'13-08-04投稿、08-06追加
既報【再掲】2011年の再来か?昨今、未曾有のゲリラ豪雷雨が頻発。その原因は雲と地面の電位差か?(2013-07-29)でゲリラ豪雷雨についてとりとめもない妄想をしていますが、
一方では、首都圏 5月6月の少雨と早い梅雨明けのため 利根川水系は渇水 こまめに蛇口閉め節水をという。(2013-08-03)というように、一過性の現象であるとは思われますが、
狭いわが国でありながら、局所?的とはいいながら、首都圏では水不足となっています。
既報地球温暖化の要因に係る記載(その4 水はどのように変化しているのか?)(2011-11-09)記載しましたが、概念的ですが、さまざまな専門家の情報に基づいて、既報にて記載しましたが、過度の地球温暖化によって、世界各地で局所的な豪雨による洪水が発生しています。この原因は環境中に存在する水の質および量の状態変化によるものと考えていますが、この真因については調査中ですが、真因は個人的には不詳であります。
再生可能なエネルギーの世界的な進展を迅速に計って、化石燃料の有効利用するために安易な燃焼消費によるCO2の増加を避けたいものですが、単なる温室効果ガス(CO2)増加による弊害ではなく、メタンガス、オゾンなども関係する複雑な反応が絡み合っていると個人的には思っています。
北極圏のオゾンホールの拡大現象の原因にしても、国環研は温室効果ガスの影響も考えられると推察されています。
改めて感じることは、津波、豪雨、洪水、水没の加害者は「水」であり、大気圏に共存しているガスおよび物質と何らかのメカニズムによって、「水」の状態が変化して循環バランスが崩れていると個人的に推察しています。
参考投稿:異常気象など天変地異の要因に係る記載詳しく見る>>
最近の英国、オランダの学者の推計では北極温暖化でメタン放出、さらに加速し6千兆円損害という。
しかしながら、異常気象(豪雨⇔旱魃)に係る真因については、素人的にはよくわかっていませんが、何かひとつ腑に落ちない現象が続いています。
とにかく、ゲリラ雷雨など水の偏りを是正して、水(降雨)を自在に制御して、ゲリラ豪雷雨による被害、水不足を少なくするために人工的な降雨分散化技術の進展を望んでいます。
中国では、日常茶飯事に実施されているという人工降雨について、以下記載しました。
人工降雨は 核になる粒子と低温の雲が必要であるが、
Hatena Questionによれば、
http://q.hatena.ne.jp/1179318388
(一部割愛しました。)
「雨ができるには以上のように、ある程度発達した積雲や層積雲の上部では温度は0℃以下になっているものの、氷点下15℃くらいになるまでは、過冷却と言ってまだ水滴のままであり、雪片の形成に至らず、雨は降らない。そこへ、強制的に雪片を作るような物質を散布してやれば雨を降らせる可能性ができるわけで、・・・人工降雨はある程度発達した雨雲がある場合に有効であり、かつ成功するもので、雲の無い所に雨雲を作って雨を降らせるのは不可能である。またその雨量も、本来の雨量を1割程度増加させるくらいで、自由に降水量を制御できるまでには至っていない。・・・」 という。
<我が国における取り組み >
•1947年人工降雨実験(航空機からドライアイスを撒布)九州大学、九州電力、在日米軍
•1951~1965年頃人工降雨実験(ヨウ化銀やドライアイス)電力会社がスポンサー、大学や気象研究所参加
•1965年~渇水時の人工降雨実験(地上設置型のヨウ化銀発煙装置や航空機からのドライアイス散布装置、散水装置)東京都、福岡県、沖縄県、香川県
•1988~1992年科学技術庁振興調整費「降雪機構の解明と降雪雲の人工調節の可能性に関する基礎的研究」気象研究所、大学、国立研究機関
