環境放射能 など有害な大気汚染粒子(エアロゾル)との反応によって、水蒸気と同様、変質・変態して、環境中の各種の放射線である赤外線など電磁波を吸収して、温室効果のみならず、二次的に環境中の熱収支(温度)に影響しているのでは??と妄想しています。
 


 
   
(google画像検索から引用)

 

  話を本題に戻して、

(個人的な雑感)
 最高気温がわが国では40℃前後どまりになっている原因として、
今回はメタンの変質・変態を取り上げて、その可能性について考えてみました。

メタンガスはカーボンナノチューブの原料にも使用されているように、

goo辞書 
カーボン‐ナノチューブ【carbon nanotube】炭素原子が六角形に並んだ表面構造をもつ、管状の物質。フラーレンの一種。繊維状に細長い形状を得ることが可能で、軽量ながら、高い引っ張り強度をもつ新素材として注目される。CNT。

また、

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によれば、

カーボンナノチューブ黒体(カーボンナノチューブこくたい)はスーパーグロースCVD法による単層カーボンナノチューブ(SWNT)のナノスケール垂直配向構造を利用した、最も黒体に近い物質。[1] 紫外線(UV-C)から可視光線、遠赤外線(F-IR)200nm-200µmまでの広い波長域で99%の光(電磁波)を吸収し、従来の黒体に最も近い物質に比べ3倍の性能がある。

ちなみに、カーボンナノチューブの作り方として、
Tech.MAGhttp://www.tdk.co.jp/techmag/salon/nano/nan050624b.htm
(一部割愛しました。)
カーボンナノチューブは、1991年、当時はNECの筑波研究所に勤務していた飯島澄男博士によって発見されました。最初は、アーク放電法によるフラーレンの合成中にできた煤のような堆積物の中から見つけ出されたカーボンナノチューブですが、現在は主に3つの製法で作られています。

(1)アーク放電法
・・・2本のグラファイトの電極間を軽く接触させた状態で高い電流をかけると、電極間が白く発光する「アーク放電」が発生し、高温になる陽極側の炭素が蒸発します。・・・

(2)レーザーアブレーション法
・・・グラファイトに触媒を混ぜたターゲットにレーザーを照射して炭素を蒸発させ、高温下でカーボンナノチューブを成長させます。・・・

(3)CCVD
・・・高温にした金属などの触媒粒子に、炭化水素ガスを反応させて生成します。純度の高いカーボンナノチューブを大量に作るのに適した方法です。・・・」

ということから、

大気上空の真空度の低い、不純物が少ない電離圏に達していれば、

プラズマ、ミューオン、電子ニュートリノなど
環境放射能と反応(熱もしくは電子励起)して、

 (google画像検索から引用)

また、放射能のベータ崩壊、たとえば、トリチウムからなる水からのベータ線(電子線)によって、放射化もしくは励起反応して、

単に、環境中の高出力レーザー赤外線(熱線)と反応することによって、

メタンガスの変質・変態(CH4⇔炭化)現象が起こっているのでは?結果として、熱収支(気温)に影響しているのでは?

と大気中メタンガスが反応して気温・湿度分布を支配しているのでは?と妄想しています。 

 ・地殻地表から電離圏までのメタンの空間分布はどの程度なのでしょうか?

(メタンガスの変質・変態(CH4⇔酸化による炭化もしくはCO2、H2O化)現象は特に電離圏に限定するものではないとも思われますが、窒素、酸素など他の共存ガスの影響が少ない高真空下でメタンが炭化し易いと想われます。

 ・大気上空に存在するとしたら、真空度に応じて、どのように赤外線吸収効果が変化しているのだろうか?
 ・変質・変態したならば、赤外線吸収効果はどのように変化するのだろうか?
 
 ・メタン濃度はオゾン濃度と連動するという
がそのメカニズムはどのようなものだろうか?

 

 いずれにしても

メタンはさまざまな環境放射能、紫外線など放射線よって、オゾン、PM2.5、黄砂などとの共存下で複雑な反応して、気温・湿度分布に影響しているのだろうか?と推察されます。

          
参考関連投稿:
メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理(2013-07-04)


ちなみに、水蒸気(H2O)、CO2による赤外線吸収例は

 

 

 

 

 

 

  (google画像検索から引用)

  とりとめもない妄想を個人的なメモとして羅列しましたが、

 45℃を越す米国、オーストラリア、ブラジルインド湿度を調べれば、わが国との暑さの質の違いがはっきりするかもしれませんが、別途調査予定。
 比較的気温があがらない沖縄などは本州より低緯度であり、かつ、四方、海に囲まれていることから、必ずしも単純なことではなさそうですが、米国、オーストラリアなどのメタンの埋蔵量および、単なるメタンもしくは変質・変態などの違いの影響が改めて推察されます。短波長の紫外線を吸収して地球を護っているオゾン濃度とも連動しているのが興味深い。

 以下、メタンと係りのある参考情報を列記しました。

 

オゾン:
参考投稿
異常気象に係る記載を調べました。(その22:全球のオゾン層の現状と見通し)によれば、

また、地震などの振動によってオゾンが発生(酸素(O2)からオゾン(O3))していると言われています。

すなわち、オゾンの生成・消滅は単に大気圏上空での紫外線(UV-B、UVーC)によって起っているとは限らないようです。詳しく見る>>

 また、大気上空中に存在しているさまざまなエアロゾル(火山灰、放射能、黄砂・・・)、水分(湿度)の触媒的な影響も受けていると想われます。詳しく見る>>

 オゾンに係るさまざまな知識は別報に譲るとして、全球的なオゾン濃度推移について個人的に不詳につき調べました。

 
引用:
OPRF■図1
世界のメタンハイドレート分布。赤点はメタンハイドレートが回収された場所、黄色は地震探査などで間接的に確認された場所。

 

シェールガス分布

加えて、
 
地異に係る記載(その25:<追加>大規模な地盤陥没・地割れ地域では巨大地震は発生しないのだろうか?)の記載によれば、日本も含めて、オーストラリア、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ におけるM8以上の内陸部震源の巨大地震はなかったと思われます。周辺からの水の供給が少ない地域では巨大地震が発生していません。
 
 すなわち、海底震源で巨大地震が多いのは周辺の海などからの水の供給量が多いためと推察していますが、日本での最高気温が40.9度をなかなか超えない原因は周辺環境に水が豊富にあるため水蒸気化する時に熱が奪われているため、高さ1.5mの百様箱の記録では温度が高くならないのだろうか???

それにしても、高温形成のメカニズムはさておいて、
今年、最高気温が更新されなくとも、1980年代から急に発生し始めた熱中症の原因はいったい何なのだろうか?暑さの質の変化か?

 関連投稿:
猛暑、熱中症に係る記載(その1:昔と暑さの質が変化していないか?)
2011-07-18

 また、気温に影響するその他要因として、
ドライゾーン
既報によれば、ハワイなど北半球のドライゾーン(北緯10~30度の亜熱帯)の環境は相対湿度が高く、水蒸気が豊富にあり雲が形成される対流圏のうち、高度1000メートル前後にあるドライゾーンは未来の気候を決定づける上で主要な役割を果たすという。

 上記のオゾン全球分布との関連で興味深い仮説です。

温室効果ガスに係る情報では
 
オゾン濃度とメタン濃度が連動するという。

関連投稿:
環境中のオゾン濃度とメタン濃度とはなぜ連動するのか?

昨今の寒暖差の原因は? オゾン層の破壊は温室効果の減少によって地表の温度を下げるという

また、有史以来の南極のCO2濃度と気温と対応するともいう。
このような関係図もあり、南極の気温とCO2濃度は対応しているようです。
   (google画像検索から引用)

  CO2は水温が高くなると水に溶解しているものが大気中に出てくるようです。
海水温度の上昇に影響する要因にも注意が必要であると思われます。

 

 

 

 

 

 

 

 


世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その2:山火事の原因・現状)

2013-07-18 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-07-18投稿

 「山火事」が起こればその地域の草木は灰化・消失して、緑地の減少させて、既報でも記載しましたが、土壌中に生息していた無数の微生物を死滅させるとともに「土」の水分を減少させて、結果的には地殻の強度を減少させて、「砂漠化」と同様に、ハブーフなど嵐によって黄砂を発生させて、昨今の異常気象など天変地異の原因のひとつとも思っています。

 *引用文献:
土壌中の微生物の存在量
*参考文献:かもしてパッパラなーるなるhttp://blog.livedoor.jp/agrikin/archives/1565770.html

 話が少しそれますが、この「土」の水分減少は猛暑時の「熱中症」と同様、地球環境に悪影響を及ぼす現象と思われます。

 一年前の投稿「猛暑・熱中症に係る投稿の整理と要因考察」で「猛暑」の要因について記載しましたが、どのように個心的に杞憂、妄想していたか?参考までに関連部分を抽出して、再掲して、一部その後の情報を個心的なメモとして追記しました。

「・・・ひと月ほど早い台風、猛暑の到来、日本古来から続いていたメリハリのある「春夏秋冬」の気候が崩れて大変な昨近です。」

 この傾向は今年も相変わらずですが、地球温暖化による平均気温、海水温度の上昇のデータからNASAが予測する未知なる猛暑になるのか?は現状不明。

世界の海水温度分布
 (google画像検索から引用)


 個人的には寒暖の差が激しいので、わが国の場合、米国、オーストラリア、ブラジル、インドのように45℃まではともかく、局所的には40.9℃を超える日本記録が達成されるかどうか?

 「熱中症」にはなりたくないものです。

猛暑、熱中症に係る記載(熱中症とは)(2011-07-11)

  たかだか30~35℃で熱中症になりそうなこの纏わりつくこの暑さ

 既報で印象に残る記載として「こまめに水分補給して、かつ日陰にいても熱中症類似症状になる」、また「地震と同様に、猛暑も特定な地域で発生しやすい」ともいう。

 猛暑、熱中症に係る記載(昔と暑さの質が変化していないか?)2011-07-18)」

  昔と比べて質の違いか?または歳のせいか?と思っていましたがどうもそれだけではないようです。

「「・・・<猛暑の要因>(仮説)
  
残留放射性物質(放射能)による猛暑など異常気象に及ぼす影響は内部被曝による後遺症と同様に、数年~数十年の経年後に風化して意外と影響するのかも知れない。?
*風化とはgoo辞書によれば、
 地表の岩石が、日射・空気・水・生物などの作用で、しだいに破壊されること。また、その作用。
*環境中残留放射性物質は原発、核実験、事故漏洩から排出されたもの。
詳細記載は別紙「発生メカニズムの現状考察」を参照願います。

 即ち、沈積した放射能が超微細なエアロゾル(数nm>のオリゴマーレベル(数十個)~モノマーレベル(一個)の元素が黄砂、火山灰などに
吸着した状態で)に風化して再拡散しているのかもしれない。?少量でも原子レベルの巨大なエネルギー(E=M×Cの2乗)を放出して、各々の元素に特有の半減期で環境に熱的な影響を与えているかもしれません。

 その他の猛暑の要因については、既報の「
異常気象・天変地異」にて記載したように、太陽自体(黒点数など)の変化、オゾン層破壊ガスの増加などいろいろありますが、・・・。

<熱中症の要因>(仮説)
 別報に記載した有害エアロゾルによる伝染的な要因が2次的に影響しているのでは?と思っています。
 すなわち、異常なほどの死亡増加の原因は単なる熱と湿気による熱中症だけなのか?
 病原性微生物(O-157
大腸菌など食中毒)、その他の悪性のウィルス、バクテリアなど有害エアロゾルの影響はないのか?という疑問を持っています。

インフルエンザウィルスは高温多湿に弱いが、突然変異したノロなどは季節に関係なく、高温まで影響するという。

 また、環境中の超微細な放射性物質(放射能)のエアロゾルからの崩壊放射線(ガンマ線、紫外線による外部被曝および内部被曝によって生体細胞損傷(代謝機能)への影響もあるのでは?と思っています。  ・・・

 環境放射能の熱的な影響に着目していますが、それ以外にもその放射化・励起作用による二次的な紫外線のような活性光線の発生によって皮膚へダメージを与えて発汗・代謝作用を阻害しているのでは???と妄想しています。>>詳しくは

(再掲終了)

既報メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理(2013-07-04)から、

 

 加えて最近、着目しているのは、地球温暖化にともなって、海底、地殻中に存在しているメタンハイドレイド、シェールガス中のメタンがガス化して、CO2と同様に温室効果を与えているのでは?
 また、メタンによる乾燥効果のみならず、メタン自体が可燃性なので山火事などが発生した場合、環境中の濃度が増大しているということから、助長・増幅させたりはしないのか?杞憂しています。
気象庁

 図2.6.13は、南極およびグリーンランドのいくつかの観測点における氷床コアおよび万年雪から得られた過去1000年の大気中メタン濃度を示したものである。

 

大気中のメタン濃度は19世紀初頭から増加を続けており、WDCGGの解析では2003年の全球平均濃度は1,787ppbである。この値は18世紀以前の平均的な値である700ppbに比べて2.5倍に達している。

 

 

 

ということから、メタンハイドレイド、シェールガスからの遊離する?メタンガスの影響も一般的な要因に加えて注意する必要があるのでは??と妄想しています。

また、環境中のメタン濃度は季節変動し、興味深い現象としてオゾン、CO濃度と連動していることです。与那国を一例として追記メモしました。
引用:気象庁

メタン

オゾン

CO

 どのような反応をして変化また連動しているのだろうか???
海水温度の変化など影響しているのだろうか?

