'12-11ー1投稿
既報、地震および津波に係る記載(その1:[注目]地震は環境放射能と砂鉄が多い地域で発生し易いのか?)において、地震の前兆と言われる地磁気異常に係る磁性金属資源の多い地域の代表として鉄について調べました。
個人的には、地質(組成、強度、電荷、磁性、微生物の質・含有量)、地層の状態(耐ストレス性、含水量、断層、亀裂・空隙)と地震・津波規模との関連がどのようになっているのか?不詳につき関心があります。
以下、既報でも記載しましたが、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
・環境放射能が地殻に電荷磁気的に吸着して、地殻の電荷、磁性、微生物の質・含有量などが地質、地層を変化させているのだろうか?
・大陸移動、地殻振動の駆動力が増大しているのだろうか?
・地下マグマ、太陽フレアーなど自然放射能による宿命的な天変・地異現象なのか?
・原発、核実験、人工的な小さい核爆発など人為的な原因?
または、複合化しているのだろうか?
地震規模が大きくなるためには
・ 環境放射能の電離・酸化作用によって地殻の組成をペロブスカイト系化合物、例えばPZTと呼ばれるPb(鉛)、Zr(シルコニウム)チタニウム(Ti)、磁性に関与する鉄などのからなる複合金属の酸化物的な逆圧電効果(振動ストレス)が付与されたのだろうか???
・ また、ミューオン、ベータ壊変によるベータ線(電子線)、ニュートリノなどの環境放射線の地殻中の電気伝導性を高める?例えばY(イットリウム)、Cu(銅)、Ta(タンタル)などからなるセラミック系の複合酸化物的な超電導効果が付与されて逆圧電効果(振動ストレス)が増加したのだろうか???と妄想していました。gooWikipedia「鉄系超伝導物質」 「・・・鉄を含み超伝導現象を示す化合物。銅酸化物以外では、二ホウ化マグネシウムなどを抑え、2008年現在最も超伝導転移温度(Tc)の高い高温超伝導物質である[1]。研究が活発化した2008年の1年間でTcが2倍以上に急上昇したことから、さらなる研究の発展が期待されている[2]。・・・」
まえがきが長くなりましたが、 上記の仮説(妄想)と関連あるのでは???と個人的には想われる(詳細なメカニズムなど現状不詳)、「酒で煮ると鉄化合物が超電導に」という記事について調べたので記録しました。
酒で煮ると鉄化合物が超電導に、赤ワインが最適
物材機構と慶大、仕組みを解明
日本経済新聞 2012/7/16 21:42
「物質・材料研究機構と慶応義塾大学先端生命科学研究所は16日、ある種の鉄の化合物を酒で煮ると、電気抵抗がなくなる超電導を誘発する仕組みを解明したと発表した。酒に含まれる有機酸などが超電導になるのを邪魔していた余分な鉄を取り除くためという。
物材機構の高野義彦グループリーダーらは、鉄やテルルなどでできた化合物を6種類の酒で煮たところ、赤ワイン、白ワイン、ビール、日本酒、ウイスキー、焼酎の順で超電導になりやすいことを見つけた。慶応大が煮た後の汁から220種類の物質を見つけた。詳しく調べると、リンゴ酸、クエン酸、βアラニンが超電導を誘発するとわかった。この3物質をそれぞれ溶かした水で鉄テルル化合物を煮ると、超電導になることを確かめた。「余分な鉄を溶かして捕まえるためだ」と高野グループリーダーは話している。特に赤ワインはこれらを多く含んでいるため、超電導を誘発する能力が高いと考えられるという。
鉄テルル化合物は超電導になる物質と構造が似ているが、そのままでは超電導にはならなかった。同様の物質に応用できる可能性がある。」
⇒酒(アルコール含有水)中のリンゴ酸、クエン酸、βアラニンが超電導を誘発するという。
個人的には非常に興味ある記載でした。
地震は地殻の鉄鉱床のうち、砂鉄が多い地域で発生しやすい?(詳しく見る)と想われるので、以下地震に関連することがありえるのだろうかとメモしました。
・微生物の質によってはアルコール発酵も可能か?
・海底などの加熱は地下マグマなどからの入熱で可能か?
・酒(アルコール含有水)中のリンゴ酸、クエン酸、βアラニンのほかに何があったのだろう。
・圧電効果にも影響するのだろうか?
・基本はフレミングの法則が関与しているのだろうか?