水徒然

水に関する記事・記録・感想を紹介します。水が流れるままに自然科学的な眼で
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猛暑、熱中症に係る記載を調べました。(その4:10-24更新 体調変化は高温高湿度の影響だけか?)

2011-10-24 | 日記

'11-07-12投稿、追加・更新、強調
 既報(その1)にて、最近の猛暑の質が変化しているのでは?という取り留めもない所感を記載しました。
 対策マニュアル、処方箋が人口に膾炙されて、用心しているにもかかわらず、今年6月以降の熱中症の発症数があまりにも多い(65歳以上の高齢者の発症が特に、多いようですが、)ことに対して、
 インフルエンザウィルスとは違って、「熱中症」と同様、暑くなってくると発生し始めて最悪は死に至る日本脳炎」とか、別報で記載した腸管出血性大腸菌による食中毒で併発した
「脳神経細胞が傷つく脳症」及び腎臓の働きが悪くなる「溶血性尿毒症症候群(HUS)」、④清涼飲料水ケトアシドーシス伝染病患者に多く検出される放射性セシウムなど、「熱中症」の症状とよくにていると想われました。

 環境中の有害エアロゾルなどによって、2次的な影響を受けた場合には、肝不全、腎不全、膵炎(すいえん)、糖尿病、ウイルス感染に伴う急性脳症、微小血管性溶血性貧血、血小板減少症、尿毒症などが併発するようです。  医学には全くの素人なので個人的な見解ですが、やはり生物多様性関連分野でも、既報の参考投稿から、人も含めて生体の健全性には、体液(血液など)中の成分のバランス(分散度さらさら/どろどろ)が重要であることを認識しました。
PS:10-24
気温が25℃前後、湿度が低いにも係らず、最近マラソン大会で多発している熱中症?について、高温多湿以外で発生する熱中症症状の原因は一体何なのだろうか?
個人的には環境中に存在する有害エアロゾルが影響していると推察されます。
大過ないように調査してもらいたいものです。体質にもよりますが、急激な運動は当分自粛が安全化か?

引用:マラソン大会で熱中症症状訴え、4人搬送 | 日テレNEWS24

 「23日午前、江戸川区陸上競技場で開かれた「江戸川マラソン大会」で、ランナー4人が熱中症の症状を訴え、病院に搬送された。東京消防庁などによると、搬送されたのは12歳の男児を含む男性3人と女性1人で、走っている最中や走り終えた後に気分が悪くなったという。症状はいずれも軽い。

 都内では、16日に足立区で開かれたマラソン大会でも計23人が熱中症とみられる症状で搬送されていた。

 23日の東京は、最高気温が25.9℃と9月下旬並みの気温で、平年のこの時期と比べて約5℃高くなっていた。」

(個人的なメモ)

 2次的に超微粒子の有害エアロゾル(約0.01~0.1ミクロン)などが混入、吸引されることによって、正常時のpH、電気伝導度、溶存酸素などに影響して、脱水・濃縮状態の血中成分の分散度(バランス)崩して、体調不良を加速していることが考えられます。
 例えば、血液中の赤血球(数ミクロン)などに吸着してさまざまな影響を及ぼすと想われます。また、血液など体液のpHの変化も血液中の分散・凝集に影響すると思います。
 ウィルスなどのエアロゾル、および臓器・器官、血中成分の組成(粒子径、電荷(+ー))、および体液の酸化還元電位について不祥につき、今後忘れないようにメモしました。
* 血液のpHは通常7.30~7.40
アルカリ性に維持することが好ましいと言われています。

参考投稿:
生物多様性関連、水素イオン濃度(pH)に係る記事を紹介します。

(生態系に及ぼすpHの影響とその変動要因)
水環境分野へのゼータ電位応用例に係る記載を紹介します。

(表面電荷(ゼータ電位)を指標とすると分散・凝集現象)
生物多様性関連、酸化還元電位(ORP)に係る記事を紹介します。
(酸化還元電位の変化による酸化・還元力(元素のイオン価数)
の把握)



 

 熱中症の症状に係る検索内容の詳細について以下参照願います。

 
日本脳炎、病原性微生物(O-157大腸菌など)、その他の悪性のウィルス、バクテリアなど有害エアロゾルが2次的に影響していないか?熱中症の症状と比較するために以下、調べました。

1)体温調節機能がうまく働かなくなると、発汗による蒸発や皮膚からの熱放出を通じた「体温のコントロール力」が崩れ、本来なら暑いときも寒いときも一定に保たれるはずの体温が上昇する・・・

 
同時に、体内の水分や塩分のバランスも失われます。
2)めまい・けいれん・吐き気・意識障害・頭痛など、さまざまな「熱中症」症状が引き起こされることになります。
3)体温調節のための中枢機能そのものが麻痺してしまうため、体温が
40以上に上昇し、発汗もみられなくなり、・・・
4)気温が
36を超えると、人体の皮膚温を上回る ことで体温調節に重大な影響を及ぼすため熱中症による死亡者数が多発する・・・
5)前の日に比べて特に気温があがった時なども要注意・・・
6)
体温調節機能を妨げる「熱」が体の内側からやってきた 場合にも、・・・
7)高齢になると汗腺の機能が低下して汗をかきにくくなりますし、また体温を調整する自律神経の働きも低下するなど身体機能が低下して、・・・
8)室内でお年寄りが亡くなられたというニュースも何件か報じられました。
・・・
など、さまざまな要因で発症しています。

以上、詳しく見る

 また、別報の熱中症対策に係る「水分の主な働き」から、
1)血液は元来粘っこい成分ですから水分によってサラサラにして栄養素、ホルモン、老廃物などを円滑に運びます。
2)栄養分は水に溶けて吸収され、不要になった成分も水に溶けて排泄されます
 また、消化に役立つ唾液胃液などの分泌液も水分に溶けて薄められて働き易くなります。・・・
3)
)汗となって体温を一定に保つラジエターの働きをしていることです。・・・。
と言われています。

以上、詳しく見る

 熱中症によって脱水症状になり、血液が流れにくくなること、および、血液中の塩分(NaCl)、pH、栄養分、酸素濃度、血中電解質(おもにNa, K, Cl, P, Ca)のバランスが崩れると、人体の五臓六腑、能の機能を阻害していると推察されます。


<類似症状に係る検索結果のまとめ>
 熱中症と症状が似ているよう想われます。併発しないように、
周辺環境衛生に、今後注意することが必要と想われます。
 65歳以上の被災がきわめて多いのは
 代謝機能の衰えか?