 

話を戻して、では猛暑(乾燥化)によって発生していると思われる山火事、山火災に係る要因を記載しました。

 世界各地の山火事が多い昨今。山林の減少による気象異変対策が望まれる。
(2013-06-26)の引用によれば、

 

時事ドットコム 
世界の山火事特集を見ても判るようにアメリカ、オーストラリア、ブラジル、ロシアなどで発生しています。>>詳しくは

 

この原因は一体何なんだろうか?
ウィキペディア「山火事」によれば、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%81%AB%E4%BA%8B
(一部割愛しました。)
原因
山火事の原因は主に2つに分かれる。

 

1つが自然発火で、火山噴火などが原因となり発生する。まれにだが、枯れ葉同士が風で擦れあい、その摩擦で発生する場合もある。

 

もう1つは人間によるもので、たき火やタバコの不始末、放火や焼畑農業などが主因である。

前者は火事であり、後者は火災である。・・・」という。

以下、さまざまなメタンに係る分布図を google画像検索から引用して記載しました。

メタンハイドレイド

世界

 
引用:
OPRF■図1
世界のメタンハイドレート分布。赤点はメタンハイドレートが回収された場所、黄色は地震探査などで間接的に確認された場所。

 

シェールガス

 

米国キペディア

 引用:ウィキペディア

 ⇒メタン埋蔵量が山火事を増幅しているかどうか?現状不詳ですが、少なくとも猛暑と関連あるのだろうか?

 温室効果ガスである

大気中の水、CO2を含めたメタン、CO、オゾンなどの水平・鉛直方向の濃度分布が明らかになればと推察されます。

 いずれにしても、山火事によるこれ以上の緑地の減少ないことを願っています。

水撒きによって予防、延焼を少なくするしかないのだろうか???

 


世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その1:砂漠化の原因・現状)

2013-07-17 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

 '13-07-17投稿

 世界各地の緑地の減少が黄砂(エアロゾル)を大量発生させて、昨今の異常気象など天変地異の原因のひとつとも思っています。

関連投稿:
中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について 
(2013-05-16)
世界各地の山火事が多い昨今。山林の減少による気象異変対策が望まれる。

(2013-06-26)
異常気象に係る記載(その28:インドでも大規模な豪雨でガンジス川などで大洪水。対策は緑化か?)
(2013-06-23)

 猛暑を引き起こす温室効果ガスの増加が挙げられていますが、砂漠化、山火事を増長させる要因のひとつとして、温室効果ガスによる乾燥の影響に注目しています。
参考投稿:
未知なる猛暑への突入。2013年は過去最高の暑さになる(NASA発表)という。
(2013-06-18)
 

 温室効果ガスの中でも、個人的にはメタンガスの影響があるのでは?と思っています。
参考投稿:
メタンの地球環境に及ぼす影響に係る情報の整理
(2013-07-04)

今回は砂漠化の原因・現状に関わる専門機関の情報を調べました。

鳥取大学乾燥地研究センター
砂漠化の原因・現状
http://www.alrc.tottori-u.ac.jp/japanese/desert/genin.html
(一部割愛しました。)
砂漠化の原因

大きく気候的要因と人為的要因に分けることができる。

気候的要因

1900から1999年の年降水量の変化傾向

・・・
世界の乾燥地域をみると、サハラ砂漠南縁のサヘル地帯などで減少傾向が著しいが、この地域の砂漠化にはこのような気候的要因が効いている。しかしながら、それ以外の乾燥地域でも著しい降水の減少が認められないことからも分かるように、気候的要因の砂漠化に対する影響は地域によってまちまちである。
サヘルにおける降水の減少傾向は1950年代〜1980年代中ごろに顕著であるが、この原因については、広域的な海面水温に起因する大気循環の変動や地域的な地表面状態の変化などが指摘されている。1970年代後半以降は、熱帯太平洋の海面水温の変化と同調して、強い干ばつが世界で広域的に発生する傾向にある。

人為的要因

砂漠化の人為的要因としては、過放牧、薪炭材の過剰採集、過開墾、不適切な水管理による塩類集積などがあげられる。これらは植生の減少、土壌侵食の増大、表層土壌への塩類集積を引き起こし、土壌の劣化、土地の生産力の減退をもたらしている。砂漠化の背景には当該地域住民の貧困と急激な人口増といった社会・経済的な要因が存在する。下表は原因別砂漠化地の面積を示すものである。

乾燥地における人為的要因別土壌の劣化面積(極乾燥地域は除く)(単位:106ha)
地域 乾燥地面積 うち土壌の劣化面積
過放牧 樹木過伐採 過開墾 不適切な土壌
・水管理
その他 小計
アフリカ 1286.0 184.6 18.6 54.0 62.2 0.0 319.4
アジア 1671.8 118.8 111.5 42.3 96.7 1.0 370.3
オーストラリア 663.3 78.5 4.2 0.0 4.8 0.0 87.5
ヨーロッパ 299.6 41.3 38.9 0.0 18.3 0.9 99.4
北米 732.4 27.7 4.3 6.1 41.4 0.0 79.5
南米 516.0 26.2 32.2 9.1 11.6 0.0 79.1
5169.1 477.1 209.7 111.5 235.0 1.9 1035.2
UNEP(1997):"World Atlas of Desertification:Second Edition" London:Arnoldを改変

中略
 
砂漠と砂漠化の現状
砂漠とは、乾燥のため植生があまり見られない地域をいう。国連による最近の報告(UNEP, 2006)によると、世界の砂漠の面積は、およそ19〜34億haとされている。

 
 
世界の砂漠の分布(世界砂漠アウトルック(UNEP, 2006)より)
この地図では、3種類の定義(乾燥度指数を用いた気候学的定義、植物・動物から見る生物学定義、衛星画像を用いた相観的定義)によってそれぞれ砂漠の範囲を決め、その3つの定義すべてにあてはまる地域を濃い赤(面積的には約19億ha)、どれか1つに当てはまる地域を薄い赤(濃い赤と薄い赤をたして約34億 ha)であらわしている。
 
世界の乾燥地(dryland)は、陸地の41%を占め、そこに世界人口の3分の1にあたる20億人が暮らしている。乾燥地に住む人々の大半にとって、生活は厳しく、将来の見通しも安定しない。砂漠化は、さらに貧困を悪化させたり、新たな貧困を生み出す。最近の推計では、砂漠化は乾燥地の10〜20%で生じている。(ミレニアムエコシステムアセスメント、2005)

世界の砂漠化の現状(UNEP, 1997)
この地図では、極乾燥地域をのぞく乾燥地において土壌劣化がみられる地域の分布をあらわしている。上の図と比較すると、砂漠以外の土地でも砂漠化が生じていることがわかる。」という。

⇒最近の猛暑・旱魃の激しい地域では更に砂漠化(→緑地、土壌微生物の減少)が進んでいると思われます。
 砂漠化が激しい地域は北アメリカ中央部、アフリカ、中近東、ブラジル、オーストラリア、中国の一部であるようです。

福島原発 海際の井戸からも高濃度放射能トリチウム、セシウムなど。 原因「説明足りぬ」と地元。 

2013-07-14 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-06-30投稿、07-07、07-10、07ー13追加

 第1原発 海際の井戸からも高濃度放射能汚染水が検出されたという。
港湾のみならず東日本沿岸一帯の水産業が壊滅的な状況になっている
非常事態なのに、相変わらず意味不詳の事後説明のようです。

PS:
47トピックス
http://www.47news.jp/47topics/e/243242.php

「東京電力福島第1原発の海側井戸で、高濃度の放射性物質を含んだ「汚染水」が相次いで検出されている。東電は、原子炉建屋に流れ込んで汚染される前の「地下水」を、山側井戸からくみ上げて海に放出しようと地元に説明を続けているが、汚染水と地下水を混同され、放出に理解が得られない要因の一つとなっている。

 地元漁業関係者は「国や東電は国民全体に向けて『汚染水』と『地下水』の違いをもっと説明すべきだ」と話している。
 
 東電が定義する「汚染水」は高濃度の放射性物質を含み、原子炉を冷却した後に建屋の地下にたまったり、海側井戸から採取されたりしている水。これに対して「地下水」は建屋に流れ込む前の水で、東電は「周囲の河川と変わらないレベル」として、汚染水との違いを強調してきた。
 
 2号機タービン建屋の海側井戸では7月5日に採取された水から、ベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり90万ベクレルの高濃度で検出された。護岸付近で3日に採取した海水のトリチウムの濃度が2300ベクレルまで上昇、汚染水が地下を通って海に流れ出ている可能性が高まっている。
 
 一方、建屋地下にたまり続ける汚染水を抑制しようと、東電は建屋より山側の井戸で「地下水」をくみ上げ、海へ放出する「地下水バイパス」計画を準備している。
 
 この地下水の放射性物質濃度はトリチウムが1リットル当たり数十ベクレル程度、ストロンチウム90は検出限界値未満で、海側井戸の汚染水とは大きな差がある。
 
 しかし「汚染水が放出される」と消費者が誤解して、風評被害につながるのではないかとの地元漁業関係者の懸念は払拭(ふっしょく)されていない。
(共同通信)2013/07/08 15:11」という。

地下水脈の構汚染のメカニズムについての説明が不詳と思われ、以下調べました。

以下、カレイドスコープS at.2013.06.08
汚染水の海洋放出 ガンを誘発するトリチウム汚染の恐怖
を引用してトリチウム関連について一部抽出して調べました。
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-2140.html
「・・・
東日本の太平洋岸の漁業はこれで全滅-なぜか問題視されないトリチウムの重大性

・・・原子炉を冷却した結果、放射能に汚染された水には、トリチウムというガンを引き起こす原因となる重大な放射性物質が含まれています。

・・・東電、そして国や政治家は知識がないのか、あるいは今でも隠蔽しようとしているのか、まったく情報を出しません。

反原発を訴えているはずの学者、研究者などの“自称”専門家たちも、トリチウムの重大な危険性については口をつぐんています。

ほうぼうで講演会を行っている反原発を標榜する研究者たち……彼らは「専門家」を自称するも、その実、ほとんど専門知識を持っておらず、トリチウムの脅威については意図的に話をそらそうとさえしているようです。

中略

専門家が解説する「福島第一原発からの放射能汚染水が及ぼす影響」について
Experts Explain Effects of Radioactive Water at Fukushima
(AKIO MATSUMURA FINDING THE MISSING LINK  6月5日)

はじめに
松村昭雄

福島第一原発の放射能汚染水の漏出は、新たな問題となっています。

照射済み燃料は、間断なく冷やし続けなければなりませんが、その結果生じる高濃度の放射能汚染水を、永久的、持続的に処理するための工程については、東電は未だに考え出すことができていません。

東電は、(冷却することによって生じた)放射能汚染水から、大部分の放射能を除去する工程は有しているものの、トリチウム(これは非常に危険な発癌物質)のような放射性核種を除去することはできないまま、安全基準をはるかに超える規模で、そうした核種が集結しているのです。

東電は、法律で定められているレベルまでトリチウムを薄めてしまうために、太平洋に放射能汚染水を流し込んでしまいたいと考えています。

しかし、東電に懐疑的な地元の漁師たちは、この動きに反対しています。
その間にも、東電は汚染水タンクに汚染水を貯蔵しているのです。

それらのタンクから汚染水が漏れ出していますが、(麻痺してしまって)もう驚かなくなっています。(マーティン・ファクラーのNYタイムズの記事

中略

東電は、原子炉を冷却する(正確に言えば、メルトダウンして下の岩盤が溶け続けている「穴」に水を注入し続けている)際に出る高濃度の放射能汚染水を回収して、通称「アルプス」という多核種除去設備を使って放射能を除去していてます。

処理後の水は、構内に次々と設置した汚染水タンクに貯蔵して、少なくとも数百年の間、外部環境から隔絶した状態においておく必要があります。

すでに、5月7日の時点で、940基の汚染水タンクは、ほぼ満杯状態。汚染水が出続ける限り、新しいタンクの増設を行わなければならないのです。(しかし、それは、近未来において必ず破綻します)

これは、原子炉を冷却することによって、別の新たな問題を生じさせる原因を作っていることになります。
その最初の顕在化したトラブルが、タンクからの「水漏れ」です。

経済産業省エネルギー庁は5日、東京電力福島第一原発の汚染水を減らすため、敷地内でくみ上げた地下水(つまり高濃度放射能汚染水)を海に放出する「地下水バイパス計画」について、初の県民向け説明会を福島、いわきの両市で開きました。(第一原発地下水バイパス計画 福島、いわきで初の説明会)

パイバスから地下水くみ上げ、何ら処理を施さないまま、太平洋に流し込んでしまおうというのです。
「地下水は、生活用水に使用できるほど汚染が少ない」という東電の説明によって。


「地下バイパス」についての補足説明:

福島第一原発近くの地下にある双葉断層に沿って、水が上がってきていることが確認されています。
これが、直下型地震の引き金になると東北大学の教授が指摘しています。

下の図は地下バイパスの説明図ですが、原子炉建屋手前で地下水を汲み上げて(①~②の部分)水の量を減らせば、建屋内に地下水が吹き上がることはなくなるだろう、という見込みの下で行う工事ですが、計算どおり、地下水の圧力が下がるかどうかはわからないのです。

地下パイバスの流れ
 

もし、の量の調節に失敗すれば、地下水の圧力が下がって、逆に建屋とタービン室の地下に溜まっている汚染水が地下水脈に流れ込むことが考えられます。

その場合、とんでもない高濃度の汚染水が、そのまま海に流れ込んでしまいます。
そうなれば、地下水の水の量は人為的に調整できないので、「流し放題」となって海は完全に死滅してしまいます。

また、そうした事態になっても、しばらくの間は分らないだろう、ということです。

さらに言えば、そのような事態に至ったときに、東電と政府は、さらなる補償額の上積みを出さないために、海が汚染されても、公には発表しないかもしれないという疑念が残るのです。

地盤は、次の地震でも安泰とは限りません。

岩盤にひずみができたり、雨量が少なかったり、自然の条件の変化をしっかり勘案した上での計画なのか、という不安があるのです。

そういう意味で、ボーリング調査もろくに行わず、いったいどんな専門家が、この計画を考え出したのか。東電の「行き当たりばったり」の対応は、まったく信用できないのです。