•1994~2002年共同研究「山岳性降雪雲の人工調節に関する研究」気象研究所・利根川ダム統合管理事務所
•2006年~科学技術庁振興調整費」
ということから、わが国においては、水の人工調節についてはお手の物とも思われます。
参考投稿:
「エアロゾル」に係る記載を調べました。(その12:ヨウ素化合物などの人工降雨剤)(2011-04-19)
熱波襲来の中国 “人工降雨”ロケット7発打ち上げ(08/02 17:37)
「40度近い最高気温が続く中国で「人工降雨」作戦です。
熱波に襲われ、深刻な水不足に陥っている中国では、人工的に雨を降らせるロケットが発射されています。中国では、上海周辺を中心に40度近い高温が続いています。また、国営メディアは、湖北省の約900カ所の貯水池が干上がり、トウモロコシなどの農作物にも深刻な被害が出ていると報じています。浙江省安吉県では、先月31日に合わせて7発のロケットが打ち上げられ、県内の60%の地域に雨をもたらしたということです。浙江省の中心部では、人工降雨の後、気温が38度から28度に下がったと伝えています。」という。
まことに、中国は聞きしに勝りるダイナミックな対処をしているようです。
わが国のように多湿国では猛暑に対してどの程度の効果になるか?わかりませんが、気温が10℃も下がれば、熱中症も減少するのであろうか?
話が反れますが、
それにしても、中国も同様に、上記の旱魃のみならず、洪水も問題となっているが、猛暑によって、熱中症患者が増加したというニュースをあまり聞かないのは、既報中国上海で猛暑、40度超 観測開始以来最高というが、熱中症患者数は多いのだろうか?で思うように、なぜか話題になっていません。?七不思議のひとつ。
香辛料など食生活の違いなのだろうか?
たまたま話題になっていないだけなのか?
海外の熱中症に係る報道を望んでいます。
話を戻して、
記述していくうちに思うのは、ゲリラ豪雷雨は人工降雨的な所作で縮小することもできるのだろうか?
もちろん、それができれば、降雨量の増大もできるでしょうが?
いずれにしても、首都圏の水不足は時間が解決するでしょうが、ゲリラ豪雷雨の制御および降雨分散化をわが国でも表立って考える時代になるのでしょうか?
降雨の偏りのメカニズムが専門家間でもよくわかっていない???ので、現状、世界各地で惨憺たる異常気象が発生し続けて、日常茶飯化しているのでしょうか?
地球温暖化防止に対する気象学者の警鐘だけではいかんともしがたい世界経済になっているのでしょうか?
既報でも記載しましたが、誤解、妄想?杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。
いずれにしても、人工的に雨を降らすには、人工降雨はある程度発達した雨雲がある場合に有効であり、かつ成功するもので、雲の無い所に雨雲を作って雨を降らせるのは不可能という人工降雨技術のみでなく、
原理的には、水を加熱して水蒸気を発生→核(エアロゾル)を空中にばら撒いて水滴化(雲化)→水滴を凝集させて約1mm径以上に増粒(大粒化)
加えて、重要なことは
ある程度発達した積雲や層積雲の上部では温度は0℃以下になっているものの、氷点下15℃くらいになるまでは、過冷却と言ってまだ水滴のままであり、雪片の形成に至らず、雨は降らないということから、「雪片化」させるために、冷蔵庫などで用いられている冷媒を気化させる冷熱サイクル技術を大気上空導入すれば、
ストークスの法則に則って大量の雨が降るのでは?と妄想されますが、
現代科学の粋を駆使して、そういう手段で降雨をしなければならない時代になったのでしょうか?
昨今の水の偏りは自然の仕組みに逆らった直接、間接を問わず、人為的、人工的な産物に由来する大気圏に存在する諸悪を究明してひとつひとつ潰していかなければならないのだろうか?
