水徒然2

主に、水に関する記事・感想を紹介します。
水が流れるままに自然科学的な眼で解析・コメントして交流できたらと思います。

エアロゾルに係る記載(その22:エアロゾルの組成と蛍光発光色との関係<地震前赤色発光の写真>)  

2013-01-20 | 地震・津波関連

'13-01-20投稿

 既報地震(含む津波)予知・予兆/対策に係る記載(爆縮現象よる予知の可能性は大)で紹介しましたように、「地震前の爆縮現象(環境放射能の低下現象)が発生する過程において、大気圏で観察される雲底が赤く染まる」という。

 雲底が赤く染まる現象がどのようなメカニズムで発生するのか?個人的には関心があります。

 既報でも記載しましたが、妄想?誤解、杞憂かもしれませんことを
予め断っておきます。

 真偽は別として、
個人的に地震予兆としての異常発光現象のメカニズムの仮説を立ています。

 仮説のひとつとして、既報(その21その21ー2)では、最近、オーストラリアで赤い砂嵐が発生したということから、エアロゾル化した砂塵そのものが雲底に集まったための着色現象としたら、どのような組成の無機物質が該当するのか調べました。

「砂嵐」の発生状態をgoogle画像検索から引用しました。

オーストラリアでの光景 2009/9 

 

 今回はもうひとつの仮説として大気中の酸素原子や窒素原子などに高速で電子が衝突して発光しているというオーロラ現象のように、環境放射線であるべ-タ線(電子線)、ガンマー線、ミューオン、ニュートリノ、紫外線などによって放射化もしくは励起されて、蛍光発光する原理で、

 オーロラ現象

     (google画像検索から引用)

  風化して大気中に舞い上がったエアロゾル砂塵が異常赤色発光を発生させている可能性がありえるのか?と以前から個人的に思っている仮説に基づいて、赤色発光する自然蛍光性鉱物にはどのようなものがあるのか?調べる予定にしています。(もともと赤い色の体色を有していて赤色などの蛍光発光する物質もあるかもしれないことにも留意して)

 実際に地震発生前の赤く染まった雲を見たことがないので、

  今回は、その前に赤色蛍光発色している雲とは一体どのようなものか? 公開されている写真をgoogle画像検索から引用して、以下、記載しました。

⇒写真ではオーロラ現象による発光現象と複雑などすぐろい色という不透明感もあるようです。

 空全体および周辺に存在している雲の色が変わるのは着色したエアロゾルの色

 エアロゾル微粒子自体およびオーロラのようなガス(窒素、酸素、水素、ネオン・・・)の蛍光発光かどうか?については不詳ですが、

 両方とも絡んでいる可能性が現状考察されます。

また、その着色分布が広範囲な場合はガスの可能性もあるのだろうか?

一方、雲全体および雲の下部の着色にはエアロゾルが関与しているのだろうか?

 既報でも記載しましたが、大気圏には砂など無機質以外にも、無数存在しています。

 さまざまな物質のエネルギーギャップと、どのような環境放射線が励起に作用しているのか?によって発光色は決まるでしょうが・・・。
参考関連投稿:
放射化現象に係る投稿(その1:事例紹介'11-05-19~'12-01-23)

その5-2:海水中で紫外線発生の可能性のある物質
・・・半導体、絶縁体がバンドギャップエネルギーをもっています。放射性物質の崩壊放射線によって、紫外線を発生するバンドギャップエネルギーEg:12.4~3.1(eV))をもつ共存物質にどのようなものがあるか?その物質が海底から海面に共存しているのか?元素、組成によって変化します。・・・
続きを読む>>

引用:気象庁 精密地震観測室http://www.jma-net.go.jp/matsushiro/learning/mat-swarm.html
(一部抽出しました。)


発光現象。(故栗林亨氏1966年2月12日04時17分妻女山付近撮影 自宅にて):松代地震センター所蔵
4時17分地震直後松代町西方妻女山付近が仰角5°ぐらいまでかなり広い範囲(数km幅)に夕焼のごとき色を示し、 夕焼の中でももっとも複雑なすぐろい色に見えた。継続時間は35秒」
 この時は雲量10の曇天でにわか雪、北風1.2m、太陽は高度角-29°で方位は真東、月齢21.2の月は高度角35°で 方位角は南より東に20°であって、太陽・月・薄明の誤認ではない。なおその後しばらくして寒冷前線が通過している。 震源不明の地震は4時25分にあったが、空電はなかった。(安井,1968より)・・・

発光現象。(故栗林亨氏1966年9月26日03時25分奇妙山一帯撮影 自宅にて):松代地震センター所蔵
「3時25分自宅より東方愛宕山、尼飾山、奇妙山、立石、皆神山、ノロシ山一帯が96秒間白色蛍光灯のごとく山に沿って光った。 光帯の仰角は5~15°、光帯中心部は尼飾山南部より皆神山中心部で白色半光球状にも見え、 付近のちぎれ雲はかすみに帯赤色に着色しており、最輝時の40秒間は満月の明るさの3倍ぐらいだったと思う。 腕時計の秒針がはっきりと読めた。」・・・

 

その他、実際に大地震が対応して発生したかどうか?不詳ですが、主に、黄から赤色異常発光している写真があるようです。

引用:阿修羅地震保存館 09/02/2007

引用:Hatena::Diary  
SKY NOTE
http://d.hatena.ne.jp/skymouse/20120104/1325655163

血の様に赤い夕焼けや月や太陽

 

  • この東京から見た2011年7月8日夕焼けの2日後、7月10日三陸沖でM7.1の地震が起きました。
  • 2011年7月10日 9時57分 震源地:三陸沖 地震の規模:M7.1 震源の深さ:10km
  • http://tenki.jp/earthquake/detail-6928.html
  • この他にも、血のように赤い月が地震の前には見られるという。普通のオレンジっぽいやつじゃなくて真っ赤な奴。(不気味に赤い月)あと、関東大震災の時には「太陽が真っ赤だね」と言いあっていると、突然ぐらぐらときた という。どうやら、赤い太陽や夕日、月は要注意らしい。自分が確認できたのは赤い夕陽だけ。

 


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