もちろん、地下水自体が放射性物質が降り積もった山から地下に浸透してきた水なので、程度の差はあれ、すでに放射能に汚染されていることは言うまでもなく、地元の漁師さんが心配していることは正しいのです。



ここでも、経済産業省は御用学者を担ぎ出して、「計画は安全だ」と訴えています。
」という。

 

PS:
NHKニュース

7月6日 18時23分

これは個人的には想定外ではなく、大丈夫かな?と思っていましたが、ベータ線を放射するトリチウムも検出されているという。副次的にニュートリノも発生していると思われます。

 

Matufuji(脱原発に1票) @Matufuji1216

東京電力福島第一原子力発電所で、海に近い観測用の井戸の地下水から放射性物質のトリチウムなどが高い濃度で検出されている問題で、井戸の近くの港で採った海水のトリチウムの濃度がことし5月から上昇を続け、この2年間で最も高い値になりました。
www3.nhk.or.jp/news/html/2013…

参考投稿:
「海水中に存在する微量元素」の変動要因(追加:環境放射能、大気汚染物質の影響)
(2013-05-30)

放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
(2013-05-19)

 また、周辺海域の気象異変への影響には、下記の引用文献から推察されます。
 トリチウム水の環境への影響に係る記載2013-03-24)の引例によれば、

 気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていたという。

弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect

「ボクがこれを見たときに思ったこと。
気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていた。
今、その現象がドップラーレーダーに映った。
「核の効果による降雪」
ペンシルベニア州のシッピングポートの近くにあるビーバーバレー原発で寒空に排気する熱と蒸気が「核の効果」を起こし風下に雪を降らせた。最大1インチの積雪が観測された。地域的な降雪現象。
以下はピッツバーグの原発の排気が風下に降雪させてるドップラーレーダー画像。・・・
異常気象の原因はCO2だと断言してるけど、そのCは炭素14なんじゃね。さらに原発が放出してる水蒸気のH2OのHはH3(トリチウム)なんだろうな。こんなのがちょっと大気中に存在するだけで気象が大きく変動する。電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるくらいなのだから当たり前か・・・(後略)」という。

引き続いて、以前から懸念していたセシウムも検出されたという。

gooニュース

 

高濃度セシウムさらに上昇 福島第1原発の観測用井戸

 

産経新聞2013年7月10日(水)09:36

 

 東京電力福島第1原発敷地内海側の観測用井戸から極めて高い値の放射性セシウムを含む地下水が検出された問題で、東電は10日、同じ井戸で9日採取した地下水から、より高濃度のセシウムが検出されたと発表した。

 検出値は、セシウム137が法定基準(1リットルあたり90ベクレル)の約240倍にあたる2万2000ベクレル、セシウム134が基準(同60ベクレル)の約180倍の1万1000ベクレル。それぞれ、前回8日採取分に比べ約1・2倍上昇した。

 検出地点は2号機タービン建屋東側に掘られた観測用井戸で、平成23年4月に海への汚染水漏れがあった作業用トレンチから数メートルの場所。5月にトリチウムなど放射性物質濃度の上昇が確認されて以降、セシウムは比較的低い値だったが、8日採取の地下水を計測したところ急上昇していた。

 東電は「原因は不明」として、誤測定の可能性を含め再分析を行っていたが、2度続けて高濃度のセシウムが検出されたことで、誤測定の可能性は低くなったとみられる。東電は今後、専門家に助言を求めるなどして原因を調べる方針。

 海への流出については、海水の放射性物質濃度に大きな変化がないことから、「現時点では判断できない。引き続きデータを蓄積して総合的に判断したい」としている。

 

 

PS:7月5日の報道では2号機海側に新たに掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が検出されたという。

47ニュース
新たな井戸からも高濃度汚染水 福島第1原発、90万ベクレル

「福島第1原発の海側にある観測用井戸の水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は5日、地中への拡散状況を調べるため2号機海側に新たに掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり90万ベクレルの高い濃度で検出されたと発表した。

 新たな井戸は2号機の東側で、海まで約25メートル。事故直後の2011年4月に極めて高濃度の汚染水の海洋流出が確認された作業用の穴から数メートルしか離れていない。

 東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「事故直後の漏えいの影響が出ているのか、引き続きよく見ていきたい」としている。2013/07/05 21:55   【共同通信】」という。

⇒下記に列挙した既報環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)(2012-11-22)などとの関連がどのようであるのか? 大飯原発および停止中の他場所の原発周辺の地下水と比べてどの程度か?と思われます。

47ニュース
海際の井戸からも高濃度汚染水 福島第1原発
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013062901002001.html
「東京電力福島第1原発の海側にある観測用の井戸の水から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東電は29日、地中の拡散状況を調べるためさらに海側に掘った井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質1リットル当たり3千ベクレルの濃度で検出されたと発表した。東電は含まれている核種の特定を急ぐ。

 高濃度汚染水が地下水に混ざって海際まで達していることが裏付けられた。原発港湾内では海水の放射性物質濃度が上昇傾向にあり、海に流出している恐れもある。

 東電によると、高濃度汚染水が新たに検出されたのは、海まで約6メートルの地点に掘った井戸。28日に水を採取した。2013/06/29 19:32   【共同通信】

もっと知りたい ニュースの「言葉」
Kyodo Zoom地下水(2011年3月31日)雨水などが、地中の土砂や岩石の隙間などにたまった水。ミネラルウオーターなど清涼飲料水の原料になる。飲料の原料のほか、生活用水や工業、農業用などにも使われ、重要な水資源となっている。日本では大半が地表から約5〜20メートルに水脈がある。100メートルより深い場合もあり、雨水が地層を通って地下水になるまでには数年以上かかる。

*以後、混同、誤解につきましては予め、断っておきます。


⇒ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり3千ベクレルの濃度で検出されたという。核種の特定を急ぐというが、汚染水に含有されている放射能元素重量濃度はきわめて薄いし、崩壊して別核種になるので、3千ベクレル中の元素濃度をどのような分析方法で実施するのだろうか?

既報環境中の放射線量測定値のばらつき要因に係る考察('11-06-30~12-02-14)(2012-02-14)で記載したように、 既報にて、環境中のアルファ線(α線)、ベータ線(β線、電子線)、ガンマ線(γ線)、中性子線の測定に適した放射線の測定方法について調べましたが、環境放射能の識別は非常に難しく、経時変化(壊変)によるばらつきが大きいと個人的には思われます。
参考情報:
goo辞書
「放射能」とは
放射線を出す性質、または能力。ある種の原子核は自発的に壊れてα線β線γ線などの放射線を放出し、別の安定した原子核に変化する。この性質を放射能、また放射能をもつ原子核を放射性核種という。放射能の強さはベクレルという単位で表される。

[補説]一般的には、「放射能を浴びる」「放射能漏れ」のように、放射線や放射性物質の意味と混同して用いられることが多い。物理学的には、放射能は原子核の性質、放射線は放射性核種が放出する高エネルギーの粒子または電磁波、放射性物質は放射線を放つ物質を意味し、それぞれ明確に区別される。」という。

参考情報:
・放射性元素(アイソトープ)に特有な崩壊放射線

               記号   半減期   放射線の種類
ストロンチウム-90    90Sr   29年      ベータ線
ヨウ素-131         131I   8日      ベータ線、ガンマ線
セシウム-137      137Cs  30年      ベータ線、ガンマ線
ウラン-235         235U  7億年    アルファ線、ガンマ線
プルトニウム-239     239PU   2万4千年    アルファ線 

その他<<詳しく見る>>

 

・水に対する溶解性 
 基本的には
Cs、Sr、Iなどは水溶性(イオン化しやすい→地下水脈からの汚染) 
Pu、Uなどは水不溶性(ゾル(超微粒子)として存在→砂塵などに吸着)

Csは既報福島原発の放射能汚染水が海洋に流出? 専用港内のセシウム濃度異変という。原因究明して漏洩防止を!(2013-03-18)で記載したように、水に溶解し易い元素ですが、共存物質に吸着して周辺の海底に沈積しているともいう。
関連投稿: 海水中の元素の深さ方向の分布に係る記載によれば、
海水中の元素の深さ方向の分布」
海水中に存在する元素および、その化合物の挙動を推察する上で参考になると思われます。元素によって、さまざまな分布を示していることがわかります。一部の元素は海水と反応して海底に多く沈積してます。
主な元素の分布 
1)Na(ナトリウム)、Mg(マグネシウム)K(カリウム)、Ca(カルシウム)などの主成分は深さ方向で一定の濃度分布。
期律表から、核反応放射性物質であるCs、Sr(アルカリ、アルカリ土類)も同傾向を示しています。
2)Al(アルミニウム)、Ti(チタニウム)、Th(トリウム)は深くなると濃度が高くなる。
3)Zn(亜鉛)Ge(ゲルマニウム)、Cd(カドミウム)などは濃度は表層で低く、中間層、底部で高い。核分裂反応物質に係る質量数(約60~170)に属するうちのレアアース(希土類)元素、例えば、Yイットリウム(原子価3)はこの中間型に属しています。

*周期律表(クリック)で原子番号、原子量(質量数)」

 既報環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その24:地殻表面の放射能の地下への移動 )(2012-03-17)の記載では、環境中の放射能は雨水がしみ込む際に一緒に運ばれ1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透していたというが、今回の観測用井戸の深さは不詳ですが、原発敷地内から海につながる地下水脈からの汚染水によるようだ。

47ニュース2012/03/14 11:04(共同通信社)
地中30センチにまで浸透か 放射性物質、除染に影響も
「東京電力福島第1原発事故で放出され地面に降り積もった放射性物質について、事故から3カ月後の昨年6月にはほとんにどが地表から5センチまでの浅い場所にとどまっていたが、1年後の現在では10~30センチの深さまで浸透している可能性があるとの推定を、日本原子力研究開発機構のチームが14日までにまとめた。
雨水がしみ込む際に一緒に運ばれるとみられる。同機構幌延深地層研究ユニット(北海道幌延町)の佐藤治夫研究員は「除染活動が遅れるほど放射性物質は深く移動し、除染で取り除く土壌が増えたり、(地下水に入って)井戸や河川に流れ込んだりする危険性がある」と警告している。

 また、既報環境中の水の性状異変に係る記載(その1:地下水の放射能汚染はどのようにして起こるのか?)(2012-11-22)との関連がどのようであるのか? 今後の着目点と思われます。
 
たとえば、比較の「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その10:地下水中ラドンと地震との関係について)(2012-03-02)で記載したラドン放射能含有水から何ベクレルのアルファ線(α線)がでているのだろうか?

 また、地震の前兆として放射線値が一時的に減少する爆縮現象 
「・・・A7HOQ提唱だが清瀬コスモスさんが過去4年間の計測レポートで的中率10割近い前兆現象。震源地や規模までは不明だが、概ねM6以上の地震の2日前くらいから起きる現象・・・
詳しく見る>>
など
環境放射能からの崩壊放射線の検出はどのような核種からのものだろうか?非常に難しい分析か?と思われます。

自然放射能の壊変例
 

引用を詳しく読む(クリック拡大)

関連投稿:環境放射線量の変動メカニズムに係る記載(その1:環境放射能量の変動要因の整理)(2012-03-17)

 


西日本各地猛暑日、55地点最高後の昨今の涼しさ 未曾有の寒暖差がやって来る前兆か?

2013-07-05 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

’13-06-14投稿、07-06追加

 既報寒暖の変化が激し過ぎる昨今 今夏は未曾有の猛暑日もあるのだろうか?2013-05-25)で個人的に心配している猛暑日(35℃以上)を西日本各地で記録したという。

PS:
6月初旬から中旬にかけての猛暑が嘘のように7月にははいってから平年と比較して涼しい気候?が続いています。7月中旬から、気象庁の予測通りの猛暑がやってくるのだろうか? 原因不詳の寒暖差の激しい昨今の気候につき、その反動現象が起こるのだろうか?それとも未曾有の冷夏となるのだろうか???
 熱中症で搬送された患者数は例年と比べて、現状は少ないと思われます。

 下記の東京、大阪との地域差を比較するために、
その他の主要都市の最近の最高気温、最低気温の推移に着目します。


追加参考都市
名古屋 札幌  福岡  その他主要都市:http://weather.time-j.net/

 

47ニュース
西日本各地猛暑日、55地点最高 大阪・豊中37・9度http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013061301001516.html

日本列島は13日、近畿や中四国を中心に晴れて気温が上がり、最高気温は大阪府豊中市(大阪空港)で平年より10・2度高い37・9度など、33地点で35度以上の猛暑日となった。豊中市など55地点(タイ記録含む)は6月の観測史上最も高い気温だった。

 

 気象庁によると、台風3号などの影響により、列島上空に真夏並みの暖かい空気が流入。さらに、晴れた地点では日射が地表付近の空気を暖めた。

 

 豊中市の気温は、全国の観測点で今年最高。向こう1週間は、近畿や中四国を中心に気温が高くなる日が多くなりそうで、熱中症への注意が必要だ。2013/06/13 18:29   【共同通信】」という。

 

 既報では最近5月にしてはインドで48℃(05-23)に達し、わが国でも、暑い日が続いて、押しなべて初夏並の暑さになって真夏に近い猛暑地域もあったという

ちなみに、この時期37.9℃を記録した豊中市が属する大阪の最近の気温変化を調べてみると、

大阪府 大阪の気候(気温、降水量)
最近の最高気温、最低気温の推移
緯度の影響で平均気温は東京などと比べて、軒並み例年平均を上回っていることが分かります。
 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温( °C) 9.5 10.2 13.7 19.9 24.5 27.8 31.6 33.4 29.3 23.3 17.6 12.3 21.1
平均気温( °C) 6.0 6.3 9.4 15.1 19.7 23.5 27.4 28.8 25.0 19.0 13.6 8.6 16.9
最低気温( °C) 2.8 2.9 5.6 10.7 15.6 20.0 24.3 25.4 21.7 15.5 9.9 5.1 13.3
 
 
参考:東京の気候(気温、降水量)
詳しくは>>推移グラフhttp://weather.time-j.net/Stations/JP/tokyo
月別の平均気温、平均降水量、雨温図 (統計期間:1981~2010)

 

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
最高気温
( °C)
9.9 10.4 13.3 18.8 22.8 25.5 29.4 31.1 27.2 21.8 16.9 12.4 20.0
平均気温( °C) 6.1 6.5 9.4 14.6 18.9 22.1 25.8 27.4 23.8 18.5 13.3 8.7 16.3
最低気温( °C) 2.5 2.9 5.6 10.7 15.4 19.1 23.0 24.5 21.1 15.4 9.9 5.1 13.0
 
この調子で推移すれば、真夏は40℃を越すこともあるのだろうか??
 