<検索項目>
1日本脳炎
ウイキペディア「日本脳炎」によれば、

特徴 潜伏期は616日間とされ高熱を発し、痙攣、意識障害に陥る。
 発症してからの治療方法は対症療法のみ。致死率は
20%程度であるが、半数以上は脳にダメージを受け麻痺などの重篤な後遺症が残る。・・・
 
類似ウイルスには、ウエストナイルウイルス、セントルイス脳炎ウイルス、マレーバレー脳炎ウイルスがある。

 発生状況日本では、
1960年代には年間1000人程度の患者が発生していたが、1967年~1976にかけて小児及び高齢者を含む成人に積極的にワクチン接種を行った結果、劇的に減少し現在では年間数人程度である
 しかしアジアでは、南アジア、東南アジアを中心に
2007年現在も、年間1万人以上の患者が発生している。日本では南部から始まり、北部へと発生が移動する(北進現象)。

  厚生労働省は毎年、日本脳炎ウイルスの蔓延状況を調べる為、ブタのウイルス抗体獲得状況を調査している。
 調査結果によれば、「ウィルスを持った蚊は毎年発生しており、引き続き国内でも感染の可能性がある」としている。

 つまり、ワクチン接種が発症を有効に阻止していると言える。予防
ワクチン接種が基本であるが、媒介蚊の防虫対策としての防虫蚊帳や蚊取線香、屋外での長袖・長ズボン・防虫薬の使用が有効とされている。・・・」
<<詳しく見る>>

2.脳症(脳神経細胞損傷)
gooヘルスケア「急性脳症」によれば、
 「・・・脳機能障害の症状である意識障害やけいれんを起こして、髄液(ずいえき)検査で炎症所見(細胞増加など)がないものです。炎症所見がある時は急性脳炎として区別します。乳幼児が多くを占めます。
原因は何か
 
脳のエネルギー不足(低酸素症、低血糖症、血流障害)、代謝物質増加(先天代謝異常症、肝不全、腎不全、膵炎(すいえん)、糖尿病、中毒 )、神経伝達抑制(電解質異常、中毒)、その他(ライ症候群、ウイルス感染に伴う急性脳症)など、原因はさまざまです。
症状の現れ方 
 元気がなく、うとうとし出し、呼びかけたり揺すったりしないと目を開かなくなり、まもなく全身性のけいれんが現れます。異常に興奮することもあります。・・・」
<<詳しく見る>>

3.溶血性尿毒症症候群(HUS)
ウイキペディア「溶血性尿毒症症候群」によれば

溶血性尿毒症症候群(ようけつせいにょうどくしょうしょうこうぐん、
hemolytic-uremic syndromeHUS)は、微小血管性溶血性貧血、急性腎不全および血小板減少症を特徴とする病態である。
 病態
典型的な
HUSは主として小児に発症し、腸管出血性大腸菌や赤痢菌に感染した際、菌の出すベロ毒素が腎臓の毛細血管内皮細胞を破壊してそこを通過する赤血球を破壊することで溶血がおき、並行して急性腎不全となり、尿毒症を発症する。・・・
治療
 
急性腎不全による尿毒症を血液透析(人工透析か腹膜透析)でBUN(血中尿素窒素)を除去し血中電解質(おもにNa, K, Cl, P, Ca)を正常に保ちながら、腎機能の回復を待つ。・・・」 
<<詳しく見る>>

PS:'11-07-18
4.熱中症類似症状
nikkei BP ネット
2011年07月14日
「猛暑で増えるニセ熱中症」によれば、
夏の暑さが引き起こす疾患は、熱中症だけではない。脱水により血液の流動性が低下し、心筋梗塞や脳梗塞も発症しやすくなる。さらに、糖尿病患者の低血糖発作や清涼飲料水ケトアシドーシスにも注意が必要だ・・・」とのことです。
*gooウイキペディアによれば、
 糖尿病性ケトアシドーシス(とうにょうびょうせいケトアシドーシス、DKA:Diabetic ketoacidosis)は、 糖尿病患者において、インスリンの絶対的欠乏によってもたらされるアシドーシスである。ほとんどの発症者は1型糖尿病患者である。
goo国語辞書によれば、
アシドーシスとは、「血液中の酸と塩基との平衡が乱れ、酸性側に傾いた状態。腎不全・糖尿病が原因で重炭酸(アルカリ)が失われたときなどにみられる。・・・」

PS:'11-07-20
5.新たな情報についての紹介
ベラルーシの部屋ブログ2011-07-16 
内臓に蓄積するセシウム
(一部抜粋しました。)
 ・・・伝染病で死亡した人と、血管と消化器官の病気(主に胃と十二指腸の潰瘍)で死亡した人の肝臓、胃、小腸、すい臓と比べると、前者のほうが多くのセシウム137の蓄積が見られました。・・・」
⇒原因、詳細不祥につき、調査、要る。


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