既報地球温暖化の要因に係る記載(その6:大気圏の水の偏りの影響とその評価方法)(2011-11-12)に記載したように、これらの大気圏における「水の偏り」がどのようなメカニズムで発生しているのか?その影響(真因)を解明することが重要であると想われます。
「地球温暖化によって引き起こされた海水温度の平均的な上昇に伴って、大気圏における平均的な水蒸気量は多くなるのは、季節を問わず原理的に自明であります。
その場合に、増加した水(蒸気量)の状態変化によって、さまざまな地域において、豪雨・洪水・豪雪など天変地異・異常気象が引き起こされていると思っています。詳しく見る>>
その反面、その地域以外では旱魃、渇水現象が発生していることも事実であります。詳しく見る>>
個人的なメモ:
<海水平均温度の推移>
<平均気温の推移>
既報の引用文献から「・・・約3000年ほど前から気温は次第に低下し、2500年ほど前には一つの小氷期(弥生小氷期)を迎える。現在はその延長上にある。・・・」にも係らず、想定外の海水温の上昇によって温暖化(高緯度地域の熱帯化)を進行させて、特定地域で洪水を発生させていることが問題であると想われます。
特に、海水温、気温の高い赤道付近の常夏の国々で洪水が発生し易いのは当然ですが、今までの治水対策を超えた想定外の降雨によって大洪水が発生している真因もよくわかっていません。詳しく見る>>
今後は、「水の状態変化」「水の局所的な偏り」を調べるために、
「MIMIC(気象衛星共同研究所の総合マイクロ波画像)」(大気圏における可降水量の評価方法)*、既報に引用記載した「Cloudsat(クラウドサット)、カリプソなど)」(雲の分布、成分)のデータベースを理解して、
可降水量および雲の発生状態、有害なエアロゾルの共存の有無、雲が停滞する地域の地質・地形、オゾン濃度、オゾン層破壊物質、人工降雨剤、有害電磁波の影響の有無との対応を調べることが必要であると想われます。
一概に雲といっても、積乱雲など雨が降りやすいものとか、地震雲とかいろいろありますので、それぞれのもつ作用を理解することが必要とも想われます。
*J-GLOBALによれば、
MIMIC
A New Approach to Visualizing Satellite Microwave Imagery of Tropical Cyclones
熱帯低気圧の衛星マイクロ波画像を可視化する新方法
抄録:MIMIC(気象衛星共同研究所の画像変換した総合マイクロ波画像)と命名した新モーフィング・アルゴリズムを導入して,熱帯低気圧の可視化を改良し,これの解析と予報能力を強化した。このアルゴリズムを使って2つの成果品を作った,MIMIC-TCは熱帯低気圧が中心にあるLEO(低地球軌道衛星)マイクロ波画像アニメーションを与え,MIMIC-IRは静止衛星赤外画像上に層化した熱帯低気圧が抽出した降水場をアニメートした。複数の事例は補完映画を有し,オンラインで見る事が出来る。引用本文詳しく読む>>」
⇒赤外線の吸収の利用
HAARP( High Frequency Active Auroral Research Program高周波活性オーロラ調査プログラム) 「放射性物質(放射能)からの環境放射線とは違いますが、人工的に、「電離層に発振される電磁波(発信波長はVHF:1m~10m ?詳細不詳)は電離層を通過するため、電離層のかく乱現象が生じるため有害電磁波として地球環境、生態系に悪影響を与える」という。
ちなみに、水温を上昇するためには、水の分子が赤外線を吸収したり、マイクロ波などの電磁波と反応して発熱することも必須の条件となりますが、
(google画像検索から引用)
電子レンジにも適用されているマイクロ波は環境中の水を加熱する効果があり、雲の生成および消滅に影響するのでしょうか???
弁財天
トリチウムの湖水効果で降雪が起きる udpate8 によれば、
http://benzaiten.dyndns.org/roller/ugya/entry/tritium_lake_effect
また、自然界では電離層を透過し僅かに到達する宇宙線で雲ができるともいう。
局所的な人工降雨に利用できるのだろうか?
やはり最大の問題は水の偏り(豪雨⇔旱魃)か! >>次報に続く