 
 このような未曾有の季節はずれ、場違い、日毎の寒暖差など気象異変現象の原因は単に緯度(日照時間、UVインデックス)による影響のみならず、
 
 今冬、既報異常気象など天変地異に係る記載(その11:インド、寒波で多数死亡とはなぜなのか?)(2013-01-12)で記載したように、年初来から、インドのみならず、北半球高緯度各地域での寒暖差の増幅傾向が続いています。まさか低緯度の亜熱帯~熱帯地域でと想われるインド周辺地域でも寒波から、一転猛暑に見舞われているように、
 
以下、再掲
5月太陽活動がピーク 
(2013-05-05 )
すなわち、古くから語られる所謂、太陽の黒点の増減など太陽活動の変動、超新星爆発などによる宇宙環境からの放射線、電磁波の変動のみならず、
 
 ハワイ上空のCO2濃度が400ppmの初の大台超え (2013-05-11)

一般的な温暖化要因のみだけでは整理されなく、

 最近では、SPRINTARSの大気汚染粒子、黄砂で予測される情報を含めて、
人工的なさまざまな所為を含めた大気圏、電磁圏における環境放射能、スペースデブリ、彗星・隕石由来の破砕微粒子、火山灰などを含めた太陽光を反射・吸収する物質(有害ガスと微粒子がハイブリッド化したエアロゾル)の分布状態、および水の性状の異変によって、太陽光が大気中の吸収物質によって地上に届くエネルギーの減衰状態が大幅に変動する影響が推察されます。

  個人的には温暖化と寒冷化とは表裏一体と想っていますが、

 気象異変現象(寒冷化/温暖化)については
水蒸気、CO2など温室効果ガスの濃度分布(プロファイル)が何らかの原因で薄くなったり/厚くなったりして、熱が宇宙空間に逃げ過ぎ/逃げなくなって
いるのでは?と既報で想っていましたが、

 もうひとつ考えられるのは、環境湿度、雲の形や大きさ、明るさの影響
があるという。

  gooニュース 2012年11月13日
地球温暖化、最悪のシナリオが現実に? ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイトによれば、「 気温上昇の度合いを正確に予測する上で鍵を握るのは雲だという。雲は地球のエネルギー収支に大きな影響を及ぼす。まず、白い雲は日光を反射して地球を冷やす。大気中の高さによっては、毛布のような役割を果たし、熱を閉じ込める」という。

 
雲の明るさに影響すると思われるPM2.5で象徴される大気浮遊汚染粒子の介在によって、とりわけ、色調、粒子径の影響が大きいか?と思っています。

 すなわち、水蒸気、CO2、メタンはじめとする温室効果ガスは単に赤外線を吸収して宇宙に放出させない効果ですが、
 環境放射能 など有害な大気汚染粒子(エアロゾル)は太陽光のみならず、環境中の各種の放射線など電磁波を吸収して最終的に熱化させて水温を上昇させるので、温暖化(猛暑)の原因となると思っています。  

 高さ方向に含まれている大気汚染粒子の質/量および粒子径の変化によって、水蒸気量および雲の形、量/質のバランスに影響していると現状推察されます。

⇒台風3号などの影響により、列島上空に真夏並みの暖かい空気が流入。さらに、晴れた地点では日射が地表付近の空気を暖めたというが、なぜ西日本で猛暑日になったのだろうか?と思われます。
一般的には、秋台風は台風一過ですがすがしい晴天となりますが、梅雨時、やはり雲の影響、すなわち雲形成時の核となる大気汚染粒子の影響でもあったのだろうか?
 
大気汚染粒子など有象無象のエアロゾルも含めて

大陸からの有害ガスと微粒子によるハイブリッド汚染は今後も!(2013-02-23)で記載したように、
 化石燃料の消費によって発生するCO2、SO2などSOX、NOx(窒素酸化物)、および窒素有機化合物(VOC)などガス状物質に加えて、大気汚染微粒子としての燃焼煤、硫酸塩などと黄砂環境放射能との「ハイブリッドな大気汚染」によって、

  連日40℃を越す可能性も彷彿させる昨今でもあり、わが国でも気象庁の今夏の予想によれば、特に、7月は猛暑傾向になるとのこと。未曾有の猛暑にならないことを願っています。

 
 
 

異常気象に係る記載(その27:ゲリラ雷雨(豪雨)の原因に係る考察)

2013-06-21 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

’13-06-21投稿

 既報の引例(朝日新聞2013年6月20日(木)10:39)によれば、台風4号の本土接近前に中国地方や近畿地方、北陸地方を中心に24時間の降水量が100ミリを超え、島根県益田市で227・5ミリ、山口県萩市で310・5ミリと観測史上最大の値を更新したという。その後のTVニュースによれば、九州地区の大分、近畿地区の和歌山でも豪雨となったという。

 既報異常気象に係る記載(その17-2:ゲリラ雷雨(豪雨)の増加の原因は地質の変化か?)2011-08-28)でゲリラ雷雨(豪雨)の増加の原因は地質の変化か?と以前、妄想していたので、未知なる猛暑への突入。2013年は過去最高の暑さになる(NASA発表)という。
(2013-06-18 )のように、一昨年の真夏8月と同様な猛暑に見舞われて水が大量に蒸発して積乱雲を発生し易い現状とよく似ているので、その記載を振り返って、ゲリラ雷雨(豪雨)の増加に係る原因について再掲してみました。

 その前に、基本的な妄想として、個人的にはこの豪雨は雲(雲底はマイナス-という)が停滞することによって、地域の地質の電荷が影響するのでは?と。
参考投稿:
天変に影響する要因に係る記載を調べました。(その7:エアロゾルと雲との関係)
2011-12-09
放電現象に係る記載(雲の形成状態と雷現象)
積乱雲の発生
・・・たくさん水蒸気を含んだ空気がどんどん上空に上がっていくと、空気の流れは激しくなり、雲はどんどん発達します。結果として、乱気流が発生することになります。
水滴の発生と磁化
地球全体は大きな磁石になっているため、水滴もその影響を受けてわずかに磁石の性質を持つようになります。さらに上昇気流は水滴をこするような働きをします。・・・水滴に静電気がたまわけです。その結果、水滴は雲の下側の地面に近いほうと、上側で電気的な偏りができます。
空中放電と地上への落雷
水滴はだんだん大きく成長しますが、空気の流れが激しくなると、今度は小さく分割されることになります。そのとき、分かれた水滴は上空が+になり、下のほうが~になり、地面の+との間に電圧の大きな差が生じるようになります。多くの場合、雲の中の+と~の間で放電がおこり、激しい稲妻が発生しますが、時には地面との間に放電が起こることがあります。上空から地面に放電が起こるためには大きなエネルギーが必要です。落雷が激しいのは当然のことです。

 ということで、一般的には、地殻の組成はSi(シリコン)の酸化物(マイナス)-を主として、Al(アルミニウム)、Fe(鉄)、マグネシウムの含有率が多くなるとプラス+化して、更に、Cs(セシウム)、Ba(バリウム)、Sr(ストロンチウム)、Ca(カルシウム)などアルカリ、アルカリ土類金属が多いと電荷のプラス+化がゲリラ雷雨の発生が顕著になると思っています。

 また、二次的にエアロゾル化したプラス+の金属イオンが地殻表面に吸着すれば、一時的には、同様な効果になるとも思われますが、吸着状態は強風、降雨などによって風化したり、溶解して数次的に変化して、地表の表面電荷も変化しいると推定しています。
 基本的には元々の地殻成分(素肌)の影響が大きいと思っています。

参考関連投稿:
異常気象など天変地異に影響する要因に係る考察と地質調査
(一部抽出)
1.地溝帯、構造線の周辺
 火成岩、変成岩、堆積岩(石灰岩)など地質の違い
2.古代の化石・有機物、堆積物が多い周辺 
 天然ガス、メタンハイドレイド、油田、メタンガスなど
3.放射性塵の影響を受けやすい地域
 原発周辺、黄砂(放射能付着)飛来地域、高自然環境放射線地域など

以下、再掲します。(一部割愛しました。)

 既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 既報(その1)に引き続いて、ゲリラ雷雨(豪雨)に係る記載を調べました。
猛暑・熱中症の最中のわが国の一部の地域で併発していることが特徴です。

 発生場所を支配する要因(仮説)に基づいて発生位置、雲の分布に着目しています。

基本的な考え方は
 「マクロ的には偏西風などの気流に影響されて雷雲が均一に移動していると想われますが、「ミクロ的には大地の地質表面電荷(+、-)、地形(凹凸)の違い、すなわち2次的な引力が影響して、雷、雷雲(雷雨)が場所を選ぶ傾向があるのでは?」」


<着目点>
 
 雲中の電荷分布の状況 & 降雨、突風、台風などによる大地の電荷の偏り

(発生事例に係る現状考察)
今年の首都圏(南関東)を主に限定した昨今のゲリラ雷雨は一体何が原因なのだろうか?

 下記の①岐阜県山間部や中濃地方での局地的な慢性的な豪雨と地質の違い、②都市におけるヒートアイランド現象説(発生メカニズムに係る記載)③ヒートアイランドとは無縁?と想われるアオコ発生した異臭(メタン-硫黄系のガス)の漂う霞ヶ浦周辺の石岡市の象徴的な超ゲリラ豪雨などがメカニズム解明のヒントとして現状、
整理されます。
 また、今年首都圏に多い原因としては、放射性エアロゾルが2次的に関与
していると個人的には想われます。

 別報にて、大気中に拡散している放射能と発生場所の特異性(地質、地形、2次的なガスなど)に係る記載を整理して、メカニズム(仮説)を追加・更新予定。
 
1.発生例
(今まで断片的ながら調べた結果は既報(その1)を参照願います。)
'11-08-28
TBS News (28日00:08)
豪雨、大阪で観測史上最多77.5ミリ
「大阪で観測史上1位に並ぶなど、近畿各地で激しい雨が降り、交通の乱れや住宅の浸水などの被害が出ました。
 大阪市内の雨は、27日午後3時ごろから降り始め、1時間で77.5ミリと観測史上最多の雨量を観測しました。梅田では建物が浸水し、店員が水をかき出す作業に追われたほか、天王子区や兵庫県西宮市で一部の道路が冠水し、通行止めの区間が出ました。・・・
 気象台によりますと、豪雨の原因は、湿った空気が流れ込んで積乱雲が発生し、風がなく、近畿の上空に留まったためということです。」
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4811748.htm
l

大阪といえば、既報の淀川の放射性セシウムによる汚染(個人的には汚染源不明)例、また西宮といえば、「御影石」など地質の影響がどのようなものか?先の阪神淡路大震災による断層の露出、および周辺での自然放射線量が高いなど
関連投稿:
地異に影響する要因に係る記載を調べました。(その3:08-18更新 海底の亀裂)
「・・・地震によって、地殻表面に亀裂が発生して、自ずから地質の変化、メタン、硫化水素などが発生する生態系の異変が起こりやすい・・・」

'11-08-27
FNNニュース(08/26 20:03)
26日、ことし一番の局地的豪雨が首都圏を襲った。
26日午後3時半ごろ、東京・練馬区のマンションでは、1階のエレベーターホールが浸水した。
エレベーターを開けると、そこはまるで滝のようだった。
階段でも、滝のように水が流れていた。
一方、品川区では、交差点の中心や歩道の横など、あちらこちらのマンホールから激しく水が噴き出した。
東京の上空を覆っていた厚い雨雲。
そして午後2時半、降り出した雨はやがて豪雨となり、首都圏を襲った。
秋雨前線の接近にともなって上空に冷たい空気が流れ込み、東京・練馬では午後3時54分までの1時間に90.5mmの雨が降り、8月として観測史上最多を記録した。
都内を流れる石神井川では、北区の水位観測所で一時、避難判断水位に達し、堤防の上の部分まで到達するおそれがあるとし、都が付近の住民に注意を呼びかけた。・・・

また、調布市のマンションでも浸水し、消防が駆けつける事態になった。
神田川の増水のため、地下鉄丸ノ内線は一時、御茶ノ水 - 淡路町間で運転見合わせとなった。JR東海道新幹線も、東京 - 新横浜間の上下線で一時運転を見合わせた。


