水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

東北・北陸の記録的な豪雨。 反面、首都圏1都5県、24日から10%取水制限という。原因は?

2013-07-25 | 天変地異・異常気象関連

'13-07-25投稿

 地球温暖化によって引き起こされた海水温度の平均的な上昇に伴って、大気圏における平均的な水蒸気量は多くなるのは、季節を問わず原理的に自明であります。
 その場合に、増加した水(蒸気量)の状態変化によって、さまざまな地域において、豪雨洪水豪雪など天変地異・異常気象が引き起こされていると思っています。>>詳しく見る 
 その反面、その地域以外では旱魃、渇水現象が発生していることも事実であります。
>>詳しく見る

関連投稿:
異常気象に係る記載(その27:ゲリラ雷雨(豪雨)の原因に係る考察)
(2013-06-21)

 東北・北陸で記録的な水量が観測されているというが、反面、首都圏では利根川水源の水不足で24日から、取水制限が19年ぶりに実施されるという。本当?原因は?

 朝日新聞デジタル
首都圏1都5県、24日から10%取水制限http://www.asahi.com/national/update/0723/TKY201307230301.html

「 利根川上流の8ダムの貯水率低下を受け、流域の東京、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木の1都5県は、24日午前9時から10%の取水制限を実施する。7月の取水制限は19年ぶり。

 1都5県や国などでつくる「渇水対策連絡協議会」が23日決めた。同日午前0時現在の8ダムの貯水率は51%という。各自治体は節水を呼びかけ、他の水系や地下水の割合を増やして対応する。」という。 

既報「霧」をテーマに国際学会 飲料水利用や汚染問題への画期的な発展を期待!に記載しましたが、

 

 砂漠、乾燥地帯、中国、など水資源に恵まれない地域での水不足ほどではないですが、多湿国のわが国では、いずれめぐり合わせで、豪雨によって首都圏のダムに水が充填されるでしょうが、今後、長期化した場合は深刻な事態となることでしょう。とにかく、福島原発を襲った未曾有の大津波同様、何が起こるかわかリません。

 既報中国 内モンゴルの砂漠化の現状、砂漠化の原因 緑化の可能性について (2013-05-16) で記載しましたが、
水不足によってもたらされる
地球環境への諸悪の対策として、
「砂漠の緑化」
「安全な飲料水」
「灌漑による食糧の安定生産」
「黄沙現象の防止」
「山火事の防止」
などがありますが、安全な飲料水の確保に手一杯で、
現状、ROなど水処理にかかる電気代が高いためか?上記の諸悪対策は進展していません。

 上記の異常気象は個人的な見解として、世界各地で進行している「緑地」の減少が原因かと?思っています。ハブーフなど黄沙現象(砂嵐)が気象に及ぼす影響が大きいと思っています。
参考投稿:
日毎、地域別の寒暖差は上空に浮遊している黄砂など微粒子分布の違いによるのだろうか?

大気汚染が最悪な国はインドとのこと。 大陸からの越境大気浮遊粒子の発生源の証明が必要か?

大陸からの2.5ミクロン以下の大気中に浮遊する黄砂は何マイクログラム/m3になるのか?

 しっかりと、海外において緑地を整備して、山火事を減少する植林対策をとれば、黄砂の飛来が減少して、異常気象(猛暑、豪雨)のみならず、地盤を強化して土砂災害も減少するのでは?と思っています。

 関連投稿:
世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その1:砂漠化の原因・現状)
世界各地の緑地の減少。 なぜだろうか?(その2:山火事の原因・現状)

 また、わが国でも、食料を海外に依存していますが、海外で飢饉が起こり、安価な輸入品が入ってこなくなって、止む無く自給率を上げれば、「水不足」(食糧生産に大量な水を消費)が顕在化してくると思われます。 まったく、信じられない昨今のわが国での季節感のない寒暖差と同様、降雨においても、相変わらず、ちぐはぐな記録破りの気象が続いて?進展しています。

 今回も引き続いて、東北で豪雨が続くという。

YAHOO! ニュース

毎日新聞 7月24日(水)16時41分配信

東北で120ミリの雨のおそれ 北陸と西日本でも不安定にhttp://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/typhoons/
「気象庁によると、東北地方を中心に断続的に雷を伴って25日にかけて、激しい雨が降る見込み。日本海側の沿海州付近の低気圧が北東へ進み、東北地方には、低気圧からのびる前線がかかり、湿った空気が流れ込む。25日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で東北地方120ミリ。同庁は、土砂災害に警戒し、河川の増水、低い土地への浸水に注意を呼びかけている。

【きょう、あすの全国の天気】

 また、北陸地方と西日本でも湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定に。西日本は25日未明にかけて、北陸地方は25日未明から夜のはじめ頃にかけて、落雷、竜巻などの激しい突風、降ひょうの恐れがある。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動する必要があるとして、気象庁では注意を呼びかけている。【毎日jp編集部】」とのこと。

 ⇒特に、環境放射能の高い地域では土壌中の微生物が殺傷されているため、地殻強度が低下している可能性もあり、土砂災害の拡大には警戒が必要かと?個人的には想われます。

参考関連投稿:
土砂災害発生地域の整理と地質との関連性(その1:発生地域の整理)(2011-09-14)

 

 


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