 '11-08-23
・中日新聞 2011年8月23日 14時01分
未明の東海地方でゲリラ豪雨 秋雨前線影響
(一部抜粋しました。)
本州南岸から北上した秋雨前線に湿った空気が流れ込んだ影響で、東海地方では23日未明から明け方にかけ、岐阜県山間部や中濃地方、愛知県西部を中心に局所的に大雨が降った。
 気象庁などによると、愛知県一宮市では未明に1時間当たり103ミリの猛烈な雨を記録。
岐阜県八百津町では同59・5ミリで、8月の最高値を更新した。愛知県愛西市と岐阜県美濃加茂市でもそれぞれ同28ミリ、同51・5ミリの激しい雨。
 三重県いなべ市北勢町では同21・5ミリに達した。・・・
 下呂市では夫婦で自宅から逃げようとした50代の女性が土砂に足を取られて転倒して軽傷を負ったほか、飛騨川沿いの4680世帯計1万2千人に避難勧告が出た。
 日本気象協会によると、岐阜県中濃地方や愛知県西部の上空で、前線に暖かく湿った風がぶつかったまま4、5時間停滞。局所的な激しい雨が続いたという。三重県と愛知県では同日昼に晴れ間がのぞいたところもあるが、依然として大気が不安定で、同協会は、岐阜県山間部などで土砂災害への注意を呼び掛けている。」

PS:
'11-08-27
放射性エアロゾルの大地への沈積の影響が東日本、関東地区と比較して少ない*と想われる地域でのゲリラ豪雨であり、今後のメカニズムのヒントになるかもしれません。美濃加茂地方での豪雨は昨年に次いでのものであります。美濃平野は昔は亜炭発掘場でもあり、堆積岩で構成されていますが、その周辺は火成岩で構成されています。数キロm範囲で集中的に降る豪雨は地質(組成および電荷(+ -))の影響と考えられます。地質など詳細について別報にて調べる予定。

参考投稿:
*「エアロゾル」に係る記載(その7:黄砂中微小粒子)
「・・・ 岐阜県保健環境研究所報 第15号(2007)
「黄砂中の陰イオン・陽イオン成分濃度とその粒径分布について」によれば
引用http://www.cc.rd.pref.gifu.jp/health/public/no15/oohira15.pdf
 大陸からの黄砂時において,平均粒径0.6μmでは硫酸アンモニウムの存在が,また平均粒径4.8μmでは硝酸イオン濃度が高く,硝酸カルシウムや硝酸ナトリウムとしての存在が推察された。・・・」の記載から、黄砂と放射性物質との同伴は既報の引用でも記載されていることから意外と多いかもしれません。

日本での40年前の空洞による落盤事故を紹介します。



         (google画像検索から引用)

<美濃加茂地域集中豪雨参考文献>
・美濃加茂市 / 豪雨災害一覧
http://www.komeri-npo.org/record/downpour/minokamo/list/index.html
・国総研 岐阜県可児市可児川 氾濫浸水被害調査報告(第1報)
http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/saigai/h22gihu/h22gihu.pdf

・YAHOOニュース 8月20日(土)1時32分配信
関東地方で大荒れの天気に
8月下旬にゲリラ豪雨のピークが来るとの予想もフジテレビ系(FNN)

(一部抜粋しました。)
「関東地方は活発な秋雨前線の影響で各地で大荒れとなり、どしゃ降りの雨が18日までの猛暑を一瞬で洗い流した。 8月下旬にかけては、再びゲリラ豪雨が増加しそうだとの予想も出ている。・・・

  東京・台場では、階段がほとんど川のような状態になってしまった。一方、東京・新橋でも、横殴りの雨と非常に強い風が吹いた。街では、全身レインコートの男性もいた。
 18日までの猛暑から一転、たたきつけるような雨と強い風に見舞われた首都圏。

 
午後1時、横浜市でも、傘を差していても、ほとんどその意味がないほど強い雨が降った。お台場では、黒い雲が一気に広がり、レインボーブリッジも、激しい雨であっという間に見えなくなった。活発な秋雨前線がもたらしたこの局地的豪雨。

 
富山・黒部市の渓谷、弥太蔵谷では、川遊びをしていた家族連れなど7人が急激な増水で岸から戻れなくなり、ヘリコプターで救出された。
 黒部市には18日、大雨警報が発表されていた。そして18日までは35度を超えていた気温も、この雨を境に、一気にダウン。
 
東京都心では、午前9時に30.7度だった気温が、5時間後の午後2時には22.3度と、8度以上も下がり、真夏から一雨で秋の気配になった。・・・

 季節はこのまま秋へと変わるのか、それとも暑さがぶり返すのか。激しい雨をもたらした秋雨前線は、来週後半まで本州に停滞するため、東北から九州にかけて、ぐずついた天気が続く見込み。・・・ゲリラ雷雨がまた発生するとの予測もある。

 ウェザーニューズの宇野沢 達也気象予報士は「ちょうど来週金曜日(26日)以降になりますけれども、そのころにはゲリラ雷雨、また再び各地で発生するような状況になりそうですね」と話した。
 例年よりも秋の訪れが早くなりそうな2011年。ウェザーニューズ社では、8月下旬に、ゲリラ豪雨のピークが来ると予想し、注意を呼びかけている。

 ウェザーニューズの宇野沢気象予報士は「秋の入り口から秋に向かってのところっていうのは、上空の方に冷たい空気が入りやすくなるんですね。そうなってくると、地上の気温と上空の気温の差が大きくなります。猛暑、酷暑ということがなくても、ゲリラ雷雨が発生しやすいと」と話した。涼しい中でも、突然の雷雨への備えが必要となる。.最終更新:8月20日(土)9時47分」
本文を詳しく読む

2.発生メカニズムに係る記載(引用例)
1)ゲリラ豪雨から身を守ろう!
ゲリラ雷雨の原因 対策 危険 予報など
「集中豪雨の原因とメカニズム」によれば、
「集中豪雨は発達した積乱雲がもたらします。地面付近の暖かい空気が上昇すると、上空の冷たい空気とぶつかり、大気の状態が不安定になります。この不安定を解消しようと上下の空気が混じり合う対流が発生します。(暖かい空気は軽く冷たい空気は重いためです). この時の空気が湿ったものであれば、上空に行くに従って下がる気温の中で、空気に含まれる湿気・水分が凝結して雲になります。
 この雲が積乱雲となります。積乱雲は垂直方向に発達するため、局地的な狭い範囲に激しい雨を降らすのです。雨の時間は短いのですが、1時間に100ミリを超すの猛烈な雨を降らすこともあります。
. 集中豪雨はこのようにして発生しますが、その中でゲリラ豪雨になる場合は何が異なるのでしょうか?
. そもそも、雲が発生し降雨をもたらすには湿った空気が必要です。
夏の気圧配置は「南高北低」といわれ、日本の南側に太平洋高気圧が居座り、その高気圧性の時計回りの循環に伴って南から暖かく湿った空気が流入してきます。
 
これにより雲ができやすい状態になります。条件①.

 次に雲の中でも積乱雲を発生させるためには、冒頭のように上空に冷たい空気(寒気)が流れ込んでいる必要がある訳です。
 緯度の視点から見て日本がある場所の対流圏(大気の構造において最下層にある地上から高さ約10kmぐらいまでの層)の真ん中から上空の方では偏西風という西風が吹いています。その偏西風の北側には比較的冷たい空気が存在しています。
 
この偏西風が南側に張り出して来ると、それに合わせて冷たい空気が南下し日本の上空に入って来るのです。条件②.

 この2つの条件がそろって、集中豪雨をもたらす積乱雲が発生する可能性が出てきます。あとは冒頭の通り、地面付近の暖かい空気の上昇による対流の発生
 
(条件③)で、

 集中豪雨へとつながります。ゲリラ豪雨の場合は、特にこの条件③の発生が都市におけるヒートアイランド現象が原因となっている場合に起こりやすいとも言われています。この辺りを次のページで見ていきます。.」
本文を詳しく読む

<既報の記載例>
・WOMAN nikkei ONLINE 2011年7月15日
「・・・2010年夏は高気圧の影響で大気の状態が安定し、市街地では発生しにくかった。しかし2011年は高気圧の勢力は前年より弱く、発生回数が多くなる見込み。  特に7月下旬は山沿いだけでなく、市街地でもゲリラ雷雨が多くなる。
 一方、8月上旬―中旬は大気の状態は安定し、発生は少なくなりそう。しかし8月下旬には、全国的に多くなる予想だ。9月に入ると数日おきに前線や低気圧の影響を受ける周期変化が起き、ゲリラ雷雨の発生は少なくなっていく。 ・・・
■関連情報・ウェザーニューズのWebサイト
http://weathernews.com/  (ゲリラ豪雨の予測)  」

⇒マクロ的な気圧配置を観測、解析して大気の状態の動きから、発生時刻、位置など予測しているようです。
 但し、既報で追加記載したような「超異常中の異常」のスポット的なゲリラ雷雨大都会から離れた石岡市(異臭を発生させる「アオコ」が大量発生した霞ヶ浦の近傍)でも発生しています。
 なぜその位置に発生するのか?までについては言及されていません。

 「ヒートアイランド現象」については、エアコンなどからの廃熱、もしくはメタンガスなど温室効果ガス、オゾン層破壊ガスの微量漏洩の影響が考えられる
が・・・。

 なぜ発生するかが、今後の着目点になることが推察されます。

 (再掲終了)

 ⇒その後の調査から、追記すると、

 今年は既報天変に係る記載(24:5月太陽活動がピーク 東京でオーロラが見えると地球の磁気圏が吹き飛ぶという)(2013-05-05)の引例では

太陽フレア:11年周期の影響

いつも変わらず輝いて、地球に恵みのエネルギーを注いでくれているように見える太陽だが、実は活動が激しくなったり衰えたりしており、その繰り返し周期は、ほぼ11年とされる。

 次に、12年前ではありますが、今回とほぼ同様な地域で水害を蒙っていたことからも、太陽エネルギーの増大の影響による雲の形成効果も裏付けられるのか?

2001年(H13年)の水害
2001年6月18日~6月20日/梅雨前線による大雨

18日は梅雨前線が大陸から日本海に東進してきて雨となり、19日は梅雨前線が島根県をゆっくりと南下し活動が活発となったため雷を伴った大雨となった。この大雨により出雲市、平田市他東部を中心に床下浸水66棟・崖崩れ18ヶ所等の被害が発生した。出雲(アメダス)では19日の日降水量が173㎜に達し1979年からの極値を更新した.また1時間降水量(10時~11時は35㎜で6月の極値を更新した。20日は梅雨前線が四国沖まで南下し雨は峠を越えた。資料参照/『平成13年度水害レポ-ト2001』より/(社)日本河川協会)

一口に西日本、近畿、九州といっても地域的に降水量の多寡があるようです。

 また、異常気象の原因として、既報の引例によれば、
弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect

「ボクがこれを見たときに思ったこと。
気象学者は何10年も前から原発からの熱と蒸気の放出が風下に雲を発生させ雨を降らせることを知っていた。
今、その現象がドップラーレーダーに映った。
「核の効果による降雪」
ペンシルベニア州のシッピングポートの近くにあるビーバーバレー原発で寒空に排気する熱と蒸気が「核の効果」を起こし風下に雪を降らせた。最大1インチの積雪が観測された。地域的な降雪現象。
以下はピッツバーグの原発の排気が風下に降雪させてるドップラーレーダー画像。・・・
異常気象の原因はCO2だと断言してるけど、そのCは炭素14なんじゃね。さらに原発が放出してる水蒸気のH2OのHはH3(トリチウム)なんだろうな。こんなのがちょっと大気中に存在するだけで気象が大きく変動する。電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるくらいなのだから当たり前か。←クリプトン85が露点を低下させる効果があることが判ってる。気温上昇の原因。・・・(後略)」という。


火山帯周辺の環境水量、放射能の多寡で地震もしくは地割れ・旱魃、噴火は表裏一体か?に係る雑感 

2013-06-07 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-06-07投稿

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象といわれていますが、個人的には、地域によって、地震と地殻変動(地割れ・陥没・地崩れ・旱魃)のどちらかが発生し易いのでは?と思っています。

 要するに、地震(震源地基準)は発生するが、地殻変動はしない。また、その逆もあると思っています。

 既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

参考投稿:
地異に係る記載(その25:<追加>大規模な地盤陥没・地割れ地域では巨大地震は発生しないのだろうか?)(2013-05-13)

火山帯周辺のその環境における地震もしくは地殻変動(地割れ・陥没・地崩れ・旱魃)および噴火(海底/内陸)はその環境における放射能質/多寡によっての変化・変貌して表裏一体の関係にあると思っています。

 しかし、そのような場合、下記の付随した現象(地震発生前中後に発生する現象)が実際どのように変化しているか?は個人的には不詳です。
1)「爆縮現象」震度6以上の場合、環境放射能値が低下する現象2)「水中のラドン濃度」地下水中のラドン濃度の急激な一時的な上昇現象3)地殻中のオゾン濃度の増加現象4)環境放射能のベータ壊変によるベータ線電子線ニュートリノトリチウムの増加現象、5)環境放射能Pb、Cscなど大気イオン濃度(エアロゾルとして存在)の増加 、6)電磁波ノイズの発生、7)電離層の異変(地震の前には地面に小さなクラック(裂け目)ができ、そこからラドンガスなどの放射性物質が出る。それによって地表付近がプラスに帯電し、一方の電離層にマイナスの電子が集まる)、8地磁気異常現象

 また肉眼観察が可能な1)さまざまな形状を呈する地震雲の発生、2)鯨など生命体(鯨、イルカ、魚、リュウグウのツカイの打ち上げ、貝類の激減)の異常、3)雲底の着色現象、4)強風(竜巻・突風、嵐、つむじ風)などが誘起されているようです。

参考投稿:
地震・津波規模に付随する現象について(2012-06-17 )
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)
富士山で異変!巨大地震の予兆か 林道陥没、浜名湖周辺ではアサリ激減、アユ大量死という。
放射化現象に係る投稿(その5:地震予兆である地震雲発生メカニズムの記事の紹介)
竜巻・突風など強風発生と地磁気異常、高環境放射能、地震・地割れ地域との関連に係る雑感(修正・追加)
今までの「地震および津波に係る投稿」の整理(その2:環境中の放射線、ガスの影響11-12-27~'12-03-21)

 今回は地震と地殻変動(地割れ・陥没・地崩れ・旱魃)において、環境中の放射能質/多寡どのように影響して変化するのか?に係る記載を調べてみました。

ダムが地震を起こす
週刊プレイボーイ03年7月8日号http://homepage2.nifty.com/kasida/environment/yuuhatu-jisin.htm
最近、地震が多くないだろうか? 
 日本は地震国なんだから当たり前だと言われそうだが、その地震が天災ではなく人災だとしたら話は別だ。
 人災? すわ、地下核実験かと思わず身構える人もいるだろう。だが、犯人は意外と身近にいる。ダムである。
 海外では過去、何万人もがダムが起こした「誘発地震」で死んでいる。そんな兆しが今、日本のダムでも現れているかもしれないのだ。

おかしな地震

 長野県木曽郡大桑村。中学教師の平中和司さん(42)は、5月中旬から震度2から4の地震を感じ始めた。それもほぼ毎日1週間も。
「ここで長年育ってきたのに、これだけ毎日続くなんてかつてなかったことです」
 地震を感じ始めた頃、平中さんは、あるダム関連のメーリングリスト(ML)に目を通してみて驚いた。「ダムの近くで地震がある」との発言をちらほらと目にしたからである。大桑村とその周辺にも、ダムと発電所が既に合わせて10以上もある。その内容をごく簡単にまとめると・・。
 東京電力の原発17基すべてが今年3月までに順次運転停止した。不足電力を補うため、関西電力などの他電力会社が東京電力に電気の「融通」を実施している。水力発電の場合、発電量を上げるためには、常に水の放出と貯水を繰り返すので、ダムの水位が大きく上下することで、ダム湖下の岩盤に水が強い水圧で浸透して亀裂をいれ地震を起こす・・というものだ。
 平中さんは驚くと同時に「やっぱりか」との印象ももったという。
 たとえば、近隣の木曽福島町にある木曽ダムでは東京電力への融通発電を4月1日から始め、やはり近隣の大滝村の牧尾ダムではほぼ満水の貯水をしているからだ。


「誘発地震」はれっきとした学会用語

 しかし、実際にダムが地震を起こすのか? 早速、某超有名大学の地震研究者、中山誠治さん(仮名)に尋ねてみると答は実に明快だった。
「誘発地震ですか? はい、可能性はありますよ」
 「誘発地震」という言葉自体が学界で定義づけられているという。念のため、「地震の事典」(83年。荻原監修)で調べてみると、「ダムの貯水(中略)などによって地下の岩盤の間隙水圧や応力が変化すると地震が起こることがあり、誘発地震とよばれる」とあるではないか。つまり、実例があるということだ。
「外国では甚大な被害があります。特に高さ100㍍超のダムは水圧が凄いのでその危険性が指摘されていますよ」
 そう言って、中山さんが用意してくれた資料のいくつかを読んで私は唸った。その一例を紹介しよう。
インドで建てられた高さ102㍍のコイナダム。有史以来、大地震を観測しなかったのに、62年の貯水開始直後、地鳴りを伴う小地震が発生し、水位が最高位に達した67年末にマグニチュード(M)6.3の地震が発生し、死者180人、負傷者2000人を出した。
 他の事例は別表を参考にしてほしいが、巨大ダムでも誘発地震がない例もあることから「科学的断定はできない」としながらも、中山さんはこう締めくくった。
「ダムのあるところにたまたま地震が起こったというのでは数が多すぎる。すべてが偶然とは思えません」


日本での実例

 日本でも疑わしき例は過去に起こっている。
 プロジェクトXでおなじみの「黒部ダム」(高さ186㍍)。60年に貯水を開始すると61年にはM4.9の地震が発生した。興味深いのは、その後も水位が上がれば小地震が起こったことである。
 そして、前出の大滝村の牧尾ダム(61年完成。高さ105㍍。水資源開発公団所有)。84年9月14日、王滝村を震源地とするM6.8の大地震が発生し、土砂崩れなどで29人が亡くなった。当時、新米教師の平中さんは、朝のホームルームの突然の揺れに、生徒を机の下に避難させたのを今でも覚えている。
「いやあ、でかかったです。あの地震は、友人の父も亡くなったので忘れられません」
 そして、9月23日、毎日新聞に「牧尾ダム“犯人”説」との記事が出た。地元の元中学教師の故・島田安太郎氏が、その数年前に唱えていた「誘発地震説」を紹介したものだ。その内容は「牧尾ダム完成前には木曽地方を震源とする地震発生はなかったのに、63年から地震が始まり、76年後半には66回、77年から78年にかけても40回余と多発。ダムの水が断層に浸透したのが原因」というものだ。
 記事では、当時の愛知工業大学教授の故・飯田汲事氏が、「76年、牧尾ダムの貯水量と地震の関係を調べた。水位が減ると地震も減った。水の圧力で破砕帯に浸透していることが考えられる」と結論付けている。
 そこで、今年の牧尾ダムの水位を調べると、その貯水量は、4月上旬の数%から5月上旬には有効貯水容量の90%以上という急速な貯水をしている。「夏の電気不足に対応した貯水」との推測もあるが、興味深いのは、断定はできないが、群発地震がこの直後に起こったことだ(とはいえ、地元では、近くの御嶽山の火山活動との見方が圧倒的で、ほとんど誰もダムに関心を寄せないのが現状だ)。


実験で証明された誘発地震

 さて、過去の事例から誘発地震の可能性の存在は分かった。だが、実際、物理学的な証明はないのだろうか?
 調べてみると、95年に阪神淡路大震災を引き起こした野島断層で、京都大学や名古屋大学の地震学者たちが、断層に深い穴を3本掘り注水実験を行っている(500㍍、800㍍、1800㍍。直径10㌢程度)。97年と00年の2回、水を垂れ流しただけだが、いずれも無感の誘発地震が発生したというのだ。
 研究者の一人、名古屋大学地震火山防災研究センターの田所敬一さんと連絡をとることができた。
「実験の目的は、大地震を発生させる断層の性質を知ることです。実験は、断層面を水の力で開かせることによって、人工的に地震を発生させているんです」
――となると、ダムでも誘発地震の可能性はありますか?
「ダムの水位変化との関係は充分あります。ダムでは、水が岩盤に浸透して岩盤内の水圧が上昇し、加えて、貯水池の重みで岩盤が押されての水圧上昇が影響するんです」
 田所さんも科学的断定はしないが、中山さんの説明との共通点は、「水位の変化」と「水圧の上昇」こそが誘発の一大原因とする点だ。
「岩盤は急激な力の変化に弱い。たとえば、ダムが完成して水をどんどん貯めるときが一番危ないです」(中山さん)
 なるほど。一覧表のダムも多くが貯水直後に地震が発生している。
 と書いているところで、とんでもないテレビニュースが飛び込んできた。
 昨年完成した奈良県川上村の大滝ダム(高さ100㍍)で、3月から貯水を始めて貯水率が50%になった4月下旬から、近隣の住宅や道路に無数の亀裂が生じたというのだ。
 この調査に訪れた「日本地すべり学会」は「ダムの水位上昇で地盤に急激な力が加わったことが疑わしい。今後急激に水位を上下させると地すべりの可能性がある」と指摘。
 これを受け、ダムを管理する国土交通省が貯水を中止すると、亀裂は止まったのだ。
 テレビでは、住民が「30年前から我々も専門家も『ここの地質では危ない』と反対し続けたのに、建設省は『絶対大丈夫』と工事を押し切った。我々の命をどう思っているのか!」と声をあげていた。
 

徳山ダムも危ない

 地元住民に反対されながら、次々と強行建設される大型ダムだが、同じようなことが起こらないか?
例えば、完成すれば、浜名湖の2倍の貯水量(6億6000万?)、日本一のダムになる徳山ダム(岐阜県)。96年にダム建設事業審議委員会がまとめた報告では、誘発地震を、「貯水量が20億?を超える海外の大規模ダムだけで起こるのであり、日本国内での誘発事例は皆無」と結論付けている。
 中山さんは、この報告書を見た瞬間に声を上げた。
「これ違います! 貯水量じゃなく、問題は水位なのに」
 徳山ダムの堤高は161㍍。
 事業者の水資源開発公団に電話を入れ、なぜ高さが考慮されていないのか尋ねてみた。だが答は、「確かに深くなれば水圧も多くなりますが、まだ、高さが誘発の原因とは確定していませんから」と歯がゆいもの。確定されていないからこその徹底調査のはずだ。
 さて、一般的傾向として、ダム完成後10年もすれば地震は沈静化するようだが、水位を大きく変動させるダムは別だと中山さんは語る。今年の牧尾ダムもそうだが、一番危ないのは、毎日、水位を変動させる、全国に40以上ある揚水発電ダムである。
「あれだけの水位の変動は、人が机の上で何度も何度も跳ねているようなものです」
 揚水発電ダムとは、上下一つずつのダムを作り、電力需要が一時的に高まる企業の始業時などに即時的に送電するため、上ダムから下ダムに水を落として発電し、夜間は余剰電力で下から上に揚水しておくという、溜め水を繰り返し使用するダムを言う。
 平中さんが見たMLにも、東京電力新高瀬川揚水発電所近くの長野県大町市や、中国電力俣野川揚水発電所近くの鳥取県日野郡での地震が報告されていた。
 実は、大桑村にも、中部電力が「木曽中央水力発電所」という揚水発電ダム建設を計画している。上ダムが137㍍、下ダム77㍍という巨大ダム(本書98年9月8日号参照)。
 平中さんは、計画に待ったをかける「阿寺渓谷を愛する会」のメンバーとして活動を続けているのだが、
「計画地には、かつて大地震を起こした阿寺断層が走っています。つまり、地震が起きやすい地盤の上に、地震を起こしやすい揚水発電ダムを作るんです。本当に怖いですね」
 とその怖れを語った。 


まもなく始まるフル活動

 さて、電力需要の高まる夏に向かい、東京電力は、6月中旬から中部電力からの融通発電や、揚水発電の補修の繰り延べなど、発電のフル稼働の準備を進めている。
中部地方にある東京電力の某揚水発電所に電話を入れてみた。
――電力不足対処で、通常と違う運転をするのですか?
「まだ決定ではありませんが、たとえば、今は企業の休日の土日は揚水しませんが、今後は土日でも揚水しておき発電に備える、そして、一日に何度も水を落として発電する可能性はあると思っています」
 今まで以上の水位の上下・・。そして、東京電力は、神奈川、埼玉、山梨、群馬、栃木、新潟にも揚水発電所をもっている。通常の水力ダムが、梅雨に伴い例年以上に水位を上げることと合わせ、これら揚水ダムの今後のフル稼働は何を意味するのか?
 平中さんが参加するMLではこんな意見も。
「とんでもないことが起こるかも。関東地域の揚水発電所がいっせいにフル稼働したら、関東の岩盤は連鎖的に歪んで、首都圏大地震なんてことも・・。ダムの崩壊もありえます。そして、各電力会社は、東京電力に売電できるとばかりに通常発電と揚水発電を活性化させているようです。そのことが各地でも誘発地震を招くかもしれません」
 科学的断定はできない。だが、ダム誘発地震は決してSFの話ではなく、否定しがたい現実性を帯びているのだ。梅雨明け、ダムのフル稼働が始まる。

幸いにもこの年は冷夏だったため、電力需要が少なくてすみましたが、心に留めておくべき問題だと思います。
 06年12月13日、以下の朝日新聞報道がありました。


<スイスで地震 原因は地熱発電>  当局が捜査、大騒ぎに【ジュネーブ=大野良祐】
 スイス北部のバーゼルで9日、同国としては比較的規模の大きい地震が起きた。その原因が地熱発電のための作業らしいとわかり、捜査当局が捜査に乗り出す騒ぎになっている。
 地元警察や報道によると、地震はマグニチュード3.4.負傷者こそなかったが、一部の建物の外壁やタイルにヒビが入った。この規模の地震はスイスで年に数回あるかないか。驚いた市民から消防や警察に数百件の通報や問い合わせがあった。
 地震が起きた時間、郊外の地熱発電施設で地下約5キロに達するパイプから
圧力をかけた水を噴射し、高温の岩を砕く作業をしていた。小規模な揺れが数十回記録されていたことから、これが地震の原因として浮上専門家は「破砕作業で予想を超える衝撃が起きた可能性がある」とした。
 検察が捜査を始め、コンピューターのデータを押収。施設は運転を中止している。 」
という。

⇒地下マグマの影響については言及していませんが、火山帯があるかどうか照合する必要があると思います。もし水圧の影響ならば火山帯が走っている海底の地震が頻発するのだろうか?
 また、ダムの揚水はどのようなシステム、設備が使用されているのか?気になるところです。

参考関連投稿: 
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)
火山帯活動の活性化に係る記載(その3-3:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の追加)

 放射能が介在する地圏はその崩壊熱によって周辺の海水温度を上昇させて、水の表面張力、粘度が小さくなることによって地殻内部まで浸透しやすくなり、マグマの水素爆発などによって震動させ易くなることが考えられます。


地震および津波に係る記載(その51:プレートの動きに影響する要因に係る整理)

2013-06-02 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

'13-06-02投稿

 地震はプレートテクトニクス(大陸移動に伴なう地殻に与えるストレス)によって、地殻が大小さまざまに震動する日常茶飯事な現象といわれていますが、昨近、伝えられる大規模地震予測、特に、海底地震によって誘起される大津波の発生メカニズムはどのようになっているのか?個人的に不詳につき、関心を持っています。

 既報地震および津波に係る記載(その51:大陸移動による奇妙奇天烈なプレートの動きがあるという。)の引例によれば、「・・・ニュートン誌の1989Vol.9No.5に載っていたもので、「ドイツが日本に近づいてくる」というタイトルの記事です。和歌山の下里水路観測所で人工衛星を使って、各地の間の距離を測っているのだそうです。
その結果、同じユーラシアプレート上にあるはずのドイツと日本が年間38mmも近づいているというのです。ハワイが78mm近づくのは理解ができるのだが、同じプレート上の2地点が近づくのは、プレート(剛体のはず)論としては納得が出来ないわけです。その理由として、

ユーラシアプレートは一枚岩でなく、その中に別のプレート境界がある。

プレートは完全な剛体ではなく、多少の伸び縮みをする。

日本周辺はプレートの入り組んだ地域である。このため他のプレートに押されて、局所的に複雑な動きが存在する。

この内のどれかだろうが、観測データの蓄積が必要である、としています。」という。

 既報で紹介しました専門家による予兆現象もしくは歪測定データなどから、数々の大規模地震予測が提案されて注意を喚起していますが、極端なことを言えば、狭いわが国で仮に大地震は早晩起こるという予測がされたとしても、既報「地震および津波に係る投稿」の整理('11-03-13~'13-03-25)と今後への期待にて記載したように、現状、少なくとも1時間前に「どこ(50~100km四方範囲)で、M8.5以上の地震*が起こり、高さ10m以上の大津波が発生する。」と的確に広報した地震予知速報などは今のところありません。

*地震 マグニチュードは地震のエネルギーを示す単位。2増えると約1000倍、1増えると約32倍、0.2増えると約2倍のエネルギーになります。

 

 きっと、上記のプレートの複雑な構成、剛性ないしは組成によって地殻のズレル位置が影響されているのだろうか?と推察されます。

既報でも記載しましたが、妄想?誤解?かもしれませんことを
予め断っておきます。

 加えて、既報地震および津波に係る記載(その42:太平洋プレート周辺地域での中地震に係る考察)で記載したように、火山活動を加速させる要因、および付随して発生する放射能に係る系統的な調査が必要か?
 また、この地震の連動性に係るメカニズムは現状不詳ですが、
 「もぐらたたき」的な地殻の浮き沈みに伴う震動
どのプレートおよび火山帯がトリガー
になっているのだろうか??? と思っています。


 以前、大津波に地殻の圧電体・高温超伝導体化が影響しないか?(仮説)
と妄想していましたが、
圧電体、高温超伝導体の化学組成として、

圧電体:圧電効果とはウィキペディア「振動発電」 <<本文を読む>>

 

<圧電素子の例>
工業的に一般的には、PZTと呼ばれるPb(鉛)、Zr(シルコニウム)チタニウム(Ti)の金属からなる複合酸化物で構成されているようです。
このPZTは ぺロブスカイト系の化合物として分類されていますが、

ekouhounetによれば、
Pb、Ba、Ti、、Sn、Nb、Fe、Na、Ca、Cu、Zr、Cd、Sr
など
の複合金属化合物も圧電効果を示すという。

 

 (google画像検索から引用)      (google画像検索から引用)

 

超伝導体:http://meddic.jp/%E8%B6%85%E4%BC%9D%E5%B0%8E%E4%BD%93

引用:gooogle画像解析から、

く meddic.jp 

 ⇒ Tl、Ba、Ca、Cu、Bi、Sr、Y、Laの複合金属化合物、化合物など。

 砂鉄は鉄を含む化合物ですが、既報「地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)」に記載したように、砂鉄鉱床(鉄鉱石)の影響もあるのだろうか??

また、既報「地震および津波に係る記載(その13:酒で煮ると鉄化合物が超電導に)に記載したように、酒(アルコール含有水)中で煮るとリンゴ酸、クエン酸、βアラニンが超電導を誘発するという。

 自然環境中の鉄化合物の詳細、アルコール、リンゴ酸、クエン酸、βアラニンなど合成する細菌などはどのようであるのだろうか??

 また、高温超伝導的な磁力線に対するマイスナー効果???でもあるのだろうか?
goo辞書【マイスナー効果】超伝導の状態にある物質に外部から磁界を加えると、物質内部の磁束が零になる現象。超伝導体が完全な反磁性をもつことによる。このため、超伝導体に近づけた磁石は、磁力線をはじき返されて空中に浮く。1933年ドイツの物理学者マイスナーW.Meissnerが発見。

 ということから、

 個人的な仮説として、 広範囲にひずみ蓄積させる原因として、セラミックスからなる地殻、マントルの組成の違いによって、地震の発生には複数のプレート、断層の界面において、環境放射能との反応による圧電効果(電子の発生)および逆圧電効果(振動の発生)および、高温超伝導現象(広範囲への電子の移動)が関与しているのでは?と超妄想しています。

 また、最近注目している物質透過性が大きいという環境放射能のひとつであるニュートリノ地殻のみならず、マントル、外核、内核に対しても超伝導体化、圧電効果に係る放射化、励起、電磁変換、光電変換に何らかの影響を与えているのだろうか???
と想っています。

 すなわち、周辺の地質の影響を受けて、50~100km四方範囲の巨大な地すべりの位置(震源)がずれるのでは???とも妄想しています。

 妄想はさておいて、

本件に係る地球を構成する地殻、マントル、外核、内核の組成について調べてみると、

Spring8
地球深部(核・マントル境界)の構成鉱物が明らかに
- 大型放射光施設(SPring-8)を利用して
地球深部構造の解析に成功 -(プレスリリース)
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2004/040409
公開日2004年04月09日
(一部割愛しました。)

「東京工業大学と海洋研究開発機構固体地球統合フロンティア研究システム(IFREE)は、高輝度光科学研究センターとの共同研究により、地球深部の核・マントル境界付近が新発見の鉱物ポスト・ペロブスカイトから成り立っていることを世界で初めて明らかにした。

目的と背景
 地球の体積の約8割は、マントルと呼ばれる岩石圏である。地球の半径は約6400kmであるが、そのうち深さ2900kmまでがマントルにあたる(用語解説1.参照)。地球内部を伝わる地震波を解析する研究により、マントルは層構造をなしていることがわかっていた(用語解説2.および図1参照)。

 地球深部は超高温高圧の環境下にある。今までにも地球内部の高温高圧状態を再現する高温高圧実験により、地球内部の主要鉱物の物理化学的性質を解明するための研究が進められてきた。しかし、核とマントルの境界にあたるD"層と呼ばれる部分(図1参照)では、125万気圧2200℃以上に達し、そのような超高温高圧状態を人工的に作り出して実験を行うことは技術的に困難であった。このD"層はペロブスカイトという鉱物から成り立っていると長い間考えられてきたが、その検証はなされていなかった。

成果
 今回、国立大学法人東京工業大学理工学研究科と独立行政法人海洋研究開発機構固体地球統合フロンティア研究システム地球内部物質循環研究領域は、財団法人高輝度光科学研究センターと共同で、核・マントル境界の環境に相当する超高温高圧条件を発生させるために必要な技術開発を行いつつ(用語解説3.参照)、X線回折法(用語解説4.参照)を用いた極微小領域での観察実験を行い、地球内部物質の物性変化(相転移)(用語解説5.参照)の解明を進めてきた。その結果、D"層は、ポスト・ペロブスカイトという、新発見の鉱物から成り立っていることが明らかになった。このポスト・ペロブスカイトは、今回世界で初めて合成に成功した鉱物である。
 今回の成果により、地球内部の層構造を形成している鉱物種の変化がすべて明らかになった。高圧地球科学の分野では、1974年の、輝石(MgSiO3)組成ペロブスカイトの合成による、下部マントル構成鉱物解明以来の重要な発見と言えよう

 


 

1.地球内部の構成

地 表 か ら の 距 離 名   称 内                         容
数km〜数十kmまで 地殻 堅い岩石からなる
約2900kmまで マントル 岩石だが流動する性質を持つ。地球体積の83%
約5100kmまで 外核 主として液体の鉄
約6400km(地球の中心)まで 内核 主として固体の鉄

2.マントルの層構造

上から順に、上部マントル、遷移層、下部マントル、D"層とよばれている。その主要鉱物は以下の通りと考えられてきた。

上部マントル、遷移層:かんらん石、スピネル

下部マントル、D"層:ともにペロブスカイト

~(後略)~                    」という。

⇒既報火山帯活動の活性化に係る記載(その3-2:地震を誘起するというマグマの活性化に及ぼす地異要因の調査)(2013-04-19)電磁波(マイクロ波)による電子レンジ効果(仮説)によるマグマ活動の活性化に係る情報を紹介しましたが、マグマの活性化に及ぼす要因については余り言及されていないと思っています。

 詳細は既報の引例
【地震のメカニズム】8.マグマ化説~電磁波による玉突き的熱移動)
参照していただければと思いますが、地球内部の外核で発生する電磁波によってマントル、地殻をマグマ化する地震のメカニズム(仮説)として、
外核から発した電磁波は地下300km辺りの冷えた岩盤の隙間を通って、今度は冷えた地表面の地盤で反射される。こうして、電磁波は冷えた地表面と地下300kmの冷えた岩盤との間を行ったり来たりして、電子レンジ状態になる」と考えられていますが、上記の約2900km~約5100kmまでに存在する主として液体の鉄からなる外核から電子レンジ効?果を発生させるというどのような波長の電磁波(マイクロ波?)が発生するかどうか興味あるところです。

 

 


【再掲】元素変換による放射能消染(低下)の原理の紹介 その可能性に係る雑感

2013-05-22 | 諸悪発生要因の考察とメカニズム仮説

2013-05-21 投稿、05-22追加

 放射化現象に係る投稿(その3:環境放射能を低下する微生物はいるのだろうか?)(2013-05-14 )で記載したように、環境中の放射能を特殊な水質、微生物などによって環境放射能が低下して、除染できるとも言われています。個人的には、その詳細について理解していませんが、現状、周辺環境の除染はうまくいっていないと思っています。
 一般的な除染を確実にするためには、放射能漏洩の発生源福島原発での汚染水の除染システムの一部を水平展開すれば、トリチウムを除いては、うまくいくのでは?と思っています。
 ただし、既報で記載したように、過去、提案された数々の除染方法において、除染後の放射能が付着した材料、電極、および排水、廃棄物などを最終的にどのように処分するのか?原発使用済み燃料棒と同様、各システムのトータルコストを判断する重要な要素と思われます。

参考関連投稿:
環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る記載(その38:福島汚染水除去設備トリチウムを減らせず)
環境(水)中の放射性物質の影響と浄化に係る今までの記載の羅列(2012-02-27)

 上記以外に、既報「水」とはどのようなものか?に係る記載 (その9:放射能を除去する水について)の引用では策としての枠外手法起用による汚染域全域の早期・根本・完全除染を強く訴える
各還元水素水企業に、機器を通した水の放射能数値が激減したとの報告が、検査機関から相次いでいる。これらは"珪素触媒"や"電気分解"に拠る水素ラジカルの溶存水で、酸化還元電位が非常に低い。 「畑に散水を続け、自然放射線の値になった」との報もある。
特に「500mlのペットボトルに水素カプセルを入れると数値が半減した」事例は、錯体効果や下方移動が考えられず、元素変換以外に有り得ない。」について、
 現状、個人的には、その元素変換(消染)方法のその後について不詳ですが、その現象の延長線上には「放射能低下革命」が起こるのでは?と期待しています。

 環境中の
残留放射能を適切に除去かつ、元素変換(消染)なのか?、除染(除去)なのか?その可否および実態を正しく把握するためには
根本的には、ICP分析、放射化分析らびに、既報で記載したX線光電子分光 、紫外光電子分光 、X線回折、電子回折法、中性子回折法、蛍光X線元素分析法などによって濃度、組成などを正しく確認することが必要かと思っています。


 今回は、

元素変換による放射能消染(低下)の原理の紹介 その可能性に係る考察に係る記載を整理して再掲しました。

  既報 「水」とはどのようなものか?に係る記載その8)「放射能を除去する4次元の水」(特許公開)に係る記載を見直しました。
 ekouhou.net 本文を詳しく読む>>

 4次元の水

【出願日】平成21年3月9日(2009.3.9)

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
この発明は日本列島は地震国である。よって地震により原子力発電所が倒壊し放射能漏れの事故があった時、放射能を除去する4次元の水に関するものである。
【背景技術】
従来、火が消えた後は何も残らないが原子力の火は消えた後、放射能が残る。
【発明が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。
3次元のアインシュタインの科学でも手におえないこともある。
放射能は10万年も消えずに残る。
本発明は、以上のような欠点をなくす為になされたものである。
【課題を解決する為の手段】

・・・

4次元の原子力の火には、4次元の水をかければ放射能は消えると思い浮かんだのである。3次元の相対性理論とは、点が1次元。線と面積が2次元。立体が3次元とアインシュタインは言うが次元を間違えている。立体には2つの種類がある。

・・・

【特許請求の範囲】
【請求項1】
水H20をH30にし、放射能を除去する4次元の水。
モチダの4次元同体相対性理論なくしては、思い浮かばない。何故ならこの世はアインシュタインが言う3次元ではなく、4次元だと分かったからである。そのことが放射能は4次元の物質であることをつきとめ、ならば4次元の原子力の火から残った放射能は水を4次元の水にすれば放射能(4)-4次元の水(4)=0で放射能は消せると思ったのである。3次元を求める公式は1+2=3である。何故なら陸を求めれば海と空が導け、3つが相対関係にある。朝を求めれば昼、晩。現在を求めれば過去、未来。4次元を求める公式は、1+3=4である。何故なら北を求めるだけで西と東と南が導け4つが相対関係にある。土台を求めれば柱、屋根、壁。根を求めれば幹、枝、葉が相対関係になっているからである。4次元の水を作るには、3次元の水をただ4次元にするだけである。よってH20をH30にすれば4次元の水になるのだ。この世は3次元と4次元の細胞で出来ている。ちなみにモチダの4次元同体相対性理論は、点が1次元、線と面積が同体して2次元。角のある立体と時間が同体して3次元。球体と時間が同体して4次元である。問題はH2をH3にするにはどうすればいいのか。それは水素をヘリウムにする時と要領は同じである。ヘリウムをつくるには、水素どうしを太陽と同じ程度の温度で高速回転させ合体させH2にするのであるが、それを更にH3になるまで高温にしなければならないその火力をどこから持ってくるのか。方法はある。毒には毒をもって制すの言葉があるように、4次元の水を作るには4次元の原子力の火力を利用すればいくらでも高温にでき、水素を高速回転させればH3はできる。それに酸素を足して出来上がったのがH30、4次元の水」

ヒドロニウムイオン(H3O+)との相違はどのようなものか?と思っていましたが、
個人的には、よく解らない考え方です。

 水素をヘリウムにする時と要領は同じということから
、既報
放射化現象に係る投稿(その7:環境放射能トリチウム、環境放射能線ニュートリノの整理)(2013-05-19)で記載した「重水素と三重水素(トリチウム)を使用し、莫大な熱エネルギーを発生させる「核融合発電」とか「太陽の核融合」を利用して安定同位体に変換するのことだろうか??

 すなわち、既報の引例太陽光線http://www.naoru.com/taiyo-.htmよれば
「・・・太陽は水素やヘリウム原子を衝突させて核融合を起こし熱を生み出す。この熱で水素などのガスは電子が分離してプラズマ状態になって内部を対流する。・・・太陽の中心部は温度が1000万度以上もあって何しろエネルギーが高いので、赤外線や紫外線ではなく、同じ電磁波の一種であるガンマ線が放射される。」という。

個人的には、核反応について不詳につき、
数ある核融合式の中で解りやすい引例をgoogle画像検索から引用しました。
 
引例:意志あるところに道は開く
 
「【高エネルギー加速器研究機構 一般公開チラシ】
http://openhouse.kek.jp/2009/images/chirashi09.jpg

・・・

という事で、なるべく放射性元素を使わないで大容量の電力を生成したいわけですが、核融合発電はそれを達成できる可能性があります。(とはいうものの、おそらく俺らが生きている間に実現は不可能と思いますが)ということで今日は、代表的な3つの核融合反応式を見て、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
」という。

 次に、

既報(その9)
の引例
放射能除去法纏めサイト
- 現代科学未認知の除去事例網羅と科学的原理考察 
 国策としての枠外手法起用による汚染域全域の早期・根本・完全除染を強く訴える

メニュー3(関連記載を一部抽出しました。)

によれば、
ニュートリノ・器具・機器等 (項目2・9)
「近年、世界各地で炭素14など放射性元素の半減期縮小が報告されているが、太陽活動と同期し、他の傍証も考え合わせ、ニュートリノに拠る現象だとの説が挙がっている。

  現代科学・物理学・量子力学を完全だとする専門家は居ないが、未認知・枠外の個別事象・論は排除されるのが現状だ。然しながら科学的に未解明の事象は多く(ゼロ磁場等)、利用製品も多い(トルマリンなどの燃費向上製品等)。

 又、酵素・触媒が低温で反応を加速させる原理の統一見解もない。これらには「幾何学的形態・構造」「粒子と波動の二重性」「共鳴効果」などが絡む。

 この様な状況で、現代量子論を超越し、数多の矛盾や未認知事象も解消・説明出来る、新たな大統一理論はあるのか。それは広く認知されるのだろうか。

・・・ (中省) ・・・

 大統一理論上の各手法に高い除染効果があれば、空中地中水中で阻害されず「あらゆる場所に届くニュートリノの性質」「器具設置箇所の交点でのニュートリノ大量発生(結界効果での新たなゼロ場)」に拠る「設置個数増加=発生量の乗数的増加」で、他手法と全く比較にならぬ圧倒的速度と簡易さで、汚染域全域が根本除染されていくが・・あらゆる常識を超越した先に、完全除染はあるのか。・・・

・・・ (中省) ・・・

ししゃ科も会 - 哲科学・技術研究 TAKAO http://is.gd/rIiiKL
元素転換で放射能を無能化できるか? http://is.gd/yfqzT4
ニュートリノが放射能を無能化する http://is.gd/CXo8sy

アーク放電・永久磁石・亜臨界水等や利用機器(廃棄物処理装置等)には除去効果がある。電磁波を疎密波(スカラー波)にさせる事でゼロ場が発生するが、これでの除去効果や各種効果は各方面で研究が行われている。これらはフリーエネルギー・超伝導等と、フリーエネルギー・超伝導は物性の量子的側面と深く関係する。又、原子・原子核の固有周波数は磁場で変わるが、一帯の磁場や周波数帯の影響度は。・・・

水素 (項目3)
1:酸化還元電位が低い還元水素水
2:薄膜化し乾燥・酸化防止する物質
3:吸着力やキレート効果が強い物質(多孔質物質等)
4:効果を上げる物質(フルボ酸等)
5:有用微生物や、増殖を助ける酵素(有用微生物に還元効果、バイオサーファクタントに界面活性や薄膜化効果)

・・・

 
酸水素ガス(ブラウンガス・HHOガス・原子水素ガス、原子状態の水素と酸素のガス)を用いた放射能除去は、従来より世界中で研究されている。
 福島第一原発で各方面から還元水利用が提案されていると仄聞するが、一部の思考・ムラが検証せずに端から全否定し、採用を阻止している。  酸水素ガスと各種還元水素水(H2O2・H3O・H3O2・H4O・H5O2等)は其々効果度が違うが、ラジカル溶存度を増やし、酸化還元電位を下げ、効果持続したまま環境中の放射性物質に多く辿り着かせないとならない。還元水だけではすぐ浸透するので、ナノバブル化(同様効果)、珪素鉱物粉末、ラジカルと結合するラジカルトラップ剤の効果があるフラーレン・CNTや他物質、多孔質物質、フルボ酸、微生物等と併用し、相乗効果で除染する。・・・ 」 本文を詳しく読む>>

⇒個人的には、詳細不詳ですが、ニュートリノ、亜臨界水、酸水素ガス、各種還元水素水、有用微生物や、増殖を助ける酵素などが現状どのような効果(元素変換(消染)なのか?、除染(除去)?か興味あります。

 引例中の参考情報
 
元素転換で放射能を無能化できるか? http://is.gd/yfqzT4によれば、
元素転換で放射能を無能化できるか?
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン>

四次元能は不可能を可能にするシムダンスです。

放射性物質の自然崩壊を待つのではなく、汚染を除去してどこかに閉じ込めるだけではなく、人為的に無害化(無能化)することが最も望ましいでしょう。

無害化(無能化)することイコール四次元化(キルケゴール的ワープ)することと思っているのですが、果してそのようなことが現実(3次元)にできるのでしょうか。

放射性物質の無能化とは「元素転換」であると予告しました。
「不可能を可能にする元素転換」
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100105058404


もちろん、これは異端の仮説であり、決して、権威を重視するパラノ学会には受け入れられないでしょう。

なぜなら、元素転換とは錬金術だからです。
「最後の錬金術師」
http://homepage2.nifty.com/cosmo-formalism/sakusaku/1_1.htm

以下引用しました。
「生物学的元素転換」と「微量エネルギー元素転換」がある。
生物学的元素転換とは、生体内における酵素やバクテリアの介在によって一つの元素がまったく別の元素に転換するという現象。たとえば人体にはアミラーゼやプロテアーゼなどの様々な酵素が存在しており、生体内の代謝物質を処理する多様な化学反応を行なっている。

こうした酵素のあるものは温度やpHなどの特殊な条件の下では原子核レベルの反応を生じることがあり、それは原子核物理学でいうところの核融合・核分裂に相当する現象である。

一方微量エネルギー元素転換とは、このような元素転換の概念が地質学における変成作用や続成作用、鉱物の相転移などに適用されたものである。
地表面では主に微生物による元素転換が岩石の変質作用などを生じ、地殻深部では高温・高圧による花崗岩化作用や変成作用として微量エネルギー元素転換が生じている。
―――
最後の錬金術師とはルイ・ケルヴランのことですが、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%B4%E3%83%A9%E3%83%B3から引用しました。
ルイ・ケルヴラン(Corentin Louis Kervran, 1901年 - 1983年2月2日)は、フランスの科学者。生体内における酵素やバクテリアの作用によって、一つの元素が別の元素に転換するという生物学的元素転換(Biological Transmutations)という理論を提唱したことで知られる。
―――
ルイ・ケルヴランについては興味が尽きないので、又、別の機会にゆっくりと取り上げるとして、今は、最もホットな話題である放射性物質の元素転換について取り上げます。

そこで、垣根を越えて放射能除去が必要だと訴えている「ニュートリノ・量子・特殊構造体(珪素・フラーレン等)・水素ラジカル・鉱物・フルボ酸・フミン酸・腐植物質・微生物・多孔質物質等による放射能除去」
概要http://www45.atwiki.jp/fulvicmicrobe/

があります。こちらを参照してください。

ここで紹介されている放射能除去の方法はいろいろあるのですが、四次元能としては、ニュートリノ・量子・特殊構造体(珪素・フラーレン等)をキーワードとする元素転換の方法を取り上げます。

元素転換とはある元素を別の元素に変えるということですが、ここで問題にする転換は放射性物質(元素)を非放射性の物質(元素)に変換させるということです。

原子転換(ある原子が他の原子に変わる)とも言いますが、現代物理の常識では、この原子転換は、巨大なエネルギーを使うサイクトロン装置でなければ、不可能だと考えられているのです。

恒星が老いていく過程で、核融合により、水素→ヘリウム→炭素・・・と段階的に重い元素が生成され、最終的にが生成されます。これらのストリーはティトムとの共振で展開した内容です。

「安定性は流動性の反転」
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074406510

六角形は安定のシンボル(3)
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100074408050


ティトムとの共振では、鉄以降の元素生成については触れなかったのですが、鉄より重い元素は、中性子を捕獲して生成されるルート(99%)と光核反応で生成されるルートがあるようです。詳しくは下記を参照してください。
http://www.jaea.go.jp/02/press2006/p06090101/hosoku.html


さて、問題となる放射性物質とは鉄より重い、つまり不安定な元素のセシウムやプルトニウム等ということになるのですが、そうは簡単に区分できないようです。「放射性物質便覧」
http://grnba.com/iiyama/img99/radioactivity.html

を参照してください。以下引用しました。
放射性元素、安定同位体、半減期、崩壊過程、放射エネルギー、性質、身体への影響、対策、危険度が要領よく纏められているので、大変にありがたい便覧です。
以下、引用しました。
例えば、セシウム137は30年の半減期であり、星5つの危険度であり、セシウム134と同様に文句無しの最凶クラス!

内部被爆については、セシウム134と同様ですが、半減期が長いことから、少量ならまだしも、大量に環境に放出された場合の危険性は想像もつきません。
―――
同位体という言葉が出てきましたが、同じ原子番号を持つ元素の仲間で、中性子(つまりその原子の質量数)が異なる核種であり、同位元素とも言います。

同位体には放射性物質の放射性同位体とそうではない安定同位体の2種類がありますが、放射性同位体は時間とともに電子・陽子・中性子を放出して原子番号が変わってゆきますが(放射性崩壊)、安定同位体は自然界で一定の割合をもって安定に存在しています。ですから、同位体=放射性物質と短絡しないようにしましょう。

元素転換と原子転換という言葉が出てきましたが、核変換と言ったりもしますが、同じ意味で捉えて良いでしょう。

元素変換と言われる三菱重工 先進技術研究センターの事例は既に紹介しました。

三菱重工 先進技術研究センターhttp://ceron.jp/url/www.mhi.co.jp/atrc/project/pdtamakuso/


この実験では元素転換を認めているのですが、従来の枠組みを越えているとして理論は不明のままです。

理論的な解明が待たれるところですが、しかし、理論が解明されていない以上、そうやすやすと、元素転換が学会で認められる可能性は低いでしょう。

何故なら、今までは錬金術としてトンデモ扱いしてきたのですから。

しかし、放射能汚染の状況を考えると広大に拡散した放射能を無害化するには、これの応用しかないと思っているのです。

では、本当に高いエネルギー状態でなく、つまり、普通の状態で人為的に元素転換が起こすことができるのでしょうか。

実際に放射能を無害化した事例を取り上げておきます。

安藤式波動器具「こづち」を用いた放射能分解実験―「こづち」で結界を張れば汚染土壌の放射能計測値が激減した!
http://www1.odn.ne.jp/shishakamo/bin'11/bin11-07-06.htm
を参照してください。

これが本当なら素晴らしいのですが。。。

やはり、何故、そうなるのかを知りたいですね。
」という。
 
⇒低温で核融合できる?という「常温核融合」の考え方を別途調査予定です。
 
 
ニュートリノが放射能を無能化する http://is.gd/CXo8sy によれば、
ニュートリノが放射能を無能化する
<四次元能版:新世紀エヴァンゲリオン>

放射能を無害化する元素転換を理論的に説明できるのは、唯一、高尾博士の「螺動ゼロ情報量子反応理論」です。高尾博士については、
http://www.c-player.com/ad00178/thread/1100092795832
でも取り上げましたが、以下、引用しました。

この説を唱えているのはトンデモのレッテルを貼られている高尾博士ですが、トンデモと言っているのは古典的な態度からの評価なので、必ずしも当たっているとは言えないのでしょう。

この説の重要な点は、虚領域と実領域があり、その虚・実境界域には虚<0>実からなる螺動ゼロ場があり、そこから質量のない光子が対生成し、その光子から質量のある電子とニュートリノが対生成しているということです。

そのゼロ場では六角形や五角形に“形態波動共鳴”して電子とニュートリノが生じるとも説明されています。・・・」という。

⇒一般的に?ベータ壊変時にニュートリノが発生するというが、提案では光子から質量のある電子とニュートリノが対生成しているということです。